ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「お疲れさん」
    先生と2人きりの教室で、私は赤点から逃れるため、勉強をしていた。

    「勉強教えてください!」
    あの日、無愛想で有名なこの先生に思い切って言った。
    「良いよ」
    そう言われた時は驚いたけど、先生は思っていたよりずっとわかりやすく教えてくれて、いつの間にか
    ・・・先生を好きになっていた。

    「先生、彼女いますか?」
    気づけば、そんなことを言っていて「忘れてください!」
    と、取り消す。
    「そんなくだらないこと言ってる暇があるなら勉強しろ」
    冷たくそう言われ、泣きそうになって、言ってしまった。

    「先生って冷たいから、好かれないんですよ」

    あっと思い、謝ろうと思った時

    「えっ」
    先生の唇が私の唇に触れた。
    「お前も俺が嫌いか?」
    「・・・好きです」
    「俺もお前だから勉強教えてるんだ。早く気づけ」
    そう言って、もう一度キスをした。
    無愛想で不器用な君と、2人きりの教室で。

    きゅん

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  3. この前、私は信じてた仲間に裏切られた。

    「お前はここにいる人間じゃない。」

    楽しかった思い出が走馬灯のように頭で駆け巡る。
    私には、あいつらしか仲間と呼べる人がいないのに。

    その時。

    「姫。」
    あいつの声が聞こえた。
    「・・・シン。・・・私はもう、姫じゃない。」
    私を族から追い出したのはシンじゃないか。
    「私には、お前らしかいなかったのに。なんでだよ。私がなんかしたのかよ⁉︎」
    「・・・お前に、まともな人生を歩んでほしかったんだ。」
    「・・・っ、なんで私の人生をお前に決められなきゃいけないんだよ⁉︎」
    「お前が好きだから。」
    「・・・はっ⁉︎」
    「好きだから、幸せになってほしい。だけど俺の側にいてほしい。俺はどうすればいい?」

    ・・・それならそうと、最初から言えよ。

    「私がお前だけの姫になる。」

    仕方ないからシンの姫になってやるか。

    シンの隣で幸せになるのも悪くない。

    きゅん

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  4. 「次、こっち!」
    「まだ行くのかよ⁉︎」
    今日は放課後に優李と一緒に買い物に来ていた。
    『買いたい物があるからついてきて。』
    そう言って、私は『デート』の約束をとりつけた。

    楽しい時間はあっという間で。

    「じゃあ、ね。今日はありがと。」
    「おう。んじゃ、また明日。」
    あぁ、明日、か。
    そんなに待てないくらい、優李が好き。
    今別れたばっかなのに、もう会いたいよ。

    ギュッ

    「へ⁉︎」
    「帰りたくない。七海と離れたくない。ずっと一緒にいたい。」
    だ、抱きしめられてる⁉︎
    優李のドキドキが伝わってくる。
    「好きなんだ。」
    「・・・っ‼︎私もっ‼︎」
    照れ笑いして、優李が差し出す。
    「七海に似合うと思って。」

    それは、ピンクのハートのネックレスだった。

    きゅん

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  5. 「アイ、リ?リケ?サッカー!」
    「違う!I like soccer. これ、中1レベル。」
    「今の中1天才だな!」
    「あんたもやったでしょ‼︎」
    私は半分、呆れて言った。

    マコトはサボりの常連。
    それで先生に、課題をたっぷり渡された。
    それを教える私。
    あぁ、なんでこんなやつに私。

    恋してるんだろう。

    好きな人に頼まれて、断れない私ってバカでしょ。
    でも、一緒にいられてうれしいとか思ってる。

    「ユナ、聞いて。」
    「何?」
    「アイ、ライ・・・ク、ユナ。」
    「へ?」
    「だーっ‼︎英語ムズイ‼︎」
    「い・・・今なんて?」
    「アイライクユナ‼︎お前が好きだー‼︎」
    「わ・・・私は、あんたなんか、」
    「あんたなんか?」
    「す・・・好き・・・」
    「知ってた。顔真っ赤。」
    「う、うるさい‼︎それに、そういうのはラブ使うんだし‼︎」
    「マジか‼︎でも、想い伝えれて良かった‼︎」

    あぁ、大好き。

    きゅん

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  6. 「あ〜、彼氏ほし〜。」
    登校中、幼なじみの蓮に向かって言った。
    「またかよ。」
    彼は呆れ顔。
    ・・・本当は君がいいんだよ。
    「あのさ。」
    「ん?」
    「そんなに彼氏ほしーの?」
    「うん。欲しすぎる。でも。」
    「でも?」
    「・・・なんでもない。」
    「俺も彼女ほしーんだけど。」
    「え⁉︎」
    「お前ならなおいいんだけど。」
    「・・・はっ⁉︎」
    「あのさ。俺のものになってよ。」
    「・・・っ‼︎」
    「・・・間違えた。俺『だけ』のものになって。詩乃。」
    「・・・うんっ‼︎」
    「手、つなご。」
    「うん!」
    私の手を握る蓮の手は少し震えてて、ああ愛しいなって、また君を好きになる。

    きゅん

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  7. 今日は文化祭だった。
    今はその後夜祭。
    なぜか同級生のミドリに誘われて屋上に来ていた。
    「ねぇ、どうしてここに来たの?」
    そうたずねると、
    「・・・花火。キレイに見えるって。」
    「ふーん。ねぇ。」
    ・・・ミドリは知ってるのかな?その意味を。
    「屋上で一緒に花火を見た二人は、結ばれるんだって。」
    「・・・うん。知ってる。」
    ・・・勘違いしちゃうじゃん。
    でも、私を誘った理由を知りたい。
    「じゃあなんで私を誘ったの?」
    「そんなジンクスにすがってでも・・・お前と結ばれたい。」
    「えっ‼︎・・・私もミドリと結ばれたい。」
    「うれしい。・・・モモが好きだ。」

    ドカーン‼︎‼︎

    ミドリの笑顔は、花火よりもキレイで、私の瞳には、今日も君しか映らない。

    きゅん

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  8. 「なぁ、お前って好きなやついるの?」
    「・・・いるよ。」
    「俺の知ってるやつ?」
    「うん」
    ・・・あなたが・・・ハルが好き。
    「ハルは好きな人いるの?」
    「いるよ」
    「私の知ってる人?」
    「うん」
    ・・・好きな人、いるんだ。
    涙が出そうだ。
    それじゃあ、私の恋は実らない。

    さよなら。私の初恋。

    そのとき、
    「そっか。じゃあ俺の初恋、実らないんだな。」
    「えっ?」
    「お前は知らなかったと思うけど、・・・俺、お前が好きだ‼︎ もうずっと前からお前のことしか考えられない。でも、お前は違うやつを見てる。・・・だから」
    「わ、私も、ハルが好き‼︎ 私だって、ずっと前からハルしか考えられないんだから‼︎」
    「・・・マジ⁉︎・・・夢じゃないよな?」
    「夢じゃない。・・・うれしい。」
    「やっと、俺のものになった。」
    そう言って、ハル嬉しそうに笑う。

    ・・・これからも、ずっと一緒にいてください。

    きゅん

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  9. 「和先輩、かっこいいな〜」
    「え〜、藤村先輩の方がかっこいいよ!」
    友達は藤村先輩がいいって言うけど、私には和先輩がキラキラして見えるんだ。
    ・・・和先輩、好きです。
    「さくら、さくら‼︎前‼︎危ない‼︎‼︎」
    「え⁇」
    ゴツンッ‼︎
    目の前が真っ暗になって、顔に鈍い痛みが走る。
    顔面にバスケットボールが当たった。
    「さ、さくら‼︎大丈夫⁉︎」
    痛みに声も出せずにいると、
    「ご、ごめん‼︎大丈夫⁉︎」という声が聞こえて、ふわりと体が浮いた。
    「保健室連れていく!」
    「・・・っ‼︎」
    お姫様抱っこされてる⁉︎
    ・・・しかも、和先輩に‼︎

    「ごめん。顔大丈夫?」
    「はい。」
    手当てする先輩の手が震えている。
    こんな近くにいられるチャンス、きっともうない。
    言いたい。
    「先輩、好きです。」
    「・・・え⁉︎・・・俺も。君が好きだ。俺と付き合ってください。」
    ふわりと甘いキスがふってきた。

    きゅん

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