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  2. 私の好きな男子バスケ部の悠雅先輩は、学年問わず大人気。
    部活中は必ず学校中の女子が見に来る。
    今日も体育館中に女子の黄色い悲鳴が飛び交う。
    それを見つめる私は、男バスのマネージャー。
    ほんと、先輩はかっこいいなぁ…
    あ、休憩だ。皆にタオルとドリンクをもっていかなきゃ。
    皆にタオルとドリンクを渡して、最後に悠雅先輩のところへ行こうとすると、
    「邪魔、どいて。」
    3年生の女の先輩から突き飛ばされた。
    そして…
    「悠雅くん、私のタオル使って♡」
    女の先輩は、悠雅先輩の手を握ってタオルを渡そうとしている。
    受け取っちゃうのかな…。と、思ってその場から離れようとすると、
    「悪いけど、」
    そう言った悠雅先輩に腕を引っ張られた。
    「俺、マネージャー以外からそういうの受け取らないようにしてるんだよね」
    髪をくしゃりと撫でられた。
    その瞬間、胸がきゅっと締め付けられた感じがした。
    ほんと、かっこよすぎです。

    きゅん

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  3. 今、私は追い詰められている。
    後ろは壁、横には手、目の前にいるのは付き合って3ヶ月の彼氏、西山波瑠斗。
    その彼に、いわゆる壁ドンをされている。
    なぜかと言うと、
    「ねぇ、いつになったら俺のこと名前で呼んでくれるの?」
    私が西山くんのことを名前で呼ばないから。
    「な、なるべく頑張るから…」
    だって、西山くん学年1モテるんだよ?
    そんな人になんで私なんかが告白されたのか謎だし。
    「それ前にも聞いたー。名前で呼ぶまで、帰さないよ?」
    いたずらっぽく笑う彼。
    もうそんな顔しないで…ドキドキするじゃん。
    「よ、呼べばいいんでしょ…!」
    「ものわかりがよろしい。」
    下を向く私の顔を覗きこんでくる西山くん。
    カッと顔が熱くなる。
    「は…は…はる、と」
    やばい、恥ずかしすぎる…!
    「よくできました。」
    一瞬おでこに触れた柔らかいもの。
    その正体に気づくまで、後5秒。

    きゅん

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  4. 春風がやわらかに吹き、臼桃色の桜の花弁を散らしている。
    「…美桜?」
    「お久しぶりです、ハル先輩!」
    私は今日、この高校に入学してきた。
    「お前ここ受けてたのかよ!連絡ぐらいくれよなー。」
    この人は、私が憧れていた剣道部の白石晴隆先輩。
    「えへへ、びっくりさせたくて。」
    「それにしてもお前、なんでこんなとこ受けたんだ?頭よかったろ?」
    「なんか楽しそうだったから。」
    先輩の鈍感。
    本当は先輩に会いたくてここの高校受けたのに。なんで気づかないかなぁ…
    「それにしてもお前さ…」
    「なんですか?」
    「その…なんつーか…綺麗になったよな」
    …そんなに期待させるようなことを言わないで欲しい。
    「先輩ってほんと、ずるいです。」
    「え?何で?」
    たった一言で、私をこんなにもドキドキさせてしまうから。
    「とにかく、またよろしくお願いします!先輩!」
    「おう!」
    私は舞い散る桜の花弁のように、心を踊らせた。

    きゅん

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  5. あー、痛い。
    さっきからとても、頭が割れそうに痛い。
    幼い頃から偏頭痛持ちの私は、これにとても悩まされている。
    しかも今日に限って頭痛薬忘れてきたし。
    もう最悪…すごいムカつく。
    誰が悪いわけでもないのにイライラしてしまう。
    「椎名ー!!」
    そんなとき、同じクラスの青山京平に声をかけられた。
    「どした?」
    なるべく元気に取り繕う。
    「…椎名、なんか元気ない?」
    何故分かった。結構頑張って取り繕ったつもりだったけどなぁ。
    「んー、ちょっと頭が痛いだけ。気にしないでいいよ」
    「いやいや、気にするよ!こんな元気ない椎名、初めてだし!」
    「大丈夫だよ。心配してくれてありがとね。」
    「おう、絶対無理すんなよ?」
    そう言った彼は、無造作に私の頭をぽんぽんと撫でた。
    彼の手が私に触れた瞬間、私の心臓の奥の方で何か暖かいものがじわりと溶けていく気がした。

    この感情の正体に気づくのは、もう少し後の話。

    きゅん

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  6. 「冬花~!!」
    「うぐっ!」
    今後ろから抱きついてきたのは幼なじみの加山廉。
    「てか、いきなりどうしたの?」
    「んー、冬花に会いにきた!」
    へへっと得意気に笑う彼。
    それより、そろそろ私を解放してほしい。
    「ねぇ廉、そろそろ離してほしいな」
    「あ、あのね、冬花に渡すものあんの!」
    おい、人の話を無視するんじゃない。
    そんな私の思いとは裏腹に、廉は自分の鞄をあさりだした。
    「あ、あったー!はい、冬花!今日ホワイトデーでしょー?」
    あー、そうだったような。
    「ありがとね、廉」
    「俺の手作りだから、絶対食べてよー?」
    今年も手作りか…無駄に女子力高いしあざとい。
    「うん、もちろん食べるよ。毎年楽しみにしてるから。」
    味もその辺の子達の手作りに比べれば数段おいしいし。
    「冬花ー」
    「何?」
    「好き!」
    「んー……私も。」
    「やったぁー両想い」
    こういうときすごい幸せ感じるんだよねぇ…。

    きゅん

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