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  2. 仕事帰り、普段は使わないコンビニに寄った。

    弁当を選んでレジへ足を向ける。


    「先生?」


    ハッとして、レジのバイトを見た。

    担任をしているクラスの女子だ。


    「その制服だと、雰囲気が変わるな。

    帰りは遅いのか?」


    「いえ、あと15分くらいです」


    生徒の家庭事情は把握している。

    家に帰っても、親御さんはまだ仕事中だろ?


    「家まで送ろうか。

    ついでに、弁当でもケーキでもおごるぞ」


    一瞬ポカンとしたおまえが、笑った。


    「ケーキなら、わがまま言っていいですか?

    クリスマスケーキを予約していただきたいんです。

    わたし、食べてみたくて」


    学校で見せるのとは少し違う印象の笑顔。

    かわいいな、と単純に思ってしまった。


    「貴重な高2のクリスマスの相手がおれでいいのか?」


    調子に乗ってみる。

    コンビニに流れるクリスマスソングのせいってことにしておこう。

    きゅん

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