ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 49件ヒットしました

  2. 「薫のバカっ」

    私の叫びが誰もいない教室に響き渡る。

    薫──私の好きな人。

    この間、決死の覚悟で告白したが、フラれてしまった。

    それからは私が話しかけても避けられてしまう。

    「薫なんて嫌いになりたい」

    惨めで顔を俯けると、床に染み渡る水。

    「やめてくれ」

    切羽詰まった声が聞こえ顔を上げると、誰かが私の前に立っている。

    しかし視界がボヤけていて何も見えない。

    でも私の大好きな声、顔を見なくてもわかる。

    ──薫だ。

    「頼むから、俺を嫌いになるな」

    「薫はズルい!思わせぶりなことばっかりして!」

    「…好きだよ。告白されてから、ずっと考えてた。
    お前が傍にいないとヤダし、ドキドキして心を掻き乱されるのも、お前にだけ…」

    夢みたい。だってあの薫だよ?

    「嬉しい。大好き薫」

    「俺も」

    私たちはお互いの顔を見合わせて笑ったあと、どちらからともなく顔を近付けキスをした。

    きゅん

    17

    マナみさんをフォロー

    通報する

  3. 「久しぶり。元気だった?」

    『うん』

    「日向が好きなお花、“胡蝶蘭”もってきたよ」

    『お、ありがと』

    「いつもこの花だったね。私の誕生日でも…プロポーズでも」

    『そうだな』

    「すごく嬉しかった」

    『蘭には胡蝶蘭を贈りたかったんだ』

    「胡蝶蘭の花言葉、日向が好きそうだなって思った」

    『蘭と俺にピッタリだろ?』

    「……ひ、なたっ。…っ、かえってきてよ!」

    『あー、…っ、もうっ泣く、なよ』

    「っ、ダメだね。まだ立ち直れてない。もうすぐ、この子も産まれるのに。強くならなきゃね」

    『…ごめんな。蘭、愛してるよ…せめて、聞こえてくれればなぁ』

    「私も愛してるよ」

    『!!!』

    「何だか日向がいってるような気がしたから」

    『そっか。…そっかぁ』

    「じゃあ、また来るね。次はこのお腹の子も連れて」

    『うん。またね』



    胡蝶蘭の花言葉

    *・゜あなたを愛してます・*:.

    きゅん

    3

    マナみさんをフォロー

    通報する

  4. 「はい。先輩」


    南くんから差し出されたのは、綺麗にラッピングされた四角い箱。


    「ホワイトデーです」

    「え!?…あ、りがとう」


    南くんってホワイトデーとかくれるんだ!!
    …てことはもしかして――


    「他に貰った女の子たちにもあげたの!?」


    必死の形相で南くんを見つめていると、突然フッと楽しげな笑みをした。


    「あげてませんよ。てかバレンタインのチョコは先輩以外、貰ってないんですから」

    「嘘!貰ってたじゃん!私しっかり見たよ?」

    「それは本人に返しましたよ」

    「そうなの??」

    「はい。だって俺は先輩のチョコが欲しかったから」


    南くんは触れるだけのキスをし、それはどんどん深いものとなっていく。


    あまい。南くんはとても。




    ――――……


    「南くんって変わったね。前はもっと初々しかった」
    「…これは先輩にだけ。特別だからです」
    「(ほら。変わった)」

    きゅん

    9

    マナみさんをフォロー

    通報する

  5. 「先輩、俺のチョコは?」

    南くんが私の目の前に立ちはだかる。

    「そんなの…ない」
    「…ふーん」

    素直じゃない自分に嫌気がさし、私は目線を下に向け俯く。

    「南くんが悪いんじゃん」

    もうやだ。南くんは何も悪くないのに。

    「南くんが私以外のチョコ受け取るから!!」

    長い沈黙の後、頭上から盛大な溜息が聞こえた。
    咄嗟に顔を上げると、南くんの歓喜を抑えているような笑顔があった。

    「先輩、やーっと妬いた」
    「へ?」
    「いつも俺ばっかりで…。さっきだって先輩他の男にチョコあげてた」
    「あっ!あれは色々事情があって「でも、嫌だった」

    南くんは私の言葉を遮り、私をギュッ抱きしめた。

    「先輩、俺のチョコありますか?」
    「...はい」

    自分のカバンを漁り、南くんに差し出すと南くんは目の端を下げて優しい笑みを浮かべ

    「ありがとう。めちゃくちゃ嬉しい」

    と言い、私の唇に自分の唇を重ねた。

    きゅん

    54

    マナみさんをフォロー

    通報する

  6. 「おい」


    顔を上げると、幼なじみのリキが眉間にシワを寄せて立っていた。

    その表情からして怒っていることは一目瞭然だ。

    こうなったらリキはものすごく面倒くさい。


    「なに?」


    私はできるだけ優しい声色で言う。

    これで少しは機嫌が戻るだろう。


    「お前、付き合うのか?」

    「は?」


    リキは機嫌が戻るどころか、更にワントーン声を低くして言う。


    「だからっっ!!アイツと付き合うのかって!! コクられてたろ、さっき」

    「みっ、見てたの!?てか何でそんな──」


    ───ドンッ!!


    私の顔の両横にはリキの手があり、目の前にはリキのドアップの顔が…


    「なにす──」




    「お前は俺のもの。誰にも渡さねぇ」




    そう言って、リキは私に触れるだけのキスをした。

    きゅん

    17

    マナみさんをフォロー

    通報する

  7. 「何でむくれてるんですか…」
    「別に!!」

    目の前には困り顔の南くん。

    「何かあったからそうなってるんでしょ」
    「何にもないの!!」
    「…俺のこと、嫌いになりましたか?」
    「ちっ、違う!!」

    私が反射的に顔を上げると、南くんは盛大なため息をする。

    「じゃ、なんなんですか?言ってくれなきゃわかりませんよ…」

    一瞬の沈黙のあと、私は小さな声で話し出す。

    「南くんくんこの間、女の子と2人で街…歩いてたっ、いつもいつも私ばっかり」
    「先輩──」
    「私ばっかり南くんを好きになってく!!」

    そう叫んだあと、私は走り出す。
    けれど後ろから腕を引かれ、ふわりと何かに包まれる。

    「先輩、可愛いすぎます」
    「へ?」
    「…俺の姉です、それ」
    「え!?お姉さん??」
    「…俺は、先輩しか好きにならないし、なれない」

    後ろを振り返ると唇に軽くキスを落とされる。


    「俺のほうが絶対先輩を好きだから」

    きゅん

    104

    マナみさんをフォロー

    通報する

  8. 最悪最悪最悪
    忙しくてなかなか一緒に帰れない南くんと、今日は久しぶりに帰る約束してたのに!なのに!!

    「じゃあ岸本それ頼むな」

    先生がウインクをし、教室からでていく。
    私の机の上にはプリントの山。
    やっぱり委員長なんて引き受けるんじゃなかった。
    こんなことで、私と南くんとの愛の下校が邪魔されるとは。
    まあ一応、帰っとくようにはメールはしたけど…
    携帯をつけてみるが返信はなし。
    でも本当は待っててほしい……なんて。
    私は目の前のプリントに視線を移し、手をかけようとしたとき__

    「手伝う」

    背後から聞こえた声に驚き、振り向くとそこには南くんが立っていた。

    「え?帰ったんじゃ」
    「……俺も一緒に帰りたかったし、先輩おいて帰りたくない」

    ドッキーン

    「ふふ、ありがと。嬉しい」
    「ん」
    「じゃ、早く終わらせよっか」
    「うん」

    そうして1時間後に2人で手を繋いで帰ることが出来ました。

    きゅん

    9

    マナみさんをフォロー

    通報する

  9. 私の彼氏には、好きな人がいる。

    それは幼馴染の女の子。

    もともと私のことは別に好きじゃない彼。

    失恋した彼の弱味に漬け込んで偶然付き合えただけ。

    でも最近私と彼が付き合っているのを見て

    その幼馴染は自分の気持ちに気づいたみたい。

    彼は優しいから

    告白されたことも、心が揺れてることも決して言わない。

    分かってる。

    私が諦めれば上手くいくって。

    でも好きなんだもん。

    ずっとずっと好きなんだもん。


    けど知ってるんだ。

    彼は私を気遣って、その幼なじみとは距離を置いてること。

    自分の気持ちを必死で圧し殺してること。

    最近全然笑ってないこと。

    だから私はこの恋に終止符をうつことにしたんだ。


    「もう、別れよう」


    私は1番切り出したくなかったことを平然と言う。

    ばいばい

    私の初恋。


    せめて、あと少しだけ好きでいさせて…。

    きゅん

    4

    マナみさんをフォロー

    通報する

  10. 聡へ

    最初はね、遠くから見てるだけで幸せだったんだ。

    私が一世一代の告白をしたときの

    聡のとても嬉しそうな顔が今でも忘れられない。

    かすれた声とか

    笑ったときにみえる八重歯とか

    照れたときに私の頭撫でる癖とか

    意外と笑い上戸なとことか

    私にいつも大好きと言って抱きついてくる聡が

    大好きで、大好きだったんだ。

    でもやっぱり聡を巻き込みたくなくて、
    あんな酷いこと言っちゃった。

    別れようと言ったこと本当は今でも後悔してるんだ。

    ごめんね。

    本当は聡の傷ついた顔なんてみたくなかった。

    私は聡の笑った顔が好きだったから。

    本当はもっと聡と生きたかった。

    ずっととなりで聡を見ていたかった。

    でも、もうそれも出来ないんだね。

    どうか幸せに──

    愛してるよ聡。

      千夏より

    きゅん

    6

    マナみさんをフォロー

    通報する

  11. 「せーんぱいっ!!」

    「おお、ビックリした」

    先輩はいつも放課後ここに来て窓の外を眺めている。

    「なに見てるんですか?」

    本当は分かってる。

    「んー。天気がいいなーと思って…」

    ウソつき。

    先輩が誰をみてるのかも、誰を好きなのかも私は全部知っている。

    「ふーん、じゃ私も」

    そう言って私は先輩の隣に並ぶ。

    窓の外を眺めると、テニス部が球をおっていた。

    その中でも一際美人な先輩がとても楽しそうに笑っている。

    私は隣にいる先輩を、盗み見る。

    とても愛しそうな目をして眺めている。

    先輩

    先輩

    私を見てください。

    今少しだけ私だけをみて、私の話しをしてください。





    先輩

    たとえ振り向いてくれなくても


    私はずっと大好きです。

    きゅん

    5

    マナみさんをフォロー

    通報する

  12. 私の日課、


    「せんせー、具合が悪いです」


    それは保健室に行くこと。


    「また綾瀬か。そんなに元気なら大丈夫だよ。
     ほら、帰った帰った」

    「ちょっとー!!せんせーヒドイ!!」

    「…んで、今日はどこが悪いっていうんだ?」

    「恋の病です。胸がとっても苦しいでーす」

    「ほう。そりゃ大変だな。
     一晩寝れば治るぞ。
     ほら教室に戻れ」

    「うぅー、私は本気なのに」


    私は先生に背中を押され、保健室から閉め出されてしまった。


    「せんせー!!また来ますね!!」


    私は教室に戻りながら大きな声で叫んだ。

    チラッと振り替えると、先生は呆れ顔で私を見ていた。

    先生は私なんか見向きもしない。

    大抵の男は少し優しくしただけで、私のこと好きになるのに。

    先生は違う。


    両思いには憧れるけど、片思いも結構楽しいかも……なんてね。

    きゅん

    6

    マナみさんをフォロー

    通報する

  13. 「…どうしたの?南くん」


    昼休み、私はなぜか南くんに抱きしめられている。

    どうしたのかな。

    こういうこと、めったにしないのに。

    それに、怒ってる?


    「みっ、南くん?」


    南くんは私の首に顔を埋めて、何度もキスをおとす。


    「先輩…が、悪いんですよ」


    南くんはとても苦しそうな声。
    でも、、


    「…ごめん。私、全く心当たりがない」


    私がそう言ったことで、更に不機嫌になり私を抱きしめる力は強くなる。


    「痛い痛い。南くんっ!」


    本当にどうしてこんなに怒ってるの?


    「先輩、男と登校してた」


    へ??
    それって…ヤキモチ?


    「玄関前で偶然会っただけだよ。だから何も心配しなくて大丈夫」


    そう言ったのに、南くんはなかなか顔をあげない。

    すると突然、首筋に痛みがはしる。


    「南く──」



    「先輩、ずっと俺だけをみて」

    きゅん

    25

    マナみさんをフォロー

    通報する

  14. 「あれっ、まだ残ってたの?」

    部活は終わったのに
    バスケのゴールの下でボールを持っている男の子。

    彼は私をチラッと見ただけで
    またすぐに前を見据える。

    「これ入ったら、好きな人に告ろうと思って…」

    「ふーん。ま、頑張ってね」

    私は彼の言葉にも気にせず
    帰ろうとする。

    「まっ、待って!!」

    「え?」

    「これで…最後にするから…見ていてくれ」

    「? 分かった」

    一瞬辺りは静かになる。

    彼はゴールをキッと睨み付ける。

    私の胸は何故か最高潮に高鳴る。

    彼がすっと離したボールは
    とても綺麗にゴールに吸い込まれていった。

    「…やったじゃん!!おめで──」

    「俺!!お前のことがずっと前から好きだった」

    きゅん

    11

    マナみさんをフォロー

    通報する

  15. 「南くん、好きだよ」

    「…ありがと…ございます」


    そう言って顔を真っ赤にさせる南くん。

    ほんと可愛いくて、愛しいなぁ。


    「南くんは!? 私のこと、好き?」

    「っ…好きですよ…」


    更に赤くなる南くん。

    南くんのこういうところ、イジリがいがあって楽しい。

    私がクスクス笑っていると、南くんはキッと私を睨む。

    あらら、からかいすぎちゃったかな?

    すると南くんは私を自分の方に引き寄せて、優しく私の口を塞いだ。



    「世界で1番大好きです」



    やられた。

    私の熱はみるみるうちに上昇していく。


    「あっ、じゃない!宇宙で1番っ…です」


    そう言いながら、これでもかっていうぐらい顔を赤くさせる南くん。



    私の可愛い可愛い、南くん。

    どうか、ずーっと一緒にいてね♥

    きゅん

    14

    マナみさんをフォロー

    通報する

  16. 「早苗、お前また告られたんだってな」
    「なんで知ってんの…」

    私の隣には、もう10年以上幼なじみをしている海里。
    海里の朝練がないときはこうして一緒に登校している。

    「めっちゃ噂になってた。
    学校一のイケメンを振ったって」
    「…」
    「お前、好きな奴とかいねーの?」

    ムカつく。
    なんで気づかないの、この鈍感男。
    私はずっとあんたのことを──

    「…じゃ、俺にすれば?」
    「なっ、何言ってんの。海里なんて弟にしか見れないよ」

    そんなこと一度も思ったことないのに。
    意地っ張りの私は可愛くないことを言ってしまう。

    「…」
    「海里?」

    ダン!!
    いつのまにか私は壁に押し付けられ、目の前には海里の顔。
    これは壁ドンというやつではっ!?

    「これでも、弟にしか見えない?」

    そう言って海里は私の口にそっと自分の口を重ね、真っ直ぐに私の目を見る。


    「ずっとお前のことが好きだった」

    きゅん

    20

    マナみさんをフォロー

    通報する

  17. 千夏へ

    ずっと前から君のことが好きだった。

    でも僕には告白する勇気なんかなくて。

    君が顔を真っ赤にして、告白してくれたことは今でも忘れらない。

    本当に幸せでずっとこの幸せが続けばいいと思ってた。

    甘い声とか

    カラッとした笑顔とか

    照れたとき顔を隠すとことか

    "好きだよ"っていうと、はにかみながら"私も"っていう君が

    大好きで、大好きだったんだ。

    でも突然別れを切りだした君に、馬鹿な僕は君の気持ちなんか気付かず

    ただただ傷つくことしかできなかった。

    駄目な彼氏でごめんね。

    君の気持ちに気付いて傍で支えたかった。

    君にそんな顔させたくなかった。

    だって僕は君の笑顔が大好きだから。

    ずっと君の隣で君を見ていたかった。

    どうかむこうでも幸せに――。

    愛してるよ千夏。

      聡より

    きゅん

    4

    マナみさんをフォロー

    通報する

  18. 「うぅー、届かない」

    さっきから何度本をとろうとしても、届かなくて空回りする。
    諦めようとしたとき、突然私の後ろから手が伸びてきて、とろうとしていた本をあっさりとってしまった。

    「なにやってんの、間宮さん」
    「兼元くん!?」

    兼元くんは私と同じクラスなんだ。
    イケメンだけど、いつも無口だから話したことなかった。

    「ほら、この本とろうとしたんだろ?」
    「あ、ありがとう」

    へー意外と優しいとこあんじゃん。
    ん?てか

    「私の名前知ってるんだね」
    「…俺たち同じクラスじゃん」
    「そうだけどさ」

    他人に興味なさそうだし、私の名前なんて知らないと思ってた。

    「それに間宮さんのことは図書室でよくみかけてたから」
    「え?」
    「気になって、ずっと見てたから」

    私の胸が静かな図書室に大きな音をたてて響いていた。

    きゅん

    9

    マナみさんをフォロー

    通報する

  19. 「ねぇ、大樹くんには好きな人とかいるの?」

    「…いるよ。」

    「え!?…そっか。いるんだ。」

    「嘘だよ。いないよ、バーカ。」

    「ええー。」



    本当は君のことが好きだけど、君の反応が可愛いから



    「意味分かんない。何でそんなウソつくの?」

    「いないって言ってんだから、どーでもいいだろ。」

    「よくないもん。気になるもん。」



    まだしばらくは秘密。

    きゅん

    10

    マナみさんをフォロー

    通報する

  20. 聡へ

    最初はね、遠くから見てるだけで幸せだったんだ。

    私が君に一世一代の告白をしたときの

    君のとても嬉しそうな顔が今でも忘れられない。

    かすれた声とか

    笑ったときにみえる八重歯とか

    照れたときに私の頭撫でる癖とか

    意外と笑い上戸なとことか

    私にいつも大好きと言って抱きついてくる君とかが

    大好きで、大好きだったんだ。

    でもやっぱり君を巻き込みたくなくてあんな酷いこと言っちゃった。

    別れようと言ったこと本当は今でも後悔してるんだ。

    ごめんね。

    本当は君の傷ついた顔なんてみたくなかった。

    私は君の笑った顔が好きだったから。

    本当はもっと君と生きたかった。

    ずっと君のとなりで君を見ていたかった。

    でも、もうそれも出来ないんだね。

    どうか幸せに――…。

    愛してるよ聡。

      千夏より

    きゅん

    9

    マナみさんをフォロー

    通報する

  21. 「どうしてタイム、のびないの!?」
    私は陸上部に所属していて短距離選手。
    毎日、居残り練習をしてるのに全然タイムがのびない。
    「私には向いてないのかな…。やめようかな、部活。」
    「そんなこと言うなよ。」
    「せ、先輩?どうしてここに…。」
    この人は陸上部の先輩で、私の憧れの人。
    「お前が練習してるのがみえたから。走りすぎるのもよくないぞ。」
    「でも私、今のままじゃダメなんです!練習しても全然タイムがのびない。悔しい。私…もうっ…」
    やだ私、泣くつもりなんてなかったのに。
    ポンポン
    気づくと先輩から頭を撫でられていた。
    「凄いな、お前は。今のままじゃダメだって分かってるなんて。
    大丈夫。お前の努力は必ず実を結ぶぞ。一生懸命なお前の姿をいつも見てきた俺が保証する。」
    「先輩っ…」
    「まだ練習すんだろ?」
    「はい。」
    「練習みてやるよ。」
    「はい!!」

    きゅん

    8

    マナみさんをフォロー

    通報する

▲