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「おいし~」
「あっそ、よかったね。」
オレは今、同級生の彩と一緒にカフェに来ている。
こいつが食ってるのはショートケーキ。
なのに、上にのっかてるいちごをよけて食ってる。
「なぁ、いちご好きじゃねーの?」
「違うよ。その逆。一番好きだから最後にとってるの。」
そう言ってうれしそうにいちごを見つめる。
なんかその話聞いたら、いちごを奪ってやりたくなった。
「もーらい。」
いちごを奪ってやった。
「わっ、私のいちごを・・・」
「なんだよ・・・いちごぐらいで。」
「最後の楽しみにとってたのに!」
涙目になって顔を真っ赤にして怒る。
でも・・・その顔、逆効果。
もっと奪ってやりたくなる・・・
「・・・っ!?」
唇を奪ってやった。
彩は、顔を真っ赤にして口をパクパクさせてる。
「初キスだったのに・・・」
これからおまえの初めて、全部奪ってやるよ・・・
彩 初キスは、いちごの味がした・・・
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「先輩みーつけた!」
そういって私に抱きついてきたのは
一つ下の後輩、新。
何故かなつかれてしまった。
「先輩探したんですよ~」
新は私の頭に顎をのせて言う。
一人で静かに本が読みたいのに・・・
「静かにしてて」
「先輩なんかいい匂いする~」
・・・この子、人の話し聞いてないな。
まあいい。新の話しを無視したらいい。
「先輩ー聞いてますか?」
「おーい。先輩?」
「先輩ってばー」
「あーもう!静かにしてって言ってるでしょ?いい加減にしないとその口塞ぐよ!」
私は我慢の限界で怒ってしまった。
なのに新は・・・
「いいですよ?口を塞いでも。でも、先輩の口で塞いで下さいね?」
そう言って微笑む。
私の口で塞ぐ?新の口を?
・・・っ!?
意味が分かったとたん顔が熱くなるのが分かる。
「なに言って・・・」
「やっと意味が分かりました?先輩が言ったんでしょう?はやく口を塞いでくださいよ・・・」
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きゅんができる!
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