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  2. 「あ、先輩またタバコ!未成年が学校で何してるんですか!」

    私が途端に怒り出すと、先輩は嫌そうな顔をしてタバコを捨てた。

    「あーうっさい後輩が来た」

    「何その言い方!いけないことを注意してるだけなのに・・・」

    私が屋上に来るとほぼ毎回これだ。
    いつも放課後の屋上でタバコを吸っていて、この時間が幸せなのだという。

    「禁煙してくださいよーまだ高3のくせに」

    「後輩ちゃんにはわかんないかなあータバコの良さが」

    先輩はつまんなそうな顔をしてまたタバコを取り出した。

    「あー!もう、言ったそばから・・・どうしたら禁煙してくれます?」

    私が先輩の横にたってそう言うと、先輩はあっ、と呟いた。

    「禁煙すると口が寂しくて太るらしいんだよね」

    そう言うと、顔を近づけて私の頬を撫でる。

    「この口の寂しさ、お前がなんとかしてくれる?」

    「えっ!?」

    先輩を禁煙させるには道が長そうです。

    きゅん

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  3. 今は図書館。

    私、九条双葉に勉強を教えてくれと言ってきたのは桐生明翔くんだ。

    「資料はここら辺の使えばいいと思うよ」

    調べ物の宿題を終わらせるために本棚の前まで来ている私達。

    私はある一冊の本を指さした。

    「あれとかいいの載ってそう」

    しかし取るためには少し身長が足りなかった。

    でも届くか、と思い背伸びをすると下の部分だけ引っ張ったせいで本を取れずに上から落ちてきてしまった。

    「……っ!」

    気付いた時にはもう本は落ちかけていて、ぎゅっと目をつぶると、急に後ろにぐいっと引っ張られて後ろの何かやわらかいものにドンッと当たる。

    「あっぶねー。ギリセーフ」

    私の後ろに桐生くんは立っていて私を後ろに引っ張りつつ抱きしめるような態勢で、

    落ちてきた本を見事左手でキャッチしていた。

    「ほんとドジなんだから。気をつけてよ、双葉」

    きゅん

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