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  1. 4件ヒットしました

  2. 君といつまでも一緒にいられると思っていた。


    手離すつもりはなかった。

    永遠に───…


    『一刻もはやく手術をしてください。でなければ、余命はあと……』


    ほんとにいきなりだった。

    高熱が何日もでて、それで行った病院での検査でわかった病気。


    意味わかねぇし、認めたくなかった。


    知った両親はアメリカへ治療しに行こうと言ってきたけど、このままでは無理だった。


    死ぬかもしれない、そう考えてすぐにうかんだ大切な彼女の笑顔。


    帰るまで待っていてくれと、君に言えたらどんなによかっただろう。



    ごめん、


    『好きな人がいる』


    そんな嘘で別れたこと。


    わかったと泣きそうな表情をした君をできれば、抱きしめたかった。



    ごめんな、


    日本を発つこの日まで避け続けたりして。



    もし…、もしも


    生きて帰ってこれたなら



    君に好きだと伝えにいくよ

    きゅん

    6

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  3. 去年のこの日は、君と別れるなんて思ってもみなくて、輝く未来ばかり考えていたんだ。

    街一面を彩るイルミネーション。

    白銀の世界へと変わらせる雪。

    そんな賑やかな外から隔離されたような思い出の教室に、前まで一緒に過ごした君のすがたはなく私ひとりだけ。

    黒板に書かれている言葉に私は、

    あふれ出した涙を止める術はなく、ひんやり冷たい床に座り込んでいた。


    私は───…

    まだ、あなたが好きです。


    『俺は陽菜乃が好きだった』


    チョークの文字は見慣れた筆記体。

    彼から別れようと言われたとき、何でそれを受け入れてしまったんだろう。それには理由があったのに。

    君が死んでしまうかもしれない病気だと。


    だから、好きな人がいると嘘を言ったんだ。


    諦められなくてした私の告白を無視し続けた彼は、苦しんでいた。


    君のためにもうこの恋を終わらせる。


    「私も…好きだったよ」

    きゅん

    14

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  4. 【冬馬side】


    広々としたグラウンドで陸上部のやつらが、ホイッスルとともに走り出した。


    それを俺は教室の窓から、誰よりも速く走ってる一人に釘告げな小春と、ふたりで今日も放課後に見ていた。

    小春は俺が見つめていることにも気づかない。


    もし彼女が、少しでもあの瞳に俺をうつしてくれたならどんなにいいだろう。


    「冬馬!また誠が一位だよ」


    無邪気に笑う小春は可愛くて、こっちまでも笑顔にさせてくれる。


    「ああ、そうだな」


    小さい頃からキミだけにしか興味なんてわかなくて、笑いかけたいのも小春で、俺の初恋。

    まだ「凄い、凄い」と興奮してる彼女の笑顔が曇ることなどないように、俺のは永遠に片想いでいい。

    キミが忘れてしまった約束が叶うようにと願っているのは、卑怯だろうか。


    俺は、''今日もキミに恋してる。''

    きゅん

    13

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  5. 今日は、バレンタイン!そして…大好きな君と放課後の教室(日直なだけです)

    男友達な私達。なのに静かな教室

    「…なぁ、白井って好きなやついんの?」
    沈黙を突然破ったのは君…

    「えっ?!…っ……い…るよ」
    ぼっと顔が赤く染まる

    「チョコ…もう渡した?」
    「…ま…だです」
    これは、1番ひどい尋問だよ?!

    「…誰?俺の知ってるやつ?」
    「あ……おしえないっ!」
    尋問に耐えられなくなり、バッと立ち上がってドアに向かう

    「待てよ…」
    パシッと手を掴まれて、後ろからギュッと抱きしめられた

    「…好きだ。誰にも…チョコやんな」
    そんなこと耳元で言われたら……もう隠せない

    「…私も……瞬が…好き…!」
    「…ホントに?」
    こくんと頷いた次の瞬間、唇を熱く柔らかいもので塞がれた

    「…じゃあ、もう我慢しないから……」

    きゅん

    25

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