ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

  1. 5件ヒットしました

  2. 「いっ」

    登校時の電車はいつも混んでいる。
    足を踏まれることもあればぶつかることもある。
    まったく、私は朝の電車が大っ嫌いだ。
    そんなことを思いながらドア側に立ち、スマホをいじっていた。

    ドンッ

    といきなり壁ドンをされた。
    おじさんだったら嫌だわ...

    私はゆっくりと顔をあげた。
    しかしそこにいたのはおじさんではなく私の憧れの先輩の健太先輩だった。

    「せ、先輩?」

    恐る恐る先輩の顔を覗き込んだ。
    すると先輩は不機嫌そうな顔で私を見ていた。

    何か悪いことをしてしまったのだろうか

    と私が考えていると先輩が小さな声で

    「お前さ、無防備すぎんだよ」

    と言った。

    「え?」

    「はぁ...鈍いなお前。」

    と先輩は呆れたように言った。
    すると先輩は私の目をまっすぐに見た。

    「お前、可愛いんだから注意しろよ...」

    と少し恥ずかしそうに、でも真剣にそう言った。

    きゅん

    14

    花紅良さんをフォロー

    通報する

  3. 「もー解けない!」

    今は数学の時間。
    私は数学が大の苦手なのだ。
    みんながどんどん解いていく中、私はまだ一問も解けていなかった。
    私が頭を抱えていると

    「どこがわからないの?」

    と隣から優しい声がした。
    それは幼馴染の優馬の声だった。
    優馬はとても頭がいい。
    そんな彼は隣の席からいつも私に優しく勉強を教えてくれる。
    私はそんな幼馴染に恋をしている。

    「ここをこうして...」

    か、顔が近い...

    ドキドキしながらも私は問題を解いた。

    「やったーできた!」

    私は思わず大きな声を出して立ち上がってしまった。
    クラス中の人がこちらを見る。
    は、恥ずかしい...
    静かに座った。

    「相変わらず面白いね」

    と優馬の笑い声がした。

    「もう!笑わないで!」

    私がそう言うと、彼の手がそっと私の頭に乗せられた。

    「問題解けたね、よくできました」

    と優馬は優しく私の頭を撫でた。

    きゅん

    5

    花紅良さんをフォロー

    通報する

  4. 「こわい...」

    放課後の理科室は薄暗くとても気味が悪い。

    私は友だちに頼まれ人体模型を取りに来ていた。

    「確かここら辺に...あれ?」

    いつもなら教室の隅に置いてあるはずの人体模型がない。

    動き出すなんてことは...


    と振り返ると...目の前に人体模型が!

    「きゃー!」

    恐怖のあまり、私は床に座り込んでしまった。

    「ごめん、ごめん」

    と人体模型の後ろから声がした。

    そこに立っていたのは憧れの結城先輩だった。

    「せ、先輩!?」

    「こんなに怖がらせちゃうなんて思ってなかった」

    そう言って先輩は手を差し出した。

    「もう!怖がらせないでください!」

    私が頬を膨らませると、先輩は

    「すまない」

    と優しく私の頭をなでた。

    胸が高鳴る。

    「戻りましょう」

    私はそう言って教室を出ようとした。

    すると先輩は私を引き寄せ、耳元で

    「好きだ」

    そう囁いた...

    きゅん

    5

    花紅良さんをフォロー

    通報する

  5. 「いっ」

    紙飛行機が私の頭に命中した。

    まあ犯人は分かっている。

    幼馴染の祐也だ。

    まったく授業中だというのに。

    紙飛行機の中には先生の似顔絵が描いてあった。

    に、似てる...

    それからも授業中に何個も飛んで来た。

    まあこれも毎日のこと。

    私は呆れてしまい、今日は無視することにした。

    すると紙飛行機が飛んでこなくなった。

    どうしたのだろうか。

    そんなことを考えていると

    「いっ」

    なんだかいつもと少し形の違う紙飛行機が飛んで来た。

    不思議に思い私はゆっくりと開いた。

    するとそこには

    〝放課後に屋上でまってる〟

    とだけ書いてあった。

    えっ?

    祐也の方を見るとあいつは窓の外を眺めていた。

    それからも授業中には紙飛行機が飛んでくる。

    でも中に書いてあるのは絵ではない。

    私も祐也に紙飛行機を飛ばす。

    紙飛行機の中に何が書いてあるかは私たちだけの秘密。

    きゅん

    3

    花紅良さんをフォロー

    通報する

  6. 私は島崎愛。
    高校2年生の私は保健室の先生に恋をしている。
    先生はイケメンで女子からも人気が高い。

    私は今日、先生に想いを伝える。

    「失礼します。」

    「お、どうした島崎」
    私が恐る恐る保健室に入ると先生はいつもの優しい笑顔で私を出迎えた。

    やっぱり無理......
    私はそう思い保健室を出ようとした。

    「なんかようなんだろ」
    すると先生の優しい声がした。
    私は先生の方をみて深呼吸をした。

    「私......私は、せ、先生が好きです!」

    俯きながら私は大きな声で叫んでいた。
    先生は固まっている。
    やっぱり......
    私は保健室を飛び出そう出した。

    その瞬間、腕を掴まれ私はベットに押し倒されていた。
    え......

    「せ、先生?」

    「あー我慢してたのに」
    先生は頭を掻きながら言った。

    「あと2年の辛抱な」
    そう言って先生は私に優しくキスをした

    「卒業したら続きをしよう」

    きゅん

    30

    花紅良さんをフォロー

    通報する

▲