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  1. 27件ヒットしました

  2. 「うぉっ!…ごめん。邪魔した。」
    最悪…私は先輩に振られて校舎裏で一人で泣いていた。
    「いや…大丈夫…いまどくね…」
    腕に絡まる大きな手。先輩もこんな感じに大きな手してた。
    「あーのさ、お前、なんか勘違いしてるよ。」
    え?
    「先輩は前からあんなんだったよ。お前と付き合う前に何股もかけて…」
    だからなに?知ってるよ…そんなこと。
    「なんであんな奴にこだわるんだよ。」
    そんなこと言われたって!
    「草太にはわかるわけない!」
    「じゃぁ、誰がわかるっていうんだよ!」

    「お前の近くにいたのはいつも俺だったのに…」

    「なんで離れてくんだよ…」
    …ごめんなさい
    「今は、あいつのこと見てたっていい。けど、頼むからそんな悲しい顔すんな。」

    きゅん

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  3. 「かほ!」
    「ギャー!…ちょっと!でかい声出さないでよ!」
    「なんで?てか、かほ、そこでなにしてんの。」
    いや、あの…実は私、ずっと憧れてる先輩がいて…
    「ふーん…んで?」
    んでって…
    「こんなとこでグズグズしてたってしゃーないだろ?」
    そーだけど…
    「すいませーん!先輩。こいつが話しあるって。」
    え、え、え!?
    「ちょっと!やめてって。」
    とっさに涼の腕を取って塀に隠れる。
    「しー!いいの!あっちは私のこと知らないんだから!」
    「はぁ?かほのこと知らないのに好きなの?」
    「え?私、好きとか言ってないじゃん。」
    「え?憧れって…」
    いや、バスケ部ですごいなぁって思って私もあんなになりたいって思って、練習方法とか聞きたいなって思ってて…
    「なんだよ!そーゆーことか!焦ったー…!」
    なんで涼が焦るの?
    「いいんだよ。知らなくて。」
    クシャッ
    そう言って向こうを向いた涼の顔が赤かった気がした。

    きゅん

    3

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  4. 「うそー!雨降ってる…」
    委員会で遅くなった私、傘持ってない…
    「傘、ないの?」
    委員会一緒だった笹峰くんだ。優しいし、皆からカッコいいって言われてる。
    「お疲れ。そーなんだー…」
    「入る?」
    え?あ、でも…
    実は、私、幼馴染でもある宗介が好きで…そーゆーのちょっと…とか、言えない!
    ギュッ!
    キャッ!
    「宗介!?」
    「こいつは俺のだから。」
    「はぁ…そー。残念だな。せっかく凪ちゃんと帰れると思ったのに…まぁ、いいや。また委員会でね」
    う、うん…。
    「やっぱりな。」
    なんで?
    「ずっとお前のこと見てんだもんあいつ…」
    「いや、じゃなくて!なんでここに?」
    委員会終わる時間言ってなかったのに。
    「幼馴染が迎えにきてやってるんだろ。感謝しろ。」
    「はぁー?」
    「いや、じゃなくて…お前と帰りたくてずっと待ってたんだよ。言わせんなバカ///」

    きゅん

    7

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  5. 「うそー!雨降ってる…」
    委員会で遅くなった私、傘持ってない…
    「傘、ないの?」
    委員会一緒だった笹峰くんだ。優しいし、皆からカッコいいって言われてる。
    「お疲れ。そーなんだー…」
    「入る?」
    え?あ、でも…
    実は、私、幼馴染でもある宗介が好きで…そーゆーのちょっと…とか、言えない!
    ギュッ!
    キャッ!
    「宗介!?」
    「こいつは俺のだから。」
    「はぁ…そー。残念だな。せっかく凪ちゃんと帰れると思ったのに…まぁ、いいや。また委員会でね」
    う、うん…。
    「やっぱりな。」
    なんで?
    「ずっとお前のこと見てんだもんあいつ…」
    「いや、じゃなくて!なんでここに?」
    委員会終わる時間言ってなかったのに。
    「勘?笑」
    「ほんとにー?笑」
    「うそ…お前と帰りたくてずっと待ってた。」

    きゅん

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  6. 「葵。おはよ。」
    その低い声。ドキッと高鳴る鼓動。苦しい。
    「おはよ。」
    顔、絶対引きずってる…
    「元気ないじゃん。」
    やっぱり…
    「ううん!元気元気!」
    「そー?」
    嘘だよ。気づいてよ。周りの子たちにチヤホヤされて、付き合ってるわけでもないけど、モヤモヤしっぱなしで。ちっちゃい頃から1番近くで見てたのに。遠いよ。
    「俺さ、好きな人できたんだ。」
    え…?
    離れていくの…?
    「う、うん…」
    「告白、考えてるんだけど、あんまりいいのなくて、どーゆーのがいいかな?」

    「んー…私もそんなに経験ないし…」
    「女子がされたいこととかないの?」
    「…頭撫でるとか喜ぶんじゃないかな…」
    「そっかじゃぁ…」
    ぽんぽん
    え?
    「そんな浮かない顔すんなよ。」
    「え?」
    「帰り待ってる」
    嘘でしょ…?

    きゅん

    6

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  7. 「おい」
    頭上からふってきた太い声にドキッとする。
    「何してんのこんなとこで」
    あ、同じクラスの金城だムードメーカーででも、少し俺様キャラで人気あるんだっけ。
    「人待ってるんです。」
    「ふーん…」
    「そちらは?」
    「んー…なんもすることなくて出て来たけど、強いて言うならどれだけ待っても来ないってわかってるやつを泣きそうになるまで待ってるやつを茶化しに来たかな。」

    「うわー…趣味悪いですね…」
    「うるせぇよ。でも必要だろ。」
    「うっさいな…くるよ。」
    「いーやこねぇな」

    「じゃぁ、聞くけど、なんで泣きそうになってんだよ。」
    …だって…
    「あー!もー!めんどくせぇな!クリスマスの日に自分の大事なやつこんなとこで待たせるバカがどこにいんだよ!…お前、もうちょい自分大切にした方がいい。」

    「…俺のこと選べよ。ぜってぇ待たせないし、離さないから。」

    きゅん

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  8. 「きりーつ!礼!」
    ドタバタと足音が聞こえる中で私は気分が良くなかった。
    (どうしよう…このまま帰ったらもっと悪化する気がする…教室で少しだけ休んでいこう。)
    15分くらいたってみんな部活に行ったり遊びに行って教室は一人になった。
    (とりあえずうつ伏せになっておこう。)
    私の席は窓側の一番後ろですごく気に入っている。
    ガラッ
    いきなりドアが開いてビクッと身体が反応する。
    「あー悪い…ちょい忘れもんして。」
    それはクラス1人気の軽部君だった。
    「あ、ううん!全然!気にしないで」
    「大丈夫か?だるいならこれ着てれば?」
    そう言って渡してくれたのはカーディガンだった。
    「あ、ありがとう。」
    「風邪ひくなよ。明日会えなくなる。」
    え?
    「明日もお前に会いたいから絶対治せ。」
    そ、そんな言い方…期待しちゃうよ
    「こんなことお前だけにしか言わないから…」
    …///
    「じゃぁな…」
    ぽんぽん

    きゅん

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  9. かずまは生まれた頃から一緒でもう17年になる。
    「まや。帰るぞ。」
    若干無愛想だけど、本当は優しくていい所もたくさんある。
    「うん!」
    「あ!さかき!」
    「安藤くん。どうしたの?」

    「ごめん。話し込んじゃって。帰ろ?」
    「…」
    かずまは何も言わずに歩き出した。
    「かずま?どうしたの?なんか怒ってる?」
    「…あいつの事好きかよ。」
    「え?」
    小さかったけど確かにそう聞こえた。
    「安藤くんは文化祭のことで私に相談してくれたんだよ?私、実行委員だから。」
    「…」
    「ねぇ、かずま。それって私にやきもち妬いてくれてる?」
    「あ?あぁ。焼いてるよ。ぜってぇあいつお前のこと好きだもん。」
    冗談で言ったのに///
    「いいか?よく覚えとけ。こうやってやきもち妬くのもお前だけだからな?」
    …そんな。私なんか相手にされてないと思ってた。
    「バカにすんな。俺はずっとお前しか見てねぇよ。」

    きゅん

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  10. 私が屋上に来た理由はあんな教室にいられなかった。いじめばっかで耐えられない。
    「お前さ、なんなの?昼休みいっつもここ来るよね?俺のこと好きなの?」
    はい?
    なのにこの男勘違いしてる。どう考えたって初見だし、誰だよって感じ。
    「いや、ほっといてください。関係ないんで。」
    「は?」
    ドンッ!
    「ムカつく。」
    「ん…!ん!」
    は!?バカなんじゃないのこいつ!学校でキスするなんて。
    「うっわ、ゆでダコ…笑」
    「当たり前じゃん!?そんなの!」
    「あ?拒否しろよ。お前さ、拒否しねぇからこんだけやられんだ。」
    いじめでつけられた首の後ろの傷が見つかったのは初めてだった。
    「なんでわかるの。」
    「昼休み毎日見てりゃわかる。辛いんだろ?辛い時くらい誰かに頼ってみろよ。」
    できたらとっくにやってるよ…
    「いや、お前が頼るのは俺だけで良い。だから、もう、そんな顔すんな。」
    …///

    きゅん

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  11. 「おい。何してんだよ。」
    やば!見回りの人かな?
    「美沙?」
    ?この声…
    「涼ちゃん?」
    「やっぱ美沙か。」
    会いたくなかった。なんで、こーゆー時だけそばに来てくれるの?
    私が親友だと思ってた子に裏切られて涼ちゃんのとなりを奪っていった。
    「美沙、最近、なんか変だぞ?」
    「え?あー、そ、そんなことないよ?」
    「嘘つけ。今更俺にそんな嘘が通用すると思うか?」
    …そうだった。私、涼ちゃんの幼馴染なんだった。のに…
    「ね、ねぇ。涼ちゃんって好きな人いるの?」
    「あ?…あぁ。いるけど?」
    「そ、そーなんだなぁ。」
    やっぱり。聞かなきゃよかった…
    「聞くことはそんだけか?」
    「え?」
    「誰かは聞かないわけ?」
    「だ、だって、そんなの聞いたら立ち直れなくなるもん。」
    「は?なんで?俺が好きなのはお前だけだけど?」
    …え!?
    「おれの姫はお前だけってランドセル背負ってる時から決めてんだよ。」

    きゅん

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  12. (どーしよ!どーしよ!)
    今、すごく焦ってます。だって、お弁当を食べようと校舎裏に来たらこの学校一かっこいいって言われている佐田くんが寝てるんだもん!
    (起こしちゃ悪いし、どこか違うところで食べようかな…)
    「おい。どこ行くんだよ。ここで飯食うんだろ?」
    え?
    「ほ、他探すので、大丈夫です…」
    「はぁ?他ってどこだよ。お前、誰ともコミュニケーション取れなくていつもここにいるんだろ?」
    な、な、なんでそれを!?
    「…座れ。」
    「え?で、でも…」
    「いいから座れって。」
    じゃ、じゃぁ、お邪魔します。
    「遠い。もっとこっち。」
    え?でも…
    「あー!もう!ガチャガチャうるせーな!俺が行く。」
    え!
    ドスン!
    「ご、ごめんなさい。」
    「は?なんで謝ってんの?俺が来たかったから来たの。」
    クシャ!
    乱暴!でも優しい。
    「ずっと見てた。」
    え?
    「気になって見てたら好きになった。」
    えー!?

    きゅん

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  13. 最近、相馬先輩に会ってないなぁ…
    先輩は、一つ上の先輩で私の彼氏でもある。だけど、違う高校に入って会わなくなった。
    このまま自然消滅しちゃうのかなぁ…
    「美沙希!」
    え!?
    「な、なんでいるんですか!?」
    「なんでって…そりゃぁ。彼氏だからね。」
    そ、そりゃそうだけど、な、なんでこんなところに…
    「どうしてるか気になって。」
    「連絡くれればいいじゃないですか。」
    「それじゃぁ、この驚いた顔は見れないだろ?」
    …相変わらず優しいのか意地悪なのかわかんない。
    「でも、嬉しいです。あえて!」
    「あぁ。俺もだよ。正直、今の高校はすげぇ楽しくてお前のこと考える時間どんどん少なくなってて。」
    「も、もう、いいです…そんなの聞きたくない。」
    「じゃなくて!俺が言いたいのは、会いたいって連絡したら会いたいだけじゃ終われなくなってこうやって喋ってる方が…」
    「方が?」
    「好きだなって感じるんだよ…///」

    きゅん

    16

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  14. 放課後の誰もいない図書室で静かに本を読むのが私の日課だった。でも、この日は違った。君が来たから…
    バンッ!
    「かくまって!」
    「え?」
    「悪い。でかい音出して。」
    「い、いえ。どうしたんですか?」
    「正樹ー!どこ行ったんだ!」
    怒らせると鬼だって言われてる清水先生だ。
    「怒らせたの?」
    「あぁ。ちょーっとね。笑」
    ドキッ
    全然知らない人だけど、見た目怖そうなのに、笑うとかわいい…
    「こんな放課後に何してんの?勉強?」
    「あ、いや、私の日課なんです。ここの棚のもの1日一冊ずつ読んでるんです。」
    「へぇー。それって意味あんの?」
    「いいんです。好きなんです。全部の本を読みきることが夢でもあるし。」
    「そっか。って、あと一年じゃ無理でしょ。」
    そーなんだよね…
    「まぁ、いいや。俺も手伝う。」
    え?
    「それこそ意味ないんじゃ…」
    「いいの。好きなの…君のこと…」
    …///

    きゅん

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  15. 「なに?そんなガン見して。」
    「へ?あ、ご、ごめんなさい・・・」
    部活後、ずっとあこがれている先輩と二人きりになった。
    「なに聞いてるのかなぁって思って。」
    苦しい言い訳・・・好きだから見てましたなんて言えない。
    「あ~。聞く?」
    ほらと言って片方のイヤホンを外して私に渡す。
    ためらう私。
    「あ、そーゆーのだめ?」
    「い、いえ!全然へーきです!」
    「そ?もうちょいこっち来いよ。」
    え?
    「届かない。」
    あ、なんだそうゆうことか。ドキリとした心臓が冷静さを取り戻さないうちに先輩は私の腕をつかんで横に座らせる。
    これって恋人みたい・・・
    「お前、うっせぇよ。」
    え?声出てた?
    「心臓。ドキドキしすぎ。」
    はずい
    その時、反射的に立ち上がっていた。
    「おい!急になんだよ!」
    「なんだよじゃないですよ!先輩のせいでドキドキするんですよ!!」
    「当たり前じゃん。わざとだもん。」
    ・・・///

    きゅん

    20

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  16. 新クラスにはあまりなじめなくて違うクラスにいる親友と帰ることにしていた私は教室で待っていた。
    「コンコン。なーにしてんの?」
    え?
    「あ、俺、瀬戸恭介です。」
    あ、委員会一緒の人だ。
    「あ、東洋なつみです。」
    「よろしくね。なつみちゃん。」
    !!!
    「俺、同じ電車乗ってんの知ってる??」
    「い、いや。」
    「ハハッ!そりゃそうか。もっと近くに立てばよかったかな?」
    ?
    「あのさ、俺が委員会一緒になったのも、電車一緒なのも全部偶然だと思う?」
    「え?」
    「覚えてないかな。去年、俺が保健室言ったらなつみちゃんいてさ。うたた寝してたんだけど、椅子から落ちそうになって支えたの。俺。」
    「あ!あの時の!?私なんか変な事・・・」
    「あぁ、言ったよ。好きって。びっくりした。」
    ・・・///恥ずかしすぎる・・・
    「ごめんなさい。」
    「ハハ!嘘だよ。それは俺が言ったの。」

    きゅん

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  17. 放課後、私は教室で友達を待っていた。
    「ハハハ!遠志(おんじ)くんっておもしろい!」
    学校一かわいいって言われてる子が読んだその名前にドキッとする。
    「…あれ?中野?」
    「あ、ごめんなさい!今でてくから!」
    「え!?なんで!?」
    「だ、だって私邪魔なんじゃ…」
    「いや?俺、洋介待つし、椎名は帰るって。な?」
    「うん!私帰るよ!じゃぁね!」
    え!?
    「遠志くんって、椎名さんとなかいいんだね。」
    椎名って名前で呼ぶくらいだし…
    「…笑笑それってもしかして、妬いてる?」
    …///なんで、私こんなこと言っちゃったんだろう。
    「言っておくけど、俺、だれも待ってないから。」
    え?
    「洋介の部活終わってるし。」
    「じゃ、じゃぁ、なんで、」
    「まだわかんない?…俺が好きなのは中野みほ。いちいち言わせんな…///」
    そんなことって…
    「ガン見してないでなんか言えよ。」
    「う、うん。私もです…///」

    きゅん

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  18. 「けいすけ。これやっといて。」

    「オッケー!」

    「かえざき君!」

    「…」
    え?なんで無視するの?

    「かえざき君?どーしたの?」

    「先輩。俺の名前、こうせいです。」

    「う、うん。」

    どうしたんだろう。いきなり。

    「多崎さんのことは名前で呼ぶのに俺のことは呼んでくれないんすね。」

    え?ヤ、ヤキモチ?

    「俺と喋りたかったら俺の名前呼んでください?」

    そんな…無理…だって私は…

    「好きだから…そんなに軽々しく呼ぶことなんてできない。」

    「え?今なんて?」

    「だから!す、好きなの!!…こうせいのことが」

    「…ずるいなぁ。」

    え!?なんで!?

    「だって告白するのも名前呼ぶのもいちいち照れさせるから。」

    …それ、私のせいじゃ…ん…ない…

    「ちかさんのせいですよ?」

    キスしといてよく言うよ…

    きゅん

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  19. 「遅くなっちゃった…」
    文化祭の準備をしていたら下校時刻をとっくに過ぎていた。
    ワイワイ
    賑やかだなぁ。
    すばるがいるところだ。
    すばるは1年の時のクラスメイトで私の気になってる人。
    「あ、かな!もう、帰んの?」
    ドキッ!
    「きゅ、急に声かけないでよ!びっくりすんじゃん!」
    「お前が無視するからだろ!?」
    ずっと呼んでたらしい…
    「ご、ごめんて。帰るよ。そっちは楽しそーだね。」
    「まぁな。」
    皮肉っぽく言ったのに全力の笑顔って…
    「女子ばっかでチヤホヤされてていいね!」
    「なに?もしかしてヤキモチ?」
    「ち、ちが!なに言ってんの!?」
    ドンッ!
    「好きなやつ以外にチヤホヤされても意味ねぇんだよ。」
    え?
    「だから、お前じゃなきゃ意味ねぇの。わかんねぇの?」

    きゅん

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  20. 「先輩!」
    後ろから声がしたと思ったら部活の後輩の野本大翔(のもとひろと)くんだった。
    「大翔。おはよう。」
    実は私たち付き合っている。
    「先輩。そろそろ部員に言いませんか?俺、自慢したい!」
    「え、でも、これからいろいろ言われるんだよ?」
    前にも経験したことがある。それでこじれて別れることになった。
    「先輩…手…繋いでいいですか?」
    え?今ダメって言ったばっかなのに…
    「そこまで。そこまでだったら誰もいないから。」
    うん…
    年下なのに大きな手。優しくてでも、しっかりと私の右手を包む。
    あと5歩でこの手は離れる。ダメって言ったけど離れたくない。
    「先輩。こっち向いて。」
    へ?っと大翔の方を振り返ると…
    チュッ
    「チャージ完了!これで今日も頑張れます。」
    「…///」

    きゅん

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  21. 「りーくー!」
    幼なじみを発見した私は叫びながら走り出す。
    「うおっと!おい!背中に抱きつくなっていつも言ってんだろ!」
    「だって、癖なんだもん。」
    はぁーとため息をつきながらも私のことを支えてくれる。
    「そろそろ降りろ。重い。」
    背中広いなぁ…こんなだったかな。
    「えー…だって、楽なんだもん。クラスまで!」
    「はぁ!?俺は8組でお前は1組だろ!なんではじまで行かなきゃいけねぇんだよ。バカ。」
    考えれば、声だって前より全然低い…
    「…こうでもしなきゃ一緒に居られる時間ないじゃん。」
    わ、私ってば何言ってんだろ…恥ずい
    「…じゃぁ、付き合おっか。したらお前と一緒に帰ったりできんだろ。」
    え!?
    「う、うん…好き!」
    「おい!耳元で言うな!…照れんだろ///でも、ずっとそばにいてほしい。」
    「そっちだって照れる言葉ばっか言う。」
    「だって、癖だもん。」

    きゅん

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