ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. ん〜♡

    お目当てのもの買えて良かった!

    けど…

    「寛人遅いな…。」

    なんか気に入った指輪があるとかで、外で待たされてるわけだけど…

    「おねぇさん♪1人なの?」

    「違いますよ〜!」

    「またまた〜」

    しつこいな…。

    「割のいいバイトがあるんだけどさ、してみない?」

    「私、バイトは禁止って親に言われてるので…」

    「見に来るだけでもいいからさ〜!」

    もう!!

    「っざけんな。」

    フワリと後ろから知ってる匂いに包まれる。


    「俺のだ。失せろ。」

    そう言うと、男は嵐のように去っていった。


    「寛人!」

    「ばーか。可愛いから連れてかれそうになんだよ。不細工になれ。」

    そう言って放課後デートのために綺麗にセットした髪をわしゃわしゃとかき乱される。

    「もぅ…。寛人の為に可愛くしたのに…。」

    「っ…お前は本当に…どんだけ可愛いんだの。」

    寛人は今日も私にベタ惚れです。

    きゅん

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  3. 今日こそ私は言う…。



    「や、よい…。」


    「瑞生、待った?」


    私は首をフルフルと横に振る。



    「で、でで…デート!!放課後デート…したい。」


    私がそう言うと、おかしそうにフッと笑った。


    「ずっとそれ言おうとしてた?」


    コクリと私は頷く。


    「あーー。可愛すぎ。」


    弥生は顔に手を当てて、嬉しそうに笑った。


    「してくれるの?」


    「するに決まってるだろ。」


    ギュッと正面から抱きしめてくる弥生。



    「ま、まだ人いるから!!」


    私は押し返そうとするが、ひっついて離れない。


    「はな…して?弥生…。」


    弥生を見上げると、カッと頬を染める。


    「放課後デート明日でい?」


    「な、なんで!?」


    「今日は家に誘いたい気分になったから。」



    そう言って私の腰に手を回した。


    「いい?」


    そんなの…。


    断れるわけないじゃん。

    きゅん

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