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  2. 「絢斗ぐぅぅん、卒業おめでどぉぉぉ」

    今日は大好きな絢斗くんの卒業式。
    来年から、この学校に絢斗くんがいないと考えると、涙が止まらない。
    なのに、絢斗くんは…

    「なーに、お前がそんなに泣いてんだよ」

    と、シレッとした表情であたしの涙を拭ってくれる。

    「さっさと、泣きやめ」

    「だってっ、…っ涙がどまらないんだ、もん…」

    「はぁ…、もうこれやるから」

    そう言って、頭をポンポンとする絢斗くん。

    そして、目の前に出されたそれを見てあたしは驚きのあまり、涙が引っ込んでしまった。

    「…第二ボタン! 絢斗くん、ありがとう!」

    あたしのために、とっといてくれたのかな…?

    あたしは嬉しくて、嬉しくてまじまじと見つめる。

    「ついでに、これも」

    「…へ? な…っ」

    言い終わる前に、柔らかい感触が唇に伝わった。

    きゅん

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