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  1. 35件ヒットしました

  2. 「今日、キスの日なんだって」




    付き合って半年。




    全然キスしてくれない彼氏にそんなことを言った。




    理由はもちろん、決まってる。




    「そーなんだ」



    と、素っ気ない返事。




    やっぱり。期待はしてなかったけど。





    少しむかついたからそっぽを向く。





    「何、してほしいの?」




    「べっつにー」




    素直に頷けない自分がにくい。




    「それってやっぱり、今日がキスの日だから」





    私の返事を無視して君は言う。
    そして、私の名前を呼んだかと思うとキスされた。





    ずるい。なんか私、バカみたいじゃん。





    すると、耳元でささやかれた。





    「俺は今日じゃなくても、キスしたいけど?」





    「わ、私だって」




    反射的にそう答えるとまた、キスされた。

    きゅん

    3

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  3. 「はぁ」






    「どうしたの、ため息ついて」




    そう言ったのは2つ上のお兄ちゃん。





    「ロングヘアからボブにチェンジしたのに誰も気づいてくれなかったんだよ」




    「俺はちゃんと気づいてたよ」




    「気づいてても、声に出していってくれないとわかんないよ……」




    「美穂」




    「何」





    「髪切ったんだね」



    いや、今そのこと言ってたんだけど。





    「ロングもいいけどボブも似合ってるよ。まぁ、でも」




    お兄ちゃんは私の耳元に近づいて
    「俺はどんな美穂でも大好きだよ」
    と、言った。





    お兄ちゃんなのにこんな台詞耳元でささやかれたらドキドキしちゃうよ。

    きゅん

    8

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  4. 午後から降りはじめた雨は止むことを知らず今も降り続いている。
    昇降口で次々に帰って行く他の生徒を横目に私は一人、空を見上げた。


    「北浦、帰んないの」
    そこには傘を持った髙岡先輩。部活の先輩で、私の好きな人。


    「あー、傘忘れて」
    鞄の中の折りたたみ傘に伸ばした手を止めて言った。先輩と相合い傘したいという期待を込めながら。
    「バカなの。天気予報で言ってただろ」
    と、言う先輩に苦笑いを返す。
    「ほら、これ使いなよ」
    先輩は自分の傘を私に差しだした。



    「でも」と、私が言う前に先輩は「じゃあな」と言って友だちのところに走っていった。
    「傘忘れてさ、入れてくんない」という先輩の声が聞こえる。




    「これじゃあ、意味ないよ」
    そう、つぶやいた声は雨音にかき消された。

    きゅん

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  5. ある帰り道のこと。


    「黎君」
    隣を歩く志織ちゃんが俺の名前を呼んだ。

    「何?」
    「何でもなーい」
    と言って笑う君を見て可愛いな、と思う。


    「志織ちゃん」
    「なぁに?黎君」


    「なぁに」と、小さい「あ」を使う君が愛おしい。





    「志織ちゃん、



     好き」




    唐突に発した自分の言葉に驚いた。






    「今、なんて」
    君は驚いた顔で問いかける。



    「いや、チョコが好き、だなーと」



    「なにそれ。黎君、チョコ食べたいの?」
    そう言って、笑った。


    違う。


    俺が好きなのは、志織ちゃんなのに。




    誤魔化して言ったその言葉が、とても苦しかった。

    きゅん

    3

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  6. それはある夏の日のこと。

    この日から私にとって夏が特別なものに変わった。


    「蒼真ソウマは私に『好き』って言ってくれたことないよね。付き合って1年以上経つのに」



    「俺は『好き』って言葉を信用してないからね」


    「なんで」


    「好きって言わなくても、俺の気持ちは伝わってるでしょ」



    「んー、でも、言葉もほしいかも」


    「しょうがないな。

     俺にとって真央マオは好きなんて言葉じゃ足りないくらい大切なんだ。俺は真央とこれから先、死ぬまでずっと一緒にいたい」


    「死ぬまで」


    「うん。だから、俺と結婚してください」



    蒼真はポケットから指輪を出した。


    蝉の声が煩いある夏の日のこと。

    きゅん

    7

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  7. 私は、明日の花火大会で幼なじみに告白するために
    部活仲間の昂輝コウキに告白の練習台なってもらっている。


    部活終わりの校舎裏。


    「昂輝、毎日ごめんね」

    「別にいーよ」

    「でも、今日で最後だから」


    ――――



    「……す、好きです。付き合ってくださいっ」


    「ん、いーんじゃない」


    相手は違うけどやっぱり、照れる。


    「今日まで付き合ってくれて、ありがとね。そうだ、帰りにアイス食べに行く?」



    私は歩きながら言う。


    すると、急に腕を引かれて

    「えっ――」

    昂輝の顔が目の前に。


    キス、された――――。


    「朱里アカリ、好き。



     俺じゃダメ?」



    真っ直ぐ私の目を見て言う昂輝に
    私はドキドキが止まらなかった。

    きゅん

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  8. 「ずっと前から好きだったの」




    今まで、友だちだった人に私は告白した。




    「好きだったってことは今はもう好きじゃないってことだよね。過去形だから」




    え、そんなつもりじゃないのに。




    「なに、戸惑ってんの。嘘だよ、そんなの」




    「え」




    「本気にしたの?かわいいー」




    「ちょっと、勇気だして告ったのにからかわないでよ」




    「なんてね、俺は今でも好きだよ」





    今でもってことは……なんて、考えてもいいですか?

    きゅん

    4

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  9. 「茜アカネ、おはよー」




    「おはよ、大翔ヒロト」





    「あれ、茜、前髪切った?」




    「あーうん」



    切ったって言っても、毛先をちょっと切っただけだから気づくはずないと思ってたのに。



    大翔はそんなちょっとの変化でも気づいてくれる。


    うれしい。




    「似合う?」
    私は前髪に触れながら言う。


    って言っても、そんなに変わらないから冗談で言ったつもりだったのに大翔は
    「似合うよ。茜の顔がはっきり見えるから、そっちの方が良い」
    なんて、答えた。



    なんて、恥ずかしい台詞を言えるんだよ。



    「そうだ、大翔はどんな髪型が好きなの?」



    「んー、ロングかな」
    大翔は私の髪を見て、そう言った。


    ちなみに、わたしはロングヘアーだ。



    「けど、俺はどんな髪型の茜も好きだよ」



    なんて、キザな台詞を言ってくる大翔にドキドキしてるなんて絶対言えない。

    きゅん

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  10. 「ねぇ、何読んでんの」


    幼なじみの祐太が聞いてきた。
    私は読んでいた少女漫画の表紙を祐太に見せる。
    放課後、祐太が私の家に来るのはいつものこと。

    「面白いの?」


    「うん、これ見てよ――」



    と、言って男の子が主人公の女の子に
    壁ドンをしているページを開いて
    祐太に見せた。



    「ここがね、めっちゃいいの~」



    「へー、これがいいんだ」



    祐太が意味ありげに言ったすぐ後、
    ドン、と音がしたと思ったら私の目の前に
    祐太の顔があって、後ろには壁があった。


    これは、まさに壁ドン!?なんて、言う暇もなく


    「好きだよ」という祐太の声。

    一瞬顔が紅く染まる。


    「やばーい、冗談でもドキドキする」



    「冗談じゃないよ」


    すぐに返ってきた祐太の声。



    私の顔はきっと漫画の主人公より紅くなってる。

    きゅん

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  11. なぜか部活のみんなで恋バナをすることになった。




    順番に話していって、とうとう私の番が回ってきた。




    「えっと、
     私には好きな人がいます……」




    ん、恥ずかしい。




    でも、一つ上の荘介先輩が興味津々に
    「えー、どんな人?」
    って聞いてきたから私はしぶしぶ続けた。




    「その人は格好良くて、

     背が高くて、

     優しくて、

     部活中も格好良くて、

     いつも私を助けてくれて――」




    「ちょ、ストッープ」




    荘介先輩が私の口をふさいだ。






    「これ以上言わないで。
     俺、ヤキモチでどうにかなりそう」




    「えっ、それって」





    「好きだよ」





    荘介先輩は照れながら言った。





    ずるいです、先輩。




    今、言ったこと全部
    先輩のことなんですから。

    きゅん

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  12. 「月が綺麗ですね」


    私の隣を歩く文学少年が
    空を見上げて唐突に言った。


    私も同じように空を仰ぐけれど
    月なんてどこにも見えなかった。


    今日は新月だった。


    いつもは月の輝きに負けて
    目立たない星が空一面に光り輝いている。


    「月なんて見えないけど」


    そう言って、
    彼の方に顔を向けると
    彼の顔が私の目に飛びこんできた。


    彼の唇が私のそれと触れ合う。


    永遠のようで一瞬だった。


    「あなたが好きってことです」


    彼は顔を離して言った。





    まったく、これだから
    文学少年って―――――――――――――。

    きゅん

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  13. 「バレンタインなんてめんどくさい」


    友チョコや本命チョコで騒いでる
    女子たちをみて呟く


    「釘宮は誰にもあげないの?」


    質問してきたヤツ、矢川の机の上には
    たくさんのチョコ


    「何、ほしいの?」


    冗談半分でそう言った


    いつもなら私の冗談にのってくるのに
    今日は違った


    「うん、欲しい
     釘宮が俺のためだけにつくったチョコ」


    冗談きついよ、マジで

    きゅん

    6

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  14. 「せーんぱいっ!
     ハッピーバレンタイン!」


    そう言って手作りチョコじゃなくて
    市販のチョコを先輩に渡す。


    もちろん、大袋に入ってるヤツ。


    「ありがとな」


    あっ


    先輩の横にはたくさんのチョコ。


    「お返しは三倍返しですよっ。
     モテる人は大変ですね」


    先輩のチョコを見ながら皮肉を言う。


    「そうだな。
     俺、来月金欠決定だわ。
     だから――――――」


    そして、先輩は私の耳元で


    「君へのお返しは
     三倍の愛でいいよね」


    と、言った。

    きゅん

    10

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  15. 「――――でね、その後先輩、何言ったと思う?」


    「そうなんだ、よかったね」


    私の問いに幼なじみの瑠衣は

    的外れの返事をした。


    「ちょっと、瑠衣!
     
     ちゃんと聞いてるの?」


    「聞いてるよ」


    「じゃあ、今、私が言ったことは何?」


    「……先輩が格好良かった」


    「ちーがーうー!
     
     もう、ちゃんと聞いてよね」


    「じゃあさ、ヒナも。

     先輩の話じゃなくて俺のことも話してよ」


    「な、なんで、瑠衣の話しないといけないのよっ」


    友だちにはうざがられるほど

    瑠衣のこと話してるなんていえるわけなんじゃん。

    きゅん

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  16. 「クリスマスだな」


    「そうだね」


    ほんとはデートする予定だったけど

    私が風邪ひいちゃったから

    いけなくなったんだ。


    だから、お家デート。


    「瑠衣くん、ごめんね」


    「いいよ、謝らなくても」


    「でも、鈴とデートできなかったのは残念だな」


    瑠衣くんは独り言のように言った。


    ちゃんと私の耳に届いてるわけで。


    やばい、うれしくて、にやける。


    「なーに、ニヤニヤしてんの」


    「!?」


    見られた!


    「ニヤニヤなんかしてないもん」


    「嘘つきにはバツを与えないとな」


    瑠衣くんはそう言って……


    チュッ、と私にキスをした。


    「///ん~///
      
     る、瑠衣くん風邪うつるよ~」


    「風邪もらってあげるから

     早く直してデートしよ」


    私は最後までニヤニヤが

    とまらなかった。

    きゅん

    16

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  17. 俺は駅前のイルミネーションから

    少し離れた場所にきた


    ここが俺たちの待ち合わせ場所


    本当はイルミネーションの前だったけど

    美優がここがいいって言ったから


    今日はクリスマス


    美優と付き合ってちょうど1年になる特別な日


    約束の時間の5分前だけど

    美優は当たり前のようにそこにいた


    俺にはまだ、気づいていない


    俺は美優の後ろにそっと近づき、

    抱きしめた


    「!?」


    美優は俺の顔を見たとたん涙を流し始めた


    「えっ、美優どうしたの?」


    「稜くん、」


    「ん?」


    「私と別れるの?」


    「別れないよ、美優」 


    「昨日、女の人と歩いてるとこ見たよ」


    「あ、あれは…姉ちゃんだよ。

     美優、もしかしてヤキモチ?」


    「違うもん」


    俺の彼女は何て可愛いんだろうか


    愛しさに勝てなかった俺は

    そっと美優に口づけをした。

    きゅん

    18

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  18. 「愛乃、俺また告られちゃった」


    そう、幼なじみの愛乃に言う。


    「理央はモテるからね~」


    愛乃は羨ましそうにそう言ってくる。


    いつものことだった。


    そして、愛乃は続けて言う。


    「けど、私も理央のこと好きだよ」


    これもいつものこと。


    「俺も愛乃のこと好きだよ」


    俺も言い返す。


    けど、愛乃の「好き」と

    俺の「好き」は違う。


    幼なじみという型から抜け出せない俺は

    今日も愛乃に「好き」って言う。


    君にこの気持ちが伝わるまで。

    きゅん

    5

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  19. 朝の天気予報では晴れだったのに
    下校時間になると雨がパラパラと降っていた。


    「あーあ、傘もってないのに」


    私は昇降口でそう呟いた。


    「俺の傘使う?」


    横から声をかけてくれたのは
    私の好きなキミだった。


    「あ、りがと。
     でも、キミは?傘ないよね」


    「いいよ、このくらいの雨。
     それに、女の子を雨の中帰すわけにも
     いかないからね」


    キミはそう言って走っていった。


    女の子、か……。


    キミにとって私は大勢の内の一人なんだよね。


    少しむかついたから
    「好きだよ」って言うのを我慢して
    キミに声が届くように大声で

    「ありがとーー!!」

    って叫んだ。


    すると、キミは右手をひらひらと振った。

    きゅん

    9

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  20. 「君が私と同じ気持ちでありますように


                 辻村 鈴」


    私はそう、短冊に願いを書いた。


    笹に短冊を結んだ。


    私の短冊の隣には

    誰かの短冊があった。


    そこには

    「君が僕と同じ気持ちでありますように


                高岡 悠斗」


    と、書かれていた。


    いつの間にか私の隣に誰かがいた。


    見てみるとそこには

    私が恋する、高岡君がいた。


    目があった。


    すると、君は私に向かって

    微笑んだ。

    きゅん

    24

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  21. 背の高い君は私の憧れ。


    「いいな、雅人君は

     背が高くて。」


    私は君の肩に頭が届くか届かないか

    くらいの身長だ。


    「でも、俺は背が低い子も

     好きだよ。

     背伸びしてキスしようと

     頑張ってるところとか

     可愛いし。」


    「…Sだ…。」


    「いやいや、違うよ。

     というか、そんなことが

     言いたいんじゃなくて。」


    「ん?何?」


    「あー、もう。

     好きなんだよ!」

    きゅん

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