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  1. 6件ヒットしました

  2. 「なぁ、同クラのアイツ、カッコよかったって?」

    「ふーん…」

    「はい、おしおき決定。」

    「文句言わない。だってお前が悪いんだから」

    「ほらキス、してみ?」

    「…出来ないの?」

    「ったく、ほら手どけて。お手本、見してやるよ」

    「なに、どけない気?」

    「へぇ…いいんだ。」

    「そんな事したって意味ないよ?」

    「…そ。そこまでして欲しくないんなら、いい」

    「もうしないから。」

    「…や、嘘。それはじょーだん」

    「それは無理。だって俺がしたいし」

    「ちょ、怒んなって」



    「…ほら、これでいい?」

    きゅん

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  3. 「どうしよう…」
    新学期一日目。
    クラス替えとか、色々楽しみにしてたのに。
    新学期早々失恋してしまった。
    「好きだったのに」
    一つ上の、西野先輩。賑やかな学年だが、その中で一人、西野先輩は大人っぽくて、私はその姿に惹かれた。それなのに、好きな人がいるなんて…。
    だんだん泣きそうになっていると、誰かが屋上に入ってきた。
    「草野?」
    「…先輩」
    ゆっくりと私の横に歩いてくる。
    「帰んないの?」
    「別に、西野先輩には関係ないです」
    心にも思っていないことを言ってしまう。言いたくもないのに。
    「だめだろ?ルールで決まってるんだから」
    「…バカ真面目」
    意地になって言ってみると、先輩はニヤリと笑った。
    「それはどうかな?」
    そう言うと同時に両手を掴んで、フェンスに押し付けた。
    「ちょっ、せんぱ…」
    最後まで言えないまま、口を塞がれる。
    「ごめん、止まんない」
    そのまま、何回も何回も。

    「…好き」

    きゅん

    15

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  4. 放課後、課題の調べものをしようとして、図書室に来ると、先客がいた。
    「何やってんの…」
    クラスメイトの圭人。
    同じく調べものをしようとしてたけど、疲れてしまったのか、突っ伏して寝ている。
    「起きないとヤバいよー」
    そう言いながら、圭人の正面に座る。
    「まったく…」
    ため息をつきながら、圭人を見つめる。
    「圭人ー、起きてー」
    そう何回か呼び掛けても、まだ寝ている。
    何度目かのため息をついていると、声が聞こえた。
    「真衣…」
    「はいっ?」
    いきなり呼ばれたっ?
    ビックリしながら圭人を見るが、まだ寝ている。
    「寝言…?」
    ビックリしたぁ…。
    まだ少しドキドキしながら圭人を見ていると、また呼ばれた。
    「真衣…」
    少し笑いそうになりながら聞いてみる。
    「んー?」
    返事なんて返ってくるわけないのに。
    「…好きだ」
    「えっ…」
    好きって、言われた?今?
    動揺を抑えながら一言だけ、呟く。
    「早く起きて?」

    きゅん

    2

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  5. 放課後。
    同級生の、祐哉に呼び出された。
    『放課後、屋上に来てほしい。待ってる。』
    「なんだろう…」
    親友の香里奈に見せたら、「告白じゃない!?」って言われたけど、
    そんなことは絶対にない。
    私とアイツは、結構な犬猿の仲。
    顔を合わせば言い合ってる。
    なのに、時々優しくて、困っているときは必ず助けてくれる。
    恋とか、よく分かんないけど。
    ゆっくり屋上のドアを開けた。
    ギィィィ…。
    重々しい音をたてながら開くと、奥に祐哉が見えた。
    「祐哉」
    そう呼ぶと、祐哉は小さく呟いた。
    「来てくれたんだ…」
    「そりゃ呼ばれたからね」
    私がそう言うと、私の方をまっすぐ見ながら口を開いた。
    「さき、」
    「好きだよ」
    「はぁぁ!?」
    私、告白されてる!?
    「俺のこと、嫌い?」
    …黙り混む。
    本当は、気持ちなんて最初から分かってた。
    「…嫌い」
    「っ…」
    「なわけないじゃんっ!」

    「好きだよっ、バカっ!」

    きゅん

    5

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  6. 「なん、で…」

    大好きな先輩と登校していた。いつもと変わらない朝のはずだった。

    それなのに今、先輩は頭から血を流し倒れている。

    そう、先輩は校門前の交差点で、大型トラックにはねられた。

    『私をかばって。』

    「先輩っ…!」

    そう小さく叫び、先輩に駆け寄る。

    「先輩っ、先輩っ!」

    そう呼び掛けながら、必死に揺さぶるが先輩は起きない。

    ただひたすらに泣きながら、揺さぶり続ける。

    気づけば、私は警察の人たちによって引き剥がされた。

    「先輩っ…!」



    私は意識を無くした。


    あれから一週間。

    ー先輩は、死んだ。


    暗い気持ちで、登校する。

    周りを見渡せば、いつもと変わらない風景、人達。



    …どれだけ大切な人がいなくなったって、この世界はまるで変わらない。

    どれだけ大切な、愛した、自分の全てだった人でも。

    そう、思った瞬間、頬に涙がつたった。


    「先輩っ…」

    きゅん

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  7. 放課後。

    誰もいないだろうと思い、屋上へ行く。

    重たいドアを開くと、見覚えのある後ろ姿があった。

    「せん・・・ぱい?」

     そう声をかけると、振り返った。

    「ん、ちさか。めずらしいな、屋上なんて」

     やっぱり先輩だ・・・!と思いつつ先輩の隣に行く。

    「先輩こそめずらしいですね」

    「・・・なんかちさ、今日元気ねぇな。何かあった?」

    「・・・なんで分かっちゃうんですか」

     バレたくなかったのに。

    「で、どーしたの?」

    「・・・ちょっと落ち込んでただけですっ。好きな人が告白されたっていうし」

    「ふーん・・・」

     そう言うと、先輩は後ろから抱きついてきた。

    「せっ先輩!?」

    「大丈夫。ちゃーんと断ったし」

    「なっ・・・!!」

     そう言うと、先輩は耳元で囁いた。

    「大好きだから。・・・絶対離さないぜ?オレだけのちさ」

    「私も・・・大好きです!」

    きゅん

    8

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