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  2. 石灰まみれの真っ白けのまま、おれ、只今、生徒会室に軟禁中。

    反省文やる前に、白いの落としたかったんだけど。


    「ホワイトデーってことで、校庭に真っ白なハート描いてみた!」


    反省文の監視役は生徒会副会長ちゃん。

    ちなみに、おれの愛しい彼女です。

    ん、微妙に機嫌悪い?

    あっち向いてツン、って。


    「おれ、悪いことした?」


    「……全然、連絡つかなくて。

    ホワイトデーだから、イヤな想像して……」


    「おれが誰かと会ってると思った?」


    うなずいた拍子に、ポロッと涙。

    嘘だろ?

    すげーしっかり者なのに。


    「不安にさせてごめん!

    好きだよ、めっちゃ好き!」


    彼女はおれの肩にギュッとくっついた。

    泣いてる彼女がいじらしくて。

    なあ、たまにそうやって弱くなっていいよ。

    ハンカチ代わりの肩、ちゃんと貸せる。


    あ。

    だけど今、石灰まみれだったわ。

    ごめん。

    きゅん

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