ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 生まれたときからずっと一緒で、私の隣は君、君の隣は私。

    それが当たり前だった。

    「君の幼なじみ」って称号は私だけのもので、

    なんの取り柄もない私の唯一の自慢だったんだ。

    そんな君を好きになることは至極当然で。

    でも、なんにもない私には「君の彼女」って称号には届かない。

    わかってるよ。

    だから、なんにもない私はずっと「幼なじみ」にすがっているんだ。

    そうしたら君の隣でずっと笑っていられるよね?


    一度だけ、聞いたことがある

    「好きな人とかいないの?」って

    君は「ずっと好きでたまらないやつがいる」

    そう照れながら答えたんだ。


    叶わないなら、高望みはしない。

    だからずっと「幼なじみ」でいさせてよ。

    ねぇ、ずっとずっと大好きでした。

    私は君を卒業する。




    願わくば君が、「好きな人」と結ばれますように。

    きゅん

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  3. 物心ついたときからずっと隣にいて、それが俺の当たり前だった。

    同時に君を好きってことも俺の当たり前だった。

    ずっと君だけを追いかけてきた。

    それなりにモテたし告白もされた。

    そのたびに思い浮かぶのはただ一人で。

    ただただ自分の気持ちを再確認するだけだった。

    周りや環境はだんだん変わっていったけど俺たちはずっと変わらなくて。

    だから、こんな日が続くと思ってた。

    あのときまでは。


    すぐにわかった。

    追いかける視線は、俺が向けているものと同じだったから。

    でも弱虫な俺は直接聞くのが、

    「幼なじみ」って関係が終わるのが怖くて。

    ずっと知らないふりをしていたんだ。

     

    でも、そんな日も今日で終わりだ。

    きっとこの気持ち以上には出会えない。



    …ずっとずっと大好きでした。


    次会うときはきっと笑顔で言えるから

    「おめでとう」

    君の幸せをずっと願ってる。

    きゅん

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  4. 「ねぇねぇ、
     好きな人っているの?」


    たまたま、二人きりの放課後の教室。


    ねぇ?なんでそんなこと聞くの?


    …期待するでしょ。


    「いるよ。
     …応援してくれる?」


    お願い。ダメだと言って。


    「うん。応援してるよ」


    「っ…そっか
     そっちは?好きな人いないの?」


    今度こそ、お願いだよ。


    「いるよ。
     応援してくれる?」


    「……やだよ」


    「え?」


    「応援なんてしない。できないよ。


     …ねぇ、好きだよ。
     君のこと好きだから応援できない」 


    この気持ち、どうか君に届いて



    「好きです。ずっと前から君が好きでした」



    ずっと君だけを見ているから。


    ずっと君だけを好きでいるから。



    私を、






    私だけを見て。

    きゅん

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  5. 大っ嫌い。

    君のことなんて。


    いつも違う子をみて、

    仲良くして、

    遊んで、

    ホントにサイテー。


    なのに

    かっこよくて、

    ほんの一瞬、目を合わせる。



    好きじゃないなら、

    他の子を見るなら、


    期待させないでよ。

    ばか。



    君のことなんて大っ嫌い。



    そんな君を追いかける自分は






    もっと嫌い。

    きゅん

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  6. 「好きです」

    よく知らない人。よくあるやつ

    「あの…もしよかったら…」

    「なぁなぁ 教科書忘れたから貸してー」

    なぜこの人はこんなにも空気が読めないんでしょう

    頑張って勇気だして告白してくれたの(だろう)に

    「っ…すいません。失礼します」

    あーあ帰っちゃった

    「ちょっとどうしてくれんのよ!ハル」

    こいつは私の幼なじみ

    「あ、わりわり」

    心がこもってないってばっ
    ハルは私が告白されてるときは決まって現れる

    …すごくどうでもいい理由で

    「もーなんなの?教科書なんていまじゃなくても
     いいでしょ」 

    断るつもりだったからいいけど
    好きじゃない人とは付き合えない

    「あいつのこと好きなの?」

    首を横にふる

    「そっか。…ならいいや」

    最近ハルはよくわからない

    「よくないよ。なんでいつも邪魔するの」

    「はぁー。鈍感。いい加減気づけよ」




    「お前が好きだって」

    きゅん

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  7. 「はぁー」


    「どしたの?
     ため息なんかついて?」


    そう首をかしげて聞いてくるこいつ
     

    お前のせいだよ!


    と叫びたい衝動を抑えて


    「何でもねぇーよ」


    と返す。



    俺たちはまぁいわゆる幼なじみってやつで


    絶賛片思い中な俺。



    そんなことはつゆしらず

    こいつは今日4回目の呼び出しから帰ってきたとこ


    小さくて華奢な体、少し幼い顔立ちに加え
    天然な性格。


    そりゃあまぁモテる。


    こっちは呼び出されるたびに

    誰かのものになるんじゃないか

    って焦ってるのに。



    「ねぇねぇ
     帰ろーよ!」


    いつからだろう

    その無邪気な笑顔を

    正面から受け止めることが出来なくなったのは。


    ホント可愛すぎるから。

    なんて素直に言えたらいいのに。



    「…ほんと好きだわ」

      

    小さく呟く。

    きゅん

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  8. 今日もできなかった。


    月に一度のチャンスだったのに。


    君との距離は1メートル。


    じゃあ心の距離は?



    なんて

    考えても悲しくなるだけでしょ?



    夢とか妄想だったらいくらだって話せる

    近づけるのに。


    目を合わせることにすらためらってしまう。


    後ろを意識しながら、シャーペンを走らせる。


    ずっとこのままだったらいいのに。



    君に会えるのもあと4ヶ月くらい。


    君の声に耳を傾けて



    「…好きです」



    心の中でそっと呟いた。

    きゅん

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  9. 何回見ただろう。


    集会のとき、斜め後ろを。

    休み時間の廊下で、すれ違うとき。

    委員会の集まりで、背伸びをして。

    帰り道で、振り返って。
      

    それでも君と私は交わらない。


    楽しそうに二人で話すところ。

    ばいばい。って声をかけるところ。

    優しくあの子に触れるところ。

    いつも追いかける君の目線。


    全部全部見てきたんだ。


    「好きな人がいるんだ」


    照れくさそうに話す君。


    「やめて」

    って言えたらいいのに。


    好きな人には幸せになってほしい


    なんて、そんなの無理。

    応援なんてできない。

    幸せになってほしいんじゃなくて

    幸せにしたいんだ。



    だって


    私だって


     


    君が好きなんだ。

    きゅん

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  10. 「あっ」


    久しぶりに見た、好きな人。

    高校で離れてもうしばらくあってない。

    ずーっと好きな私の初恋の人。


    外はあいにくの天気。


    もしかして…


    ガンバれ私!


    「久しぶり。傘ないの?」

    「あー、うん。」


    ずっと探してた。
    君を。
    君と話すきっかけを。
    チャンスを。


    きっと今しかない。
     

    「けっこー降ってるよ?
     入ってく?」

    「いいの?
     じゃあお願いします」

    「…」

    「…」


    「ねぇ」

    覚悟を決めろ。
    もう、こんなチャンスはきっとこない。

    「好きだよ。
     ずっと前から」


    もう戻れない。

    でも
    もう一度、会いたいから。


    「傘使っていって。
     返すときに返事をくだ さ ぃ」



    「俺は今がいいんだけど」







      





    「だって俺も好きだから」

    きゅん

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  11. 「好きです。付き合ってください」




    えっ?


    私?


    学年一のイケメンが?







    って思ったけど、

    よくみたら周りに知ってる顔がちらほらと。





    そーゆーこと。



    「嘘、
     なんでしょ?」



      

    わかってるよ。


    でもごめんね。


    私にはチャンスなんだ。


      




    「私は好きだよ。

     嘘じゃなくて」





    ずーっと前から、ね。



















    「俺だって嘘じゃねぇーよ」

    きゅん

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  12. いつもの帰り道。


    今日もかぁー。


    少し先にいるのは、


    だいっ嫌いな、幼なじみ。



    まぁ、向こうは違うみたいだけど。



    こっちのことなんかお構いなしに話しかけてきて。


    ほんと、いい迷惑だ。






    「あのさぁーっ」
     

    「なに?」




    こんなに距離あるのに話しかけてくんなよ。
    ばーか。



    「好きな人とかいるの?」
     
     


    「何であんたに言わなきゃいけないわけ?」



    べーっだ






    「俺




     お前のこと好きなんだけど」






    はぁー?



    意味わかんない



    だいっ嫌い、





    だいっ嫌いなはずなのに。

    きゅん

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  13. 「おーはよっ!」

     
    「おー」


    「うわー  つめたっ」

     
    朝から元気なコイツ。俺とは幼なじみ。


    毎朝一緒の登校は、物心ついたときからずっーと。


    この関係をなんとか変えたいけれど


    今のままが心地よくて…


    なんて、ヘタレなだけ。






    「なぁ」


    「んー? どしたの?」


    「俺しか一緒に学校行くやついないのかよ。w」


    「はぁー? どっちのセリフだぁー」


    こんなことばっかし。




    「なぁ」



    「今度はなに?」




    今日こそ言ってやるよ。














    「好きだ」

    きゅん

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