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  2. 今日の授業はグループ活動。
    隣の席の、夏桜も同じグループだった。

    「頭痛い…」

    夏桜に話しかける。
    夏桜は優しいからくだらない話でも付き合ってくれるんだ。

    「へーき?」

    たぶん…と机に伏せると、
    ひやっとした感覚がおでこに伝わる。
    それは夏桜の手で。
    ただの友達と思っていたのに
    不意にドキッとして、顔が熱くなるのを感じた。

    「んー、少し熱っぽいよ?」

    夏桜のせいだよ…
    なんて言えず、夏桜に付き添われ保健室へ。

    ベットに横になり、夏桜が冷えピタをおでこに貼ってくれた。

    「ありがと。夏桜は優しいね」

    「それは…」

    少し困った顔をしながらそっぽを向いた。

    「え?なに?」

    「好きな子…だから、だよ」

    困り顔のまま私を見つめる。

    胸がぎゅっとして苦しくってそのまま夏桜に抱きついた。

    「じゃ、私を奪ってみせて。」

    夏桜は
    「もちろん。そのつもり。」
    と悪戯に笑った。

    きゅん

    10

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  3. 帰り道、春と歩いてた。

    「うちの学校ってさ、出るよね」

    「なにが?」

    わざと気付かない振りをした。

    「 お ば け」

    と、悪戯に笑う。

    「嘘だ」

    強気な口調で言うものの
    そういう話は苦手だ。

    「嘘じゃねーし」

    薄暗い道。
    ふと、あることに気づく。

    「あ、携帯忘れた…」

    教室に携帯を忘れてきてしまった。

    「はー?まじで?」

    面倒くさそうな顔をする春に、
    怖いから一緒に来て、だなんて言えない。

    「いーです。ひとりで行きます!」

    「おばけでるよ?」

    「でないもん」

    「怖くても、手繋いでくれる人いないよ?」

    「っえ?」

    「俺がいたら、ぎゅってしてきてもいいよ?」

    手を広げて首を傾げる。

    「し、しないし!」

    歩き出したと同時に手を引かれ春の腕の中にいた。

    「好きだ。ばーか」

    耳元で囁かれた声は
    怖さなんて吹き飛ばすぐらい
    私をドキドキさせた。

    きゅん

    27

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  4. 先輩に一目惚れをした。
    もちろん、先輩は私を知らない。
    唯一会える正門で先輩を待つのが日課だった。

    いつもならやってくる時間。
    でも先輩は来ない。

    帰っちゃったのかな…

    私も帰ろうと歩き出した時だった。

    ── ポンっ ──

    頭に触れた手。

    何が起きたのかわからず
    キョトンとしてる私。

    触れた手は一瞬で離れて
    誰かが横を通る。

    「また明日!」

    「…っ!?」

    先輩だった。

    私のことを知らないはずなのに…

    後ろを向きながらひらひらと手を振る先輩に

    「あの!好きです!」

    と思わず言ってしまった。

    先輩はびっくりしたのか木にぶつかって
    「いってえー!」と頭を押さえながら
    少し頬を赤らめて にぃっ と笑った。

    「俺もー!」

    そう言って両手をバット開いた。
    私は先輩の元へ走った。

    「お前がここにいる前から好きだった。」

    そして、ぎゅーっと抱きしめおでこにキスした。

    きゅん

    28

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