ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 1件ヒットしました

  2. 「…ここでさっきのXを代入して」

    「…」

    「それからこっちの方程式と連立」

    「…」

    「最後に―っておい、日野。」

    「ふぇ?」

    「お前さっきから俺の説明聞いてる?なんかずっと視線感じるけど。」

    「ちょー聞いてるっ!

    今日も絶好調にかっこいい先生に見惚れてただけ!」

    「…聞いてないんだな。

    もう俺説明しないから、日野ひとりで解いてみろ。」

    「えっ!」


    恐る恐る目の前の数学の問題に手をつける。

    な、なんだこれ…。

    ぜんっぜんわかんない。ちゃんと説明聞いとくべきだった…!


    「~~っせんせい!解けな」


    どきっ!


    顔をあげたら先生はいたずらっ子みたいな笑顔で


    「お前、心の中の声もろ顔に出んのな。」


    そう言って私の髪をクシャっとした。


    「っ!!」


    あぁもう。
    そんな笑顔で優しく触れないでよ…。


    「好き、先生。」

    きゅん

    11

    果凛。さんをフォロー

    通報する

▲