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  2. 「ちょっと来い。」

    卒業式を終えたばかりの先輩に、いきなり腕を引かれて歩き出す。

    いつもより急ぎ足の先輩。
    先輩に腕を引かれている私も、自然と早足になる。

    先輩が急に足をとめ、振り返ってくる。

    周りを見れば、中庭だった。
    そして周りには、中庭に植えてある満開になった桜。

    「うわぁ...」

    桜に見とれていると、先輩が照れくさそうに手で口元を覆った。

    「リナが俺に言ったんじゃん。好きな人とここの桜を見たら、恋が叶うって話。」

    「...え」

    「...お前が好きだ。俺と、付き合え。」

    信じられなくて涙が溢れ出す。

    「私も...ずっと好きでした。」

    先輩に優しく抱きしめられた。

    「...リナ。」

    名前を呼ばれて先輩を見上げる。

    そして、そっと唇が重なった。

    きゅん

    20

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  3. フェンスにもたれかかっている真田。

    「...え?」

    目つぶってる。

    え、嘘でしょ、寝てるの?

    ...ありえない、帰る。

    クルッと背を向けると、突然後ろから手を引かれ、フェンスに倒れかかる。

    逃げる間もなく顔の両横に手が置かれ、フェンスがカシャンと音を立てた。


    「起きてたんじゃん。」

    「たりめーだろ、勝手に帰んじゃねーよ。バカ野郎。」


    次の瞬間 真田の前髪が私のおでこに触れたかと思うと、唇に温かいものが触れた。

    「...は?」

    「あれ、嬉しくなかった?チョコ食べたばっかだから甘いはずなんだけど。」

    真田は少し悩んで「そっか」と呟いた。

    「激しい方じゃなきゃ、甘いの感じないよね。」

    真田がニヤッと笑う。

    「ちょ、それは....んっ」

    抵抗する間もなく、唇は重なった。

    きゅん

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