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  1. 11件ヒットしました

  2. キッシング!キスをしてくれないとイタズラしちゃうぞ♪」
    夜遅くにチャイムが来客を知らせたので誰かと思えば彼女の桜だった。せっかくのハロウィンだから悪ノリしてやろうとでも思ったのだろう。
    「はぁ、なんでここでトリックオアトリートって言えないのかね桜は」
    「だってお菓子よりキス欲しいじゃん。さぁ私にキスをしてみたまえ」
    今日はいつも以上に悪ノリしてるなと思ったら頰が若干明るんでいた。言ってる本人も恥ずかしさはあるらしい。
    「そんなお前にいいこと教えてやる。トリートっていうのは『お菓子』じゃなくて『おもてなし』って意味だ」
    桜が来てからずっと気になっていたことを指摘すると、さらに頰が真っ赤になる。これだから桜を弄るのは止められない。
    「だからさ、俺はお前をおもてなししてやる」
    小さな身体を抱きしめると、桜は恥ずかしながらも俺から離れることはしなかった。

    きゅん

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  3. バトミントンの試合をするところまでは良かった。
    動くのは翔君だけで私はただ突っ立っているだけでよかった。
    「はぅ」
    そう、はしゃぎ過ぎた相田さんが私の顔面にものすごい勢いでシャトルを打ち込まなかったら。
    私は勢いのまま後ろへと倒れていった。
    「美紀ちゃん大丈夫!?」
    どこか遠くの方で翔君の声が聞こえてる気がする。頭の上にはヒヨコが周り、立つ気にもなれない。
    そしたら急に私の体が宙に浮いた。突然の出来事に危機管理能力が働いて瞬時に目を開けてみると翔君の顔があった。
    「えっ……ちょっ………まっ……」
    「あ、美紀ちゃん気がついた?今から保健室につ……」
    「し、心配ございませぬ!この通りピンピンしておりますぞ」
    「そ、そう。それならよかった」
    急いで翔君の腕から逃れる。
    私は病気だ、病気なのだ。一瞬翔君がカッコいいと思っちゃうなんてありえない

    きゅん

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  4. 今日は学園祭。
    地域の方も来ていつも何倍もの人が 押し寄せてきている。
    自分のクラスの出し物はすでに終わって暇になった私は先輩のクラスに行ってみた。
    「な、なんで……先輩の隣に女の人が……」
    そこには長い髪で白い服を着ている女の人と一緒に入っていく先輩の姿が。
    頭で考えるより先に身体が動いていた。
    「すいません、ちょっと入ります」
    「えっ、ちょっとみずきちゃん待っ」
    受付の人の静止も聞かずにずかずかと入っていく。
    「ちょっと先輩、その人誰ですか!!」
    「あれみーちゃん、なんでいるの」
    そこには先輩と……女装した人がいた。
    さっきは遠くから見たから分からなかったが近くで見ると……貞子だった。
    「あぁ、またみずきちゃん暴走したよ」
    「ほんと一途だよな」
    これまで幾度となく暴走している私は1年なのに3年B組の名物となっていると先輩から聞いた

    きゅん

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  5. 「ねぇ先輩。これってできると思いますか。」

    私が見てるのは空から落ちる主人公を彼氏が空中で抱きかかえるワンシーンである。

    果たして可能なのだろうか。

    「俺なら先に落ちていった主人公のためにでも飛び降りれそうだけどな。」

    「そこじゃないですよ先輩。確かにその勇気は凄いですけど本当に空中で抱き合えるかってことです。」

    「そんなの簡単だろ。ソファーに横になってみ。」

    私は先輩の言うとおりさっきまで座っていたソファーに横になる。

    そして押されてソファーから落ちそうになった私を先輩が抱きかかえてキャッチする。

    反動で私と先輩の唇が混ざり合った。

    「あ、悪い。キス失敗した。もう一回やろ。」

    「ちょっ、なにしれっと言い放ってるんですか。」

    私は火照った顔を隠しながら

    「いい加減キスぐらい普通にしてください。」

    きゅん

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  6. 「えーっと、美紀さん?これはどういう状態なのでございましょうか?」

    美紀ちゃんは俺の背中にピターッとくっついて離れようとしない。

    「人の目、苦手……」

    そう言いながら一層ベターっとひっついてくる美紀ちゃん。

    これが小学生の子供だったりしたら可愛らしいねぇで済むのかもしれないがそうにもいかない。

    俺は健全な男子高校生である。

    確かにこれは男を落とす有効な手段だと思いながら美紀ちゃんの頭をポンポンと優しく叩いてあげる。

    「人の目と思わなかったらいいんだよ。ほら、右に見える目はウサギの目。」

    「右にウサギの目……」

    「左に見えるのは猫の目。」

    「左は猫……」

    「そして正面の目はオバケの目。」

    「ヒギィィィィー!!」

    ちょっとからかったつもりだったのだが、腰が砕けるほど強く抱きしめられた。

    きゅん

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  7. 体育祭での目玉種目の選抜リレー。

    そして私と同じ第4走者はずっと前から好意を寄せていた人である。

    この大きなイベントで告白しようと決めていたもののなかなか行動に移せなかった。

    これを逃したらもう言う機会は訪れないだろう。

    私は大きく息を吸い込んでは吐き出す。

    「あ、あのさ。私がこの勝負に勝ったらその……付き合ってあげてもいいんだからね!!」

    言った、ついに言えた。

    「ほぉう、じゃあ俺が勝ったらなんでも言うこと聞けよ。」

    「や、やってやろうじゃないのよ!!」

    そんな大口を叩いておきながら1秒近くの差がついて負けてしまった。

    せっかく勇気を振り絞ったのにこのザマである。

    そして私の気持ちを知ったうえで気持ちを踏みにじったバカヤロウが私の目の前に来る。

    「じゃあ、俺の彼女になってもらえるか。」

    きゅん

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  8. 満員電車。

    それは都会だけで起こり、すごい圧迫感なんだろうなーぐらいにしか思っていなかった。

    それがどうだ。

    いざなってみると人に潰されそうな圧迫感である。

    ただそのおかげで彼と息がかかるほど接近できていた。

    いわゆる壁ドン状態になるまで。

    「ごめんね、距離をとろうとも動けなくて。」

    「う、ううん。ぜんぜん大丈夫。」

    突然の出来事で頭がパニック状態に……

    そのせいなのか私は余計なことまで口走ってしまった。

    「け、ケーキ好きなの?」

    「え?……///」

    彼のカバンから明日まで開催されているケーキバイキングのチラシがはみ出ていたのだ。

    「え、えっと……そうです。」

    赤面した彼が可愛くて……浮かれた。

    「明日、一緒に行きませんか。」

    それが私と彼の出会いである。

    きゅん

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  9. 全日本人がこの祭りに来ているのかと錯覚するほどの人口密度の中、私と勇は汗だくになりながら脱出を試みている。

    「勇暑ーい。むさくるしー。死ぬー。」

    「はいはい、もうすぐだからねー。それまで死ぬんじゃないよー。」

    そんな軽口を叩きながらやっとの事で人混みを抜ける。

    すでに着物は汚れてしまい、長くてストレートな自慢の髪の毛もグチャグチャである。

    せっかくの祭りだからと張り切って着物を着てきた私がバカみたいだ。

    「はい、アイス。チョコ味でよかったよね。」

    「うん、勇のも一口ちょうだい。」

    「じゃあ僕もモーライっと。」

    それぞれのアイスを一口ずつ食べ人混みを眺める。

    「すごい人だね。流石は日本一の花火大会。」

    「来年は諦める?」

    「まさか、また来るよ。」

    次は幼なじみではなく恋人として

    きゅん

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  10. 私たちがやってるのは「ロミオとジュリエット」

    私がジュリエット、二階堂君がロミオです。

    最初は嫌々でしたがなんだかんだでノリノリで練習してきました。

    そんな楽しい劇も終盤になっていき次はあの有名なセリフ。

    「ロミオ、どうしてあなたは美しいの?」

    ……どうやら二階堂君はセリフを間違えてしまったみたいです。

    お客さんもなぜその言葉が出てきたのか不思議に思っている様子。

    「私はその美しさに見惚れていました。どうか私とお付き合いください。」

    二階堂君は真剣な表情で次のセリフへと進んでいた。

    ここまでくると私も少しは勘づき始めていた。

    これが本当の思いだと気づくほどには二階堂君のことが気に入っていたのかもしれない。

    そんな彼に返事をしなくては。

    私は芝居をせずに正直に答える。

    「はい、喜んで。」

    きゅん

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  11. 私、福原唯は人生初でおそらく人生最後の告白をしてみました。

    生まれつき口がきけなくて部屋に引きこもってばかりだった私をお外という未知の世界へ。

    そして普通高校へ通う勇気をくれた先輩に手紙という形で。

    ただ文字を使わず点字で書いた。

    先輩は私がなにをしたいのか困惑するだろうけど構わない。

    万が一手紙を読んでくれても、喋れない女と付き合いたいとか一緒にいたいとか思ってくれないだろう。

    分かってる、分かりきっている。

    それでも先輩が私のために悩んでくれるだけで嬉しい。



    そろそろおてんとさまが出てくる時、先輩から返信が来た。

    私は緊張でずっと眠れないでいたのですぐさまメールを開く。

    「なに面倒な形取ってんだよ。この徹夜分の代償は明日必ず取ってもらうからな。デート用の服準備しとけ。」

    きゅん

    11

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  12. 体育館では私と潤の白熱のバトルが行われていた。
    3点先取の1on1。
    負けた方は勝ったほうの言うことを聞くというだけでここまでも白熱のバトルが行われると思わなかった。
    「潤、私は残り1本よ。絶対に勝ってやるからね。」
    「それを言ったら俺もだろ。俺は勝たなきゃいけねぇんだ。」
    「じゃあまず私からこのボールを取らなきゃね。」
    右にフェイクをかけ左から抜こうとする。
    潤はなにも抵抗せずに抜かれる。
    これでチョコパフェは私のものだ。
    「あぁ、おまえに言い忘れてたけどさ。」
    ふっ、今頃負け惜しみか。
    「俺、お前のこと昔から好きだわ。

    「ハッ?」
    私が動揺してる間に潤はボールを取りシュートを決める。
    「よし、これで俺の勝ちだな。じゃあ俺と付き合え。」

    きゅん

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