ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

  1. 17件ヒットしました

  2. 「なんでお前、男と一緒に来てんの?」

    夏の思い出でも作ろうと思って花火を見に来たら……運良く好きな人と偶然鉢合わせ、私は会場から連れ出され、そしてなぜか怒られている。

    「男って……あの子は、」
    「どうせ友達と来てて俺が誘わなくても流れで一緒に見られるだろって思ってたのに。なんで男と二人きりなんだよ」
    「いや、だからあの子は私の、」
    「彼氏とか言うなよ。絶対俺のほうがお前のことを好きなんだ。他のやつには渡さねぇ」

    今、なんて?私の聞き間違い?
    耳を疑いながらもその言葉に鼓動が早まる。

    「お前のことが好きだ。俺を選んでほしい。今よりもっと笑顔にして見せるから」

    その熱のこもった眼差しに偽りの色は見えなくて。
    私は視線を微妙にそらしながら、静かに頷いた。

    「ちなみにあの子は私の弟」
    「まじかよ……」

    そう呟いて俯く彼の耳は暗闇でも赤くて。
    ……愛おしいなんて思ったりしたのは内緒。

    きゅん

    11

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  3. 「ほんっとごめん!」

    待ち合わせ場所に着いた途端、先輩に勢いよく謝られた。
    せっかく気合いを入れて浴衣を着てきたのに……それを見てくれないなんて女心をわかってない。
    というか、なんで謝られてんのかわかんないし!

    「ここから会場まで意外と距離あるよね。せっかく可愛い格好をしてきてくれたのに考えが足りてなくてごめん」

    いつもはかっこいい先輩が今は眉毛を下げてしょんぼり謝ってる。なんかちょっと可愛い。

    「先輩、私は嬉しいですよ」
    「何が嬉しいの?」
    「先輩とお喋りしながら歩くのが」
    「疲れちゃうかもしれないよ」
    「好きだから大丈夫です」

    歩くのも、先輩のことも。

    「……っ、そう。じゃあ行こうか」

    あれ、うっかり声に出ちゃってた?
    先輩の耳が真っ赤だ。
    そんな先輩を愛おしく思いながらも。

    ……さりげなく指を絡め、固く繋がれた手の温もりにドキドキせずにはいられないのだった。

    きゅん

    14

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  4. イースターの日ということで、卵の模型をデザインする私達2人だけが部室にいた。
    普段はチャラチャラしているくせに、こういうときは真剣な顔を見せる先輩はずるい人。

    「それとっても可愛いですね」

    ピンクやレモン色などのパステルカラーがメインの、乙女チックな卵になっている。
    先輩の作品には原色が使われることが多いから驚きだ。

    「これはお前をイメージした」

    「えっ?」

    「ふわっとして危なっかしいし、控えめなやつだと思ってたら実は人懐っこくて明るいし」

    一度言葉を切り、左手に持った卵を見ながら続けた。

    「可愛いよな」

    ぼっと顔が熱くなる。
    だけど、自惚れないように、

    「た、卵、可愛いですよね」

    慌てて誤魔化す。

    「卵の事じゃねーぞ」

    私の長い髪をサラリと掬う。
    そして……

    ───ちゅっ

    「どっちの事か、わかっただろ?」

    こんなにもドキドキさせてくる先輩は、やっぱりずるい。

    きゅん

    8

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  5. 「差し入れありがとうございました!」

    部活の後輩に見送られ、私達はグラウンドをあとにし、教室へ向かった。

    『3月末まではまだうちの学校の生徒。私服で来てはいけない』という校長の言葉があり、制服姿だ。

    「なぁ、前から思ってたけど、お前モテるよな」

    教室に入った途端、不機嫌全開で聞いてくる私の彼氏。

    「何、後輩にでも妬いた?」

    いつものお返しにいじってやろうと、振り返ろうとした時

    「悪いかよ」

    ──ギュッ。

    後ろから抱きしめられ、そのまま右手の薬指に何か嵌められた。

    「バレンタインのお返し、のつもりだったけど。俺とお揃い」

    彼の指にも同じものがつけられているのを見て、心臓が軽く跳ねる。

    「お前は俺のものだし、俺はお前のもの」

    耳元で低く囁かれ体温が上昇……そして右手を持ち上げられ

    ──ちゅっ

    薬指にキスを落とされた。

    「これは俺のって印だから。絶対に外すなよ?」

    きゅん

    12

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  6. ただいま、バレンタインデー……の次の日の放課後
    それなりに親しいはずの【好きな子から義理チョコすら貰えない現実】を直視出来ない。しかも俺は今年卒業。来年貰える可能性はゼロ

    ──ガラッ

    「……先輩」

    ブルーな気持ちのまま扉を開ける音につられて目をやると、そこには俺が想いを寄せている子がいて、こちらへ歩み寄る

    「昨日は風邪を引いて学校を休んで、今日は移動教室が多くて渡す時間がなくて!大遅刻ですけど……このチョコ、受け取ってください!」

    話す内容に納得して安心、そしてチョコを差し出す姿に嬉しさが込み上げる

    あー、やっぱり好きだ

    「ありがとう。もし良ければなんだけど」

    1度区切って深呼吸
    本来女の子が想いを伝えるもの
    だけど──

    「また来年、彼女としてチョコくれない?」

    目の前の子の顔がみるみる赤くなっていく。そして小さく頷くのが可愛くて──

    ──幸せとともに彼女を抱きしめた

    きゅん

    8

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  7. 今日は神田外語大学のオープンキャンパスに来ている

    食べることが好きな私はご飯にも注目を向けている

    この食堂では今からステージでパフォーマンスが行われるらしい……けど花より団子、そんなの知らぬ!

    「いただきます」

    グリーンカレー。どこの国の料理だったか忘れちゃったけど夢中で食べちゃう

    「ふふっ」

    ……ん?前方で笑い声が聞こえた

    そっと顔を上げると爽やかなイケメンがこっちを見て笑っている

    「すごい勢いで食べるから面白くて」

    一気に真っ赤に染まる自分の顔。

    イケメン+笑顔と目が合うのは軽く事故。心拍数が急上昇する

    いたたまれなくなって急いで平らげて席を立つ……その間も笑いっぱなしのイケメンだけど

    「待って」

    「えっ?」

    「ついてるよ」

    細長い綺麗な指が私の唇に触れ、

    「はい、とれた」

    「……っ!ありがとうございました!」

    「またね」

    自分の心臓の音、うるさい

    きゅん

    8

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  8. 「こ、これ!あげる!」

    顔を赤くして突き出されたのは可愛くラッピングされた箱


    「ふーん?これは何チョコ?」


    普段のこいつの態度と今のこいつの顔を見ればどんな意味が込められたチョコなのかなんて一目瞭然

    それをわかってて聞くのはもちろんいじめるため

    こいつの反応可愛すぎ。そういうところも好き


    「義理じゃないから!」


    「じゃあ友チョコ?残念だなぁ」


    「……っ!頭いいんだからわかるでしょ?!」


    「わかんねーよ」


    「こ、こういうことよ!」



    ────ギュッ



    背中に回された手が制服を弱々しく掴む

    なにこれどうなってんの

    俺のドキドキがバレそうで恥ずい



    「さすがに……ちゅーはできないから」



    なんて、上目遣いでこっちを見上げてくる

    こいつまじで可愛すぎ



    ────チュッ



    おでこに軽くキスを落とす



    「ホワイトデー、期待しとけば?」

    きゅん

    58

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  9. ……あーイライラする。


    急いで靴を履いている彼女を置いてさっさと昇降口から出る俺。


    …………さっきの出来事を思い出す。




    「おいすみれ。帰──」


    彼女を迎えに来たんだが。

    すみれは前の席の男とこそこそ話をしていて、時折、楽しそうに笑い声をあげていた。


    友達が俺が来たことを伝えたから気づいたが教えられなかったらそのまま談笑していただろう。




    「────ねぇ!待ってよ!」


    後ろから声が聞こえるが振り返らずに歩き続ける。


    すると、


    ────ドンッ

    …………ぎゅー。



    勢いよく抱きつかれた。


    「置いて行かないでよ」


    「…………」


    「大好きな人に無視されると悲しくなるの」


    "大好きな人"


    この言葉で機嫌が良くなる俺って単純。



    「……妬いたんだよバーカ」


    最後まで独占欲が強い俺は


    見せつけるようにすみれを強く抱きしめた。

    きゅん

    114

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  10. 「───それでさ!つばさくんったら私のベッドで寝ちゃったの!」


    昨夜の出来事を彼氏である玲くんに力説する。

    つばさくんのことについて話すのは初めてなんだけど……つばさくんが可愛いってこと伝わったかなぁ?


    玲くんを下から見上げると心なしか怒っているみたい……なんで?


    「……つばさくんと寝たんだ?」


    「え?そうだよ?ぎゅーって抱きしめながら寝たんだぁ。すごく癒されたの!今度紹介す────」



    ────ギュッ



    「なんで他の男と寝てんだよ」



    男……?……あ、なるほど。


    その言葉で悟った私。


    ヤキモチ……かぁ。


    目の前の顔は真剣なんだけど笑っちゃう。



    「しかも抱きしめながらって……」


    「あのね玲くん、つばさくんは私が飼ってる犬だよ」


    私の言葉に驚く玲くん。

    次第に顔が赤くなっていく。


    ───彼のヤキモチに愛おしさを感じる私でした。

    きゅん

    210

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  11. 「5分以内に校門の前な」


    昇降口でスマホの電源をいれたらこの言葉。

    違う学校に通っている彼氏からのメッセージ。


    5分って無謀だ……。

    とか思いつつも走ってる校門に向かう私は彼のことが大好きなのです。


    「おせぇーよ。もっと早く来い」


    ひどいって思った?

    そんなことないない。
    彼の言葉にはいつも裏があるから。

    信じられない?
    試しに聞いてみよっか?


    「なんで、早く来なきゃいけないのー?」


    「なんでってそりゃあ……」


    前髪をくしゃりと触る彼。


    「んー?なぁに?」



    「…………お前に早く会いてぇからに決まってんだろ」


    ……ほらね?
    はじめは俺様みたいな発言だけど、
    聞くと素直に答えてくれる。



    ───こういうギャップにも私ほれてるのかもね?

    きゅん

    43

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  12. 先輩のツンデレ疑惑



    ────ガラガラ


    部室のドアをそぉーっと開ける。


    中にいたのは磯野先輩、1人だけ。

    磯野先輩は顔も性格もイケメン。


    先輩と2人きり……。


    …………嬉しすぎる!


    「おはようございます」

    「おはよう」


    先輩は話してるときは優しいんだけど、メールのときは素っ気ない……。


    ……毎日メールしてんのがいけない?



    「ねぇ」

    「なんですか?」


    「昨日は珍しくメールしてこなかったね」

    「はい」



    「俺、待ってたんだよ」

    「……」


    「生意気」

    「……」


    「今日はしてよね」

    「……」


    「ってか強制」

    「……」



    ……先輩、期待もたせるの上手すぎます。

    もっと好きになっちゃいました。

    きゅん

    33

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  13. 「春香。ながらスマホはダメだぞ」

    そう私に注意してくるのは幼なじみの優哉。

    真面目で先生のお気に入り、優等生くん。


    「うっさいな。いいじゃん」

    私だって普段はこんなことしない。

    ・・・優哉と目を合わせたくないからスマホばっか見てるんだ。


    ───昼、一緒にご飯を食べようと思ったのに後輩に告られてて挙句の果てに2人でご飯食べてるし。


    ・・・・・・彼女でもないのにヤキモチをやいてしまった。

    今だってこんな子供っぽいことを。

    「よくない」

    「なんでダメなの?」


    どうせ、

    「危ないから」

    やっぱり言うと思った。



    「あと、」

    「・・・・・・?」


    「俺と話す時間が減るから」


    「っ!」

    「だから、やめてくれる?」

    ・・・・・・意地はるのが馬鹿らしくなってきた。

    きゅん

    319

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  14. ────
    私の好きな人、蒼汰の様子を見に来たんだけど・・・・・・。


    やっば・・・・・・顔、赤すぎ。

    熱があるみたいで顔は真っ赤。

    汗も出てるしなんかきつそう。


    ・・・・・・氷、どこにあったっけ?


    探して見つけて袋に入れておでこに乗せた。

    よし、これでおっけー!

    『もう大丈夫だよね?来たってバレたら私の気持ちもバレてしまいそうだし帰ろう!』

    ・・・と保健室の入口へ向かおうとした瞬間、



    ────グイッ



    力強く引き戻された。

    病人だとは思えない力強さで。


    そして彼は


    「まだここにいて」


    と、ちょっと上目使い。

    いつもと違いこんがんするような彼。



    「・・・っ。そんなんされたら帰れないじゃん。バカ」


    手を振り払わず、彼のほっぺをギュッとつねった。

    きゅん

    35

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  15. ───1ヶ月前、私は逆チョコをもらった。

    市販のチョコだったからたぶん義理チョコだと思う。

    今日はホワイトデー。
    市販か、手作りかかなり悩んだ。

    ・・・・・・結果手作り。
    チョコなんて言ってしまえば溶かして固めるだけなのに・・・ヤケドしました。

    ・・・とにかく今、私は彼を待っているのです。

    「あ、ごめん。用事ってなに?」

    「あの・・・これっ!」

    勢いよく両手で差しだす。
    ・・・力みすぎでしょ私!

    「わ・・・ありがと」

    チョコを見て喜んでくれる彼。
    ・・・・・・手作りでよかったかも。

    「ヤケドしたの?」

    私の手をつかんで聞いてくる彼。
    ・・・か、顔が近いっ!

    こくこくと首を縦に振る私。

    「ほんとありがとね」

    ────ポンポン

    ──笑顔で頭をポンポンなんて・・・
    ・・・・・・心臓に悪いです。

    きゅん

    29

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  16. よーし、気合い入れてがんばるぞー!
    今日は体育の授業がなんとバスケ!
    私の一番好きなスポーツなんだー。
    ───パシュッ
    私の放ったシュートがリングに当たらずゴールに入る。
    事件は試合後半に起きた。
    ・・・・・・ぶつかられて変な風に足をひねってしまった。うぅー。痛い。
    しかし私は痛みに負けず頑張った。うん、私は偉い。
    終わってコートの外にしゃがみこんだ。すると、

    ────フワッ

    体が宙に浮いた。
    「お前が足ひねってんだろ?」
    そう言ったのは京弥。最近仲がいいやつ。
    「お、下ろして!大丈夫だから!」
    その抵抗もは無駄で

    「お前は大丈夫でも、俺が大丈夫じゃねぇの」

    強制的に保健室に連行された。
    ・・・このとき恋心を抱いてしまったのは内緒。

    きゅん

    31

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  17. 私にはイケメンの彼氏がいます!
    彼氏と同じクラスで、今日はバスに乗って遠足!・・・遠足なんて小学校以来だけど、学校行事の一つ!私にサボるという選択肢はない!

    ・・・だけど、一つ不満な事が。
    「優ー。まーだすねてんの?彼氏と隣に座れなかったからって」
    そう、この学校変なところで厳しい!男女で座るのは禁止!
    ・・・親友の梨奈となれたからいいんだけどー。
    「だってー!一緒にいたかったんだもん」
    すると・・・
    「優」
    前からひょっこり顔を出したのは彼氏の雅也君。
    ・・・一応停車中だけど立つと危ないよ?
    そう言おうとしたら、

    -ポンポン

    頭に手を乗せられた。

    -ドキンッ

    え、何!?胸がすごくドキドキするんだけど!

    「前後の席になれたんだから今日は我慢」

    はい、雅也君の爽やかスマイルいただきました。
    その日私は終始笑顔だった。(梨奈談)

    きゅん

    30

    羽夜さんをフォロー

    通報する

  18. 「ねぇ先輩」

    ここは図書室。放課後にここで読書をするのが私の日課だ。
    しかしここ一週間は読書に集中できないでいる。
    ・・・・・・原因は隣にいる男。

    「ねぇ先輩、どんな後輩が好きー?」
    なんてふざけた質問をしてくる。
    ・・・一週間ずっと同じ質問をしてくるし、なんで後輩限定なのかわからない・・・。
    「・・・知らない」
    「ふーん」
    そして私はようやく本を読み始める。
    隣からの視線に気づかずに。


    ふぅー。今日も面白かった。
    満足し、思わず頬がゆるむ。
    ・・・ふと後輩君を見ると、こっちを見つめて微笑んでいた。

    -ドキッ

    ・・・さすがイケメン。心臓が跳ねてしまった。今の胸の高鳴りに深い意味はない・・・はず。

    「先輩の本を読んでる姿、絵になるね!」
    「・・・・・・」

    無邪気な笑顔にときめいてしまい、後輩君におちてしまったのは内緒・・・。

    きゅん

    28

    羽夜さんをフォロー

    通報する

▲