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  1. 13件ヒットしました

  2. 私には好きな人がいる。

    でも、絶対恋人にはなれない。

    好きな人に彼女はいない。

    でも、…私の好きな人は先生なの。

    どうしたって結ばれることはない。

    先生と出会えてよかった、そう思ってる。

    でも…教師と生徒ではなく、恋することができる、関係がよかった。


    あ、先生だ。

    「お、渡辺。おはよう」
    「お、おはようございます!」

    周りの友達はみんな、私が先生のことが好きだって知ってる。
    みんなは、“先生は優しいけどねぇ。好きとかはないなぁ”って言うの。

    「あれ、足どうしたの?」

    目ざとく、私の膝のサポーターに気づく先生。

    「部活でちょっと…」

    嬉しいなぁ。細かいところまで、気づいてくれる先生。

    「気をつけてね?」
    「ハイ!!」

    先生、優しすぎます。
    やっぱり、好きです。大好きです。

    きゅん

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  3. 私は、川崎瑠奈。生徒会の書記をしています!でも、はっきり言って私はダメ人間。何をやっても失敗ばかり。
    そんなある日、

    「川崎、今日中にこの資料まとめておいてくれるか?」
    「は、ハイ!」

    生徒会の人に、渡された資料。これ、今日中に終わるかな…?言われたことでさえ出来ないだけでなく、作業がトロいからなぁ。

    「…はぁ」

    案の定まだ終わってない私。部屋には私一人。と、その時

    ➖ガラッ

    「川崎?」
    「あっ…会長」

    会長が部屋に入ってきた。

    「まだいたのか…」
    「す、スミマセン」

    …呆れられたかな?

    「どれ…どんなけ終わったんだ?」

    そう言って私の手元を覗き込む。

    「川崎…」
    「すみませっ…」
    「進んでんじゃん。頑張ったな。ここからは俺も手伝ってやるよ」

    そう言って頭をポンポンと撫でてくれた会長。

    「大丈夫。川崎が頑張ってることは俺が一番よく知ってるから」

    きゅん

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  4. 「藍!帰ろー」
    「う、うん」

    私には楓という、幼なじみでもある彼氏がいる。

    楓とは生まれた時からの付き合いで、かれこれ17年一緒にいる。高校も一緒。家がお隣さんということもあり、親同士の交流もある。

    「ん?」
    「…どうしたの?」

    ジロジロと私の顔を見てくる楓。
    な、何…?

    「…んー、顔赤くね?」
    「っ…」

    そう言って、私のおでこに触れる楓。

    「んー…」

    微妙だったのか、

    「っ⁉︎ちょっ…」

    顔を近づけてくる楓。キスされるっ!!!?
    身構えたがキスはされず、楓は私のおでこに楓のおでこを合わせただけ。

    「っ!!!?」

    び、びっくりしたー…。人目につく場所でキスされると思った。
    そんな私の気持ちがわかったのか、おでこをくっつけていただけのを、唇を突き出してきた楓。
    チュッとリップ音が響く。

    「ん…///」
    「ハハッ、かわい。顔真っ赤だよ?」

    そう言って私に微笑む。

    きゅん

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  5. 私には好きな人がいる。
    その人は、絶対振り向いてくれない。ずっと、そう思ってた。

    ある日の放課後。

    「先生、わからないところがあるので教えてください」

    大好きな先生の元へ質問しに行った。

    「あぁ、どこだ?」
    「ここです。…ここまではわかったんですけど」
    「あぁー、ここか。ここは難しいからなぁ」

    そう言って、私に丁寧に教えてくださる先生。
    先生、好きです。
    相談に乗ってくださるところとか、質問に行ったときにわかるまで教えてくださるところとか…。
    でも先生は私のこと、たくさんいる生徒の中の1人に過ぎませんよね?
    どうすれば、1人の女として見てくれますか?

    「…?どうかしたか?具合悪い?」

    ん?と言って私のおでこに手を当て、熱を計る先生。そんな先生に驚く私。ヤバイ、ドキドキする…。

    「…顔、赤いぞ?」

    そんな私を見て、先生も照れた。

    「っ…」

    先生、期待してもいいですか?

    きゅん

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  6. 進級して新しいクラスになった。クラスメイトの中には意地悪な幼なじみがいる。
    ➖コツン
    授業中、隣の席からぐしゃぐしゃに丸められた紙が頭に当てられた。隣を見れば、ニヤニヤして笑ってる幼なじみ。
    “なによ…”
    授業中なんですけど…。
    ジェスチャーで紙を広げろ、と言ってくる彼。広げてみると…
    “今年は同じクラスだなー。幼稚園から一緒だけど、同じクラスになったの初めてじゃね?”と書かれていた。…なにが言いたいの?訝しげな表情を彼に送る。するとまた紙を投げつけられた。今度は何⁉︎えーと、“お前さー、俺と同じクラスになれて嬉しい?”ってさ。
    「っ⁉︎」
    何が言いたいの?私をからかってるの?いつもみたいに…。私をからかって面白い?私は少し辛いよ…。
    するとまたまた紙を投げつけられた。“俺は嬉しいよ。だって、やっと大好きなお前と同じクラスになれたんだもん”って。
    顔が赤くなっていくのがわかる。嬉しい。

    きゅん

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  7. 今日は女の子がそわそわしているバレンタインデー!もちろん私もその一人。私がバレンタインを渡す相手は先輩。入学式の時、遅刻しそうで校門で転んだところを助けてくれた。
    その時からついついその先輩を目で追っちゃって…。
    先輩はいつも一人でいる。去年のバレンタインは女の子からのチョコは一切受け取っていなかった。
    だから…少し不安。先輩…、受け取ってくれるかな?

    「あ、あの…先輩!」
    「……なに?」
    あぁ〜どうしよ…。先輩、すごい訝しげな表情してるよっ。
    「え、えっと…」
    …渡すのやめとこうかな?
    「…去年の入学式の時校門で転んだ子?」
    「えっ…。は、ハイ!」
    覚えててくれたの?
    「あの時の子か」
    「あ、あの…。よろしければ…これ、受け取ってください!」
    「もしかしてチョコ?ありがと」
    ……
    「え?」
    なんで受け取ってもらえたの?
    「俺、本命の子からしかもらう気なかったから。ありがとな」

    きゅん

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  8. いつも通り保健室に来て、いつも通り何事もなく時間が過ぎるのかと思ってた。さっきまでは…。

    「瑠奈、お前身体よえーんだからちゃんとメシ食えよ?」

    「う、うん」

    よかった。私がここに来ているホントの理由、バレてないみたい。

    「……瑠奈、俺に隠し事してる?」

    「えっ⁉︎ど、どうして?」

    なんでそんなこと聞くの?

    「…俺実は、瑠奈に隠し事してんだよねー」

    「えっ…」

    ゆーくんが私に隠し事…?

    ただでさえ、幼馴染といえど歳が離れているのに…。隠し事なんかされたらゆーくんの気持ち全然わかんないよ……。

    「俺の隠し事教えてほしかったら、瑠奈が先に言って」

    「……」

    呆れないかな?
    私のこと嫌いにならないかな?

    「瑠奈…?言って?」

    「わ、私…。ゆーくんのことが好きっ」

    「良くできました!」

    そう言って頭を撫でてくれるゆーくん。

    「えっ⁉︎」

    「俺も好きだよ!」

    きゅん

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  9. ➖ガラッ

    昼休みになるといつも行く場所がある。

    「失礼します……」

    そこは保健室。

    「あぁ瑠奈か。また体調悪いのか?」

    「うん……」

    保健医は私の幼馴染で、ゆーくん、こそ結弦くん。

    「良くなるまでちゃんと休んでいけよ?お前、昔っから身体よえーし」

    優しいゆーくん。

    「うん、ありがと…」

    でも、そんなゆーくんに私は1つ嘘をついている。

    それはね、ゆーくんが好きだから保健室に通っているってこと。

    ゆーくんはイケメンで先生からも生徒からもモテる。それが嫌だ。ゆーくんを1番近くでずっと見てきたのは私だけ。誰にも取れられたくないの。

    「瑠奈……」

    「ん?な、何……?」

    体調悪いの嘘だってバレた?

    「いつも思うけど、きしゃな体だなぁ…。お前、ちゃんとメシ食ってんのか?」

    そう言って私の身体をジロジロ見てくる。

    「えっ?う、うん」

    びっくりしたー。

    きゅん

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  10. 高校になって初めての運動部マネージャー。もう一年半が経った。

    中学までは文化部だったから、少し緊張した。

    運動部のマネージャーだから、することが多くて大変だけど、やりがいがあると思ってる。

    いつも通り部活終了後の片付けを行なっていたら、

    「あっ紅蘭センパイ!
    それ、僕が運びますよ」

    そう言って走ってきてくれたのは、可愛い系の後輩の琉偉(るい)くんだった。

    「ええっ⁉︎大丈夫だよ?私は。それよりも、琉偉くん部活やって疲れているでしょ?」

    「僕は全然!大丈夫ですよ?
    ハイ、僕が持ちますねー」

    笑顔で答える琉偉くん。

    「えっ⁉︎ちょっ……」

    強引に私の手からモノを奪い取った琉偉くん。

    「紅蘭センパイ、いつも誰もわからないところで頑張ってくれているから、こういう重いものを持つときは僕を頼ってくださいね?」

    きゅん

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  11. 2人っきりの静かな教室。

    「美羽…」

    私の名前を呼びながら私の身体を壁に押し付ける彼。

    「海斗……?」
    「美羽…好きだ。大好き」
    「ふふっ、知ってる。
    私も好きだよ、海斗」

    2人っきりの夕日が差し込んでいる教室。
    なんだか、いけない事をしているみたい。

    私たち、いつまでも変わらないよね?

    きゅん

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  12. 放課後、教室の隅で壁ドンをされた。

    ➖ドン

    「海斗…?」
    「美羽…好きだ。大好き」
    「ん、知ってる。私も…好き…」

    2人っきりの夕日が差してる教室。

    なんか、いけないことしてる気分でドキドキする。

    私たち、いつまでも変わらないよね…?

    きゅん

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  13. 数日前、後輩の海斗くんから告白された。
    可愛い後輩で、私のことを慕ってくれている。

    今日、告白の返事をするつもりだ。


    「センパイ…、
    この間の返事ですか?」
    「う、うん。私、海斗くんが好き」
    「っ⁉︎ホントですか?今なら嘘にできますよ?」
    「えっ……」

    なんで?

    「だって俺、一度ハマったらめちゃくちゃしつこいですから!一生逃がしませんよ?」
    「う、うん!」

    初めて、海斗くんのちょっぴり意地悪な顔を見た気がする。
    でも、そんな表情にもキュンってしちゃう私。

    きゅん

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  14. 「お前のことが好きだ」

    突然告白してきた彼。
    いじわるでモテる幼馴染。

    「う、嘘だぁ」

    この告白は、いつも通り私をからかってるに違いない。

    「嘘だったら、この胸のドキドキは作れないよ」

    そう言って彼は私の手を彼のむねに押し付けた。

    「っ……」

    すごくドキドキしてる。
    どうしよう、嬉しい。

    きゅん

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