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  2. 天気いいから外で遊んで、おれ、只今、生徒会室に軟禁中。

    校舎の壁よじ登ってスパイダーマンごっこした。

    説教くらって、反省文の刑です。


    「書き終わった!」


    生徒会副会長をやってる愛しい彼女に、おれは後ろからくっついた。

    彼女、反省文を見張るついでに仕事してて。


    「もうすぐ一段落するので、待っててください」


    「やだ」


    「な、何するんですか!?」


    「後ろからなでなで」


    「変なトコさわらないでっ」


    「頬ぷに」


    「先輩!」


    「腕ぷに」


    「肘鉄しますよ?」


    「かまって」


    彼女の細い首筋に顔を寄せる。

    彼女が手を伸ばして、おれの頭をぽんぽんした。


    「もう少しだから、おとなしくしててくださいね」


    おれ、何ていうか、犬?

    ま、いいけど。


    「おれ、愛されてるよな?」


    うん、って彼女がうなずいて。

    それだけでもう、すごい幸せになる。

    きゅん

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