ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「よし。できた。」

    うまく出来たと、思う。喜んでくれるか、わからないけど。

    ガラガラッ

    「蘭。帰ろ!」

    「え、あ、うん!」

    「なんかいい匂いする」

    「チョコ、作ってたから」

    「俺には?」

    そう言って、腰を屈めて目線を合わせてくる優斗。

    「な、ない!」

    あーあ。可愛くない。
    なんで、素直にチョコ渡さないんだろう。

    「そっか〜、ないのか〜」

    そう言うと、手をヒラヒラと振りながら帰る優斗を見て


    なんでこんなに素直じゃないんだろう。


    そう思った。
    瞬間、涙が溢れた。

    誰もいないし、今くらい泣いてもいいよね。

    そう思って、嗚咽が漏れるのも気にせず泣いた。


    「なんで一人で泣いてんの。」

    気がつくと、温かいぬくもりに包まれていた。


    「あのね!チョコ…食べて欲しくて…!」

    「その前に、お前のこと食べたい。」

    そう言って、優斗はチョコより甘いキスをしたーー。

    きゅん

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  3. ───ギュッ

    「ちょ!やめてください稜空(リク)先輩!」
    「今なんてー?」
    「…やめて稜空」

    私がそういうと満足そうに頭を撫でるのは彼氏の稜空。

    「__で?何その格好は」

    そう駅前なのにも関わらず死神の格好をした彼はさっきから注目を集めすぎていてこっちが辛いのだ

    「あー、これね!似合うでしょう?」

    確かにかっこいいけれども!!
    そして何かを思いついたかと思うと
    彼は言った


    「Trick or Kiss?」


    妖艶に微笑む死神…もとい稜空のことを

    かっこいいなんて思ったのは私だけの秘密

    きゅん

    16

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  4. 満員電車内。目の前にいる好きな人
    同じクラスの瀬戸くん
    キィーーーーー
    音をたてて止まった電車。
    転びかけた人が瀬戸くんを押した。
    瀬戸くんが転ぶと思った瞬間に唇に触れた温かいもの。ゆっくり離れる唇。

    「え…?」
    「ごめん。…」
    「こちらこそごめん…好きじゃない子とキスなんて…ほんとごめんね!」
    「ほんとに鈍感なんだな笑」
    「え?」
    「俺はもともと花崎が好きだよ」
    「そんな…」
    「迷惑だった?迷惑だったなら今の全部なしにしよっか」
    確信犯だ…
    「やだよ!全部なしなんて!」
    「どうして?いいんじゃないの?」
    「好きだからに決まってるじゃん!」
    「よく出来ました笑」

    ニヤリと笑った彼はいつもはクールなのに甘甘の仮面を被った人でした

    きゅん

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  5. 私、中原優羽(ナカハラユウハ)は図書委員会の当番の真っ最中。
    隣で本を読んでいるのは、同級生で委員長の佐倉くん。
    「なぁ。優羽」
    「なにー?」
    「俺さ、物語の主人公になれたらいいなって思うんだ」
    「なに?いきなり笑」
    「好きな人ができたんだわ」
    「うん?良かったじゃん」
    「でもさ、無理な気がすんだよね」
    「どうして?」
    「だって、俺の隣にいるのに気づかないんだもん」
    「ん?」
    「つまり、優羽が好きってこと。」
    「え?嘘だ」
    「嘘ついてどうすんだよ笑」
    「ご、ごめん…私も好きだから信じられなくて…」
    「ま…じで…?」
    「うん…」
    「優羽。好きです。付き合ってください」
    「お願いします…」

    憂鬱な当番の日。私に起こったのは奇跡のような出来事でした。
    机の下で手を繋いでたのはふたりの秘密♡

    きゅん

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