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  1. 11件ヒットしました

  2. ゆうまはうるさい
    「なつー」なに?
    「だいすきー」はいはい
    「あいしてる」はいはい
    「来年も一緒にいようね」はいはい

    「好き好き好き」うるさい!
     ゆうまのほっぺを左右に引っ張る
    「いひゃい」もう!さっきからなんなの?
     ゆうまは私の方に顔を乗せてむくれた顔をして言った
    「さっき男としゃべってた、しかも2人で」
    べつにいいでしょ、幼なじみなんだし

    「そいつに好きって言ってた」 アハハ、それは友達としてだから

    「じゃ…俺には?」 ゆうまがにやっと笑う
     す・・・
    「す~?」 あーもう!
    「好き好き好…」
     連呼し続ける私の口にゆうまの口が重なる
    「俺も好き」
     2人で額をコツンとあわせ笑いあった

    きゅん

    9

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  3. 先輩はゆっくりと歩いていく
     歩いていくたびに後輩に囲まれていく
     そんな姿を見て思わずほほえんでしまった
     人気者だもんね
     その様子がなんだか私には少し誇らしかった

     一人の女子生徒がかけよりなにかを渡す
     周りからの冷やかしの声
     わたしもあれほどの強さがあったらいいのに
     誰もいない部室の窓から見ることしかできない
     私はこんなところで何をしてるんだろう


     先輩…
     好きです

     後輩に囲まれながら私の視界からどんどん遠ざかっていく後ろ姿に息をつくようにつぶやく
     あーあ
     最後の最後まで伝えれなかったな

     その瞬間先輩がこっちを振り返って大きく手を振ってきた
     私も手を大きく振りかえす
     気づいたら涙が目から溢れてきた
     
     先輩のそういうところ 
     嫌いです…

    きゅん

    6

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  4. 音楽室から聞こえてくる優しいピアノの音
     そっとのぞき込むと私の大好きな先輩が振り返って笑う

     「また聞きに来たのか?」
     小さくこっくりと頷いていつもに席に座る
     「じゃあ今日はこの曲を聴いてもらおうかな」
     先輩はゆっくりと曲を弾き出した
     それはとてもゆったりとした曲で私のまぶたはたえきれなくなりいつの間にか閉じてしまった

     「眠ったのか?」
     いつのまにか弾き終わってしまったらしい
     「もう卒業か…早いな
      後少ししかおまえと会えないのか」
     少しの沈黙の後
     頭に軽く重みのあるものが置かれ
     それは私の髪をくしゃっとなでた
     
     「こんなにも好きなのに」

     先輩が出て行った音がして私はそっと顔を上げた
     「私も…好きです」
     伝える相手もいない場所で小さくつぶやく
     視界がかすんできて机の上に小さなみずたまりをいくつもつくった

    きゅん

    5

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  5. また・・・
     いつも君と目が合いそうで合わない
     それでもほんの少しでいいからと目に力を込めてそっと見る
     君の顔が視線に気づいたように顔がこちらに向いた・・・
     けど、隣の子とかぶって見えなくなってしまった

     視線を感じてその方向に目を向ける
     私を見てる?
     目が合いそうになって恥ずかしくてぱっと下を向く
     私じゃない、隣の子
     そう言い聞かせてみるも気になってもう一度顔をむけた
     「ゆうやーなにー」
     隣の子の体がかぶさる
     ・・・やっぱり私じゃなかった
     なんだ・・・自意識過剰だったな


     『今日もまた目があわない
      一度でもいいからほんの少しでもいいから
      目を合わせたい
      
      お願いします、もう一度チャンスが来ますように』




      君が好き

    きゅん

    2

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  6. 先輩
    「ん?」
     春ですね
    「おー」
     今年1年生入ってくれると思います?
    「どーだろーなー」
     先輩は後輩がほしくないんですか?
    「…俺はおまえだけで十分だよ」
     笑いながらいい一歩こっちに来る
     それってどういうことですか!
     馬鹿にされたと思ってほっぺを膨らます私に
     先輩がまた笑ってもう一歩近づき
     私の目の前にたつ

    「つまり」
     先輩が顔を近づけてくる
     つまり?
     聞き返す私の唇に先輩の唇が重なる

     驚いてめを大きく開ける私に
    「こういうこと」
     ニヤリと笑って

    「これから覚悟しとけ」
     そう言って真っ赤な顔の私をおいて部室を出て行っってしまった

    きゅん

    7

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  7. 「あかり?」
     後ろから私の名前を呼ぶ声
     「ゆう!びっくりした、急に後ろにこないでよ」
     「教室に一人で床にはいつくばってたから…気になって」
     見られてたのかと照れ笑いする
     「彼氏とお揃いにしたキーホルダー探してるの、今日一緒に帰るんだけどその時につけてなかったら不思議に思われるでしょ?」
     「ふ~ん、その彼氏さっき帰ってたけど」
     「え!」
     「そんなやつのどこがいいんだよ、ほら、これ」
     それって
     「廊下で拾った」
     かがんでわたしてくる
     「ありがとう」
     顔を上げるとじっとこちらを見つめてくるゆうの視線。耐えきれなくなって
     「それじゃ」
     背を向けた瞬間、ゆうが私の腕を後ろからひっぱり抱きしめてきた。いきなりのことで硬直する私
     「…あかり好きだ。なんであいつなんだよ、俺のほうが絶対に幸せにするのに」
     
     やめてよ…ゆう
     気持ちが揺れてしまう

    きゅん

    2

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  8. 「ハッピーバレンタイン!」
    隣で歩いている彼氏に手渡す
    「ん、ありがとう・・・」
    急に黙っていると思ったら四角い小さな箱を目の前に突き出してきた
    「何これ・・」
    「今日は何の日だよ」
    「バレンタインですけど・・・・え!ほんとに!」
    大事に受け取りそっと中身をのぞいてみた
    「・・・へたくそか!」
    「うるせーな、俺が料理しないの知ってるだろ」
    知ってるよ、けどそれなのにどうして?
    「この前クラスでバレンタインに逆チョコの手作りチョコがほしいーっていってたろ、それで」
    嘘・・・そんなこと覚えてくれてたの
    どうやったらこんな形になるのかわからないクッキーを見る
    「まあ、形はともかく味は大丈夫だから食べてください・・・捨てるなよ?」
    捨てないよバカ絶対食べるから!
    こんなことガラじゃないくせに、いきなりのサプライズに涙があふれそうだった

    きゅん

    3

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  9. 「ナツー」
    「なに」
    不愛想に返してくるのがナツらしい
    「呼んだだけ」
    「はいはい」 
    気づかれないようにそっと近づいて後ろから抱きしめてみた
    「なにすんの!」
    「いやーなんか抱きしめてみたくなって」
    「はーなーしーてー」
    嫌がって俺を引き離そうとするその顔は、すごく赤い
    「ナツ好きだよ」
    反応がなくて顔をのぞきこむと笑いたくなった
    「ナツこっち向いて?」
    急に俺の手を振り払ったかと思うと全速力で逃げて行った
    あっけにとられ数秒立ちつくしたけどさっきのナツの真っ赤になった顔を思い出すとまた吹き出しそうになった
     これだからナツが好きで好きでたまらないんだ

    きゅん

    8

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  10. 私には幼なじみの季海がいる
     仲はけっこういいほうだと思うし、周りからは兄弟みたいだねって
     笑われたりする
     嬉しいよ…すっごく嬉しい… だって季海のことが好きだから
     でも私は季海の一番近くの存在になれるような仲になりたい
     そうしたら全力で絶対に幸せにするから
     幼なじみでしょ?
     王道だよね好きになる人としては…
     お願い季海…私を  
     好きになって

    きゅん

    3

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  11. 私の学校には、不思議な怪談話がある

    「夜の3時に自分の教室で会いたい人を強く思い浮かべながら
     その人の名前をたった一度だけ声に出して言う。
     そのかわりその会える人はすでにこの世にいない人だけ
     そして会えるのはその人の命日だけ」

     私にとって唯一喋れることができる男子がいた。大島 ゆうき
     私の大切な幼なじみだった。
     約2年前私を残して事故でこの世からいなくなってしまった

    「大島 ゆうき」
     
     3時の真っ暗闇の中の教室でそっとつぶやく
     ゆうきとの過ごすことのできない失ってしまったことを思い出しながら

    「よぉ、また会いに来てくれたのか?お前もものずきだな」

     いつもと変わらない様子でゆうきは笑いながら私の目の前に立っていた

    きゅん

    8

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  12. 「りゅうと一緒に帰ろ?」 「いいよ少し遅くなる」 「は~い」
     私はりゅうとにひそかに片思い中
    「りゅうと遅いな…全然少しじゃないじゃん」
     いつのまにか下校のチャイムが校舎に響いている
     ガラッ 扉が開く音がしてりゅうとが入ってきた
    「疲れた―・・・帰らぇの?」 ごめんの一言もなし!?
    「帰らねぇなら先帰るわ」 さっきの優しい言葉づかいはなんだったの??
     頭の中で何かが切れる音がした
    「りゅうとって人の気持ちを考えないしクールで何考えてるかわかんない!」
     最悪だ・・・涙が出てきたこれじゃただのヒステリー女だよ 
     必死に涙をぬぐってると真上から声がした
    「俺の気持ちがわかんない?」 「わかんないよ!」
     ため息が聞こえカッとなって上を見るとりゅうとの顔が近づいてきて気づけば唇が重なっっていた
    「好きだ」
     自分の顔が赤くなっていくのがわかった

    きゅん

    6

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