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  2. それは私と奈々だけの秘密の物語。



    「奈々ー、こんな夜中にどうしたの?」



    中学1年生の頃、夜中の10時過ぎ。学生寮に奈々が遊びに来た。




    「……眠れないんだけど」



    奈々は急いで校門に来たあたしを
    睨みつけて言う。






    「あーそっか、病院はもう消灯時間なんだっけ?」




    あたしは思い出したように
    いい、快活に笑った。




    「だったら悪ぃかよ。なぁ、恵美」


    奈々は校門に飛び乗って、
    私の腕を引っ張りその手にキスをした。


    「きゃっ!」



    「好きだから。黙って俺と付き合えよ」








    夜中に幽霊が出るって、よくある話。
    私の場合、その幽霊は未来の彼氏
    だったんです。

    きゅん

    22

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