ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 1件ヒットしました

  2. 「お、緒方くん…!」

    「ん?」

    「ん?じゃないよ!急にビックリさせないで!」

    放課後の校舎裏。私がいつものようにここにいる白猫の2号と戯れていたら、突然後ろから緒方くんに抱きしめられた。

    「急じゃねーよ。ハム子が2号ばっか構ってるから俺に気づかなかっただけだろ」

    どこか拗ね口調な緒方くんの吐息が、直に耳にかかってくすぐったい。

    「ひでーよな。俺のこと忘れて2号ばっかで。お前っていつもそう」

    「そ、そんなことないよ」

    「嘘つけ。こんなにお前に尽くしてる俺が可哀想だろ?たまにはお前からキスしてこいよ」

    甘えるように肩に頭を預けてくる緒方くんに、恥ずかしくて俯いた。
    すると緒方くんが、満足そうに笑う。

    「ひ、ひどい緒方くん。私が困ってるの見て楽しんでる…」

    「うん、だって嬉しい。ハム子が今俺のことだけ考えてくれてんのが」

    きゅん

    85

    *メル*さんをフォロー

    通報する

▲