ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「えっ!あんたなんで、」

    「しーーーっ!!
    ちょっ、こっち」


    そう言って、私を校舎裏へと引っ張ったのは
    他校で一学年上の従兄弟。


    「何しに来たの?」

    「んっ?
    会いたいって思ってるだろうな〜
    って思って来た」

    「別に思ってないけど」

    「まったまた〜強がっちゃって♡」

    「いや、本当に」
    むしろ、迷惑。


    「…まっ、いいや。


    俺は会いたかったから」


    頭を掴まれて、
    至近距離で見下ろされる。


    「こんなとこ、先生に見られたら
    私が怒られるんだから…」

    「いいじゃん別に」

    "チュッ"と触れるだけのキスは
    どんどん深くなる。


    「本当は、
    こういうの期待してたんでしょ?」


    「そんなわけ、んっ…」

    名残惜しく離れた唇。
    荒くなった息を整えながら、
    彼を見る。

    「お前ずれぇーよ。
    すんげー気持ちよさそうな顔するんだもん。
    悔しいけど、ゾッコンだわ」

    きゅん

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  3. 「せ〜んぱい!」



    そう言って、
    ニカッと無邪気な笑顔を浮かべて
    私の隣に腰を下ろした彼。



    「手伝います。
    本の仕分けって大変ですから」


    "えーと、"なんて
    慣れた手つきで本を棚に入れていく…


    「あ、ありがとうございます…」


    「敬語なんてやめてくださいよ〜」


    彼は、中学校のとき話題になった、
    1個下の学年のイケメンだった。

    私との接点といえば、
    図書室によくくる彼と
    図書委員としてちょっと話すぐらい。



    「実は僕、先輩のことずっと好きでした。」



    「うそ…」


    「本当です!
    先輩がいるから、毎日図書室行ったし、
    先輩が来ると思ったから、
    こうして本屋でバイトしてるんです」


    突然の告白に、固まる私。


    「あ〜今は!
    ただの後輩でいいです。


    必ず好きにさせますから。
    俺のこと。」


    男らしい表情でそう言う彼に、
    胸が高鳴った。

    きゅん

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