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  2. 「だから!友チョコだって!」

    今日はバレンタイン。
    放課後デートをしながら、張り切って作ったチョコを渡す予定……だったのに、

    「ねぇ、朝日ってば!」

    あたしの一歩先を進む彼は、ご機嫌ナナメ。

    理由は中村くんにチョコをあげたから。

    でも、そんなの義理チョコ。
    それに……。


    「朝日だって、色んな女の子から貰ってたじゃん」

    なのに、朝日ばっかりそんな態度ずるい。

    あたしが唇を尖らせて呟くと、「ああ、そうだな」と、ケンカ腰な声。


    「ほら……」

    「でも、ひかりからしか意味ない」

    「え」


    聞こえてきた返事に、小さく口を開いた瞬間。

    突然朝日が振り返って……唇と唇が優しく重なった。

    そして、


    「これは、俺だけ」

    「っ……!!」


    目の前でフッと微笑まれ、あたしは耳まで赤くなる。


    さっきまで怒っていたくせに、ずるい。
    キミは時々、チョコレートよりも甘いから。

    きゅん

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