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  2. 「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃ、イタズラしちゃうぞ!」


    魔女の格好をしながら黒猫のミィを抱き締め、俺を見上げる美月に―――数秒、思考を止める魔法をかけられた。

    ……なんだよ、この、可愛過ぎる魔女と黒猫は。

    つーか、頭の上の真っ赤なリボンといい手に持ったデッキブラシといい。

    変なところで、本気出し過ぎじゃないか。


    「……陽くん、聞いてた?」

    「にゃあ」

    「……聞いてた。聞いてた、けど」


    パタリ、と。閉じた参考書。

    伸ばした手はそのまま―――俺の可愛い、魔女の背中へ。


    「お菓子あげなかったら、どんなイタズラしてくれんの?」

    「っ、」


    言いながら笑えば、愛しい彼女の頬が頭の上のリボンのように真っ赤に染まった、ハロウィンの夜。

    スイーツの代わりに、甘くとろけるキスをした。

    きゅん

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  3. 「日下部くんの、無愛想」

    「……、」

    「無愛想な上に、無駄にクール」

    「……、」

    「クールなのに、実は猫好き」

    「……、」

    「猫好きな、天然イケメン」

    「……、」

    「でもイケメンな上に……、実は優しかったり」

    「……、」

    「優しいくせに、照れ屋だったり」

    「……、」

    「そんなところも……全部、カッコ良いけど」

    「………………悪いけど、」

    「へ?」

    「全部、聞こえてるから」

    「え、ええっ!?だ、だって、そそそ、そのイヤホンは!?」

    「いや……電池切れで、最初から音流れてないから」

    「……、」

    「……、」

    「……もしかして、」

    「お前、ホント恥ずかしい奴だな、ふざけんなよ……」



    青い空と、はちみつ色の太陽。

    今日は二人で、赤面日和。


    きゅん

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