ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 考えるだけで胸が苦しくなる。

    君のとなりは私が良かった。

    でもこの気持ちは隠さなきゃいけない。

    君にとって私は幼なじみでそれ以上でもそれ以下でもない。

    今日もすれ違う、彼女といる君のとなりを。

    「あ、かな…」

    声をかけてくれる君を私は無視する。

    君への想いに蓋をして。

    私達は幼なじみでもなくなる。

    今日から私達はただの友達。

    きゅん

    3

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  3. ホワイトデーのお返しは3倍。

    「でも、あげたの義理チョコだし…」

    そう、チョコを渡した時私は「義理チョコだから」と言ってしまったのだ。
    本当は「本命」のつもりだったのに。

    「うぅ、どうしたら」
    「何朝から唸ってんの?」
    「え、」
    「おはよ」
    「お、おはよ」

    普通だ…そうだよね、変に期待なんか…。

    「あ、そうだ。これ」

    そう言って渡されたのは白い小さな紙袋。

    「義理でもくれたでしょ、そのお礼」

    彼は先に教室へ向かった。
    何だろうと思い、袋を開ける。

    「え…」

    そこにはお菓子と共にメッセージカードが。

    「俺はお前が好きだ。
    でも、お前が言ってくれないから、
    俺もまだ口では言わない」

    それだったら…。

    「言うしかないじゃん」

    私は靴を履き替えて彼のいる教室に向かった。

    きゅん

    16

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  4. 憧れの人を追いかけてこの学校に来た。

    「…ここにいるんだよな」

    あの人に出会ったのは中3のオープンスクールの時。
    一目惚れだった。
    校門の前で立ち尽くしていると、

    「新入生?」
    「うわっ!!」
    「あ、ごめん。驚かしちゃったかな?」

    僕の後ろにあの人が立っていた。

    「入らないと、遅刻になっちゃうよ?」

    先輩は僕の手を取って走り出した。

    「セーフだったね!」

    そう笑う先輩の表情がとても可愛くて。

    「先輩!」
    「ん?」

    僕は先輩を真っすぐに見つめた。

    「好きですっ…」
    「へっ!?」
    (い、言っちゃった…!)

    先輩の照れた顔もすごく可愛かった。
    僕の高校生活はこの公開告白から始まった。
    本気でいくから覚悟してくださいね、先輩?

    きゅん

    5

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  5. 新学期、新しい教室。

    「よしっ」

    気合を入れて教室に入る。
    仲のいい友達とは全員別々になってしまった。
    一人、席に座っていると…。

    「なんだ、また同じクラスかよ」

    幼馴染の彼が声をかけてきた。
    クラスメイトとも仲のいい彼。

    「お前さ、何辛気臭い顔してんの」

    彼に頬を抓られた。

    「いっったーい!!何すんのよ!!」

    頬を抑えながら言う。
    すると彼は、

    「やっといつものお前になった。お前は元気で馬鹿っぽいのがいいんだよ」
    「馬鹿って何よ!!」
    「そーそー、その調子!」

    いつの間にか緊張も解れていた。

    「もうっ…」

    彼のおかげで新しいクラスでも友達ができた。
    私の背中を押してくれるのはいつも彼なんだ。

    きゅん

    6

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