ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 委員会が終わり、教室に行くと彼女が寝ていた。
    彼女の側に近づくと気持ちよさそうに寝ていた。
    …ホント、無防備過ぎでしょ。
    「…加蓮の寝顔、見ていいのは俺だけだからね」
    頬にそっと触れてみるとピクッと肩を揺らした。
    もしかして…
    「…ねぇ、起きてるんでしょ?」
    「…えへへ。ごめん」
    照れたように言う彼女はでも寝てたのは本当だよと慌てて言い出す。
    「…それよりも遥君、あたしのこと名前で呼んでたよね!?普段は苗字なのに」
    「…さぁ。気のせいじゃない?」
    恥ずかしくなりいつものようにツンとしてしまったが彼女はニコニコ笑っていた。
    「何か嬉しいな。名前で呼ばれるの」
    「気が向いたら名前で呼んであげるかも」
    彼女の笑顔が見れるのならいくらでも名前で呼ぶかもね…加蓮。

    きゅん

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  3. いつもこの時間帯になるとあの人が来るのに今日は来ない。あの人のことが気になり隣のクラスに行ってみると保健室で寝てるとのこと。すぐ保健室に行ってみるとあの人がいた。
    「…うえっ!?は、遥君!?」
    「…何だ、元気そうじゃん」
    目を大きく見開きいつもと変わらないテンションの彼女。本当に体調が悪いのか疑うよね。
    「ど、どうしてここに…?」
    おずおずと聞く彼女。
    「…いつもこの時間帯、アンタ来るのに来なかったから」
    「もしかして…心配してくれた?」
    「…別にそんなんじゃないから」
    頬に熱が集まる。何で俺、こんなに動揺してるんだろう。正直、彼女みたいな元気の塊みたいなタイプは苦手なはずだったんだけど…。
    「…早く体調良くなって」
    頭をポンポンとすると顔が赤くなる彼女。
    「そしたらまた遥君のところ行ってもいいですか!?」
    「…良いんじゃない?」
    満面の笑みを浮かべる彼女に優しい笑みが溢れた。

    きゅん

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  4. 蒼君との待ち合わせの為に駅に着くと女子達に囲まれている蒼君がいた。
    「あっ…」
    どうしよう。声かけようにもあんな綺麗な人達ばかりだと声かけずらいよ。ずっと後ろを向き歩き出した時だった。
    「…どこ行くの?」
    「…っ!?蒼君!?」
    あたしの腕を掴んでいる蒼君。
    「理奈見えたから来るのかと思ったら来ないし」
    「それは…」
    しどろもどろになり下を向くとクイッと顎を持たれ蒼君の綺麗な顔が目に入り込んだ。
    「…理奈は俺の彼女なんだから」
    「…う、ん」
    「…理奈以外の女子に興味無いから心配することないよ」
    「で、も…」
    「でも?」
    「あんな綺麗な人達だったら自信持てないよ…」
    「…別に他の誰が綺麗だろうが俺には関係ない。理奈が可愛すぎるから」
    「っ…!?それより、カフェ行こ!」
    恥ずかしくなり話題を変えたらギュッと手を握られた。
    「うん。行こっか」
    蒼君が彼氏で本当に良かったなって思った。

    きゅん

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  5. 「遥のお兄さん凄くカッコ良いよね」
    「…別に」
    「今度また会いたいな…」
    この前、遥の家に行った時、遥のお兄さんがいて凄くカッコよかった。
    「ねぇ、今度いつ会え…」
    「…ねぇ」
    急に後ろから遥に抱きしめられた。
    「ちょ、遥…?」
    「杏は兄貴のことが好きなの?」
    「えっ…?」
    何でそんなこと言うんだろう…。あたしが好きなのは遥なのに…。
    「…さっきから兄貴の話ばっか。もっと俺で頭いっぱいなって」
    「ちょ、んんっ…!?」
    首筋にキスを落とされる。
    「は、るか…」
    「ずっと俺だけ見てればいいんだよ」
    そう言う遥にもう既に頭の中は遥でいっぱいなのであった。

    きゅん

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  6. 「美結!」
    「…ゲッ」
    一番会いたくない湊が来た。
    「一緒に帰ろ?」
    「他の女子と帰ったら?」
    他の子にも同じようなこと言ってるに違いない。
    「…俺、結構本気なんだけど」
    「…何、が?」
    一瞬言葉に詰まる。
    彼の顔が真剣だから。
    「…美結が好きなんだよ。今までにないくらい。他の子のことなんか目に入らないくらい」
    「…っ」
    どうしよう…。信じてもいいのかな。
    「今はまだ信じてもらえてなくても良いよ。でも絶対好きって言わせてみせるから」
    手を差し出されぎこちなく彼の手を握り返す。
    「今はまだこの距離からでいいから」
    「う、ん…」
    フワリと笑う彼に思わず胸がキュンってなった。
    「…っバカ」
    顔が真っ赤なまま言うと彼は可笑しそうに笑う。
    「顔真っ赤っか。可愛い」
    「…もう知らない!」
    恥ずかしくなり彼の手を取ろうとしたけど更に強く握り返された。

    きゅん

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  7. 「はぁ…」
    「どうした?」
    「あたし…彼氏出来るのかなって」
    見た目もそんなに可愛くないし頭も運動神経も良くない。ドジばっかしてるし…。
    「こんなあたしを好きになる人なんて…いないしね…」
    「じゃあ、こんなあたしを好きな俺はどうなるの?」
    「えっ…?」
    今、好きって言った…???
    遥のことは気にはなっていたけど絶対あたしのことなんて好きになるはずないって思ってた。
    「ねぇ…」
    「っ…」
    頬を包まれ遥と目が合い恥ずかしくて視線を逸らした。
    「こっち見て」
    「っ…、は、恥ずかしい、よ…」
    「顔真っ赤」
    「遥のせいだもん…」
    「じゃあ、お詫びに…」
    「んっ…」
    優しくキスを落とされた。
    「なっ、今、キス…!?」
    「自分で思っているよりだいぶお前にハマってるかも」
    「なっ…!?」
    そう言った遥はあたしを抱きしめた。そっと遥の背中に手を回すと更にギュッと抱きしめられた。

    きゅん

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  8. 「ねぇ、未亜ちゃん付き合ってよ」
    「ごめんなさい…!」
    「は?生意気なんだけど?」
    先輩に腕を掴まれそうになった時、後ろからギュッと抱きしめられた。
    「…未亜になんか用ですか?」
    「…遥!」
    遥に抱きしめられドキッとしていると。
    「君もそんな顔するんだ?クールに見えて」
    「未亜のことが大事なんで」
    「遥…」
    遥の言葉にきゅんっと来ていると先輩はさっさと屋上を出ていった。
    「遥…ありがとう」
    「…別に。それより…」
    「…きゃっ!?」
    壁に身体を押し付けられた。
    「俺のモノだって他のヤツらに分からせないとな」
    「ちょ、はる…か、」
    首筋に顔を埋める遥。チクリと痛みが走ったかと思うと今度は唇にキスをされた。
    「んあっ…はる、か…」
    「お前は俺だけ見てればいいんだよ」
    あたしはいつだって遥しか見えていないよ…。遥の甘いキスにたどたどしく答えるのだった。

    きゅん

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  9. 昔からモテてたのは知ってるけど…。
    「はぁ…」
    あんまり良い気分はしないもの。
    「亜優!」
    「きゃあっ!?」
    後ろからギュッと抱き締める湊。
    「やっぱこの抱き心地良いわ〜」
    「それって太ってるってこと?」
    「違うよ。逆に細すぎて心配なるよ」
    絶対嘘だよね。100%太ってるって言ってるよね。
    「まぁ俺はどんな亜優でも好きだけど」
    「なっ…!女子達と楽しそうに話してたくせに…」
    つい可愛くないことを言ってしまう。
    「何?もしかしてだけど…妬いた?」
    「だったら何?」
    「…可愛すぎる」
    「ちょっと…」
    更にギュッでしてくる湊。
    「俺が好きなのは亜優だけ。昔も今も。他の人なんか目移りするわけないじゃん」
    そうやっていつだって欲しい言葉をくれる湊をやっぱり好きだなって改めて思った。

    きゅん

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  10. 湊君…遅いな。
    「愛ちゃん」
    「…太田君?」
    「もしかしてだけど…湊待ってるの?」
    「えっ…と…」
    目を泳がせるとやっぱりと言われた。
    「あんなヤツやめなよ」
    そうしたいならとっくにやめてるよ…。
    「俺にしたら?俺だったら愛ちゃんのこと悲しませないし…」
    手をギュッと握られ離そうとすると後ろからギュッと抱き締められた。
    「俺の愛に何してるの?」
    「…湊君!」
    …今俺のって…。
    「気安く愛に触らないでくれる?」
    「どうせまた遊びだろ?遊びで愛ちゃんといるんなら…」
    「遊びじゃなかったら?」
    「えっ…?」
    「は…?」
    遊びじゃない…?
    「分かったら早くどっかいって」
    湊君のドスの効いた声に太田君は帰ってしまった。
    「あの…」
    「…今言ったこと本当だから。愛のこと誰にも渡したくない」
    「…っ」
    ギュッと抱き締められる。
    あたし期待してもいいんだよね…?
    「行こうか」
    差し出された手を握り返した。

    きゅん

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  11. 「あ、の…」
    「何?」
    いや、何って…。この姿勢どうにかなりません!?あたしは遥の膝の上に向かい合わせになるように座っている。
    「…そろそろ下ろしてくれても…」
    「ヤダって言ったら?」
    「ええ!?それはこ、困るよ…!誰か来るかもしれないし…」
    「大丈夫。鍵かけてあるし」
    「…っ。もう」
    頬を赤らめるあたしの頬を手を添えてキスをする遥。
    「でも、何で生徒会室…?家隣なんだから家の方が…」
    「家だと色々邪魔が入る。それに最近、二人でいれる時間あんまりなかったし」
    「…そう、だね…」
    生徒会で最近忙しい遥。寂しいとか言ったら迷惑になると思ってたけど…。
    「…寂しかったよ。だから今、二人でいれて凄い幸せ」
    ギュッと抱き着くと抱き締め返してくれる遥。
    「…そんな可愛いこと言ってどうなっても知らないよ」
    「んっ…」
    甘く、蕩けるようなキスを落とされた。

    きゅん

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  12. 「ねぇ、今日は一緒に帰ろ?」
    「ご、ごめんなさい…。湊と帰る約束してるから…」
    「でもアイツ来ないじゃん?だから、ね?」
    「ちょ…!」
    腕を引っ張られ離してと言っても離してくれない。どうしよう…。
    「…俺の彼女、どこ連れてく気?」
    「…っ!?」
    後ろから引っ張られ湊に後ろから抱きしめられる形になった。
    「彩は俺と帰るって言ってんだろ。早く失せろ」
    今まで聞いたことのない低い声の湊。彼は悔しそうな顔をして行ってしまった。
    「…あ、ありがと」
    「…マジ焦った」
    「えっ…?」
    「下駄箱に着いたら引っ張られているし…」
    「ご、ごめんね…」
    「いいよ。無事だったし」
    頭をポンポンと撫でられるとこっちまで安心する。
    「早く帰るよ」
    手をギュッと握られ急ぎ足の湊。
    「…消毒しなきゃ、ね?」
    「っ…」
    この先の想像が何となく付いてきて胸がドキドキの中、二人で帰った。

    きゅん

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  13. 「ねぇ、何でアイツにはあげて俺にはくれないの?」
    「…っ!」
    遥に後ろから抱き締められ掠れた声が耳に響く。
    「…っ、か、彼は義理チョコだよ?それに遥には別の用意してある、し…」
    「…だとしても何かムカつく」
    遥のヤキモチに胸がキュンってなる。
    「…ご、ゴメンね。本当はオシャレなとこで渡したかったんだけど」
    鞄の中から可愛くラッピングしたチョコを渡す。
    「ハッピーバレンタイン!遥!」
    じっーとチョコを見る遥。
    「…どうかした?」
    「…それ、食べさせてよ」
    「えっ!?」
    それって…あーんしろってことだよね…。恥ずかし過ぎる…。でもバレンタインデーだし…。あたしは意を決してチョコを手に取り遥の口にあーんした。
    「っ…!?」
    指に唇が当たりドキリとする。
    「…ん。美味い」
    「良かった…!」
    「じゃあ、次は優の番ね」
    「えっ!?あ、あたしはいいよ…!」
    恥ずかしさもあったけど結局は遥にあーんされた。

    きゅん

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  14. 年に一度のハロウィンの日。
    皆、色々な仮装をしている。
    そして…幼馴染の遥はヴァンパイアの仮装をしている。遥はカッコイイからモテるのは分かる。
    心がモヤモヤするように遥を見ているとこちらに向かって歩いてきた。
    「遥…?」
    「トリックオアトリート」
    「へっ…?」
    急に言われて変な声が出てしまう。
    「お菓子、持ってないのか?」
    「えっ…うん…」
    用意してたけど忘れてきてしまったんだよね…。
    「…ふぅん?じゃあ、'イタズラ'な」
    「へっ…ちょ」
    遥はニヤリと笑うと私の首筋にキスをしてきた。
    「んっ…は、遥…」
    チクリと痛みが走る。
    「お前、それ煽ってんの?」
    「えっ…違うよ…」
    否定しようとするも唇にキス顔とされる。
    トロンとした表情で遥を見ると頬が赤く染っていた。
    「クソッ…今のお前、誰にも見せらんねーから」
    そう言うと自分の腕の中にギュッと私を抱きしめた。

    きゅん

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  15. あっ…颯太先輩いた…!
    颯太先輩の傍に行こうとした時だった。颯太先輩に話しかけてくる女子がいた。
    何かめっちゃくちゃ楽しそうじゃん。
    …入りづらい。もしかして…彼女なのかな…?
    「…そんなとこで何してるの?」
    「へっ…!?」
    いつの間にか話を終えていたらしく私の前にいた先輩。
    「俺に用があったんじゃないの?」
    「えっ…いや…」
    いざ目の前にすると何を話したらいいのか
    「…か、彼女いますか!?」
    「えっ…?」
    しまった…。こんなこと聞いちゃ好きなのバレるかな…!?
    「いないよ」
    「えっ、ほ、本当ですか…!?」
    「うん。まぁ、気になる子はいる、かな」
    「えっ、そうなんですか…!?」
    だ、誰だろう…。気になる子って…
    「…ふふっ。鈍くて単純な子なんだよね、その子」
    頭をポンポンッとされと顔が赤くなる。
    「…早く気付けよ」
    「えっ…?」
    先輩がボソッと何か言ったみたいだけどはっきり聞こえなかった。

    きゅん

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  16. 体調を崩してしまい一人保健室で横になっていると遥君が来てくれた。
    「大丈夫?」
    「うん…。大丈夫、だよ」
    少し頭がズキズキするけど。
    「それよりどうしてここに…?」
    遥君は女嫌いで有名で私も女なのに何故か話してくれる。
    「アンタが心配だからに決まってるでしょ」
    「えっ…!?」
    顔を隠すように頬を手で覆うと彼の手が私の額に置かれた。
    「熱上がってきた?」
    「い、いや…大丈夫…!」
    今のは遥君にドキッとしただけだから。
    「そ…」
    「うん!私は大丈夫だから遥君は教室戻って?」
    これ以上いたら心臓が爆発しそうだし風邪、移すわけにもいかないし…。
    「俺といるの嫌?」
    「えっ…!?」
    そんな悲しそうな顔で言わないで。そんなの…
    「嫌じゃないよ」
    「じゃあ、ここにいてもいい?」
    「風邪移っちゃうよ…」
    「平気。アンタの傍にいられるだけで元気出るから」
    遥君に頭をポンポンされてドキドキが止まらなかった。

    きゅん

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  17. 「遥…?」
    保健室のベッドで眠っている遥。
    遥の側に行き頬に手を伸ばす。するとガシッと腕を掴まれそのまま遥に抱き締められた。
    「…やっとこっち来た」
    「え…!?は、遥…!?ね、寝てたんじゃ…」
    「誘き寄せた」
    「え…?」
    「お前、最近翔とばかりいるし…」
    「え…?」
    「翔ばっか構ってないで俺のことも構って?」
    ギュッと抱き締められ胸がドクンッとなった。
    遥の顔が近付いて目をギュッと瞑った時だった。
    「ーやっぱり君達、付き合ってたんだ?」
    保健室のドアの前に翔がいた。
    あたし達はベッドから起き上がった。
    「ー何か気に食わない」
    翔はあたしの元に来ると頬に触れる。
    「っ…!?」
    「ー最初は遊びで近づいたのに」
    「…」
    「いつの間にか君のこと好きに…」
    翔の言葉を遮るように遥があたしをギュッと抱き締めた。
    「ーコイツは絶対渡さない」
    「ーそう言っていられるのも今のうちだよ?」

    きゅん

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  18. 遥にチョコを渡そうと思ったけど止めた。
    遥のモテさは昔から知ってたけど…。
    好きな人がチョコを貰う姿を見て耐えられるわけがない。
    「はぁ…」
    「栞奈ちゃん!」
    「陸くん…?」
    最近席が近くになって仲良くなった陸くんがギュッと抱き着いてきた。
    「それ、チョコ?」
    「うん…」
    「僕、栞奈ちゃんのチョコ欲しいなぁ~」
    「へっ…?」
    何であたしのチョコを?と思ったけど陸くんの可愛い顔には敵わなくて…。
    あげるのを少し躊躇いながらも陸くんの手元にチョコをおこうとした時だった。
    -グイッ
    横から誰かに引っ張られて胸元に引き寄せられた。
    「ダメ。コイツからのチョコは受け取るな」
    「遥…!」
    「何で?君、沢山チョコ貰ってたよね?」
    陸くんがキッと睨む。
    「貰ってないよ。全部断ってた」
    「えっ…?」
    「お前だけのチョコを貰う為に」
    「んっ…」
    遥はあたしの唇にキスを落とす。
    「チョコも栞奈も渡さない」

    きゅん

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  19. 遥君にチョコを渡そうとしたけど沢山の女子からチョコを貰っていた。
    私のチョコ…いらない…よね。
    溜息を着くと光先輩に声をかけられた。
    「あれ凛ちゃん。どうしたのそのチョコ?」
    「えっとー…渡そうと思ってたんですけど、タイミングが合わなくて…」
    咄嗟に嘘付いちゃったけど。先輩はニヤリと笑うと私の前に手を差し出した。
    「じゃあ、そのチョコ俺に頂戴?」
    「えっ?」
    「だって勿体無いじゃん。折角作ったんでしょ?」
    自分で食べるのも虚しいと思い光先輩にあげようとした時、後からギュッと抱き締められた。
    「何あげようとしてんの」
    「遥…君…!?」
    遥君は先輩を睨みつけると先輩はその場を去った。
    「あ、あの…」
    「俺、アンタのチョコ楽しみにしてたんだけど」
    「ご、ごめんなさい」
    「アンタもチョコも誰にも渡したくないから」
    「えっ…」
    それってつまり…。
    「ほら行くよ」
    遥君は私の手を掴むと歩き出した。

    きゅん

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  20. 「あ、あの…」
    「こうして欲しかったんだろ?」
    ベッドの上に押し倒されるあたし。
    こうなったには理由がある。
    生徒会の企画で"好きな人にされたいこと"という企画であって友達と冗談で書いてみたんだけど…。生徒会長の優李がそんなこと許すはずもなく…。
    「お望み通りにしてやるよ」
    「んっ…」
    優李に深くキスをされる。優李の服をギュッと掴むとおでこにキスを落とした優李。
    「ゆ、うり…」
    半分涙目で優李を見ると口角を上げる優李。
    「そんな目で見て誘ってるの?」
    「ち、違…」
    優李は首筋に唇を這わせるとキツク吸った。
    チリッと痛みがしたと思うと優李が優しく撫でる。
    「俺のモノって印、付けといたから」
    「っ…///」
    そんなこと紙に書いたっけと思っているとあたしの頬を両手で包む優李。
    「他の事考えてる余裕あるんだ?」
    「ち、違…」
    優李に唇を奪われる。
    授業が終わるまで優李の甘いお仕置きは続いた。

    きゅん

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  21. 待つこと3時間。
    蓮君は一向に来ない。2ヶ月間、蓮君を好きにさせようと頑張ってきたものの全くダメだった。
    『今日の放課後、中庭で待ってるから!!!』
    『俺は行かないから』
    さっきそう言ってた蓮君。でも私は信じてる。蓮君が来てくれることを
    「はっくしゅん」
    少し寒くなってきて腕を摩る。こんな時蓮君が温めてくれたらきっと顔が真っ赤になるんだろうな。
    ギュッ
    「えっ?」
    突然後からふわっと抱きしめられた
    「馬鹿なの。俺行かないって言ったよね?」
    「でも来てくれた…」
    蓮君は更にギュッと抱きしめてくれる
    「ごめん。寒い思いさせて」
    「うんうん。でもどうして、来てくれたの?」
    「…別に。ただ気になった、だけ」
    「え?」
    蓮君の頬がほんのり赤く染まっている
    「何ニヤニヤしてるの」
    「ベ、別にニヤニヤなんて」
    「本当、生意気」
    蓮君は私の唇にキスを落とした
    「…好きだよ」
    私の耳元で甘くそう囁いた。

    きゅん

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