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  1. 43件ヒットしました

  2. ギュッ
    いきなり温もりに包まれた
    「電話とメールしろよ…心配した」
    知ってるこの温もりと声は
    「颯!」
    溢れる涙を気にせず抱きついた
    「冷たい…待たせてごめん」
    首を振る
    「颯、なんでっ」
    「愛夢のために帰ってきた」
    「っ…わがまま言って…ごめんなさいっ」
    頭を撫でてくれる
    「俺が会いたかっただけ」
    颯は優しすぎる
    「普段わがまま言わないから…俺にだけ言って?」
    「っ…近くにいてほしい」
    「うん」
    「女の子といたらヤダ」
    「うん」
    「…嫌われたく、ない」
    「っ」
    さらに強く抱きしめられる
    「ごめん、ごめんな愛夢…我慢させ過ぎてた。…寂しい思いさせてごめん」
    上を向くと綺麗な瞳と目が合う
    「好きだよ」
    「っ…俺の方が好き」
    言葉と共に優しいキスが降ってくる
    「今日は朝まで愛させて」
    綺麗な笑顔でそう言われたら頷くしかない
    真っ赤になった顔を見せたくなくて下を向く
    「可愛い顔は俺だけに見せて」

    きゅん

    8

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  3. 「え…なんで?」
    電話してたのは彼氏の颯
    だって…クリスマスは会えるって言ってたじゃん!
    「もういいっ」
    なにか言ってる颯の言葉を遮り電話を切った
    颯が県外の大学に合格して遠距離になった私たち
    クリスマスは帰ってこれるって言ってたのに急に用事が入ったらしい
    もう2ヶ月も会ってない
    イケメンで頭のいい颯
    ただでさえモテるから心配なのに
    …でも分かってるんだ
    私のわがままだってことくらい
    颯はきっと勉強やレポートで忙しいことくらい
    さっきからなり続けている着信音を無視
    メールも見ないことにした
    こんな気持ちのまま話したら、きっと傷つけてしまうから
    〜当日〜
    颯が帰ってこない事なんて分かってる
    それでもいてもたっても居られず駅のホームに立った
    クリスマスなだけあって周りはカップルだらけ
    家を出て2時間はたった
    あまりの寒さに膝を抱えしゃがみ込む
    颯…
    会いたい…会いたいよ

    その時…

    きゅん

    5

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  4. 「海だぁぁぁ」
    「は?ちょ…おいっ」
    俺が止めるのも聞かずに、水着になったとたんに飛び出して行ったのは俺の彼女
    俺の彼女はモテるのも気付かない天然
    焦りを隠しつつもすぐに駆け寄る
    「…ばか!」
    「え?」
    何で怒られているのか全く分かっていない彼女
    ビキニとかいう格好で、男の視線集めてんの分かってんのか?
    そこらじゅうから聞こえてくる『可愛い』の声
    羽織っていたパーカーを着せる
    「え?な、何?」
    焦っている彼女にはお構いなし
    見せつけるように彼女の唇を奪う
    「…んっ」
    俺、独占欲強いから
    唇を離すと真っ赤な顔の彼女
    反応が可愛いくてしかたない
    「お前は俺の隣にいればいいんだよ」
    真っ赤で固まっていた彼女が嬉しそうに微笑んだ
    そして俺に抱きついてくる
    「うん。離さないでね」
    「っ〜〜」
    一言で簡単に俺の心を奪っていく彼女
    顔に熱が集まるのがわかり手で覆った
    …離してなんかやらねぇよ

    きゅん

    18

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  5. 私はサッカー部のマネをしている
    頼まれて荷物を運んでいるんだけど…重くて
    「わっ」
    段差につまずく
    とっさに目を閉じ衝撃に備え体に力が入る
    痛っ…くない?
    恐る恐る目を開けてみると目の前には見慣れた顔
    「…バカ!」
    うっ…いきなり怒鳴られた
    助けてくれたのはサッカー部で幼なじみの柊翔(しゅうと)
    「ありがと。でもバカって言わなくてもいーじゃん」
    重かった荷物が手を離れ柊翔の手に
    そして先に歩きだしてしまう
    「お前、マネの前に女なんだから…俺を頼れよ」
    やっとバカの意味が分かった
    隣に並んで
    「ありがとう」
    笑顔でお礼を言う
    夕日に照らされたせいなのか赤い顔の柊翔は私の顔をチラッと見るとまた歩き出してしまう
    「…他の男に笑顔向けすぎなんだよ…ばか」
    その言葉を理解して赤くなる私の顔
    でもね…柊翔
    外嫌いな私が何でわざわざサッカー部のマネをしてるのか知ってる?
    早く気づいてね
    「ばーか(笑)」

    きゅん

    9

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  6. 「彼氏いるの?」
    訪ねたのは生徒会長の時雨
    私はなぜか副会長をしている
    「…いないけど」
    「じゃあ僕が立候補しよー」
    そう言うのは一つ下の後輩
    会計の連くん
    「は?ダメに決まってんだろ!俺がなるから」
    いやいや待って!
    何の話?
    「えー、僕ですよ!先輩はどっちがいいんですか?」
    え?…
    そもそも何で二択しかないの?
    段々と追いやられ後ろには壁
    「お前ら何してんだよ」
    私のピンチにかけつけたヒーロー(?)
    救世主のようにやってきた幼なじみの優
    はぁ、助かった
    と思ったのもつかの間
    「こいつは俺が貰うから」
    私達の間に入ったと思ったら二人に向かって言い放った
    …聞き間違い?
    「選ぶのは先輩ですよ」
    時雨と優が言い合いをしている中、連くんの一言で私に視線が集まる
    どうやっても私には三択しかないようで…
    『お前が選ぶのは』
    「俺だろ?」
    「僕ですよね?」
    「俺だよな?」
    究極の選択を迫られています

    きゅん

    6

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  7. 「行ってもいい?」
    「…やだ」
    はぁ、この会話を何回繰り返していることか
    「…だって男も来るんだろ?」
    「うん」
    だって同窓会だもん
    反対してるのは彼氏の朔哉(さくや)
    「友達と会いたいんだもん…行っちゃダメ?」
    可愛くお願いする方法に切り替えてみる
    「っ…」
    朔哉は私のお願いにとても弱い
    「わかった。そのかわり、俺が迎えに行くから。何時に終わるの?」
    え?
    「20時だけど…」
    「ダメ!19時30分に迎えに行く」
    そう言ったと思ったら私の首に顔を近づけた
    チクッとした痛みが走る
    ま、まさか!
    「朔哉!?」
    朔哉はペロっと舌を出して誤魔化す
    鏡を見ると案の定”赤い跡”
    この位置じゃ丸見えだよ
    「お前は俺のだろ…他の男なんか見んじゃねぇ」
    こんなキラキラしてる彼氏がいて他の人が目に入るわけがない
    「楽しんで来い」
    最後には笑顔で送り出してくれる朔哉が好き

    きゅん

    15

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  8. 不安だったのが嘘のよう
    あれから登下校は一緒
    「た、拓馬(たくま)?」
    「ん?」
    優しい笑顔で私の方を向く
    「何で手を…」
    「俺のだって見せつけてんの、手出す奴いないように」
    「っ〜///」
    すぐに私が照れるようなことを言うし、学校など人前でもキスしてくるようになった
    そして真っ赤になる私を見て拓馬は優しく笑うんだ
    今まで全然笑わなかったのに私にだけ笑顔を見せてくれるのが嬉しい
    でもその笑顔はさらに拓馬の人気を上げて、ちょっと複雑
    「今日、俺ん家来る?」
    !!
    「行きたい!」
    「でも…」
    拓馬の目が妖しく光る
    「そのつもりで来いよ?」
    カァァと顔に熱が集まるのが分かる
    「っ…可愛すぎるだろ」
    そう言って私の唇を塞いだ
    「んっ」
    「可愛いけど声出しちゃダメ…その声聞けるの俺だけだから」
    甘甘になった拓馬に心臓がもたない
    「これからもたくさん愛してやる」

    きゅん

    28

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  9. 「拓馬(たくま)…」
    ん…?
    聞き覚えのある声がして薄目を開けてみる
    思った通り俺の彼女がいた
    入学式で一目惚れ
    素っ気ない告白しか出来なかったけど本当に惚れてる
    「…私のことどう思ってるの?…不安、だよ…っ」
    考えるより先に体が動く
    腕を引き、壁と俺の間に閉じ込める
    「俺、そんなに不安にさせてた?」
    「っ...それは」
    泣いてる彼女を見れば一目瞭然
    あーくそ!俺はバカか
    嫌われたくねぇからって…
    彼女を抱きしめ言った
    「ごめん…でももう不安にさせない」
    俺は彼女の唇に自分のを押し当てた
    思った以上に柔らかくて
    やっべ、止まんねぇ
    「もう我慢しねぇから」
    「っ…」
    「お前の全部俺のものにする…好きだ」
    そう言って微笑むと彼女の顔が赤くなる
    あー超可愛い
    いい加減モテるってこと自覚しろよ
    そんな顔俺以外に見せんじゃねぇぞ?
    誰にも渡さねぇから覚悟しろよ

    きゅん

    19

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  10. 委員会が終わり荷物を取りに教室に戻ると彼氏の拓馬(たくま)が教室で寝ていた
    クールだけどイケメンだとモテモテ
    拓馬から告白されてとても嬉しかったけど告白された時でさえ『俺と付き合わねぇ?』としか言われてない
    好かれているのか不安なのだ
    「拓馬…」
    起きる気配はない
    「…私のことどう思ってるの?話もしない、遊んだりもしない…不安、だよ…っ」
    溜め込んでた分、涙となって溢れ出す
    するといきなり腕を引っ張られた
    え?
    気付くと拓馬に壁ドンされていた
    真剣な拓馬と目が合う
    「俺、そんなに不安にさせてた?」
    「っ...それは」
    その瞬間拓馬に抱きしめられる
    心臓はバクバク
    「ごめん…でももう不安にさせない」
    いきなり拓馬によって唇を奪われる
    「もう我慢しねぇから」
    「っ…」
    「お前の全部俺のものにする…好きだ」
    そう言った拓馬の珍しい笑顔に惚れ直したのは秘密

    きゅん

    15

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  11. 約束を果たした俺
    次は彼女に約束を守って貰おうと行動に出た
    放課後
    「さ、行くか」
    「うん!どこ行く?」
    はぁ…こいつ完全に忘れてやがる
    「約束...覚えてる?」
    あ!と今思い出したという顔の彼女
    「俺の家行くから」
    そう言っても『え?何しに?』とか言ってる
    おいおい…普通気づくよな?
    「決まってんだろ?」
    俺は彼女の耳元に口を寄せた
    「優しくする…俺に任せて」
    そう言うとやっと意味が分かったらしい彼女の顔が真っ赤に染まる
    やっべ…超可愛い
    鈍感で本人は気づいていないが、かなりモテる俺の彼女
    1年の時からずっと好きで…付き合えた時は本当に嬉しかった
    彼女の全てが欲しい
    約束なんて言ったが嫌ならもちろん待つ覚悟はあるし、興味本位とかじゃねぇから
    平然を装ってはいるが内心ドキドキな俺
    真っ赤な顔で固まっている彼女に言う
    「これからも大事にする…好きだ」

    きゅん

    19

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  12. 私の彼氏、怜唯(れい)はサッカー部
    大会に向けての厳しい練習を部員全員で乗り越え努力を実らせた
    優勝カップを手にしたのだ
    次の日
    学校では一緒にいることが少ないのに何故か今日はずっと一緒
    「あの…怜唯?」
    「ん?どうした?」
    「なんで今日一緒に…」
    「優勝したからだろ?」
    …それが理由?
    訳が分からないまま放課後になった
    怜唯とデートの予定
    「さ、行くか」
    「うん!どこ行く?」
    すると呆れたように怜唯が言う
    「約束…覚えてる?」
    「ん?確か…」
    『優勝したら…お前を貰うから』
    そうだ!忘れてた…
    「今思い出したって顔だな(笑)俺の家行くから」
    「え?何しに?」
    何か取りに行くの?
    「決まってんだろ?」
    綺麗な笑顔を浮かべたまま私の耳元でささやく
    「優しくする…俺に任せて」
    意味がわかり顔が赤くなったのは言うまでもない
    「これからも大事にする…好きだ」

    きゅん

    11

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  13. ここは…保健室?
    目を開けると心配そうな瞳と目が合う
    「…怜唯(れい)」
    彼氏の怜唯がいてすぐに私を抱きしめた
    …思い出した
    部活の片付けをしていたら野球ボールが飛んできて怜唯に当たりそうで…
    とっさに庇った結果突指と腕にアザが出来てしまった
    そして守れたという安堵から意識を手放した
    「俺のせいで…守れなくてごめん」
    私は首を横に降る
    「私が勝手に飛び出したんだもん…怜唯が怪我しなくて良かった」
    怜唯はモテる
    だから彼女として守りたかった
    「だからってお前が怪我したら意味無いだろ!」
    自分を責め始める
    誰よりも自分に厳しい君だから
    試合で負けた時、誰より自分を責めて人の何倍も努力する君だから
    君の代わりに私が君を許すからそんなに自分を責めないで
    「私は大会で活躍して欲しいなぁ」
    「…わかった優勝する!そのかわり」
    ??
    「優勝したら…お前を貰うから」

    きゅん

    22

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  14. …ここは?
    目を開けると心配そうな瞳があった
    そっか倒れて…
    『早く帰りなよ』
    サッカー部のキャプテンで彼氏の海哉(みや)に言われてからマネージャーの仕事を今まで以上努力した
    邪魔だと思われたく無かった
    「マネージャーとしても彼女としても…失格だ」
    涙が頬を伝う
    その瞬間温もりに包まれた
    「海哉?」
    「…何バカなこと言ってんだよ」
    だって…
    「邪魔だった…よね?」
    私の言葉を聞いて抱きしめる力が強くなる
    「違う、頑張り過ぎ…それにお前は俺の彼女だろ?」
    コクリと頷く
    「…皆に優しくし過ぎだバカ」
    チュッ
    「っ…///」
    「お前は俺だけ見てればいいんだよ」
    いつも真面目で部活が第一の海哉がそんな事言うなんて
    「部員には悪いけど俺の1番は部活じゃなくてお前だから…つか笑顔振りまき過ぎ」
    「え?…んっ」
    突然降ってきたキスの雨
    「ずっと俺だけに愛されてろ」

    きゅん

    13

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  15. バレンタインで沢山貰ったチョコレート
    自分がモテるのは自覚してるけど何でホワイトデーまで…
    「いらねぇし…」
    だって
    「何してるの?」
    可愛い彼女がいるから
    「あー...チョコ貰った」
    どんな反応をするか分かってて言う俺は意地悪だと思う
    「そっか…」
    目が潤んだのがバレないように下を向く君
    俺にとってはお前が貰ってないかの方が気になるけどな
    ちょっとした仕返しのつもりだったのに…
    あーもう…可愛すぎるだろ!
    俺は隣で泣き出しそうな君を思わず抱きしめた
    「え?きゃっ」
    あーくそっ...何でこんなに可愛いんだよ!
    「お前から貰ったのしか食ってねぇよ」
    案の定、驚いた顔をしている
    「で、でも貰ったのは...」
    「妹に全部あげてる」
    それを聞いてすぐ笑顔に変わる
    俺の言動でころころと表情を変える君が愛しくて
    「好きだ...離さねぇ」
    また君の笑顔に惚れるんだ

    きゅん

    15

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  16. バレンタイン当日
    私は勇気を振り絞って好きな人、怜夢(れむ)くんにチョコを渡した
    帰り道で勇気を出して声をかけ、渡すなり恥ずかしさのあまり走り去ったのだ
    そして今日が待ちに待ったホワイトデー…のはずなのに放課後になってもお返しは貰えなかった
    振られたって事だよね
    そう理解した途端、視界が歪んだ
    「…何泣いてんだよ」
    するといきなり聞こえてきた大好きな声
    「…怜夢くん」
    私のすぐ後ろに立っていた
    他の沢山の女の子にはちゃんとお返ししてたよ?
    「…好きな奴にはちゃんと返したいだろ?」

    「好きな人がいるから無理ってこと?」
    涙が溢れ出す
    その瞬間、怜夢くんが私を抱きしめた
    「ばーか…俺が好きなのはお前だよ」
    「…え?」
    唇に何かが触れる
    え...怜夢くんとキス…
    カァァと顔が熱くなるのが分かり顔を手で覆った
    「やっべ…可愛い。離さねぇから覚悟しろよ」

    きゅん

    18

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  17. はぁ…今日、クリスマスなのになぁ
    委員会に入ってる私はクリスマスの今日も委員会があった
    鞄を教室に取りに行くと、誰か寝ている
    クラスの人気者、奏汰(かなた)だった
    クラスの中心にいて、女の子にもモテる奏汰
    寝ているのをいい事に奏汰に向かって呟いてみる
    「奏汰…今日クリスマスだけどプレゼントはいらないから…私だけの奏汰になってよ…」
    そう
    私は奏汰のことが好き
    「…なーんてね(笑)」
    鞄を持って帰ろうとした時
    「…待てよ」
    聞きなれた声と共に腕を掴まれる
    「…奏、汰…」
    「一緒に帰ろうぜ?」
    …さっきのは聞かれてないみたい
    ホッと胸をなでおろす
    「うん!いいよ」
    「…あ、そうそう」
    「ん?」
    「お前が俺だけのものになるなら…俺もお前だけのものになってやるよ」
    「っ…」
    さっきの聞かれてた
    そう思った瞬間
    奏汰の顔が近付いて唇に何かが触れた
    「大事にしてやる」
    優しい笑顔で言った
    「好きだ」

    きゅん

    20

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  18. 「俺の秘密?言えねぇよ、きっとびっくりするから」
    「えー、いーじゃん」
    友達とそんな会話を繰り広げてるのは私の前の席の慧(けい)
    この前席替えしたばっかり
    慧の秘密って…
    「耳と…尻尾?」
    小さな声で呟いてみた
    他の人には見えないのか…彼はどう見ても妖狐なのだ
    本人には聞こえてないと思ったのに
    「え?は?」
    聞こえてたみたいで…
    「あ、わりぃ…先帰って」
    友達との会話を終わらせ私の方に向く
    「もしかして…見えてる?」
    首を縦に振る
    「…いつから?」
    「ちょっと前から」
    顔を赤くして考えた後、雰囲気が変わった慧が言う
    「気付いたってことは俺の事好きなんだろ?」
    「…ううん。好きじゃない」
    「ふーん…」
    何も喋らなくなってしまう

    …もしかして
    「私の事…好きなの?」
    驚いた慧だけど顔を赤くして頷いた
    「うん…本当の姿、君に見えるようになるくらい好き、大好き」
    実は私も慧を好きなのはまだ秘密

    きゅん

    11

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  19. 「なぁ、これってどうやるんだ?」
    …はぁ
    「聞いてんのか?」
    私に話しかけているのはこの前、海外から来たアラブ
    しかも転校初日から話しかけられたのだ
    『お前、俺の女になれよ』
    初対面の人にそんなこと言う!?
    いや、普通言わない
    ジー
    視線を感じて隣を見るとアラブに見られている
    と思ったら授業中だと言うのに急に立ち上がった
    嫌な予感がする
    「こいつ、俺の女だから」
    …は!?
    そう言ったアラブは私を連れ出した
    「もう!何なの!」
    「ん?お前のこと好きなだけだけど?」
    当たり前のように言い放つ
    「諦めて俺のこと好きって言えよ」
    なっ
    『言うわけないでしょ』
    言い終わる前にアラブに阻止された
    唇によって
    「っ…」
    「な?俺のこと好きになっただろ?」
    ドキドキしているのはきっと気のせい
    「ばか」
    「顔真っ赤だけど…まじ?」
    「し、知らない!」
    不敵な笑みに惚れた私
    「ぜってぇ、落とすから覚悟しろよ」

    きゅん

    17

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  20. 今日はハロウィンという事で教室でパーティー
    そして何故か王様ゲームをしている
    「俺、王様だ」
    ある男の子が声を上げた
    「お前が王様とか不安」
    そう言ったのは学校の人気者、時雨(しぐれ)
    モテモテで私の好きな人であり幼なじみ
    「じゃあ…4が18に告白する」
    …うわー最悪
    私の数字は4
    「4と18誰?」
    「俺、18」
    立ち上がったのは蓮くん
    時雨と同じくらいモテモテの男の子
    「4は?」
    しぶしぶ手を挙げる
    「うわー、俺ラッキー」
    嘘でも言いたくない
    でも言わなければ終わらない
    「…す「待て」」
    私の言葉を遮ったのは時雨
    「蓮、紙貸せ」
    そう言って18を私に、4を時雨が持った
    「…好きだ」
    …っ
    「これでいいだろ…来い」
    私を連れ出し着いたのはある教室
    「…お前の好きは俺に向いてればいいんだよ。…ほら言ってみて」
    「…す、好き」
    「ふっ、よく出来ました」
    その瞬間、唇が重なった
    「俺も好きだ」

    きゅん

    14

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  21. 私は今、ものすごい危機を感じている
    私の幼なじみで好きな人、氷河(ひょうが)が隣のクラスの子に呼び出されて屋上に行こうとしているからだ
    本人は違うだろと言っているが、間違いなく告白だと思う
    そして、優しすぎる氷河が断れるのかがとても心配だった
    「じゃあ、行ってくるな」
    …やだ…行かないで
    そんな事言えるわけがない
    下を向くと涙が出るこぼれた
    「…どうした?」
    「え?」
    なんと氷河は泣いていることに気づいたのだ
    「どうしたの?」
    「…っ、…やだ」
    「ん?」
    「行っちゃやだ!お願い、行かないで…氷河が好きなのっ…っ」
    その瞬間、氷河に抱きしめられた
    「…氷河?」
    「好きなヤツにそんな事言われて行けるわけねーじゃん」
    「え?」
    「お前が好きだ…」
    上を向くと唇が重なった
    「…///」
    「可愛い…あー、俺のになったのかと思うとまじ嬉しい」
    「氷河、好きだよ」
    「っ、俺も大好き」
    再び唇と唇が触れた

    きゅん

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