ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 私は、部活前に後輩男子2人に呼び出された。

    イケメンで、どの学年の女子からも人気がある2人に、だ。

    「あ、先輩」

    屋上に行くと、2人が駆け寄ってきた。

    「な…に…?」

    「先輩!」
    「先輩。」

    2人の声がハモる。

    「俺、入学式で先輩に一目惚れして…それからずっと好きでした!」

    「先輩が、部活とかひたむきに頑張ってる姿みて…好きだな、って思ってました!」

    「「付き合ってください!!」」

    そう、頭を下げられた。

    まさか…告白なんて。

    「う…ん、何日か、考えさせて」

    「じゃ、先輩」

    「答え出たら、今度は俺らを呼び出してもらえませんか」

    お願いに応えた私は、屋上を出ていこうとしている2人の背中を見つめていた。

    きゅん

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  3. 今日は七夕。

    でも、少し曇っていて天の川が見えない。残念…。

    部活の後に、私より背の高い後輩と
    、屋上にある短冊を見に来た。

    「先輩…笹、きれいですね」

    「そうだね…天の川見れないのが残念だなぁ…」

    「先輩…先輩は短冊になんて書いたんですか…?」

    「んー、内緒。…ね、なんて書いたの」

    「じゃ、先輩、こっち来てください」

    後輩が、自分のクラスの笹のところに連れてきてくれる。

    「俺の短冊、これです。読んでみてください」

    「…!」

    そこには、『先輩が振り向いてくれますように』とあった。

    強い風が一瞬吹く。

    「…先輩、好きです」

    嬉しくて、涙が出そうで、我慢して空を見上げたとき、

    「あ…!天の川!」

    雲が晴れ、現れた天の川の下で、私は彼に精一杯の背伸びでキスをした。

    きゅん

    4

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  4. 今日は卒業式。みんなともお別れだ。
    親友と一緒に謝恩会の会場に向かおうとしていたとき。

    後ろから、幼なじみに呼び止められた。

    「ごめん、ちょっとこっち来て」

    「な、何…?」

    連れていかれたのは校舎裏。
    道からも死角になっている、隠れ場所の定番。

    「ごめん…突然」

    すると、彼は私を壁の方に追いやって、私の真正面に立った。

    「あのさ…俺…この町離れるんだ…これまで黙っててごめん」

    これまで聞いたことなかった。進学先を聞いても曖昧にしか言ってなかったから。
    ここから離れるなんて…

    「チャンス、今しかないと思ったんだ。生まれた時から隣同士で、物心ついた時にはお前しか見れなかった。ずっと好きでした…!」

    私は、不覚にも泣いてしまった。

    「私も…ずっと好きでした…!」

    私たちは恋人つなぎしながら、謝恩会会場へと向かったーーー

    きゅん

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  5. バレー部のマネージャーの私は、部活終わりに体育館を分けるネットを縛っていた。

    すると、突然大きな影が私の視界を暗くした。

    「ねぇ、なに俺の仕事とっちゃってんの、マネさん」

    影の主は、私の憧れで、片思いの相手でもある、エースの先輩だった。

    「いえっ…!いやっ、そのっ…仕事を取ったんじゃ…」

    ドンッ

    壁ドン、からの顎クイされて、硬直した私に言った。

    「いい?次から俺の仕事とっちゃダメ。」

    「いや、でも、雑用を先輩にやらせる訳に…」

    「うるさい。黙って。俺の好きな人に雑用なんてやらせるわけないでしょ。わかった?次口ごたえしたら口塞ぐよ?」

    「えっ…でっ…」

    チュッ

    軽くキスをした先輩は顔に笑みを浮かべる。

    「今度から口ごたえしたらこれね?カノジョさん」

    そういって、私のカレシとなった先輩は裏へ戻っていった。

    きゅん

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