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  2. ……ほんの一瞬、気を抜いた隙に。
    床に縫い付けられるように押さえ込まれた両腕と、目の前にある洸の整った顔。
    細いと思ってた腕だけど、どれだけあたしが力を入れて抵抗してもびくともしない。

    「アズ……黙って。口塞ぐよ?」

    今まで聞いたこともないような低い声で、耳元で囁かれぞくぞくする。
    長いまつげが色っぽくて、あたしはぶんぶんと首を縦に振った。

    「俺が男だってこと……誰かに言ったら、わかってるよね?」

    さっきまでいた美少女の面影なんてなくて、そこにいるのは1人の性悪な男子。
    なんだか甘いその声に、体が緊張する。


    ……あたしのルームメイトは、美少女ではなく美少年でした。

    きゅん

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