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  1. 42件ヒットしました

  2. 〜続き〜

    あ…言っちゃった

    「それ…ほんと…?」

    「え…と、ホントです…ひゃっ!」

    ぎゅ

    「嬉しい。」

    「っ//」

    まずい、心臓おかしくっ、なりそうっ!

    「なあ、俺の印つけていい?」

    「な、なにを…っつ!」

    チウッ…チュッ

    「いった…って、キ、キスマーク//」

    「それ何って言われたら、彼氏につけられたって言っとけ」

    そんなことしなくっても、ずっと先輩のそばにいるのに…

    「はぁー…可愛すぎ。」

    「こ、声に出てました?」

    「ばっちり。」

    は、恥ずい///

    「でも…ありがと。大好き…」

    きゅん

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  3. 〜続き〜
    は〜…宙のバカ
    でも一応、宙彼女持ちだし。恋愛に関しては先輩なわけだ。

    「…佐倉、的の紙印刷するからちょっと来い」 

    「は、はい!」

    あ、あれ?こっちって校舎裏…
     
    「先輩、こっちって校舎う…」

    「なぁ…」

    「何ですか?」

    「お前は宙と、付き合ってんのか?」  

    「え!」

    トンッ…

    「なあ…」

    え、これ。壁ドンとかいうやつですか!?
    逃げられませんね…
    ていうか、ち、ちかい//  

    「答えて」

    「つ、付き合ってない…ですよ…」

    「…じゃあ好きなのか?」

    「好きじゃ、ないです!ほんとに好きなのは先輩なんですから!」

    「!」

    〜続く〜

    きゅん

    2

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  4. 「で、引くときはこう。」

    「は、はい。」

    弓道部に入った私は先輩からゴム弓の引き方を教えてもらってます。

    「もうちょっと、腕は上」

    ひゃあああ〜!!近い近い!!
    先輩は後ろから腕を誘導してくれる。
    心臓の音、聞こえてないよね?ね?
    私は、笑顔の先輩と弓を引く真剣な先輩に一目惚れした

    休憩時間、同じクラスの宙(そら)に話しかけられた
    「佐倉、塚本先輩のこと好きなん?」

    「えぇ!なんで知って…」

    「今知った。」

    あ…しまった…

    「だろうと思った。顔真っ赤だったし」  

    「!?」

    「ほら、また真っ赤」

    「もー!バカ!」

    ベシ

    「痛て。」

    「余計なこと言い過ぎなのよ!宙は!」

    「はは〜!頑張れよー」

    ったく…


    〜続く〜

    きゅん

    2

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  5. つづき


    『郁斗にぃ?なんで、耳赤いの?』
    「…るせぇ、好きなんだよ…悪いか//」
    いや、悪くないデス。
    『郁斗にぃ。あのね、私も郁斗にぃのこと好き//』
    「っ~//ほんっと、煽るの上手いよな。帰ったら覚えとけよ?」

    ちゅっ

    まさかの両想い//

    きゅん

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  6. 「…ら…沙羅」
    『ん…郁斗にぃ?どうして、ここに?ここ中学校だけど…?』
    郁斗にぃは一つ上だから高校にいるはず…
    「沙羅が倒れたって連絡来たんだよ。ったく、無理すんなよな。」
    頬に触れる郁斗にぃの手はひんやりしてて気持ちいい
    そして、高鳴る鼓動
    「やっぱ、熱あるな…。あれほど早く寝ろって言ったのに。何時に寝た?」
    『んー、4時くらいかな?』
    「はぁ~…」
    『ごめん…』
    「帰るぞ」
    『はーい』
    ガクッ
    「っ!おいっ!」
    『ごめん、力抜けちゃっただけ』
    「あー!危なっかしくて見てらんねー!」
    『え、ちょっ!』
    お姫様抱っこされてしまった
    『お、おろして!大丈夫だから!』
    「信用ならねーな」
    『ほら、重いし!それに、恥ずかしいし』
    「別に授業中なんだから、誰も見てねーって」
    『で、でも…』
    「はぁ~…ちょっと黙れ」
    『んぅ!?』
    郁斗にぃとキスして…る?



    つづく…

    きゅん

    4

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  7. 私には好きな人がいる
    でも、隣のクラスで会う機会なんて皆無だ
    最近、蓮をみてると目が合いそうになる時がある
    いっつもそらしちゃうんだよなぁ…
    まさか、私の訳ないしね
    こんななんの取り柄もない子を好きになる訳ないじゃん
    『はぁ』
    「ねぇ」
    『はい?ってれ、蓮…』
    呼ばれたから振り返ってみるとそこには蓮が
    『ど、どうしたの?』
    「これ、忘れ物。」
    そこには私のマフラーが
    そういえば、なんか首元がスースーすると思った
    『あ、ありがとう』
    「ん。」
    改めて蓮の方をみると蓮のマフラーは綺麗なリボン結びされていた。
    「何?」
    『いや、結び方上手いなぁって』
    「貸して。結んでやる」
    『ありがとう。』
    斜め横に結んでもらってまた顔を上げようと思ったら抱きしめられていた
    『れ__』
    「なんで目合わせてくんないの?」
    『え…』
    「ずっとみてたの知ってんだかんな」
    『な、なんで…』
    「好きだから。」
    『え//』

    きゅん

    12

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  8. 『あー、寒っ』

    「お前は冷え性だったな」

    『うん。特に冬は辛い』

    「まぁ、仕方ないからいざとなったら俺が温めてやるからな」

    『えー...なんでそんな上から目線なのよ!』

    「えーとか言うな!温かいのは事実なんだからよ」

    『動くホッカイロめ...!』

    「がっかりしたか?自分の冷え性に笑」

    『う、うるさいなぁ!』

    「すっごい冷たいんだろ?今」

    『自分じゃ、あんまりわかんない。確かめて』

    「きんちょうでもしてんのか?手震えてるけど?」

    『な、なわけないじゃん』

    「だったらなんで震えてんだよ」

    『その、寒いんだよ!』

    「あっそ、まぁいいけど。ところでさ、」

    『ん?』

    「早く気付いてくんない?」

    『何を?』

    「今までの会話縦読みしろ!バカ!」

    『何だっけ?』

    「お前は本当にバカだな。」

    『はぁ?なん_』

    チュッ

    「おまえがすきだ」

    きゅん

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  9. 『ねー真冬。』

    「んー?」

    『好きな人誰?』

    「ぶっふぉ」←お茶吹き出した
    いきなりなにを聞きやがる

    『うわ、きったな』

    「だってさ、いきなりそんなこと言われたらさ…」

    『で、誰?』

    「言わねー…」

    『え、なんで?』

    「なんでも!」
    言えるかよお前が好きだ。なんて

    相手が好きかもわからんのに、そんな賭けには出たくねーし

    相手が好きってわかればいいんだけどな

    「じゃあ、お前の好きな人は?」

    『は?なんでそうなるし!』

    「言ってくれないの?」

    『うっ…わかった。』

    うおっと、まじか

    「誰?」

    『真冬…で、す//』

    「え、まじ?」
    やばい、にやける。顔赤くなってんの可愛い

    『う、うん。は、はい!言ったから真冬も言って』

    「俺も、好き」

    『ん?え?』

    ぎゅっ

    「俺はお前が好き。」

    『ありがと。』

    「っ//」
    泣き笑いのような顔。可愛いすぎ!

    きゅん

    2

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  10. 『はぁっ、はぁ。』

    屋上に向かって猛ダッシュ
    大学生になった先輩とじゃ私は釣り合わないんだ
    わかっていた。はずなのに、期待した。
    学校にいたころ毎日のように会っていて。大学生になってからもいつも学校まで来てくれて、今日は私が早く終わったから会いに行こうと思ったんだ
    でも、見ちゃったんだ女子に囲まれている先輩を。
    一瞬目があったが、逃げ出した。だって、笑ってたんだ楽しそうに。
    泣かずにはいられないよ

    「やっぱ、ここか。」
    『…っで』
    「ん?」
    『私といるの楽しくなかったですか。』
    明らかな嫉妬だ
    「っ、なわけないじゃん。だから、泣くなよ」
    そう言って優しく抱きしめられた
    「なんでそう思った?」
    『楽しそうに、話してるから』
    好きって気持ちが溢れてやまない。
    「いまから、大事なこというからな?」
    『え?』


    「好きだよ。ずっと一緒にいよう。」
    『はいっ!』
    直後、少ししょっぱいキスをした

    きゅん

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  11. 『あ、陸だ』

    私は青宮志乃(あおみやしの)陸上部に入っている結城陸(ゆうきりく)をいつも屋上から見ている。こっそりね

    『やっぱ、足速いなー』

    陸は足速くて、勉強出来て、私とは釣り合わない。でも、あの、笑顔に惚れてしまった。

    『ふふっ』

    同じ陸上部の子達とじゃれあってる。ニコニコしてる、いい記録でたのかな?

    私も長距離は得意だから入ればよかったな。なーんて

    『あ、あれ?』

    み、見失った。どこに行ったのかな?
    ガチャ

    「はぁ、やっぱいた」

    『陸,,,どうして』

    ぎゅっ

    「見てるの知ってたから会いたくなった。その,,,好きだから」

    『い、今なんて?』

    「だから、好きなの!」

    『本当?』

    「噓でこんなこと言わねーよ//あ、汗臭いよな」

    『離れないで』

    「え//?」

    『私も,,,好き//』

    「ありがと//」

    この後しばらく、陸の匂いと温かさに包まれてました

    きゅん

    2

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  12. 『はああ~』

    そして、私は机に突っ伏す

    え?何時間目かって?2時間目でーす

    だって、数学ですよ?

    ポンポン

    『!?』

    「どうした。やっぱ数学苦手なのか?」

    ちがう、苦手じゃなくて

    『嫌いなの!』

    「はい、じゃあ、さっきの復習するぞ」

    『う~やーだー』

    この鬼は彼氏の蓮。鬼だけど学年一位だし、生徒会長でもある

    「いくぞ」

    『え?次の授業,,,』

    「次、自習。行くぞ図書室」
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    『ここはこれでいいの?』

    「ん、あってる。なんだ、できんじゃん」

    『ははは,,,』

    いや、バカってわけじゃないし

    「ねぇ、ちょっとこっちむいて?」

    『ん?うわっ』

    ぎゅっ

    『ど、どうしたの?』

    「んー最近忙しかったから美優不足。充電させて」

    みんなの前ではきちんとしている蓮が私の前だけ見せる甘えはとってもレアだ

    独り占めの時間

    きゅん

    10

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  13. 『はあ~』
    私がため息をついている理由は。昼休みのことだ

    零が私の後ろの席で、顔を伏せていた
    『どうしたの?零』
    「あ~、なんかだるい」
    『大丈夫,,,じゃなか、保健室行ってきなよ』
    「うん、そーする」
    10分後
    『どう?』
    「熱、あった。早退する」
    ま、まじでか。零いないと寂しいんだけど(泣)
    『気を、付けてね?』
    一応寂しさを込めて
    「あ、うん」
    そっけないな、余計寂しい

    そして今に至る
    寂しすぎて泣きそう。もう、泣いてもいいよね?
    『うぅ~。寂しいよ,,,れい~』
    声に出したらもう、涙が止まらなかった
    すると、後ろから温かいのに包まれた
    「なんだよ,,,」
    『れ、い?どうして?』
    「お前があんな顔するから、家に、いても気になって、寝らんねーよ」
    『え,,,』
    「だーかーらー、お前が好きだから、気になんだよ」
    『うぅ~。零のばか~』
    「なんで、また泣く~?」
    『私も好きだよっ』

    きゅん

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  14. 「おーい、霧島〜」
    と言っているのは、学年でもイケメン?の部類に入る篠崎奏多〔しのざき かなと〕うるさいししつこいから私は苦手
    『なんか用?』
    「今度の日曜デートしようぜ!空けとけよ!」
    え、あの?はい?
    『えーっと…その…』
    返答に困っているといきなり
    ギュッ
    『え?』
    幼なじみの夢野零〔ゆめの れい〕に後ろから抱きしめられていた
    「ダメ。霧島は俺とデートすんの。てか、お前も断れよ」
    『う、うん』
    いきなりだし、私は零のこと好き…だし。心臓がドキドキしまくっているんだが
    「あっそー」
    と言って帰っていった篠崎
    『零?なんであんなこと言ったの?』
    「だって…つか察しろよ」
    『え?』
    「あー!もう!一回しか言わねーかんな」
    というと零は少し顔を赤くして
    「霧島が好き…だから、嫉妬したんだよ。」
    『本当?』
    「本当」
    『私はずーっと前から好きだよ!』
    ギュッ
    「あ〜//もう、可愛すぎ//」

    きゅん

    8

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  15. 『はぁ〜暇だ』
    と言いながら、放課後三年の教室をウロウロしている二年の私。
    もしかしたら、与良〔よる〕先輩がいるかもしれないから。
    トントン
    と思っていると、いきなり後ろから肩を叩かれた
    『与良先輩…!』
    「すきありっ‼︎」
    ドンッ
    『せ、先輩?なにを…』
    「はい、手貸して。両手」
    『は、はい』
    「ふっ…つめた。」
    そのまま私の両手は先輩に押さえられてしまった。
    『先輩、なにをしようとして…んっ//』
    気がつけばキスされていた
    「はぁ…なんか、もう好きすぎてやばかった」
    『えっ?』
    「だーかーらー、君が好き…なんだよ!」
    『ほんとですか⁉︎』
    「ほんと。順番逆になっちゃったけど。君の返事聞かせて?」
    『私も、先輩が、好きです!大好きです!』
    「ありがと。俺、幸せだわ//」

    きゅん

    7

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  16. 続き

    「ふぅ〜」
    『ありがとう零』
    「いや、べつに…てか、何勝手に攫われてんの?」
    『ご、ごめん』
    「じゃあ、その罰に俺の行くとこ付き合え」
    『え?』
    そう言って零は手を握って歩き出す。というか、次第に速くなっていく
    「はぁ…着いた」
    『はぁはぁ…なんで、走ったの?』
    着いたのは真っ暗闇。風が冷たいから多分外だ。
    「間に合わなさそうだったから。3,2,1」
    ぱぁぁ
    『うわぁ〜綺麗なツリー。これって伝説の?』
    「ああ、好きな人と見ると恋が叶うって言われてる。その源は」
    『1番上のいちご…え?好きな人?』
    「気づけよ、バーカ。俺はお前が好きだ。付き合って下さい」
    『はい。よろしくお願いします』

    「やっぱり伝説は本物なんだな」
    『そんな訳ないよ』
    「え?」
    『私、ずっと零のこと好きだったもん』
    「まじかよ…まぁ、俺はこのツリーに告白させられたけどな」
    そう言って零は
    「大好きだよ」
    と言った

    きゅん

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  17. 「先~輩」
    げっ、また来た
    今、ニコニコしながらやって来たのは後輩の篠崎蒼太【しのざきそうた】最初は時々話すくらいだったけど、今は毎日来るから正直迷惑だし、ウザイ
    『で?今日は何の用?』
    「あ、はい。先輩はクリスマスツリーの伝説知ってますか?」
    そりゃあ、三年この学校にいるんだし
    『知ってるよ。ライトアップされたクリスマスツリーを見たカップルはずっと一緒にいられるとか』
    「はい!ということで行きましょう」
    ぐいっ
    は?何がということでなの??で、なんで手つかんでるの?
    『ね、ねえ、ちょっ、』
    ギュッ
    『え?』
    すると、後ろから同級生の神野零【かんのれい】が私を抱きしめていた。実は私の好きな人。
    「こいつ、俺の手出すな」
    さすがに先輩という名の圧力で篠崎君はあっさり帰ってしまった。

    続く

    きゅん

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  18. あー暇だー
    ということで、1年校舎来ちゃった。まぁほんとは柴崎 希和〔しばさき きわ〕に会いに来たというか見に来たんだけど…
    『はぁ…』
    いなかった。
    トントン
    いきなり後ろから、肩を誰かに叩かれた。振り向くと
    ぽんぽん
    「先輩、なんでいるんですか?」
    と言いながら希和が頭を撫でてくる。
    いや、いま絶対私の顔赤くなってる//
    「先輩?顔赤いですけど、大丈夫ですか?」
    赤くなったのは君のせいだ!あんなことされたら、誰だってキュンとなるわ!
    と言いたくなるのを抑えて
    『なんでもない』
    そしたら、希和が
    「先輩。今日の放課後、中庭いてくれませんか?話したいことがあるんです。」
    放課後になり、私と希和が何を話したのかは、ご想像におまかせします//

    きゅん

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  19. 『さっむー』
    もう、12月だし、冷えるなぁ〜
    「ウェーイ」
    ギュッ
    『わわっ!』
    「びっくりした?」
    『当たり前じゃん!バカ蓮』
    同級生の蓮。クラスじゃあかまってくれないけど、二人になると寄って来る。まぁ、嬉しいんだけど…
    「ごめん、じゃあ、手」
    『あ、うん』
    ギュッ
    「冷たっ!」
    『冷え性なもんで』
    「まぁ、俺のであっためるし」
    『ところで、今日はなんでこんな積極的なの?』
    「だって…」
    『だって?』
    「崎田〔さきた〕と一緒にいたから…」
    『どうして崎田と私のこと気にするの?』
    「だって、好きなんだもん。好きじゃない奴にこんなことしないし」
    『バーカ。私だって好きじゃなきゃ手なんか繋ぎません』
    「本当?」
    『うん。本当』
    「じゃあ、ずっと俺のそばにいてよ?」

    きゅん

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  20. 『零斗【れいと】呼んだ?』
    「うん、ってゆーか、俺会長」
    『えーべつにいいじゃん』
    この人は生徒会長の霧雨零斗【きりさめれいと】同級生
    「生徒会長の命令は?」
    『はぁー、絶対』
    「そう。で呼んだ理由は書類やってほしーんだ。」
    なんだ、そんなことか。
    『分かった。でもそれぐらい零斗会長一人でも出来るんじゃない?』
    「まぁ~いろいろあるんだよ」
    なんだそりゃ、まぁいっか

    『終わったよ会長』
    「ありがとう」
    『あ、もう休み時間ない。早く戻んなきゃ』
    「あーあの時計壊れてるよ?もう5時限目始まってる」
    嘘でしょー
    『えっ、じゃあなんでチャイムなんないの?』
    「昼の放送うるさいから」
    そんな理由で私は巻き込まれたの!?
    「でも、呼んだのは書類だけじゃないよ?」
    『どういうこと?』
    ギュッ
    「好きな人と一緒にいたいって思うのはダメですか?」

    きゅん

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  21. 今日は部活あるけど、顧問来ないし、部活なんか居場所無いし、サボり。誰かに相談したいけどそんな人はいない。
    グラウンドからはサッカー部や陸上部の声。
    私が屋上に来たのは、本当はあいつが来るから
    ガチャ
    「美優?部活は?」
    『べつに?』
    同級生の天野零【あまのれい】
    「なんかあったろ」
    『なんもない』
    なんでこういうところ鋭いんだよ
    「だったらなんで…」
    『だからなんもないってば』
    「じゃ、なんで泣いてんの?」
    つぅ~
    なんでだろ、よく分かんないや
    「言えよ。3、2、1。はい、時間切れ」
    は?
    『んっ!』
    なんでキスされてるの?
    『はぁ…ほっといてってば!』
    「好きなやつ、ほっとけるかよ!」
    嘘…
    『これ以上友達に、離れていってほしくないのっ!』
    「俺は、どこにもいかねーよ。ずっとそばにいる。だから話せよ。な?」
    そんなこと、言われたら。涙止まんないじゃん。
    本当に好きだ零のこと。

    きゅん

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