ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

  1. 17件ヒットしました

  2. 『優雅。』
    『サヨナラ、なんだね。』
    『ごめん。彩のことは忘れない。』
    『そっか。ねえ、私優雅が好きだよ。』
    『俺は愛してる。』
    優雅の顔が曇る。私は泣く寸前。
    『分かってるよ。ねえ、私達はサヨナラするために生まれてきたのかな?』
    優雅は否定してくれない。生まれてきたその瞬間から始まったこの恋は今日をもって終わるというのに。
    優雅と会うのは今日で最後だ。優雅は政略結婚する。優雅のお父さんの会社が潰れそうだから。でもね、優雅のお父さんだから断れなかった。涙を流して土下座してる姿見て私達はそれを受けいれるしかなかった。
    できれば2人で幸せになりたかったな..
    『また今度生まれ変わったら2人で幸せになろ?』
    言葉が震えた。私の言える精一杯の強がりに優雅は応えてくれたように、
    『何度でも何回でも彩を見つけるから。』
    とほほ笑んでくれた。
    2017年8月31日、私達は世界で一番悲しいサヨナラをした。

    きゅん

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  3. 『おはようございます。』
    この二人は双子の先輩。ヤンキーっぽい時雨先輩も物静かなきさら先輩も
    実は体育会系なんだ!
    だから放課後のこの時間にも『おはよう。』という。
    今日も二人の視線は熱かった。

    きゅん

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  4. 今日は同窓会だ。元々人数が少ないクラスだった。だから会場とか借りずに友達の家で集まった。
    『由奈!久しぶり!』
    大好きな寛人が話しかけてきた。
    『久しぶりだね。』
    話してると周りの目線を感じた。
    『少し外で話そ?』
    そう言うと寛人は私の手を取ってベランダへ連れ出した。
    『なあ、今由奈好きな人いる?』
    『いるよ。』
    目の前にね。少し悲しそうな顔をしたのは私の気のせい?
    『そっか。残念だな。俺ずっと由奈がすきだったのに。って何泣いてんの?』
    だって……。だって嬉し泣きだよ。
    『両想いになれたから。これからもよろしくね。』
    寛人は驚いた顔をした後優しく微笑んで私を抱きしめた。

    きゅん

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  5. 私は図書室登校をしている。女子校ならではのキツイいじめにあったから。
    ここは女子校だけど男子部もある。図書室と体育館は男子部と共同で使っている。勉強もせず本を読んでいると、
    『のの。またここにいんの?』
    佑二だ。佑二と私は一年前まで別の学校に通っていて、今年佑二は男子部に、私は女子部に入学した。
    『大丈夫?側にいられなくてごめんな?』
    そうして佑二は優しく後ろから抱きしめてくれた。佑二は昔から変わらない。優しい所も思わせぶりな所も。
    佑二は決して私を好きになってくれない。

    きゅん

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  6. 『こんなんだったら理事長受けなきゃ良かった。好きな奴が目の前にいるのに簡単に声をかけられないしお前が他の男に追いかけられても制裁を加えられないしな。』

    きゅん

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  7. 『飯原先生。資料まとめました。』
    貼り付けた笑顔でいう。私は絵に描いたような優等生だ。校則を破った事もないし生まれて一度も遅刻も早退も欠席もしたことがない。そして成績学年一位をキープしている。そして笑顔でいる。何故なら……
    『お疲れさん。呉竹は今日も仕事か。少しは休めよ。』
    『はい。有難うござい……『呉竹!大丈夫か!』
    気がつくと先生の腕の中にいてどうやらいつもの発作がでたらしい。もうすぐ死ぬ。この倒れるのが続いてるのが証拠。
    『あ、すみません。大丈夫です。有難うございました。』
    『呉竹。先生の目はごまかせない。今すぐ話せ。今のは何だ!』
    先生に最初で最後の嘘をついた。
    『先生があまりにもかっこよくて私はずっと先生が好きだったからクラクラしちゃって。すみません。返事はいらないので。』
    これは本当。
    『そうか。無理するな。』
    先生は気付かないふりをしてくれた。先生ごめんなさい。そして……

    きゅん

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  8. 今日から高校生だ。入学式も終わって放課後になった。っていうことで早速校内探検を始めた。階段を上ってみると廊下の端からピアノの音が聴こえてきた。
    ピアノの音を聞いてると少し切なくなってきた。何故ならこの曲は中学生の時から今も大好きな和人先輩に伝えられない想いをのせて引いてた曲だから。この曲には歌詞があってその歌詞に先輩に伝えたい想いが沢山詰まっているの。でももう卒業して会えないから終わりにするつもり。報われない恋だもん。
    しばらくしてピアノの音が止んだ。音楽室に近づくと扉が開く音がした。
    『心?何でここにいるの?』
    これは幻?それとも都合のいい夢?
    『おいおい。無視すんなよ。』
    『和人先輩。お久しぶりです。えっと何で分かったんですか?』
    『何でも何も。目の前にいたから。もしかしてさっきの聴いてた?』
    『はい。』
    『うわっ!恥ずかしすぎるだろ。』
    『あの曲って…『それ以上いうな。』
    と言って…

    きゅん

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  9. 自習の時間。
    『何か質問ある人。』
    『はいはいはいっ!』
    『眞鍋。』
    『えっとどうしたら先生に好きになってもらえますか?』
    すると先生は私の隣りの机に来て…。
    『何で香菜はそんなに可愛いの?何でそんな鈍感なの?それに先生とか。お前は尚君でいいの!何年の付き合いだよ。もういいわ。放課後どうなっても知らないから!』
    そう香菜の耳元で囁くと先生は真っ赤な顔で何事もなかった様に教卓に戻っていった。



    『何で香菜はあんなに天然なんだろ。っていうかあれは反則。』


    そうやって先生が困っている事は香菜は知らなかった。
    そうして香菜さんは毎日尚君に放課後可愛がられ甘やかされているのでした。先生、香菜にべたぼれ。
    あ~あ、私も好きだったのになあ。よりによって親友の彼になっちゃったなんてさ。

    きゅん

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  10. 『先生?何してるんですか?』
    放課後の屋上は私の神殿なのに。何故か私の大嫌いなあの意地悪な先生がいる。
    『ああん?俺の勝手だろう?』
    『勝手じゃないでしょう!ここは私の神殿なんですよ?』
    『うん。だから来た。』
    『だからってどういう事ですか‼‼』
    意味が分かんない。だからって。どういう意味なんだろ。私は理解できない。『ここは、お前の神殿じゃない。』
    『私の神殿です!早く出てって下さい。』
    『ヤダ。お前が出てけ。今日は……。』
    そう言いだした先生は苦しそうだった。泣きそうなのと誰かへの気持ちを押し殺している感じ。いつもの先生じゃない。なんかおかしい。
    『今日はなんなんですか?』
    『今日は美里の命日だ。ここは15年前亡くなった美里と俺の神殿だ。今も昔もずっと。』
    それから先生は美里さんの事を語りながら泣いてた。こんなにこの人は優しい顔して泣けるんだ。
    『先生の事が好き。』
    すると先生は…

    きゅん

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  11. 今日は学校のお泊まり会。教室にクラスメイトと泊まる。夕ご飯も終わって後片付けをしていた時の事。
    『七穂、皿を戻してきて。』
    と言われた。
    『分かった。』
    そう返事をして暗い廊下を一人で歩きだした。ここ、怖いんだよな。なんか出そう。
    『七穂。』
    『ひゃあ!』
    振りかえると、夕月がいた。夕月は私が今気になってる人。無駄にカッコイイんだ。
    『半分持つ。』
    そう言って半分以下の皿を片手で持ってくれた。しばらく歩いていると
    『七穂、今壁ドンしたら皿をおとすだろ。』
    と言った。ありえるな。夕月無駄にカッコイイもん。
    『そんな事ないよ。』
    『ドンっていったりして。』
    そうやって彼は私の後ろでエアドンをした。とても心臓に悪い。悔しかったから気にしてないふりをしていたら……。
    しばらくして本当にしてきた。
    走って逃げた彼の顔は赤かった。

    きゅん

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  12. 『今からきみに公開告白するから放送聞いててね?』

    きゅん

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  13. 『まゆ、ただいま。』
    『……』
    『今日さ、久しぶりに笹井に会った。笹井、元気そうだった。もうすぐ引っ越すんだって。』
    え、やだやだやだ。ノンいなくなっちゃうなんて。
    『笹井が明日来るって。まゆの事話したら怒ってた。まゆも怒られるかもな?』
    『……。』
    『ここまで隠したからもういいだろ?』
    うん。もういいよ。ありがと。それとね?ノンを幸せにしてあげて。あの子、優の事好きだから。
    『まゆ、ずっと言いたいことがあったんだ。言わなくて後悔してた。好きだよ。聞こえてるかわかんないけど。目が覚めるまでずっと待ってるから。』
    そう、私は寝たきり。事故以来ずっと。ノン、ごめん。応援できないよ。私も優が好きだから。寝たきりで諦めてたけど。ごめんね。優、今すぐあなたを抱きしめたい。叶わないけどあなたの声は聞こえているから。あ、私だけだね。両想いなの知ってるの。何年先か分からないけど私が目覚めるの待っててね?

    きゅん

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  14. 『先輩、帰りましょう?』
    『あ?俺が帰るわけねえじゃん。』
    『そうですか……。』
    知ってるよ、先輩。まだ敵わないってこと。先輩は私を通して彩葉さんを見ているんだよね。
    『じゃあ私、帰りますね?』
    『待て。っていうか帰らせねえ。』
    『先輩、酷い。何でですか?もう帰ります。さようなら。』
    思わせぶりな事言って。先輩を諦めようとしてる私の心を彼は知らない。
    『あーあ。この俺がお前の事が好きって言おうとしてるのに。もったいな。』
    『えっ?』
    『あ?うるせえよ。帰れ帰れ!』
    そういう彼の顔は真っ赤だった。

    きゅん

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  15. 『先輩!何他の人見てるんですかあ!』
    この子は私の好きな人である、若狭君だ。
    『若狭君?今は何の時間ですか?今すぐ教室に戻りなさい!」
    そうやって怒る先生を無視して、
    『先輩は僕のモノだもん!先輩、僕以外の男見ないで下さい!』
    と私の席に近よってきて後ろにまわってきた……。
    『これで見えなくなりましたか?』


    この後彼が教室からつまみ出されたのは言うまでもないだろう。
    繰り返し質問する先生に彼は、
    『今は先輩を見ている時間です!』と言っていた。
    彼をキュン死に犯で逮捕しようと決意した瞬間だった。

    きゅん

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  16. 『先輩?』
    『うっせえな。何だよ!』
    切ない顔して誰を見ているの?視線の先には奏先輩がいた。
    『っう~。』
    『何泣いてんの。』
    『叶わないから。』
    『知っている。お前は余計な心配するな。』

    きゅん

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  17. 『もんだぁい。俺の好きな人は誰でしょう?ヒント1!女の子。ヒント2!頭文字はあ。ちなみに下の名前ね。ヒント3!俺の目の前にいる人。そう君だよ。答えは1文字以上2文字以下ね?』

    きゅん

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  18. 『この間は素直な気持ちをありがと。正直すごく嬉しかった。いろいろ考えたんだけど、付き合うのはあまり考えられないかな?』
    先輩.....。私はあんなに先輩を避けてたのに。あんな言い逃げをしたのに。
    きっと迷惑だったのに。最後までなんでそんなに優しいの?最後まで優しいなんてずるいよ、何も言えないじゃない。なんで走って来てくれたの?期待しちゃったじゃん!
    『そうですよね。わかりました。有難うございました。もう気にしないでくださいね?』
    その時の私が笑顔だったのは言うまでもない。これ以上先輩に迷惑かけたくないから。大好き…だった先輩だもんね。サヨナラ、私の先輩。
    『じゃあね。』とすぐに行ってしまったのも先輩の優しさだ。
    あふれる涙は暖かかった。

    きゅん

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