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「いや邪魔なんだけど」
次の授業が移動教室なため廊下を歩いていたら幼なじみのあいつが前を立ち塞がる。
「他の人は通れるけどお前はダメ」
「バカなの?」
「ハグかキス。両方でもいいけどしてくれないと通れません」
「ねぇほんと頭湧いてる?」
真顔でとんでもない事を言ってのける幼なじみに私はため息をついた。
「してくれないのか?」
「ねぇさっきもこの会話したよね?」
「記憶にない」
この男、私が廊下に出る度に私の前に立ちさっきからずっとあの条件を出してくる。そんな彼を殴りそうになる自分を抑えて私は彼のネクタイを引っ張り唇にキスをした。そして噛み付く
「噛み付けとは言ってない…」
「しつこいから」
その後、彼に抱きつきほっぺにキスもする
「どう?まだ足りない?ほっぺも噛む?」
先程まで無表情だった彼も顔を真っ赤にして手で覆い隠している
「何でそんなに可愛いんだ…」
お互い好きすぎる彼と彼女の話
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体育の時間。もう浮かれて機嫌のいい私は独自の体操をしていたら先生に怒られる。だがそんなのはお構い無し。そのまま授業をしていると先生は違う先生に呼ばれてどこかへ行ってしまう。終わりまであと10分あったので遊んでようとしたら嗅ぎなれた匂いが鼻をかすめた
(…?)
不思議に思い近くにいた合同で一緒だった男子を見ていると知っている名前の体操服を来ている男子がいた
「ねぇ体操服くれない?」
「…え?」
困惑する男子を他所に着ていた体操服を脱がそうと掴むと男子は怯えた様子で逃げていく
「ちょっと!体操服ちょうだい!」
必死に逃げる男子だったが私の本気の走りには逃げれるはずもなく呆気なく捕まえる。そして抱きついた
「お前の!彼氏!見てるから!」
そう言う男子に彼のいる教室を見てみるとたしかに窓からこちらを見ていた。そこで怒っていると最初は驚いていたものの後から笑いを堪えきれなかったのか物凄く笑っていた
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自分のクラスが自由時間の為、何となく外を見てみると違うクラスの奴らが体育をしていた。そこに彼女を見つける
(…体操ぐらい真面目にやれよ)
みんなと同じ動きをしているがたまにふざけた行動をしている。相当楽しみだったのか浮かれている彼女の姿に笑いながら渡されたプリントに視線を移した。
「体操服ちょうだい!」
大声で叫ぶもんだから何事かと思いきや案の定あいつで。何故か特定の男子を追いかけている。
(何してんだ…)
怯えながら逃げている男子だが走るのが早いあいつには残念な事に捕まってしまう。するとあいつはその男子に抱きついた
(…は?)
思いがけない行動に席を立ちそうになるがその男子が俺に気づき彼女に何か言っている。すると
「ちょっと!人に体操服貸すなって言ってるじゃん!あんたの匂いするんだから!」
"人に貸すぐらいなら私に貸しなさいよ!"
彼の匂いが好きな彼女とそんな彼女の行動に驚く彼氏の話
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高校生の時にあいつは言った
『俺はお前だから触れたいんだ』
人気急上昇中のアイドルグループである桂耶(けいや)は果てしなくモテる…ただ1人を除いて
「…睦(むつ)!」
スタジオで隠れながら歩いていたにも関わらず名前を呼ばれる
「何で逃げるんだ」
「私はお前に用はない」
「俺にはある」
そう言って桂耶は私を抱きしめた
高校を卒業して再会してしまった私達はむしろあいつはアイドルだと言うのに私にだけ触れる
「睦は無意識だろうけど撮影が始まると物凄く見てくるよな」
「お前自身に興味は無いけど表情が変わるのを見るのは…」
「見るのは?」
会いたいたくないとずっと思っていたのに私はこの男を追いかけてスタジオの仕事に就いた。絶対言わないけど
「別に嫌いじゃない」
整った顔に両手で触れる。桂耶は満足そうに笑った
「いつか好きって言わせてやるから」
桂耶がずっと私だけを想い続ければいいと願って私も抱きしめた
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『キャーーーーー!!!!!』
毎日決まった時間に女子達の甲高い声が響く
「我が校誇る"芸能人様"が歩いてるわよ」
目の前に立つ友人に言われるが何も聞こえてないかのように黙々とお弁当を食べる
「全く…相変わらず反応無いわね」
「うるさいのはいつもだろ」
「あら冷たいわね~」
"愛想つかされちゃうわよ"なんて言うのに対しても聞こえないフリをした
「…弥勒(みろく)ちゃん!」
勢い良くドアが開いたかと思ったらそのまま歩いて私を抱きしめる
「もう嫌だ…弥勒ちゃんと離れたくない…」
「あら芸能人様」
「今は違う」
「果也(かなる)。邪魔」
イケメンの姿で歩いていた男は今黒いボサボサのウィッグ、そしてダサすぎるメガネをかけて私に抱きついているーーーヘタレな男なのだ。その上幼馴染なのだ
「弥勒ちゃん」
ずっと変わらない笑顔で私を見るこの男に私はこのまま私なしでは生きられなくなればいいとさえ思っている。
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……絶対にバレてはいけない。だかそんなのお構いなしに当の本人は話し出す
「今日の夕飯はハンバーグがいい」
突然そんな事を言い出す男に一瞬周りが静かになるが一気に女子が集まり出す。だが私は一刻も早くその場から逃げ出したくて教室を出ようとした所でまたもあの男はやらかした
「奏(かなで)今日はハンバーグ」
紛れもなく私の名前を呼ぶ男に怒りしか出てこないが顔には出さずに笑顔を見せつつ言った
「…涼子(りょうこ)さんに言っておくね(怒)」
そいつの母親の名前を出しそのまま逃げた
「奏」
無心で料理を作る私の隣には先程の男
「昌(まさ)」
「ん?」
「私はあんたと学校で関わりたくないの」
「嫌だ」
「色々バレるから!」
「同居が?それとも俺達が恋人同士だから?」
「バレたら女子達に殺られる…」
「俺がいるじゃん」
「それがダメなんだってば!」
学校一モテる彼と平々凡々な彼女(同居兼恋人)の話
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早く家に帰りたい私は無性に腹が立っていた
「しつこい」
「俺が奢るからさぁ」
歩いてる所に声を掛けられ断ってるのにしつこく誘ってくる知らない男子
(殴っていいかなぁ…怒)
イライラが頂点に立ち殴ろうとした矢先、後ろから抱きしめられる
「俺の物になんか用か?」
「あ~えっと…あはは」
男子はそう言って逃げ去って行った
「あんたの物って何」
「そのままの意味だろ」
「あんたのじゃないんだけど」
学校ではいつも喧嘩してる私とこいつ。一刻も早く離れたくてじたばたする
「さっきの奴、殴ろうとしたろ」
「当たり前じゃん」
「お前みたいに手が早いヤツ嫁の貰い手がないんだろうなぁ」
「はぁ?怒」
「だからお前は俺の物になるしかないんだよ」
「何言って…」
「お前の事、逃がす気ないからな…千歳(ちとせ)」
獲物を逃がさんとばかりの目を向けられ身動きできない私はきっと一生こいつから離れられないと悟ってしまった
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教室で爆睡してた私は携帯の通知の音で目が覚める。内容は"先に帰る"とだけ書いてあった
「…怒」
待っていたのに先に帰られると思ってなかった私は眉間にシワがよる。すると視界に誰かが入った
「…咲城(さきしろ)?」
女子にモテるイケメン男子の名前を呼ぶ私
「何でいんの?」
「起きるの待ってた」
「?」
待つ理由もないのに?とハテナばかりが浮かぶ
「お前と一緒に居たかったんだ」
「な、んで?」
「…好きなんだ、お前が」
顔が赤い彼を見ると私まで真っ赤になってしまった
『咲城くん?』
教室で寝てる奴の寝顔を見ていたらそいつの友達が俺の名前を呼ぶ
『…』
帰ろうとそのまま教室から出ようとする、と
『…好きなんでしょ。この子の事』
そう言われ立ち止まる
『こんなチャンスもう無いんだから言うなら今よ』
"私は先に帰るから"彼女はそう言って教室から出る
居た堪れなくなり彼女の側にいき愛おしい目で見つめた
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「いい?彼が今人気のクール男子くんよ」
「へー」
廊下で女子達が甲高い声を出しながら隣に居た友達がその中心人物について教えてくれるが私は全く興味はない
「何でそんな反応なわけ?」
「それより今日ちょっと早目にバイト行くから」
「話を逸らすな」
怒った顔で言うものだから渋々話を戻す
「あいつに興味ないけど昨日バイト先に来てた」
「あのケーキ屋?」
「そう。オーダーの数が多くて大人数で来たのかと思ったらあいつ1人だけで」
「あら甘党なのね」
「タルト系とチーズケーキ、あと他に…うぐっ」
途中で誰かに後ろから口を抑えられ話せなくなる
「…誰にも話すなって言っただろ」
先程まで女子に囲まれていたクール男子が私にそう言うが私は手をどかし言い放った
「今日新作作るから味見するんだろ?一緒に行くか?」
「新作…」
彼は考えた後"行く"と返答していた
数日後付き合うようになったと報告を受ける友達であった
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「胸きゅん?あらそんなの私達の間にある訳ないじゃない」
友達にされた質問にそう答える私
「元々幼なじみから彼カノになったんだっけ」
「そうよ。小さい時から一緒にいるし隣にいるのが当たり前みたいなものだと思っているから」
「まぁ確かにあんたの彼氏、口数少ないし何考えてるか分かんないけど…」
「?」
突然友達が黙り出したので何かと思ったら窓の外を凝視している
「…直接聞いてみよ!」
「え?」
友達は窓を開けて叫び出した
「ねぇー!この子があんたの事、大好きだってー!返事はー?」
「なっ」
外にいた私の彼氏とその数人の男子達の前でそう言い私は友達にバレないようにジェスチャーで"行って"と伝える…が、彼が絶対人前では言わない言葉を言い放った
「……愛してる」
そう言ってそのまま歩く彼。私は驚きを隠せず顔を赤くしていた
「キュンキュンするなぁ」
隣で友達が笑ってる中、私はずっと顔を手で覆い隠していた
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「ほんとにキュンキュンする…!」
とマンガを読みながら目の前にいる友達は呟く
「…どこが?」
「いや何で分かんないの…?!壁ドンとかされたらドキドキするでしょ?!」
「?壁ドンされるとムカついてくる」
「何で…?!」
「前、あいつにされた時"お前は壁ドンされるよりした方が似合うよな"って言われた」
「あぁ…まぁ…そこらの男子よりいわゆるイケメンだもんね…女子だけど」
「…褒めてんの?」
「褒めてるよ!」
疑いの目を向けながら見ていると友達は不意に口を開く
「確かに照れてる顔とか想像出来ないもんなぁ…照れる時ある?」
「さぁ?」
そんな適当な返事をしたら友達は騒ぎだしたが私は気にせずやり過ごす…すると突然誰かに後ろから顎を捕まれ上を向かされる…と
ちゅっ
「こいつは不意打ちに弱いんだよ」
と言うこいつは不敵な笑みを浮かべながら私を見た
「…ご、ご馳走様です…!」
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放課後のチャイムが鳴り、教室から出る。そして自分が仕えている主人のいる教室へと向かう。主人である穂積(ほづみ)は訳があり男の格好をして学校へと来ている。本当は女の子であるのにいつも無茶をするから気が気でならない。そのまま歩いていると目の前に穂積が来る
「穂積さま」
「…苑義(そのぎ)」
彼女は俺の名を呼びながら露骨に嫌な顔をする。穂積は迎えに来られるのが嫌なんだそうだが俺はそんなのは気にしない
「帰りますよ」
「毎日飽きないのかお前…たまには1人で帰れよ」
「穂積さまと一緒でないと意味が無いので」
「俺は別に一緒でなくても…」
そう言う穂積を引き寄せながら小さく呟く
「…俺が穂積の側にいたいんだよ」
「…!」
穂積は俺を押して顔を真っ赤にしながら耳を押さえる。
「だから一緒に帰りましょう」
「…お前…ムカつく…怒」
文句を言いながらも一緒に帰ってくれる主人を愛しく思ったのだった
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放課後。ある1人の少女を探しに図書室へと入る。
そこには勉強している生徒や読書をしているもの、何やら数人で話し込んでいる生徒達がいた。
「……紫槻しつき)」
奥の机の1番端の方で、勉強をしていたのか教科書やノートが広げられたまま眠っている少女の前へと座る。……普段、紫槻は俺とこうして2人で居ることを酷く嫌う。ましてや避けられる始末だ。……俺はお前のそばに居たいのに。自分の腕を枕にして伸ばされた紫槻の手を握る。
「お前は、俺の傍に居ればいい」
そう言って少し強く握った瞬間、紫槻がつぶやく
「……おう…さ」
それは紛れもなく自分の名前で。滅多に呼ばれる事なんてないからひどく切ない気持ちになる
「……起きてる時に呼べよ……ばか紫槻」
紫槻がこのまま起きるまでずっと手を握ったままでいようと決めた王佐(おうさ)だった
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幼なじみだからって
俺が側に居ると思ってんのか?
そんな訳ねぇだろ
幼なじみ以前に
------俺はお前が好きなんだよ
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「分かんない…」
ほんの少し頭脳が弱い私は補修用のプリントを前に早くも1問目で頭を抱える
「…分かんねぇって事が分かんねぇわ俺には」
目の前にいるこの男は頼んでもないのに何故か一緒に残ってる幼なじみだ。教えてくれてもいいのに…
「何で残ってんの?」
「お前が馬鹿だから?」
「なら教えてよ!」
「理解出来ないだろ」
「…出来るかもしれないじゃん」
「ははっ無理だろ」
馬鹿にしてくる幼なじみに対し怒りしかないがそれでも問題を解いていく
「…お前」
「うん?」
「告られたんだってな」
「…えっ」
「付き合うのか」
急に真面目な顔をしだした幼なじみに驚くが私は苦笑しながら口を開く
「付き合わないよ。だってあの人の好きな人、私の友達だし」
「はぁ…?」
「相談されただけでちょっとアドバイスあげた程度なのに…誤解されるし」
「…許さないからな」
「?何を?」
「俺以外の奴と付き合ったら許さないから」
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「…女子から逃げてんなよ…」
保健室のベッドに横たわっているこの男は超絶モテる。それに加え私の幼なじみだ
「お前の居場所は何処だとか、これ渡してとか女子からの要求が多いんだから早く女子達に会いに行け」
そう言いながら肩までかけている布団を引き剥がそうとするがあいつがそれを阻止する
「帰ったって言えば」
「あの子らはお前の靴箱を確認済みだよ」
「なら--」
ガラ「--ここに居るかな?」
話の途中に女子が保健室に入ってくる。私はすかさずその子らに声をかけようとする--が
「…!?」
あいつが無理やり私の手を引っ張り、ベッドの中へと連れ込まれる。状況が掴めず何故かこの男に抱きしめられていた
「…誰か寝てるけど違うっぽいし違うとこ探そ」
保健室から出ていく女子達と同様に私も出ようとするが出られない
「離せバカ」
「…俺が逃げずに済む方法が1つある」
「…?」
「お前が俺の彼女になればいいんだよ」
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「寒い無理限界」
登校中、駅から外へと出た瞬間あまりの寒さに学校に行く気が失せる自分。どうしようか迷っていると目の前には見知った人物が
「…寒くて行きたくないんだけど」
「だろうと思ってコンビニでホットココア買っといた」
「さすが」
すかさず受け取り手を温める私
「あとこれも」
そう言って私の首にマフラーを巻く
「これで少しはましになっただろ」
「大分まし…ありがと」
「あとは…ほら」
そう言って私に手を差し出す彼に不思議に思っていると手を取られる
「手、繋いどけばそんなに寒くないだろ」
なすがままに手を繋ぎ、彼は私の手ごと自分のポケットへと入れる
「……」
あまりにあっけらかんとしていたのか彼が私の様子を窺う
「どうしたんだよ」
「いや……出来すぎる彼氏だと思って」
「ははっだろ。なんてったって彼女が可愛すぎるからな」
「…恥ずかしいやつ」
「照れても可愛い」
「……!照怒」
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私のクラスには凄くイケメンで頭のいい男の子がいる。だけど誰に対してもドライで笑った所なんて滅多に見ない。だけど彼には唯一、心を許してる人がいる
「路久(みちひさ)」
彼の名前を呼び近づいていく彼女こそが、彼の唯一だ
「…何ですか」
「お前理科何点だった?」
「98点ですが」
そう言った彼に対し彼女は肩を揺らし笑い始めた
「残念だったな路久!今回もあたしの勝ちだ!」
彼女はてテストの用紙を彼に見せびらかす
「やっぱり理科はあなたに勝てないですね巳亜(みあ)」
「理科は得意だから」
「理科だけは」
「うるさい」
彼の頬を引っ張り拗ねる彼女。それに対し彼は抵抗するものの彼女を愛おしいと言わんばかりの優しい顔をしていた。…とそんな彼と目が合ってしまう
「…」
「…!」
彼は私に小さく微笑んだ
(私にも幸せ分けてくれ…!)
彼女にとことん甘い彼氏と実は問題児の彼女
を見る女の子目線
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「…分からなさすぎて寝そう」
まともに授業をせずに1日を過ごしていたら先生達の怒られ補習をさせられる。そして何故か隣にはクラス一の不良男子がいる
(…何でこの人もいんだろ)
不良の割には補習をちゃんと受けるんだと感心していたらずっと見ていたせいか目が合ってしまった
「…」
「…」
隣同士だがほとんど喋った事がない為、お互い無言…すると不良男子が口を開いた
「今日」
「うん」
「ハロウィンだろ」
「あ、…お菓子貰うの忘れてた」
「なら、これ」
そう言って私にチョコを差し出す
「…くれるの?」
「散々チョコ欲しいって言ってたのに忘れたのか」
"今日1日ずっと言ってただろ"
(補習のショックで忘れてた…)
彼に言われ確かにそう言っていたのを思い出す
「ふふっありがとう」
「お返し待ってるからな」
「いいよ!沢山持ってくる」
「期待しとく」
気づいたら仲良くなってそのまま付き合っちゃう2人の話
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「happy Halloween!」
そう叫びながら各教室を周り歩く
「お菓子ちょーだい!」
一人一人にお菓子をねだり優しい皆は沢山お菓子をくれる
「ふふふ…大量大量♪」
袋の中を見て満足気に喜ぶ私は廊下にも数人の男子がいるのを目に近寄る
「happy Halloween!お菓子ちょー…だ、い…」
だがその数人中に私が最も苦手とする男子がいて声を掛けた事を後悔する
「あー…っと…やっぱりいいや--ってえっ!?」
逃げようとしたのも束の間、何故かそいつに腕を掴まれる
「は、離し」
「お前はお菓子くれないのか」
「わ、私は貰う専門だから」
「じゃあイタズラしなきゃな」
「ええっ!?いや、ちょ、やめ」
彼はそう言って私の腕を引きそして、頬に口づけをした
「〜〜!」
真っ赤になってる私を他所に彼は満足そうに笑った
強引すぎる彼が苦手な女の子となかなか自分の気持ちが女の子に伝わらない男の子の話
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きゅんができる!
本当に解除しますか?