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  1. 211件ヒットしました

  2. 「リナ、学校終わったら倉庫来ない?
    今の時間誰も居ないからーー二人になれるよ」


    えっ!?
    まさかの志貴くんからの、お誘い。


    放課後。
    早めに二人で来て来た場所に、鍵を差し込む。


    本当に二人っきりなんだ。
    ずっとーーーー、離れてたし、不安もあったりしたけど。

    「お邪魔しますっ」
    幹部室。本当に誰もいない。
    ただ、幹部室に一つベッドがあるんだよね。
    「ジュース持って来るから座ってて」
    座ってと、言われたのにーーベッドに転がる私。志貴くんとはーーまだ。
    なんだか眠い。ウトウトしかけた時ーー
    ギシっーーーー。
    ベッドが、軋んだ。

    「誘ってんの?リナは。
    俺、嫌われたくなくて我慢してんだけど。
    そんな無防備だと、したくなる」

    志貴くん。
    「だけど、傷つけたくないんだよね」
    優しい志貴くん。
    「していいよ、私ーー志貴くんを独占したい」
    君の愛で満たして、優しく触れる唇も。
    好きーー。

    きゅん

    8

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  3. 特別クラスの白雪は、可愛い。
    白雪姫みたいな、女の子。

    ガヤガヤ。
    授業中なのに、集まる野郎共。

    「白雪ちゃん、こっち向いて!!」

    また、来た。

    ちらっと見て不安そうな白雪。

    そうだよな、不安だよな。
    だけどーー何をしてあげたらいいんだろう。


    不器用な俺。



    「白雪っ、大丈夫、大丈夫。」

    海ーーーー!!

    頭を撫でる海を見つめる白雪。

    「海くん、ありがとうっ」
    君を見つめる海に、イラつく。

    だけどーーなんにも出来ない俺に。


    「柊くん、髪に糸くずがっ」

    撫でる君の細い手を掴んだ。

    「今は、誰のもんにもなるなよ!」


    「えっ?」


    なかなか伝わらない。
    だからーーーー

    「お前は、俺のもんな!」
    やっと言えた。

    そして、頭を撫でた。

    上書き。

    きゅん

    5

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  4. 金髪の髪の色。
    後ろ姿だけでーーーー仁くんだなんて私はバカでした。


    ギュッ。


    「仁くん!ーーーー!!」

    「わあ、びっくりした!って想ちゃんまさか俺好き?」

    あ、違う人だ。
    「あ、いえあのーー」

    まさか、間違えてなんて失礼な。
    言える筈もなく焦る私。


    ギュッーーーー!!
    「何、彼氏間違えたの?
    忘れない様にしないと、ダメかな?

    ここ、首に付けてくれてもいいよ?」

    仁くんーーーー!?
    なんて、恥ずかしいことを。
    だけどーー。

    「帰ってから、付けていいですか?」
    恥じらうけどーーーー。

    「ーーーーそれ、ズルすぎ。
    可愛いっ!」

    間違えたけど、貴方の声だけは
    絶対に間違えないよ。

    「仁くん、大好き!」

    熱は止みそうにありません。
    仁くん、好きです!

    きゅん

    4

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  5. 居なくなったあげはちゃんを、探しに行ったんだけどーーーー。


    「まじかよ」


    見てしまった。


    白があげはちゃんにキスしてるところ。


    白は、俺の双子の弟。


    優しいし、頼れる。
    兄貴さし置き、副総長だし。
    今までなんでも良かった。
    だけどーーーー


    あげはちゃんだけは、手離したくない。

    駐車場では、キス見せられるし、だからカフェでからかってやるつもりで話題振ったのにーーーー

    目の前で、それこそ強引なキスをする白に。


    「白、あげはちゃんに何してんの?」


    あーダメだ。

    柔らかな長い綺麗な髪も、綺麗な肌も。
    純粋な心も、みんな好き。


    奪いますよ、誰にもやらねーよ。

    きゅん

    4

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  6. 大嫌いな奴からされたキスは、嫌だったのに。


    車の中で、、した優しいキスは
    白がしたもの。



    ショッピングモールで、カフェ中。

    「ねえねえ、白。
    そのラテと、あげはのキスはどっちが甘かった?」

    まさかの黒の爆弾発言に。


    そして、白が凄い震えてた。

    助けてくれたのは白なのに。
    どうして、震えてるの?
    「ありがとう、助けてくれて!」

    ギュッ、と握った手にーーーー火を付けたのはあたし?


    立ち上がった瞬間ーーーー、独占欲にまみれたキスをされた。
    カフェの中。

    初めての奪う様なキス。

    「うん、ラテより甘いね。
    あげはとのキスはっ」

    にやり、と笑う白。

    甘いイチゴミルクラテの味が消えて、白いっぱいに広がる。

    君の味が色濃くなって、、
    どんどん好きになる。

    好きになりそうです。。

    きゅん

    3

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  7. あり得ない。
    はぐれた。
    あんな可愛いあげは。
    絶対、注目の的だよ。

    「ねえ、さっきの子大丈夫かな?
    あの男の人って、紅牙の総長だよね?
    さっき、駐車場で黒塗りのベンツ乗ってた!」


    ーーーードクンッ。
    まさか、ありえない。
    だけど。。

    「龍、駐車場だ!黒塗りのベンツを探せ!もしかしたらあげはがいるかも!」
    そして、1番最初に見つけたのが俺。
    やたら、車が揺れてる。
    不審に思い中を覗いたら、、押し倒され泣いてるあげはがいた。
    堪らなくなった俺は車を蹴り飛ばしていた。そしてーーーー泣いてるあげはを抱きしめた。
    「何か、されてない?」
    そう聞けばーーーーなんだか曖昧な返事。
    問いただせば、涙を舐めたとか。
    これは、俺限定。
    そしてーーーー堪らずしたキス。
    好きじゃなきゃキスしないのに、不安そうな顔。だから甘く囁く。
    "さっきのキス、スゲー甘かった"
    真っ赤なあげは。
    誰にもやらない!

    きゅん

    4

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  8. いつも生きづらさを感じていた。

    「パパにわかる?
    好きな仕事が出来ないあたしの気持ち!!
    健常者には、一生わからないよ!」

    いつだって横に居て、愚痴も言わない怒らない。

    黙って、話を聞いてくれる。
    焼けた肌、鳶職で鍛えた筋肉。
    どんなにあたしが突き放してもーーーー

    離れない。


    あたしが、障害者でも
    関係ない。

    ただ、そばにいる彼が分からない。

    「なんで、あたしと結婚したの?
    絶対苦労するわかってて、いるのが変だよ」


    彼があたしを見た。



    「病気を治してあげたかった。
    良くしてあげたかった。
    初めて出会った時ーーーー笑顔がなかったから、笑顔にしてあげたかった」

    ほら。

    あたしはいつだって支えられている。

    きっとーーーー貴方に出逢うのがあたしの運命だ。

    きゅん

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  9. 授業中。

    ガラッと保健室のドアを開けた。
    いた。

    「先生、頭痛い。
    絶対熱ある休みたいっ」

    私が通う保健室には、イケメンな先生。

    「毎日か?
    なら、休めよっ。
    本当は、頭痛くないし熱なんかねーだろ?」


    ダメかな?

    「あるよ、先生に会うと胸がドキドキするし、先生がほかの子といると頭痛い。

    ほら、熱だってーー先生に触れられた場所が熱を保つ。

    いけないかな?」

    悲しくなる。
    否定しないで、嫌わないで。


    「お前、案外可愛いのな」
    ちゅっ。
    ん?
    唇にされたキス。
    赤いのは、先生のせい。

    「俺、好きな奴にしかしないからな。
    秘密にしろよ」

    先生と秘密の恋始まりました!

    「あー後、白石と仲よ過ぎ。
    妬けるからなっ」

    これが、先生の私への独占欲と思っていいのかな?

    「俺案外、独占欲強いみたい。
    覚悟しろよ?」
    また、キス。
    二度目のキスにドキドキです!

    きゅん

    3

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  10. 「はあ、いいよなあいつら。
    可愛いあげはと寝れるとか!」
    実に羨ましい。
    つか、変わりたい。


    「寝不足だろうね。
    あいつら、確実」

    寝不足!?
    それってまさか、あげはとーーーー

    「違うよ、我慢し過ぎて寝不足だろうね!
    明日いけんのかね、マジ」

    はは、と他人行儀に笑う黒。

    「なあ、あげはにまじなわけ?」

    恋しちゃったなんて、軽く言う黒。
    だけど涙は本物だった。

    「本気だよ、俺が本気出したらやばいから、覚悟しなよ龍っ」


    上等ダ!
    絶対にあげはを渡さないーーーー。

    きゅん

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  11. 昼休みの廊下。
    今日もリナに会いに行く。
    「あれ?リナ…と誰あいつ」


    三年の春。

    「あの、片瀬さんが好きです!
    付き合ってください!」

    去っと、廊下の影に隠れる俺。

    だってーーーーこの三年間同じクラスになれなかった。

    「私は、志貴くんが好きだから。
    志貴くんが離れたいって慣れば仕方ないかなって。
    弱虫な私の側にいてくれた。

    ちゃんと好きを伝えてもいない。


    好きーーーー志貴くんがっ」


    なんで泣くわけ?


    ーーーーっ。

    ぎゅっ。
    背中から抱き締めた。


    「バーカ、泣き虫リナ。
    誰にもやらねーよ!
    俺だけのリナだからっ」

    ニヤリ、と笑った。

    俺の独占欲。

    きゅん

    4

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  12. 「ケンカ、やだっ」


    あん時ーー誰よりも早く動いてた。
    誰よりも早く抱き締めていた。


    だって君が儚げに泣くから。
    きっと抱きしめるのは、いつだって白の役目。

    それで、良かった筈なのにーーーー
    キャンディをあげたら無邪気に笑い、その笑顔に一瞬で心を拐われた。

    「やばいな、あげはちゃんーーまじ、可愛い」


    暗い灯りも付けない夕闇の龍の部屋。

    タバコを加えた。
    電気はライターの火のみ。

    やばい、好きになりそう。

    だってーーーー時折れ見せる強さ。
    時折れ見せる涙。


    そしてーーーー笑顔。
    白が抱き締めたら、モヤモヤする。
    龍が旬がーーーーああ、、そっか。
    俺は、もう手遅れかも。

    「ありがとう、可愛い!」

    君の笑顔に囚われてーーーー
    離れない。

    誰にもやりたくない。
    この気持ちを人はーー"独占欲"という。

    きゅん

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  13. 最近気になるやつが出来た。
    まあ、正直恋?
    「あげはっ何してんの?」


    小さな蝶々に出会った。

    ニコニコ顔のあげは。

    「ホットケーキ焼いてるけど、形が難しくてっ」


    ホットケーキ?
    覗き込んだらハート型。
    意外に上手だ。

    「なあ、それ俺にくれない?
    一番に欲しい!」



    「うん、1番にあげるね!
    味に自信ないんだけどーー嬉しい!」
    嬉しいのは、俺の方。

    だってどんな味だってあげはから貰えるなら、なんだって嬉しい!!

    「はい、出来たよ!」
    今はまだこのままでも、いい。

    あげはのハート頂いたから!

    「これは俺だけのもん。
    誰にもやるなよ?」
    いつか、あげはのハート頂きます!
    だってこれは、俺だけのもんだ。

    きゅん

    3

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  14. 色が、黒くて焼けた父親の腕は、何も変わらない。

    亡くなった日が冬じゃなかったら、白くなっていくことは無かったんじゃないかな。

    なんてーーー無理。
    ドライアイスが、父親の身体を冷やしていった。


    幼い時、父親の大きな手で頭を撫でられた。


    それは、大人になっても変わらない。
    癖なのか、なんなのか、「こりゃ」っと発して頭をポン、と小突く。

    きっとーーー癖だったんだね。


    父親が亡くなって初めての春が来てーーーもう随分、暖かくなった。
    大好きな麦茶も、沸かさないままーー棚の中。


    大好きなお酒は、仏壇に花と共に飾ってある。

    おじいちゃんと、並んだ遺影。

    96歳のおばあちゃん、つまり父親の母の命の灯火が、消えそうだよ。

    ねえーーお父さん。
    お父さんの力強い大きな手。
    私、忘れない。
    これからも、忘れないよ。

    きゅん

    6

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  15. 大切な奴が出来た。

    だけどーーーー

    「お前、俺の女になれ!!」
    .

    「いや、あたし、弱い人とは付き合わないから!」
    それが、君との始まり。


    強気な蝶に恋をした。
    だけどーーーー

    本当は、弱くて儚くて泣き虫なとこもあることを知った。

    「前にも言ったろ?俺の持つ最大限の力であげはを守ってあげる」
    幹部でとびきり優しい白に、嫉妬した。

    白は、あげはが好き。
    わかるから。

    「あげは、明日も明後日もこれからもずっと川の字で寝よう。家族だもんな!」
    川の字?
    知らない会話に嫉妬したりーー。

    あの、口が最強に悪い旬がめちゃくちゃ優しい。

    だけどーーーー。


    「助けてーー龍」

    ちゃんと目を見てだけど泣いてる可憐な蝶。

    初めて、あげはが俺を見てくれた。
    とびきり嬉しいし、思うよ。
    俺だけのあげはだ、誰にも渡さないって。

    気づいた。
    これが、俺の独占欲。

    きゅん

    5

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  16. お昼休み。リナを迎えに教室にきたのにいない。

    「あれ?もしかして、リナちゃん、迎えに来た?リナちゃんなら、保健室だよ?
    たしか、潤くんが、付き添いにーーあ、志貴くん!!」
    潤?

    あいつ、リナに気があるじゃん。二人だけの保健室なんて、何があるか、わからない。


    「やぁ、潤やめて!!」
    ーーーー!!

    ガラッとドアを開け眼を見張る。
    リナが、ベットで潤に襲われていたから。

    堪らない怒り。

    「コイツは俺のだ。
    二度とリナに近づくな」半ば強引に追い出した。

    ムカつく。
    リナを好きなやつが、居て腹が立って仕方ない。
    「ありがとう、志貴くんっ。いつも守ってくれて、ありがとうっ」
    あーやっぱり好きだ。
    ちゅ。堪らずしたキス。
    「リナは俺だけのもの。
    これからも、俺だけを見てればいいんだよわかった?」
    「うん、志貴くん好きっ」
    大好きな君とした、甘いキスの余韻。
    忘れられない一ページだ。

    きゅん

    9

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  17. 授業中だった。
    体育の授業中、少し捻った足を庇いながら、授業を抜けた。
    みんな心配してた。
    ガクッーーきゃっ。
    前のめりになる身体。
    傾く身体は、フワリ、と抱き締められ、気づいたらお姫様抱っこされていた。
    「遊先生!?なんで?」
    「見てたぞ足、怪我してんだろ?
    無理するな、このまま保健室行くからな」
    抵抗なんかできない。
    私は半ば強引に、保健室へ連れられた。
    ベットは空席。
    保健の先生もいない。
    遊先生と、二人っきり。
    加速するドキドキ。
    「想、二人っきりだな」な、な!!
    遊先生は、ニヤリ、と笑い近づいてくる。
    「俺が、まだ想好きって言ったらどうする?」
    近づく先生を、押し返そうとした手はベットに沈められた。
    「毎日毎日、知らない奴から告白されるってどんな気分?本気で好きだよ想が」
    やだ、ドキドキする。
    相手は担任の先生。なのに許して仁くん。
    私、先生にドキドキする。

    きゅん

    3

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  18. 「じゃあ、帰るか。
    今日、当番だよな」

    後数か月で、高校生活も終わりだ。
    ずっと一緒にいるけどーー冷めない愛があることを知った。


    「仁くん、大好きっ!」

    ーーーー!!
    真っ赤な仁くん。

    か、か、可愛い!!
    「なんだよ、急に。
    しかも、ここ廊下なんだよっ」


    うん、みんな見てる。
    だけど、なんだか言いたくなったんだ。

    私はーー仁くんをギュッ、と抱き締めた。


    「この人は、私の!!
    誰にも渡さない!」



    誰が見て居てもいい。
    見せつけてあげる。
    この人はーーーー私の。。

    「未来の旦那様だもん、誰にも渡さないよ」


    えへへ、と笑う私。

    みんなが見てる。
    だけど関係ない。
    私は、人目関係なく、、仁くんに抱きついた。

    きゅん

    9

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  19. 龍のことが、最近嫌い。
    あげはに出会って、大切さを知ったのに。

    「あげはを総長室にーー」

    はあ!?
    龍って馬鹿なの?

    龍神の掟はどこにいった?

    ムカつく。
    龍の自分勝手に。
    龍は、自分のことしか考えてない。
    好きだからーーーーって理由だけで、自分の側に置きたい身勝手さ。
    俺は、龍が最近嫌いだ。


    「白ーー。
    あたしがいると、邪魔だよね」

    邪魔じゃない。こんな、感情始めて知ったし、戸惑うけど。
    「あたしは、闇の中でもいいんだよ」

    泣いてるーーーー、泣いてるあげはを抱き締めた。

    小さな小さな蝶々だ。
    柄にもなく、旬が、優しい。
    黒も穏やかに笑ってる。

    きっと、みんな虜になる。
    小さくて儚い可憐な蝶々にーーーー。

    だけど、誰にも渡さない。
    だってーーーー本気で恋してしまったから。あげはにーー。

    きゅん

    6

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  20. 「あの野郎!!絶対、許さねー!」

    白のバイクから降りてきたのは、白じゃない。

    龍だった。
    なんだかブツブツ言ってる。
    「あげは ーー俺のだ!白のじゃねーのに」

    龍ーー。

    「なあ、俺さあーーあげは好き見たい」
    言っちゃった。

    「あ?あげはーー渡さねーよ!」

    本気の瞳。
    「あげはーー龍のこと嫌ってるじゃん!」
    「それでも!!白が1番近い場所に居ようといつか、好きに慣らしてやるよ!」

    龍は、マジだ。

    龍が、マジならーーーー
    「俺もーー白にも龍にも渡さねーよ!」

    優しくはない。
    優しくするのは苦手だし、白みたいに優しくできないかも知れない。
    だけどーーーーあげはが、求めるなら、優しくしてやってもいい。

    「だいたい龍は、般若だし。
    龍神じゃなくて、般若にしたら?」

    「白と同じこと言ってんじゃねー!」
    俺は、般若顔の龍から逃げた。

    龍には、絶対負けない。
    俺だけのあげはだ!!

    きゅん

    3

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  21. なんで、俺が白のバイクに乗らなきゃなんだ。
    "我ーー龍神なり。
    女の子を怖がらせてはいけない"
    あんな、掟作らなきゃ良かった。

    まさか、あげはが俺を怖がるなんて計算外だ。

    トゥルトゥル、トゥルトゥル。
    着信?
    白から。なんだよ。
    俺は電話に出た。

    「"白、なんで近づいて来るの?きゃっ"」
    はあ!?

    「"最近、龍のこと嫌い。
    あげはを怖がらせるからーー"」



    おい、なんだこりゃ。

    もしかして、あげは迫られてる?

    わざわざ、電話してきやがって。許さねー!!あげは、は俺のだ!
    俺はバイクをふかすが動かない。
    「おい、ポンコツ走れ!」

    やはり、動かない。
    「白がーーお前に会いたがってるんだ、走れ!!」

    ブォン!
    ーーいつも思う。
    このバイク、生きてんじゃないわけ?
    「お前も、白が好きか。
    じゃあ、あげはも、白、好きになるかな?」白にも誰にも渡したくない。
    俺だけのあげはだから。

    きゅん

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