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  2. 体育のバスケ。待機中におしゃべりしてたせいで気づいてへんかったボール。
    頭に響く衝撃に勢いのまま倒れこむと、目の前に試合に出てたはずの彼氏の達郎。
    「これ以上ブスになったらヤバイぞ!」
    「なんやと⁈」
    さらに口にしようとした文句を飲みこむ。
    達郎があたしの膝裏に手を回し──お姫様抱っこなるものをしてきたから。
    「ギャー!降ろせー!」
    「大人しくしとけ!」
    周りの視線。ひやかし。1番気になるんは、
    「腕ぷるぷるしとるやん!」
    達郎が運ぶん大変そうなこと。
    あたしらの身長なんか大差ないんやから無理に決まってんのに。なんでこんなことされてるん……⁈

    「お前を他のヤツに触らせたくねぇんだよ!」

    こういうこと苦手なくせして、あたしを降ろそうとはしない達郎。
    似合わへん、ヘンテコなお姫様と王子様やけどな。あんたとやったら嬉しい。

    顔を真っ赤にした達郎の首に手を回して、あたしは大好きやでと笑った。

    きゅん

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