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  1. 15件ヒットしました

  2. 「なぁ美琴。お前は俺が好きなんだろ?」
    「何言ってんの?僕の方が好きだよね、美琴ちゃん?」
    …どうして、こんなことに。

    授業も終わり、さぁ帰ろうと靴箱を開けた時。クラスメイトの大雅と、幼馴染の悠太くんに腕を掴まれた。

    「なんの経緯でそんな話に…」

    呆れる私に、2人は息もピッタリに答える。

    「「そんなの、こいつに取られたら困るからに決まってるだろ」でしょ」
    「はい?!」

    取られるって、何を。
    いよいよ目が点な私に、更に2人は続ける。

    「お前のこと好きって言ってんの、わかんねえの?」
    「だから、美琴ちゃんが好きって話なんだけど」
    「…はい?!!」

    かぁ、と頬に熱が灯る。
    好きって、わ、私を…?!

    「でも私、2人のこと全然そんな風に見たこと…」

    「んなもん、これから意識させるに決まってんだろ」
    「そーそー。絶対好きにさせるから、覚悟してて?」

    「「絶対、落としてみせるから」」

    きゅん

    4

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  3. 「ね、結城くん!今日なんの日だと思う〜?」

    「……さぁ?」



    3月14日。バレンタインと対になるその日。


    結城くんは…相変わらずで。


    「ホワイトデーだよ!ねぇ!チョコレートは?!」


    手を差し出してみても、


    「んなモンないし」

    って、ヒドイと思いません?


    ねぇ結城くん、あたしは拗ねちゃいましたよ。もうっ!


    「あ、関口」

    「っ、」

    名前を呼ばれるだけで胸がキュンと疼くけど、でも彼女にチョコの一つもくれないなんて、っていう気持ちから、あたしは拗ねたまま振り返る。


    「…なに?ーっ、ん」


    グイッと体が引っ張られて、あたしの唇は結城くんに奪われる。



    「なっ…な…っ///」



    「チョコの代わりに…キスやるよ」


    真っ赤になるあたしの耳元で、彼がチョコよりも甘い囁きを落とすから



    「…参りました…」


    許さずには、いられないじゃない。

    きゅん

    12

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  4. 「ねぇ先輩…もう一年ですね…。」


    ーー寂しい。
    そんな思いが、あたしの心を支配する。


    あたしの彼氏…リク先輩は、去年からアメリカに留学してる。



    「遅いなぁ…。」

    なんて。
    今日もこうして待ってみるけど、先輩はアメリカだもん。いるばずない。

    イルミネーションがぼやけて、大きな白い塊になる。


    「…寂しいよ、先輩……」
    「朱莉!!!!!」


    え…
    なんで?なんで、なんで??


    先輩はアメリカにいるんじゃないの?


    「朱莉…遅くなってごめん。
    迎えに来た。」


    変わらない、優しい先輩の声。
    ああ、嬉しくて…涙が出ちゃうよ。


    「相変わらず泣き虫だなぁ」

    そう言って微笑む姿に、また涙が溢れる。


    「おかえり、先輩……リク。」

    「っ!…ただいま、朱莉」


    今日はきっと、2人の忘れられない日になるよ。


    ねぇ、先輩…


    「大好き」

    「俺も」

    きゅん

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  5. 「お。」
    「Trick or Treat」

    10月31日。今日は学校でハロウィンパーティ!全校生徒が仮装して、お菓子を交換するの。

    「へぇ〜、新太は天使なんだ?中身は悪魔の癖に。」
    「うっせ、この小悪魔!イタズラすんぞ。」

    はいはい、とあたしは小悪魔ドレスのポッケから手作りのクッキーを取り出す。

    …実は、これは新太にだけ、なんて。内緒。

    「これ、新太のね!じゃ、また後で〜」

    親友からお菓子をもらうべく、新太に背を向けるとーーー



    ギュ、と背中に温かいぬくもり。

    「あっ、あら…「好きだ。」

    ドッ…と胸が高鳴る。
    でもきっと、また冗談なんだろうなあ。


    「天使が悪魔にそんなこと言っていいわけ?堕天するよ?笑」

    「それでお前と両想いになれるなら、堕天してもいいよ。」


    なんて。もう、いいや。

    「新太」
    「何…んっ⁈」


    先手必勝。
    君からのお菓子は、甘い口づけだ。

    きゅん

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  6. 「はぁーあ。」


    机に突っ伏して、あたしは軽くため息。

    だって、今日はハロウィン。なのになんでこの学校は授業があるかな〜。


    再びため息を吐いた時、ガラッと扉が開いた。


    「あれ、天?何してんの?」

    「んー、ちょっとね…。あ、そーだカズ、お菓子持ってる?」


    「は?菓子?」
    とカズは首を傾げ、ああ、そういえば今日ハロウィンか。と呟く。


    「はいよ。」

    「お、キャラメルだぁ。」
    流石幼馴染。あたしの好み、わかってらっしゃる。

    軽く頷くと、カズが不意に手を出す。

    「何?」

    「…今日ハロウィンだろ。」


    その言葉で、あたしはピンときた。

    確か、カズが好きなのは〜…。


    あたしがポケットから飴を取り出した瞬間、カズに両手を掴まれる。
    そして近づく、2人の距離。


    「え、カズ…?///」

    「……Trick and Treat.」


    ーーお菓子くれても、悪戯するぞーー

    きゅん

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  7. 「キャッ!」

    ーーーガタンッ!!


    な、何が起こったの?!!

    遡ること、数分前。



    あたし、雛森 南乃花はそれはそれはふっつーにクラスの男の子と喋ってた、だけだった。


    ……なのに。

    何故机に押し倒されているのか、誰か教えてくださる!!???



    「なぁ。」

    「ははははいっ?!!」

    そうしてあたしを見下ろしてくるのは、彼氏の安達 俊。

    って、なんか……怒ってる…?



    「さっきの男って……」

    「ああ、あたしと彼、クラス委員でーー
    「言い訳無用。…お前が誰のものか、わからせてやるよ……」


    「はっ?!///な、何言って…ひぁっ!」

    あたしがいい終わる前に、首筋にキスを落とされる。


    「し、俊…っ」

    「今日は俺んちな。嫌って言っても、離さねえから。」

    「っ//////」


    その言葉通り、あたしが家に帰れたのは、次の日の朝でした…。

    きゅん

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  8. 「ねー、美奈子。あんた何慌ててんのよ。」

    ご飯も食べずに、と付け足して、あたしの親友である凪が頬杖をつく。


    「いっ、イヤーちょっとね。」

    言えないよ、男の子に呼び出しくらってるなんて。


    だって、ほら。この教室にはあたしの大好きな永瀬君もいるし?

    聞かれたら、ちょっと怖い。
    それ以前に全然話せてないけど…(泣)


    「じゃ、行ってくるね〜!」

    勢いよく教室を飛び出すーーことは、いつの間にか目の前に立つ永瀬君のお陰で出来なかった。




    「ど、どうしたの、永瀬君。」

    「……菅野さんは、俺以外見なくていいから。だから行かなくていい。」



    なっ…////

    「そ、それは…」


    ねえ、永瀬君。

    あたし、期待しちゃってもいいですか…???

    きゅん

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  9. 「桂くん!一緒に帰ろ〜!」


    「はぁ……。」



    相変わらず桂くんにはため息を吐かれるけど、めげるもんですか!!



    「桂くん、あのね〜〜…」

    「………。」


    「桂くん、聞いてる?あれ!?」


    「…ちょっとうるさい。黙って。
    ……じゃないと、口、塞ぐよ?」


    「んなっ…////」



    突然の顎クイに、あたしは軽くパニック。


    そそそそれに、口塞ぐよって…。



    か、桂くん!
    顔が近くないですか!?



    これはもしかして、本当にキス……


    「なーんてな」



    パッと顔を離し、桂くんはニヤリと微笑んだ。





    まっ、また騙された…っ!

    あたしが桂くんを振り向かせられる日は、まだまだ遠そうです…。

    きゅん

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  10. 「はぁぁーー…….」

    「どうかしたんですか、美咲さん?」


    馬鹿でかいため息を吐く私に、後ろを歩く湖城が問いかけた。


    「別に、今日の朝呼び出しくらってたから、朝から疲れるなーと思って」



    そう言った瞬間、不意に背中が温かくなった。

    「えっ、ちょっ…こ、湖城…⁉︎⁈」

    「喧嘩は駄目だと言った筈です!美咲さんが怪我でもしたらと思うと…」


    耳元に響く湖城の声に、私の心臓が暴れ始める。


    「〜〜此処、路上!!!」


    湖城をつき飛ばして、一人で通学路を走る。

    「みっ、美咲さん、待って下さい!」

    慌てて湖城が追いかけて来た。



    ………湖城が追いつくまでに、この顔の熱、冷まさなくちゃ………。

    きゅん

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  11. 今夜はスーパームーン。
    月の光がもたらした、最高の奇跡の話。



    「本当、ごめんねぇぇ!!」

    私はバタバタと帰り支度をする。

    文化祭の準備をしていたら、夜になってしまった。


    「焦らなくていいよ。忘れ物しても、困るでしょ」

    幼馴染の星矢が、鞄を肩にかけ、机に座る。
    …私は、ずっと前から好きだけど。


    「ん、準備できた!帰ろう」

    「美月、ちょっと待って。」


    手首を掴まれて、私は振り返った。

    「どうしたの、星矢?」


    「………月、綺麗だね。」


    …………え……?


    星矢の赤く染まった頬に、私は「もう一つの意味」であることを理解した。




    「馬鹿、ずっと前から月は綺麗だったよ!」

    きゅん

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  12. 「蓮華ー」

    呼ばれて振り向くと、結弦がいた。



    「何?」


    「ちょっと教えてほしいことがあって」



    学年2位のくせに、教えてほしいところとかってあるモンなの?



    「……いいけど」




    「蓮華ってさ、好きな人っていんの?」


    はぁ⁉︎

    まさか、面と向かって

    「あなたが好き」

    なんて言える筈もない。




    「いるよ……?」



    ああもう、絶対顔赤い。



    いつか、心の準備ができたら、ちゃんと告うからね。

    きゅん

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  13. 昼休み、いつもの様に、俺は梓と弁当を食べに校舎裏へと向かう。



    此処は人も通らないし、二人きりになるには最適だった。





    「あ、真人(まこと)遅〜い!」


    既に来ていたらしい梓は、弁当を食べながら、上目遣いに俺を叱る。


    それが…









    堪らなく愛しい。




    「梓……好きだよ。」





    思っていた言葉がついぽろりと溢れた。



    「なっ、何、いきなり…そりゃ、幼馴染だし、私も真人のこと好きだよ?」



    天然なのか、それとも…




    「はぁ……まあ、今はまだ…な。」



    『彼氏』という役割で彼女の隣に座るのは、まだもう少し先のお話。

    きゅん

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  14. ザアアアァーーー…

    「あ、雨……」



    今日は雨降らないって、天気予報言ってたじゃん!?



    どうしよ…傘持って来てないよ…





    「あれ、先輩?何してるんですか、こんなとこで」



    「優くん!」





    優くんは、一つ下の後輩で、…私の、好きな人。




    彼は私と外とを交互に見て、そして、ニコリと微笑んだ。



    「入ります?傘」



    その一言で、ドキン、と胸が高鳴る。







    …雨、降ってよかったかも…

    きゅん

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  15. 「あ、あの、先輩…。これは一体、どういうことなんでしょう…?」

    私、中里 千尋は、今、片想い中の廣瀬先輩に壁ドンされていた。


    「どういうことって、俺が聞きたいんだけど」

    「はい?」

    「喋ってたでしょ、男子と。あれ、誰?」

    「誰って、クラスメイトで…。委員会の打ち合わせをしていただけですよ?」

    「その割には、楽しそうだったじゃん。付き合ってるの?」

    「まっ、まさか!」


    私は、ブンブンと首を横に振る。

    それを聞いて、先輩はホッとしたような表情を見せた。

    「…千尋は…俺のだから。」

    「え?せ、先輩、今なんて…んっ!」


    二人の唇と同じように、二人の心も、ひとつに重なったーー。

    きゅん

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  16. 「…やっぱりここにいた。何してんの?こんなとこで。」
    私は、平然とした顔の君のそばに座る。
    「お前こそ。今、授業中だぞ?」
    「あんたがいっつも授業受けないから、とうとう先生に言われたのよ。『なんとしても連れてこい』ってね。」
    そう言うと、君は笑った。
    「ご苦労ご苦労」
    私は、ため息をついて、君の横顔を盗み見る。太陽が君の髪を照らして、金色に見せた。
    綺麗……。
    「お前もサボれ!」
    「きゃっ⁉︎」
    肩を組まれ、君の顔は、私のすぐそば。私の頬は、今頃真っ赤だろう。
    ああ、もう…、君が好きなのが、バレちゃう……。

    きゅん

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