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  1. 7件ヒットしました

  2. 「龍ー、帰ろー」
    「おー、ちょっと待っといて」

    あたしは片手をあげて返事をした
    後ろから誰かが頭をぽんっと叩いた
    同じクラスの康平が何故かむすっとして立っている

    「お前ほんと龍にベッタリな。そんなんじゃ彼氏なんて出来ねーぞ」

    「っさいな。いいの、幼馴染だもん。龍と居れればそれで満足ですーっ」

    「へー。でもあいつ格好いいじゃん?彼女できたらお前寂しーんじゃねーの」



    「まぁその時はワシが嫁に貰ってやろう(笑」

    「もーっ。康平のとこなんか行かないよーだ(笑」

    二人で話していると龍が後から抱きついてきた

    「ならば我を倒してからゆけ!あ、こいつ連れてくから。またね、康平くん」

    頭の上で聞こえるいつもの声が嬉しい

    「そう言えば」

    歩き出してすぐ龍は康平を振り返ってニカッと笑った


    「康平くんさぁ、間違えてるよ。こいつが俺にベッタリなんじゃなくて、俺がこいつと居たいんだよ」

    きゅん

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  3. いつも一緒に勉強した教室も今は一人きり。静まり返った教室で私はぼーっと外を見ていた

    あれから2ヶ月

    いつも通り、送ってもらう途中、悠が話を切り出したのは突然だった

    ゛俺、名古屋に引っ越す事になったんだ゛

    ゛そっかぁ。そんな寂しそうな顔しないでよ。元気で頑張って!゛

    本当はすごく寂しかった

    ただ、ずっと隠してきた気持ちを伝える勇気もなくて

    咄嗟に出たのは、悠にとって゛幼馴染゛で゛親友゛のサバサバした元気な私


    思い出してたら勝手にポロポロ涙が出た

    ガラガラ…

    誰かが入ってきたけど突っ伏して顔を隠した。こんなぐしゃぐしゃな顔、誰にもみられたくない

    いきなりクシャッと髪を撫でられて前を見ると新しい制服を着た悠が居た

    「なんで…?」

    「お前が寂しがってるんじゃないかって思って。お前、甘えたがりのくせに甘えベタだから、俺がいっぱい甘やかしてやらないと。な、もう泣くなって」

    きゅん

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  4. 帰宅部の私は一緒に帰る友達を教室で待つ

    最近は…先生がいつも一緒に残る

    「せんせー、職員室でやったら?」

    「ここ静かでいいだろ。お前も一人じゃ騒がないだろうし。」

    私以外の生徒はさっさと帰っちゃうせいで私と先生は二人きり。

    やる気なさげなくせに、他の先生は気づかなかった私の頑張ってるとことか気づいたりして。

    先生は私の憧れ。

    ピローン♪

    画面には友達から部活終了の連絡。

    「じゃあせんせー、ばいばーい」

    「おー。また明日なー。」

    挨拶をして歩き出すと…後ろから急に抱きしめられた

    「先生…?」

    「お前…毎日どんな顔して俺にさよなら言ってるかわかってる?」

    耳元に息がかかっていきなり体が熱くなる。
    もじもじと抵抗するとさらにきつく抱きしめられて…

    「お前…温かいな。…『 恥ずかしいから離して欲しい』…?そんな可愛いこと言われたらもう一生離せないんだけど」

    きゅん

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  5. 「俺は教師でお前は生徒だ。お前の気持ちに気づいたらもう一緒にはいてやれない」
    先生の言葉が昨日からずっとこだましていた。
    こんな日が来る事はわかってた、気持ちを伝えたら一緒にいられない事もわかってた。
    それでも言わずにはいられなかった。
    「先生は…あたしを女の子として見てくれた事は無かったですか…?」
    輝くイルミネーションの前で言葉がこぼれる。もう終わった恋なのに、諦めなきゃいけない恋なのに。あたしはやっぱり先生の事が大好きで。
    大きくなってく気持ちに押し潰されそうになる。
    涙で歪んだツリーを眺めていると
    「ごめん…本当にごめん」
    大好きな声が聞こえて顔を上げると
    息を切らした先生がいた
    「どうして…?」
    「ごめん、あんな酷い事言ったのに…。昨日のお前の顔が頭から離れなくて。…ここでもう1度、お前に出会わせてくれないか。」
    先生…ツリーの前で出会った二人は幸せになれるって知っていますか…?

    きゅん

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  6. ドンっ…いきなり目の前がくるっと回って、快斗がが覆いかぶさってるのがわかる。。

    「ちょっ…何して…!」

    「何って…好きな人を眺めてるんだよ。
    ―――ねぇ、もっとよく見せて?」

    そう言って海斗はあたしを優しく見つめたまま、頬を撫でる

    「待っ…!!」

    制止に構わず海斗の優しい手が首を撫でて、それからゆっくりとブラウスのボタンを外していく

    海斗の目には真っ赤な顔で涙を浮かべるあたしが映っていて。

    恥ずかしくって、海斗の手を使んでストップさせる。

    「待って…!ここ保健室だよ?誰か来たらどうするの」

    「待ってって…そんな物欲しそうな顔してよく言うよな。お前…俺煽るの上手過ぎだろ。」

    海斗の目が急に熱を帯びて頬に、首に、少しはだけた胸元に優しいキスが落とされる

    何にも考えられなくて…無意識にカイトの首に手を回す
    「今のお前、ちょー可愛い」
    耳元での囁かれ、全てを彼に預けた…

    きゅん

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  7. 「―――本日積雪の模様。お昼頃より警戒が必要となるでしょう。」

    え…――。嫌だよ!だって今日は…

    水曜日は大好きな先生とお弁当を食べる日なのに!


    水曜日は先生が会議ということにしていつも一緒にお弁当を食べている。

    まぁこれから何回だって水曜日は来るし、今日はお弁当届けて大人しく退出しよう。

    そう思ってドアを開けると――、

    「来たな。よし、行こうか」

    「え、でも雪が降るって…」

    「そうだな、お前と雪を見れるなんて思ってもなかったよ。それに…一緒に食べるために頑張って作ったんだろ?」

    …先生は私を喜ばせる達人だ。

    先生が向かってから時間差で校舎裏へ向かう。

    こーゆうのってどきどきするなぁ…

    うわぁー!もう積もってる!ミニ雪だるま、作って先生のとこに持ってこうかな。

    「先生ー!じゃーん!」


    「…雪だるまか?可愛いが…お前の手を霜焼けにした犯人だろ。有罪だな。」

    きゅん

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  8. 「手、貸して。
    杏里が転びそうだからだよ、早くして。」

    ぶっきらぼうな物言いだけど亮ちゃんが本当は優しい事も知ってる。…私はこんな亮ちゃんが好きだ。

    「つなぐの、繋がないの」

    「/////」

    「…よし。行くよ」


    そう言って亮ちゃんはいつもとは違う道に向かって私を引っ張っていく。

    「どこ行くの??」

    「どこだっていいだろ。…あんたが喜ぶとこだよ。」

    暫くしてわたしたちは真っ黄色に染まったイチョウ並木へ到着した。


    「俺…景色が綺麗とか思ったことなかったけど
    杏里がいるとキラキラして見える。

    この景色を見ながら伝えたかった。

    …俺杏里が好きだ」


    「――――――っっ!!!!!」

    嬉しくて驚きすぎてポロほ泣き出す私。

    「なんだよ、泣くほど嫌なのか?」

    それを見て幸せそうに笑う亮ちゃん

    「…あたしも…亮ちゃんの彼女になりたい…」

    ――今あたし最高に主役っぽい

    きゅん

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