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  1. 13件ヒットしました

  2. 今日は琉弥と過ごす初めてのバレンタイン。

    私としては、毎年おなじみクッキー。
    だけど今年は、クマさんの形にして顔をつけた。・・・琉弥の分だけ。

    「はい、義理チョコ。」
    「えっ、おいっ!ぎ、り…?」

    と珍しく慌てる琉弥。
    内心くすくす笑う私。

    「はい、こっちは本命チョコ。」
    「っっっ…よかったーー」

    「食べていい?」
    「いいよ」

    とまずは義理チョコの方を食べる。
    「…うっま!!」
    (よかった…)

    「なぁエリ、本命の方、俺に食べさせてよ」

    「…は!?」
    いちいちいらんことを言い出す琉弥。

    「ほら、あーん」
    と口を開けて要求してくる。

    あぁー!もう!



    「うん、さっきのより全然美味い。」

    きゅん

    2

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  3. 「エリ、ゲームしよう」
    琉弥が急に言い始めた。
    「いいけど、どんな?」
    「見つめ合って、先に目をそらせた方が負け。」
    「負けたらどうなるの?」
    「罰ゲームで、勝った方の言うことをなんでも聞く。」
    「っ…!」
    「よーし、始め!」
    琉弥が勝手にスタートさせる。

    …ダメだ。
    フッと気を緩めると、私は目をそらせていた。
    「やったー俺の勝ち。」
    「…何させるの…?」
    「ちゅー。3箇所ね。1個目はおでこ、2個目はほっぺ、3個目は口。」
    「えー」
    私は全力拒否だ。
    すると琉弥は、
    「俺の事嫌いなのか…そっか…」
    って悲しんだフリしてくる。
    「もういいわかったやるよ!」
    …ちゅっ
    「はいおでこ!」
    「うんうん、次ほっぺね」
    …ちゅっ
    「最後はお口だよ、エリちゃん」
    …くそう、いつか仕返ししてやる。

    …ちゅっ
    …ちゅ?
    急に強引な琉弥からのキスに変わる。
    息が出来なくなって、離される。

    「…バカ。」

    きゅん

    4

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  4. 「わからんかったら呼んで」
    っていって先生は教卓の前に置いた椅子に座る。

    …うん、わからん。

    でもどうにか解かないとって思って、ありったけの知識で解く。

    「先生、解けました」

    先生は一瞬びっくりした顔をして、私の席へ来る。
    解答を見て、

    「うん、解法もあってる。解くの、早くなったな。」
    と言って、先生は私の頭に手を置く。

    1度だけ、撫でられた。

    私の顔は熱くなる。

    きゅん

    3

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  5. 放課後、幼馴染の柊と、帰り道にて。

    「俺な、好きな人いるんだ。」

    「そ、そうなんだ、どしたの?急だね」
    私、ナナは、内心もやもやする。

    「その子、多分今まで誰かと付き合ったことないし、ましてや手を繋ぐとかキスとかしたことないと思うんだ。」

    「う、うん」

    「ナナがさ、もし俺に急にそんなことされたら、どうする?」

    「ぇっ…?」
    (冗談でからかってるだけだよね…?)
    「ど、どうもしない!」

    「じゃぁ…実験してみるね」

    「……!?」
    どんどん柊の顔が近づいて…キス…された。

    「あれ、ナナ、顔が赤くなってるよ。どうもしないんじゃなかったの?」
    と不敵な笑み。

    「なんで、こんなこと…!」

    「ナナが好きだから。」
    「そろそろ、ただの幼馴染っていう関係、飽きた」

    きゅん

    11

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  6. それからと言うもの、先生はやたらと私に話しかけたり授業で当てたりする。

    どう言うつもりなんだろ、本気なのかな、そんなわけ…ないか。

    なんて自問自答しながら今も授業を聞いている。

    渡邊先生は数学担当。

    演習問題を解く時間になって、私は最近では恒例の、黒板に答えを書かされる。

    ノートに解いた答えを淡々と黒板に書いていたそのとき、背後に回った陰がある。
    先生で間違いないとは思うけど、なんで?

    と思っていたら、先生がなにやらノートの端に小さく書いたメモを見せてくる。
    こっそりと。

    慌ててチラッと読むと、、

    [この問題間違えたら、お仕置きな]

    …え!?

    すかさず先生の顔を見ると、なんだか嬉しそうな顔。

    そのまま書き写して席へ戻り、先生が黒板の答え合わせをする。

    …なるほど、先生のあの嬉しそうな笑みは私が間違えているのを知っていたからか。

    どうやら私はお仕置きされるらしい…。

    きゅん

    7

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  7. ある先生がやってきた。
    名前は渡邊光輝。女子からは爽やかイケメンと騒がれている、若い先生だ。

    平凡な私、夏原美結に、事件が起こった。


    いつも通り、1人で帰ろうとしていたある日、渡邊先生に呼び止められる。
    「あれ?いつも三原(エリの名字)と一緒だよな?帰りは違うんだ?」
    「はい、エリには彼氏いるので」
    と答えると、
    先生は、ふぅーん、と言っただけで別に興味はなさそうに作業に戻ろうとしたが、
    「夏原さんには彼氏はいないの?」
    と遠慮もなしに聞いてくる。
    私は
    「いないですよ、そんな経験もありません。」と投げやりに答える。

    すると、先生は、
    「そっかー…。––––––じゃぁ、」
    と言葉を切ったかと思ったその時、

    ドンッ

    目の前には先生でいっぱい。やっぱりイケメンかも、なんて思っている暇があった自分に驚く。

    「俺が、教えてやろうか?」

    きゅん

    7

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  8. 昼休み、琉弥に急に手を掴まれて連れてこられた屋上に着いた瞬間、

    琉弥に口を塞がれる。
    琉弥の唇で。

    「…んっ…!」

    「…琉弥っ!?」

    名前を呼ぶと、琉弥の腕の力が抜ける。
    そして黙り込む。

    「…琉弥…?」

    「俺、エリと竜一の事になると余裕ないんだよ。エリと竜一以外の男なら俺が勝つ気しかしねぇ。だけど竜一は、真面目で俺なんかより全然いいところあるし多分…エリの好きなタイプだから。
    だからエリと竜一がなんかあると、エリが竜一に取られそうで怖い。」

    「…!確かに昨日…竜一に抱きしめられたっ…。だけどっ、私が好きなのは竜一じゃないの、琉弥なの。好きと嫌いは選べない。」

    「…わかった。ごめんな、重い男で。明日、大会なんだ。俺絶対活躍するから、見に来てほしい」

    「うん!終わったらっ、…一緒にご飯食べに行こっ」

    「おぅ、約束なっ」

    きゅん

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  9. 珍しく今日は琉弥と一緒ではなく、1人で帰っていた。
    バス停に着くと、

    「あっ」

    竜一の姿が。

    「エリ、珍しいね、琉弥は?」
    「今日はサッカー部延長練習らしくて、先帰っとけーって。」
    「そうなんだ、サッカー部大変だね」

    き、、気まずい。1ヶ月前とはいえ竜一に告白されたあとだからなんて話していいかもわからない。

    それからお互い無言でバスに乗って、私が降りるバス停に着いた。
    竜一は確か次の次のバス停だったはずだが、、
    私について降りた。

    「竜一、次の次じゃなかったっけ…?」
    「いいの。」

    また沈黙のまま歩き出す。

    しばらく歩いて、小さな公園の前に来た。
    そして…

    「…っ!」

    後ろからギュッとされる。
    「りゅ、竜一…っ!?」
    「ごめん、もうちょっとこのまま…」
    竜一の身体は熱くて、冬の寒さには暖かさがよく伝わる。
    でも、違う、琉弥とは。

    「やっぱり…、俺じゃダメか?」

    きゅん

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  10. 「ほんっと、屋上好きだねぇ」

    「っせぇっ…俺の貴重なお昼寝タイム邪魔すんな」

    「って授業中だってずっと寝てるじゃん」

    「…」

    琉弥の寝顔がかっこよくて、可愛くて、ついつい顔を近づけてしまう。
    …このままキスしたら、どんな反応するかな…。

    さらにどんどん近づけていたその瞬間、グイッと頭を引き寄せられる。
    「ひゃっ!」
    「なんて声出してんだよ。」
    寝起きのような低い声。
    顔が、近い…。

    「やーっとエリからキスする気になった?」

    「な、なってないっ!!」

    琉弥は手の位置を変えて、、
    「きゃァっ!!」
    今度は体を密着させるように、寝ている琉弥の隣に寝転がされ、抱きしめられている状態。
    体全体熱いし、なにより呼吸がうまくいかない。

    「エリからチューしてくれたら離したげる」

    んん~!恥ずかしい、けどっ!
    「チュッ」
    そっと触れるだけのキスをすると、

    「ん、美味しかった」

    だって

    きゅん

    8

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  11. 「ねぇ琉弥!なに!?」
    校舎裏まで連れてこられて、私は手を振りほどく。

    「…っ」
    琉弥は無言で頭を掻きながら、
    「お前、ホントに自覚ねぇの?」

    、、、へ?

    な、なんの話?

    予想外の質問に驚いていると、
    「お前さ、昨日の放課後、竜一に告られただろ。そんであいつ、今日ずっとエリのこと見てた。お前、自分のこと否定してるけど、エリが思ってるよりエリは可愛いし、魅力的だし…っ!」

    そんなこと初めて言われた。
    …素直に嬉しい。

    「だから自信もっていい。んで自覚を持て。」

    「…え、でも私、竜ちゃん断ったしっ…!」

    「っ…そーゆー問題じゃねーんだよっ…!」
    と言いながら、気づきた時には壁ドンをされていた。琉弥の顔が私の目に広がる。

    「お前はンなつもりなくても、あいつには気があるんだよ。」


    「お前には、俺しか見せねえ。」

    きゅん

    3

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  12. 初デート中、映画館の中で
    私は映画の内容が全く入ってこない。
    そんなの当たり前。隣に琉弥がいるから。

    私が顔を少しだけ琉弥の肩にもたれかからせる。

    すると、琉弥も答えるように少し顔を近づける。

    …うわ。近い。

    ただそれだけなのにドキドキ。



    「…エリ、眠いから手、繋いでてい?」
    琉弥が耳元でゾワッとさせる低い声で言ってくる。
    (わわわ、待って。手繋ぐのも初めてなのに…!)

    そして琉弥は強引に私の手を引っ張って繋ぐ。

    普通に繋いだかと思えば、慣れた手つきでパッと恋人繋ぎに変える。

    あたたかさが…余計に伝わってくるよ…熱いよ…


    一番の山場のシーンになって、私が効果音にびっくりして手を握ってしまうと、琉弥もまたそれに答えて、

    ギュッと握り返してくる。

    …うぅダメだ。


    映画代もう1000円払ってもいいや。

    きゅん

    7

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  13. 「なーにやってんのっ」

    「ンぁ?見ての通り昼寝だけど」

    「いつまで寝るつもり?もうすぐ予鈴なるよ」

    「っせーな。6時間目は出るよ」

    「ったく…」
    と私が屋上の扉に向かおうと立ち上がると、

    …ひゃぁっ!
    琉弥に腕を掴まれて、隣に倒される。

    「エリもここで一緒に寝る?」

    そんな言葉より何より体が熱い。

    「絶対っ、やだっ…!」
    腕を振りほどこうともがく。
    でもサッカーしてる彼とは力量が程遠くて、諦める。

    「離して。」
    私が睨むと、琉弥はニヤッと笑って

    「エリからキスしてくれたら離したげる。」
    なんて不敵な笑み。
    「絶っっっ対やだ!」
    と足をじたばたさせると、
    「わかったわかった、じゃぁ…」

    と琉弥はそっと私に触れるだけのキスをした。

    …もぅっ!

    きゅん

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  14. 「明日、試合があんだけど」

    「そうなんだっ!頑張っ…」

    「見に来てほしい」

    「へっ」

    「エリに。」
    「すっごいベタだけど、シュート決めるから、決まったら、付き合ってほしい。」

    「あっえっと…」

    「考えてて。俺、絶対決める自信あるから。」

    と琉弥(りゅうや)はニッと笑う。


    …もう答えは決まってるけどね!

    きゅん

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