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  1. 15件ヒットしました

  2. 分かってる。

    雪と一緒に消える私を

    貴方は忘れてしまうことを。


    新しい雪が降ったら

    綺麗だねって言葉もその笑顔も

    私じゃない人に向くのだということも。


    私が消えたら──

    この世界はずっと進むだろう。

    貴方の世界も続いていくだろう。

    私の時間だけがそのままで

    貴方の時間をも止めるわけには

    いかないから。

    全部、分かってるはずなのに。


    手に落ちる雪は冷たくて

    それでも光で溶け消えて、

    儚いから。

    溶けるまででいい、消えるまででいいから

    少しだけ貴方の手で見つめていてほしい。



    未来なんてもうないけれど

    明日を描くことはできるから。

    いつまでも『明日』に

    貴方がいてほしいんだよ。




    神様、お願いがあります。

    貴方の明日がどうか私でありますように。

    きゅん

    6

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  3. 「君、ちょっと手伝って」
    「え?」
    いや無理です、という前に
    決して優等生タイプではない
    この男の先輩に手を捕まれ連れ出される。
    いや、学校内見学中なんだけど!?
    パニックに陥ったままの私をよそに
    涼しい顔でずんずんと前に進むこの人。
    「はい、そこに座って」
    「え」
    「はい、座る!」
    両肩を押されて椅子に座る。
    一体何が?
    「そのまま、じっとしてて」
    急に真剣な顔になると
    今までの空気感が変わった。
    何者か分からない大学生は
    スケッチブックと鉛筆を取り出し
    何かを描き始めている。
    「じゃーん!」
    裏返したスケッチブックに
    思わず目を見張る。
    「す、すごい」
    そこには私が描かれていた。
    こんなに素晴らしいものに、
    今まで出逢ったことがなかった。
    「でしょ?」
    自慢げに見せる先輩の顔はとても綺麗。
    「題は、君に一目惚れ」
    ──ドクン
    遠くで鳴る吹奏楽の打楽器の音は
    まるで私の鼓動みたいだった。

    きゅん

    7

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  4. 綺麗な青空、綺麗な校舎、
    そして綺麗な
    「グラウンド!」
    ──ゴスッ
    「痛っ」
    何やら硬いものが頭に当たったらしい。
    「ごめーん!大丈夫かー?」
    グラウンドにいる大学生から
    そう叫ばれた。
    ユニフォーム姿の彼は
    どうやらサッカーをしていたらしい。
    サッカーということはさっきのボールは
    サッカーボール!
    私はボールまで走り、こう叫ぶ。
    「そこまで蹴りますよー!」
    するとその人は目を丸くした。
    「え、いや、俺取りに行くよ?」
    「大丈夫です、
    ボールちゃんと取ってください」
    大丈夫、私は幼い頃から
    サッカーをしてきたのだから。
    この大学のグラウンドに
    期待を込めていたのもそのせいだ。
    ボンッ
    爽快な音とともに跳ね上がったボールは
    その大学生へと届く。
    「君すげーよ!ありがとなっ」
    その笑った先輩のボールは
    私の心にシュートした。
    今度は私の
    ボールを受け止めてもらうために、
    私は駆け抜けていく。

    きゅん

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  5. 「え...」
    この壮大な本のオンパレードに
    思わず息を呑む。
    オープンキャンパスに訪れている私は
    本が大好きだ。
    クルクルと本棚の間を歩く。
    嬉しくて顔がニヤけ...
    「──え、何」
    まさかこのニヤけ顔を
    見たとでも言うのか。
    「ごめんなさい?」
    「なんで謝んだよ、あ、迷子か?」
    マイゴ?周りにはまだ人が...
    いない!あれ?
    キョロキョロの周りを見渡しても
    案内してくれていた人も
    私と同じような高校生も
    「いない...」
    迷子。その通りでございます。
    「ってかさっきの何、あの顔」
    「やはり見られていましたか」
    反射的に口が開く。
    きっとここの大学生なのだろうが
    何だか親しみやすい。
    「本、好きなの?」
    「はい!愛してます」
    「俺も愛してる」
    え。愛してるコールに顔が赤面する。
    自分ではない本のことなのに。
    「だからおいでね、ここに」
    「はい!」
    この一瞬で恋に落ちた。
    私は君が好きです。

    きゅん

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  6. 私は先輩に恋をしている

    きっと叶わないだろう恋

    「先輩〜おはようございますぅ〜」

    なーんて他の後輩は言ってる
    そりゃ可愛い子も沢山いるわけで

    私がどんなに思っても私の存在すら
    先輩はきっと気付かないだろうけど

    行動になんて私には表せるわけもなく

    ただ思ってる

    思うだけじゃ変わらないはずだけど
    思わずにはいられなくて

    だから
    これからもずっと思い続けます

    気付かれなくても思い続けます

    そしたら何か変わりますか?
    先輩は気付いてくれますか?

    行動したら何か変わりますか?
    先輩はどう答えてくれるんですか?

    視界がクリアになり先輩が見える


    「先輩!ハンカチ落とされましたよ」

    ハンカチが落ちている事に気付いた私は先輩に声をかける

    「あ、サンキュ」

    それだけの言葉で心がドキッとした

    たとえ叶わないとしても
    私は思い続ける

    きっと多分

    いつまでも先輩が

    好きだ!

    きゅん

    3

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  7. 「苦しんでる人を見るのが嫌なんだ」

    君が口にしたのがあまりにも重すぎて
    私にはまだ早すぎた

    君の母親が病気で目の前で苦しんでるのに何も出来なくて亡くなってしまった事

    まだ母親も亡くしてない私にとって
    それは想像出来ない事でさ

    でも次の君の言葉で私は決めたよ

    「だからお前が苦しんでたらそばにいても何もできないと思う」

    自信がないんだ、そう後から付け加えた

    君って...

    「君ってさ」

    ん?と顔を上げた君

    「馬鹿だよね、ほんと馬鹿」

    そう言うと驚いたように見てきた君
    なんて間抜けな顔

    「そんなの君がいなかったら私は苦しむし、そばにいてくれるならそれだけでいいんだよ、ほら私君がいなかったら苦しんで傷ついてさもうボロボロだよ」

    ?を浮かべた君

    「だからどんな事があっても
    君と一緒がいいの!」

    何かうまく言えないけど
    取り敢えず君と一緒にいたいんだ

    ただ

    ただそれだけ

    きゅん

    4

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  8. 君は充分可愛いよ

    それが分からないやつなんて
    ほっとけばいいのに

    君の可愛さを知ってる
    僕だけを見てくれたらいいのに

    「可愛くなりたい!でなきゃ振り向いてもらえないー」

    君がそう言うといつも僕は胸が痛むよ

    君が君の好きな人の事で
    苦しんでいるのが嫌いなんだ

    苦しまずに笑ってくれたら
    僕はもう何も望まないのに

    「ね、もう君のせいで振り向いてしまった人はどうすればいいのかな?」

    僕は自分の気持ちを君に伝えたい
    でも

    「あの人じゃないと意味が無いの!」

    そう
    君は君の好きな人にしか興味がないんだ
    君の好きな人にしか振り向いて欲しくないんだ

    僕の事なんて
    眼中にないんだ

    「そう、だよね」

    僕の事を少しでも見てくれないことが
    分かってる

    分かってるから
    この気持ちを君に伝える事が出来ないんだ

    こんな気持ち苦しいよ

    君のせいだよ...

    責任とってよ

    きゅん

    2

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  9. “伝えたい事、全部を歌に込める”


    そうすればさ

    どんなに息が詰まって言葉に出来なくても

    どんなに恥ずかしくて言葉に出来なくても

    どんなに切なくなって言葉に出来なくても


    「歌ならさ、ちゃんと言葉に出来るじゃん?」

    だからさ
    私は歌うんだよ

    これが私の歌う理由

    君のために歌う

    “好き”
    それだけを君に伝えるために

    「やっぱり、好きって入れた方がいいよね?」

    当たり前じゃん、幼馴染の声が返ってくる

    君には私じゃない別の好きな人がいるけど

    でも

    私は君が好きだから

    やっぱり伝えたいんだ

    直接言葉に出来なくても

    メロディーにのせた

    “歌”なら

    言葉にできるよ

    気持ちものせるからさ

    伝えたい事全部

    ぜーんぶ!

    のせるからさ

    「1、2、3、4!」

    ♪♪〜♪

    音符にのせて

    ──響き渡れ!!この思い全部を──!

    きゅん

    1

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  10. 本当は君が好きだ

    分かってる だけど

    俺には人を好きになる資格なんてもの
    とっくに失ってるんだ

    三年前に俺の一番大切な人を
    死なせてしまったから

    一番死なせたくなかった人を
    死なせてしまったから

    俺がもっとちゃんとしてれば
    そんな事は起こらなくて

    今でもずっと
    俺の隣で笑ってくれているはずだった

    でも
    もうその人はいなくて

    俺は好きになる権利すらないのに
    そのはずなのに

    君を好きになってしまった

    この気持ちが大きくなってくることが分かって

    “もう構うな、俺はお前が一番嫌いだ”

    君にそう言ってしまった
    多分言ってはいけない事だった
    だから

    「なぁ、もう好きになってもいいかな?許してくれるよな?」

    もう自分に嘘はつきたくない


    「おい!」

    遠くにいる君をこの声で呼び止めた

    “笑わせてやるからな”

    そう誓った時、こちらに

    太陽の笑顔が向かってきた──。

    きゅん

    1

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  11. 「やっぱり四人でいるのはいいよね」

    君の言ったことに少しチクッと心が痛む

    君は「仲間」として僕が好きなだけで

    「男」としては好きになってもらえない

    僕は君が仲間以上に好きなのに

    それが伝わらない

    「俺たちずっと一緒に居ようぜ」

    親友が言う

    この形のまま?ずっと永遠に?

    「仲間のまま?」

    気がつくと声に出していて
    僕の親友と君の親友がいなくなってた

    すると残るのは君だけで
    声に出したのを聞いたのも君だけ

    「嫌なの?」

    落ち着いた声で聞いてきた君

    「うん、絶対に嫌だ。だって僕は──」

    少し驚いた君に言うよ

    どうか届きますように

    「君が仲間以上に好きだから─」


    小さな花のように微笑んだ君は

    光が反射して目が輝いていた




    花びらが舞い

    君は

    輝く涙の後に

    ──太陽の笑顔を見せたのだった

    きゅん

    2

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  12. 「あーあ、嫌われてるとかショック」

    思わず口にしてしまう
    でも
    何でもないように
    当然のように言った

    「まぁー、これからっしょ」

    私の幼馴染は励ましてくれる
    けど

    「なんか嬉しそう」

    私が見る限りは。
    そう?と言って微笑む幼馴染

    なんでそんな笑ってんのよ!
    こっちは結構悲しんでるのに

    「いいんじゃない?ゆっくりで」

    なーんて呑気な事言って遠くを見つめる
    何がゆっくりでー、よ!
    人の気も知らずに!

    「そのまま僕だけしかいなくなればいいのに」
    え?ん?
    思わず赤面してしまう
    それって

    「あれ?何か言ったかなー僕」

    私だけ意識したとか恥ずい!
    肩をバシーンと叩いて気を入れ直しといた

    「どうせ無理だろうけど、どんだけ願ってもね」
    さっきから何なの
    変に意識しちゃうんだけど!


    こんな苦しい片思いなんかより──

    私が君を支える人になったら
    幸せになれるのかな?

    なんてね

    きゅん

    2

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  13. ぼくは君が好きだ

    「どうしてそんなに君は可愛いの?」

    見た目だけじゃない
    中身も全部

    「んー、好きな人に好きになってもらいたいって気持ちが強いからかな?」

    それから君はへへっと笑った

    君には好きな人がいて
    それは僕じゃなくて

    僕がどんなに願っても
    君の好きな人は変わらなくて

    だからさ
    君が幸せになることを願ってもいいかな?

    「ねぇ、言わせて」

    ん?と顔を上げてこちらを向く君に
    僕は

    「必ず幸せになるんだよ」

    「何ー?父!みたいな事言って」

    君がもし君の好きな人から振られて
    途方もなく悲しんでたら

    僕の所へおいでよ

    そう言いたいけど

    君が途方もなく悲しまないよう
    それだけを願ってる

    君が君の好きな人とどうか結ばれて

    幸せで笑顔でいてくれますように─。



    君に見られないよう分からないよう

    落ちてきた涙をそっと拭き取った。

    きゅん

    6

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  14. ね、君は僕をなんだと思ってる?

    例えていうなら
    君はコップで僕はコースターかな?

    そして君の好きな人は
    コップの中に入る紅茶だったり
    するのかな?

    「ね、僕をなんだと思ってる?」

    寒そうに手をさする君に聞く

    「え?最高の友達だよ!!」

    ほら、僕は君からしたら友達という
    だだのコースターじゃないか

    一生発展しない
    君をささえる人

    それでもいい
    一生一緒にいてくれるのなら

    「じゃあさ僕─」
    「あ!見つけた!行ってくるね!」

    僕が君に
    僕とは一生一緒にいれるね、
    そう言う前に君は

    君の好きな人の方へ走っていく

    こんな些細なことを言うことさえも
    許されないのかな?

    君と君の好きな人が笑っているのが見える

    「友達、か」

    ポツリとつぶやきゆっくりと歩く

    僕が願ってもいいような...

    もしも願いが叶うなら

    “一生君が笑っていますように”

    ──ただそれだけ叶って欲しい

    きゅん

    3

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  15. 最近、好きな人に避けられている気がする

    「おはよ」
    何も返ってこない

    それから彼は学校に何故か来なくなった


    「俺にしとけよ」

    幼馴染は言う
    好きと言われたことはないけど
    でもこの気持ちはあの人だけ
    だから

    「ごめん」



    “病院に来て”

    メールを見て驚いた
    駆けつけた
    そこに君はいた 恋しい人

    「今までありがとう」

    面会時間がすぐにきて
    何も聞けなかったし話せなかった



    あの言葉の意味が翌日分かった

    もう二度と会えないんだね

    私を遠ざけた理由か今なら分かる気がした

    君が書いた本を開く
    君が最後にくれたもの

    “君に伝えたい 好きだよ ありがとう”

    涙が止まらなかった
    私もだよ なのに!
    届かない思いを涙にした


    春に君の存在を思い出す
    君と出会った春

    届かないけど届いてほしい

    真っ青な空にピンクの心を叫んだ
    それが染まって

    ─届けこの思い。

    きゅん

    3

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  16. 僕は君に振り向いてほしい

    叶わない恋をしている君に



    「ここ、どんなのがいいかな?」

    本で気持ちを伝えようとしている君

    「好きだよ」

    それは君にだけの僕の気持ち

    「直結すぎない?」

    僕のこの気持ちが伝わるはずもなく

    言ってくる君

    「私嫌われてるんだから」


    知ってる

    君が恋する人に嫌われている事なんて

    だから僕にしとけばいいのに

    そしたら絶対
    苦しませないし笑顔にさせる


    「じゃあさ僕がその本君にあげる」

    好きの気持ちが詰まった本を
    君にあげる

    “好き”

    だからさ


    僕だけ見て笑ってよ

    きゅん

    5

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