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  1. 124件ヒットしました

  2. 「胸きゅん?あらそんなの私達の間にある訳ないじゃない」
    友達にされた質問にそう答える私
    「元々幼なじみから彼カノになったんだっけ」
    「そうよ。小さい時から一緒にいるし隣にいるのが当たり前みたいなものだと思っているから」
    「まぁ確かにあんたの彼氏、口数少ないし何考えてるか分かんないけど…」
    「?」
    突然友達が黙り出したので何かと思ったら窓の外を凝視している
    「…直接聞いてみよ!」
    「え?」
    友達は窓を開けて叫び出した
    「ねぇー!この子があんたの事、大好きだってー!返事はー?」
    「なっ」
    外にいた私の彼氏とその数人の男子達の前でそう言い私は友達にバレないようにジェスチャーで"行って"と伝える…が、彼が絶対人前では言わない言葉を言い放った
    「……愛してる」
    そう言ってそのまま歩く彼。私は驚きを隠せず顔を赤くしていた
    「キュンキュンするなぁ」
    隣で友達が笑ってる中、私はずっと顔を手で覆い隠していた

    きゅん

    5

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  3. 「ほんとにキュンキュンする…!」
    とマンガを読みながら目の前にいる友達は呟く
    「…どこが?」
    「いや何で分かんないの…?!壁ドンとかされたらドキドキするでしょ?!」
    「?壁ドンされるとムカついてくる」
    「何で…?!」
    「前、あいつにされた時"お前は壁ドンされるよりした方が似合うよな"って言われた」
    「あぁ…まぁ…そこらの男子よりいわゆるイケメンだもんね…女子だけど」
    「…褒めてんの?」
    「褒めてるよ!」
    疑いの目を向けながら見ていると友達は不意に口を開く
    「確かに照れてる顔とか想像出来ないもんなぁ…照れる時ある?」
    「さぁ?」
    そんな適当な返事をしたら友達は騒ぎだしたが私は気にせずやり過ごす…すると突然誰かに後ろから顎を捕まれ上を向かされる…と
    ちゅっ
    「こいつは不意打ちに弱いんだよ」
    と言うこいつは不敵な笑みを浮かべながら私を見た
    「…ご、ご馳走様です…!」

    きゅん

    16

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  4. 放課後のチャイムが鳴り、教室から出る。そして自分が仕えている主人のいる教室へと向かう。主人である穂積(ほづみ)は訳があり男の格好をして学校へと来ている。本当は女の子であるのにいつも無茶をするから気が気でならない。そのまま歩いていると目の前に穂積が来る
    「穂積さま」
    「…苑義(そのぎ)」
    彼女は俺の名を呼びながら露骨に嫌な顔をする。穂積は迎えに来られるのが嫌なんだそうだが俺はそんなのは気にしない
    「帰りますよ」
    「毎日飽きないのかお前…たまには1人で帰れよ」
    「穂積さまと一緒でないと意味が無いので」
    「俺は別に一緒でなくても…」
    そう言う穂積を引き寄せながら小さく呟く
    「…俺が穂積の側にいたいんだよ」
    「…!」
    穂積は俺を押して顔を真っ赤にしながら耳を押さえる。
    「だから一緒に帰りましょう」
    「…お前…ムカつく…怒」
    文句を言いながらも一緒に帰ってくれる主人を愛しく思ったのだった

    きゅん

    4

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  5. 放課後。ある1人の少女を探しに図書室へと入る。
    そこには勉強している生徒や読書をしているもの、何やら数人で話し込んでいる生徒達がいた。
    「……紫槻しつき)」
    奥の机の1番端の方で、勉強をしていたのか教科書やノートが広げられたまま眠っている少女の前へと座る。……普段、紫槻は俺とこうして2人で居ることを酷く嫌う。ましてや避けられる始末だ。……俺はお前のそばに居たいのに。自分の腕を枕にして伸ばされた紫槻の手を握る。
    「お前は、俺の傍に居ればいい」
    そう言って少し強く握った瞬間、紫槻がつぶやく
    「……おう…さ」
    それは紛れもなく自分の名前で。滅多に呼ばれる事なんてないからひどく切ない気持ちになる
    「……起きてる時に呼べよ……ばか紫槻」
    紫槻がこのまま起きるまでずっと手を握ったままでいようと決めた王佐(おうさ)だった

    きゅん

    6

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  6. 幼なじみだからって

    俺が側に居ると思ってんのか?

    そんな訳ねぇだろ

    幼なじみ以前に

    ------俺はお前が好きなんだよ

    きゅん

    7

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  7. 「分かんない…」
    ほんの少し頭脳が弱い私は補修用のプリントを前に早くも1問目で頭を抱える
    「…分かんねぇって事が分かんねぇわ俺には」
    目の前にいるこの男は頼んでもないのに何故か一緒に残ってる幼なじみだ。教えてくれてもいいのに…
    「何で残ってんの?」
    「お前が馬鹿だから?」
    「なら教えてよ!」
    「理解出来ないだろ」
    「…出来るかもしれないじゃん」
    「ははっ無理だろ」
    馬鹿にしてくる幼なじみに対し怒りしかないがそれでも問題を解いていく
    「…お前」
    「うん?」
    「告られたんだってな」
    「…えっ」
    「付き合うのか」
    急に真面目な顔をしだした幼なじみに驚くが私は苦笑しながら口を開く
    「付き合わないよ。だってあの人の好きな人、私の友達だし」
    「はぁ…?」
    「相談されただけでちょっとアドバイスあげた程度なのに…誤解されるし」
    「…許さないからな」
    「?何を?」
    「俺以外の奴と付き合ったら許さないから」

    きゅん

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  8. 「…女子から逃げてんなよ…」
    保健室のベッドに横たわっているこの男は超絶モテる。それに加え私の幼なじみだ
    「お前の居場所は何処だとか、これ渡してとか女子からの要求が多いんだから早く女子達に会いに行け」
    そう言いながら肩までかけている布団を引き剥がそうとするがあいつがそれを阻止する
    「帰ったって言えば」
    「あの子らはお前の靴箱を確認済みだよ」
    「なら--」
    ガラ「--ここに居るかな?」
    話の途中に女子が保健室に入ってくる。私はすかさずその子らに声をかけようとする--が
    「…!?」
    あいつが無理やり私の手を引っ張り、ベッドの中へと連れ込まれる。状況が掴めず何故かこの男に抱きしめられていた
    「…誰か寝てるけど違うっぽいし違うとこ探そ」
    保健室から出ていく女子達と同様に私も出ようとするが出られない
    「離せバカ」
    「…俺が逃げずに済む方法が1つある」
    「…?」
    「お前が俺の彼女になればいいんだよ」

    きゅん

    41

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  9. 「寒い無理限界」
    登校中、駅から外へと出た瞬間あまりの寒さに学校に行く気が失せる自分。どうしようか迷っていると目の前には見知った人物が
    「…寒くて行きたくないんだけど」
    「だろうと思ってコンビニでホットココア買っといた」
    「さすが」
    すかさず受け取り手を温める私
    「あとこれも」
    そう言って私の首にマフラーを巻く
    「これで少しはましになっただろ」
    「大分まし…ありがと」
    「あとは…ほら」
    そう言って私に手を差し出す彼に不思議に思っていると手を取られる
    「手、繋いどけばそんなに寒くないだろ」
    なすがままに手を繋ぎ、彼は私の手ごと自分のポケットへと入れる
    「……」
    あまりにあっけらかんとしていたのか彼が私の様子を窺う
    「どうしたんだよ」
    「いや……出来すぎる彼氏だと思って」
    「ははっだろ。なんてったって彼女が可愛すぎるからな」
    「…恥ずかしいやつ」
    「照れても可愛い」
    「……!照怒」

    きゅん

    12

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  10. 私のクラスには凄くイケメンで頭のいい男の子がいる。だけど誰に対してもドライで笑った所なんて滅多に見ない。だけど彼には唯一、心を許してる人がいる
    「路久(みちひさ)」
    彼の名前を呼び近づいていく彼女こそが、彼の唯一だ
    「…何ですか」
    「お前理科何点だった?」
    「98点ですが」
    そう言った彼に対し彼女は肩を揺らし笑い始めた
    「残念だったな路久!今回もあたしの勝ちだ!」
    彼女はてテストの用紙を彼に見せびらかす
    「やっぱり理科はあなたに勝てないですね巳亜(みあ)」
    「理科は得意だから」
    「理科だけは」
    「うるさい」
    彼の頬を引っ張り拗ねる彼女。それに対し彼は抵抗するものの彼女を愛おしいと言わんばかりの優しい顔をしていた。…とそんな彼と目が合ってしまう
    「…」
    「…!」
    彼は私に小さく微笑んだ
    (私にも幸せ分けてくれ…!)

    彼女にとことん甘い彼氏と実は問題児の彼女
    を見る女の子目線

    きゅん

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  11. 「…分からなさすぎて寝そう」
    まともに授業をせずに1日を過ごしていたら先生達の怒られ補習をさせられる。そして何故か隣にはクラス一の不良男子がいる
    (…何でこの人もいんだろ)
    不良の割には補習をちゃんと受けるんだと感心していたらずっと見ていたせいか目が合ってしまった
    「…」
    「…」
    隣同士だがほとんど喋った事がない為、お互い無言…すると不良男子が口を開いた
    「今日」
    「うん」
    「ハロウィンだろ」
    「あ、…お菓子貰うの忘れてた」
    「なら、これ」
    そう言って私にチョコを差し出す
    「…くれるの?」
    「散々チョコ欲しいって言ってたのに忘れたのか」
    "今日1日ずっと言ってただろ"
    (補習のショックで忘れてた…)
    彼に言われ確かにそう言っていたのを思い出す
    「ふふっありがとう」
    「お返し待ってるからな」
    「いいよ!沢山持ってくる」
    「期待しとく」

    気づいたら仲良くなってそのまま付き合っちゃう2人の話

    きゅん

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  12. 「happy Halloween!」
    そう叫びながら各教室を周り歩く
    「お菓子ちょーだい!」
    一人一人にお菓子をねだり優しい皆は沢山お菓子をくれる
    「ふふふ…大量大量♪」
    袋の中を見て満足気に喜ぶ私は廊下にも数人の男子がいるのを目に近寄る
    「happy Halloween!お菓子ちょー…だ、い…」
    だがその数人中に私が最も苦手とする男子がいて声を掛けた事を後悔する
    「あー…っと…やっぱりいいや--ってえっ!?」
    逃げようとしたのも束の間、何故かそいつに腕を掴まれる
    「は、離し」
    「お前はお菓子くれないのか」
    「わ、私は貰う専門だから」
    「じゃあイタズラしなきゃな」
    「ええっ!?いや、ちょ、やめ」
    彼はそう言って私の腕を引きそして、頬に口づけをした
    「〜〜!」
    真っ赤になってる私を他所に彼は満足そうに笑った

    強引すぎる彼が苦手な女の子となかなか自分の気持ちが女の子に伝わらない男の子の話

    きゅん

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  13. 「これならあいつの息の根を止めれる気がする」
    「はいはい殺しちゃダメよ」
    友人にそう言われるが私は教室から出て行こうとする
    「ちょっと血奪いに行ってくる」
    「……相当気に入ったのねあの仮装」

    隣のクラスに入る私は1人の男を探す
    「…いた」
    そして見つけると同時に私はそいつの首を掴む
    「Trick or Treat」
    「…お菓子をあげなきゃ僕イタズラされちゃうかな」
    「くれてもくれなくても血は吸う」
    "無くなるまで吸う"
    そう強気な目で相手に言うと何故か抱きかかえられる
    「何すん…」
    「どうぞヴァンパイアさん。好きなだけ吸って。僕、血を吸われないと生きていけない」
    「…何、その設定」
    「吸わないの?」
    「はぁ吸うわけな」「じゃあ僕が代わりに吸うね」
    「はぁ!?おいっこら…」
    そう言って彼は彼女の首筋に吸い付いた
    「こんなはずじゃなかったのに!」

    彼氏に勝ちたいがいつも負けてしまう彼女の話

    きゅん

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  14. 「帰りパンケーキ食べよーよ」
    友人にそう言われ私を含む数人の子達が賛同する
    「あそこいつも並んでるよね」
    「かなり美味しいらしいよ」
    そんな事を言いながら歩いていると私の目の前に誰かが近づいてくる
    「…げっ」
    「庚(かのえ)」
    声を掛けられた私は友人達に"誰このイケメン?!"とか何とか言われるが無視して目の前の奴を見る
    「…兄さん」
    「「お兄さん!?」」
    「何でここに…」
    「庚がいたから一緒に帰ろうと思って」
    「私今からパンケーキ行くんだけど」
    「そんなの僕と行けばいいじゃん」
    「はぁ?何言っ--」
    「庚は何をするにも僕と一緒じゃなきゃダメだよ」
    "だからごめんね。連れて帰るから"なんて勝手に決め歩き出す兄に腹が立つ
    「…兄さん!何で勝手な事するの!」
    「言っただろう?一緒じゃなきゃダメだって。今日は一緒に帰ろう」
    そう言って兄は私の手を握り嬉しそうに微笑む。
    私はこの兄から逃げられない…

    きゅん

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  15. 補習に引っかかった私は先生監視の元、1人プリントをやる
    「……」
    先生は先生で何かしらしている。…のを私はガン見する
    「俺じゃなくてプリントを見ろよ」
    「とりあえず名前は書いた」
    「なら解けよ」
    「後で解くよ」
    私がそう言ったとたん、先生は私を見る
    「…他の授業ではちゃんとしてるのに俺のだけは補習受けるくらいダメなのはお前が俺に気があるからか」
    「……」
    そう言う先生に対し私は無言で見つめる
    「…この際だからはっきり言うけど俺はお前の事--」
    「言わないで」
    「…」
    「分かってるから」
    「…恋愛対象としてすら見てないからな」
    "それもう出さなくてもいいぞ"先生はそう言って教室から出ていった
    「…ひどいなぁ先生」
    机の上に乗っているプリントは涙で滲んでいく
    …分かり切ってた事なのに。先生は大人で、私はまだ子供で。言葉にして聞きたくなかったのに、それでもあの人は…
    「…絶対諦めてやんないから」

    きゅん

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  16. 仲のいい男友達がいる。いつも一緒に登下校して、2人で遊んだりもした。だから何で自分が素直に喜べないのかこの時はまだ分からなかった
    「聞いて驚け。この俺に彼女が出来た」
    「…え?」
    思わず彼の顔を見て目を見開いてしまう
    「冗談じゃないからな?」
    「…捨てられないように頑張れば?」
    「お前なぁ…怒」
    この時は笑って誤魔化したけど、いざあいつが私じゃない女の子と2人で居るのを見ると心がざわついた
    「これからはもう一緒に帰れないな」
    「1人だと寂しくて泣いちゃうもんね」
    「んなわけ…っと」
    彼が誰かに気づき近づいていく
    「じゃーな。寄り道すんなよ」
    「あんたもね」
    「ははっ」
    「……」
    私も帰ろうと1人歩き出す
    「…あれ」
    何故か視界がぼやけてうまく見えない事に泣いているのだと気づく
    「…今更気づいても意味無いじゃん」
    私は、あいつが好きだったんだ。今更気づいたこの気持ちに涙がとまらなかった

    きゅん

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  17. 報われない、恋をしている

    「忘れ物するとかバカなんですけど…」
    もう帰ろうと思った矢先、忘れ物をした事に気づき教室へと戻る自分
    (…持って帰った所でどのみち数学出来ないけど…まぁいいや)
    歩いてる途中でそんな考えに至るが教室はもう目と鼻の先だ。入ろうと近づくと中に人影が見える。そこには…
    「---……」

    私は急いでそこから逃げるように来た道を走り出す。走って、走って、見なかったことにしたかった。
    「…バカだなぁ私…戻らなきゃ良かった」
    教室には私の幼なじみと彼の彼女が一緒にいて、キスをしていた
    「…っ……」
    ずっと、好きだった。たった一人の幼なじみの彼の事が、ずっと大好きだった。目から溢れ出る涙が止まらない。拭っても拭っても次から次へとこぼれでる
    「…好きだったよ、ずっと」

    ……報われない、恋をしている

    きゅん

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  18. 「…そんながっつく?」
    隣にいる友人にそう言われる
    「?ここの学食美味しいってパンフに書いてあった」
    「だからって中の見学より初っ端から学食って…」
    呆れている友人をスルーし食べ続けていると空いてる隣の席にやたらと美形の男が座ってくる
    「たくさん食べるんだね」
    「…」
    そう声をかけられるが無視して食べる
    「ちょ、この人先輩だから…!すみません…この子いつもこうで…」
    「大丈夫だよ。むしろ邪魔してごめんね。良ければ一緒に食べていい?」
    「…なんで?」
    「これあげるから」
    男は私に唐揚げをくれる
    「…デザートもちょうだい」
    「いいよ」
    何だかんだ色々貰った私は食べていると…男が私の頬に触れた
    「君、ここに入りなよ」
    やたら綺麗な顔で微笑むものだから食べる手が止まる
    「…考えとく」

    …後にその食堂には沢山食べる彼女とそんな彼女が愛しい彼氏の仲睦まじいカップルが来るようになったんだとか…

    きゅん

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  19. 『総長さんよぉ…お前の大事なお姫様ここで預かってるから分かるよなぁ?』
    「…」
    画面の向こうにその暴走族の総長らしき男が自分に向かってそう言う。そしてそこに写っている少女は椅子に座りながら妖艶に微笑んでいた

    少女が捕まった場所まで来ると大勢の輩がいる
    「よく来たな…」
    「…あいつを返してくれないか」
    「それは…聞けねぇなぁ!」
    そう言うのと同時に殴りかかる男を合図に他の連中も殴り合いになる。自分はあっという間に相手を倒し捕まった少女を探す…と何事も無かったかのように目の前に現れた
    「…磐那(はんな)」
    「傷だらけね桜我(おうが)」
    「誰の為だと…」
    「私の為でしょう?」
    彼女は当然と言うように微笑む
    「…俺が負けてたらどうするつもりで--」
    「それでも」
    両腕を伸ばし俺の頬に手をのせる
    「それでもあなたは私を助けに来るのでしょう?」
    「…」
    やはりこの少女に適わないと思わず笑ったのだった

    きゅん

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  20. 「安慈(やすちか)さん…これじゃあ埒が明かないっす…」
    そう言う部下に特攻隊長である安慈も困惑していた
    「今日はやけに他の族の奴らが来るな…あまり無理はない程度で相手をしてやれ。無茶するなよ」
    返事をする部下に安慈自身も目の前の敵に挑んだ

    --次の日
    「昨日は災難だった…」
    教室で項垂れていると教室のドアが開く
    「ちっかちゃーん」
    そう言いながら少女は安慈の傍へと近づいた
    「櫛名(くしな)」
    「これあげる」
    お菓子やらアイスやらが入った袋を安慈に手渡す
    「?何だよこれ」
    「戦利品だよ」
    「…戦利品?」
    「昨日ちかちゃん達の縄張りに沢山来たでしょ」
    「?あぁ…」
    「それねあたしが場所を教えたの」
    「…お前かよ…」
    「場所教える代わりに情報料を貰ったからちかちゃんに戦利品」
    「…」
    そう言う櫛名に困り果てながらも彼女の微笑む姿に絆される
    「ありがとな」
    「ふふ」
    安慈も櫛名に対し微笑んだ

    きゅん

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  21. 少女は焦っていた
    「…私は、今日、いません」
    そこにいるクラスメイトに伝え教室から出ていく

    そして一方、少年は激怒していた
    「…ちょっと華園行ってくる」
    そういう彼にクラスの男子達は納得したように見送る

    「どうしよ…」
    とりあえず適当な教室へと逃げようと走る…が
    ドンっ
    走るのに夢中で誰かにぶつかった結果
    「…弥那(やな)どこ行くの?」
    「ぎぃやあぁぁぁぁ」
    その相手を見てすかさず逃げようとするが無理で
    「僕のパソコンにハッキングしたでしょ?」
    「だっだって!他の族の人がハッキング出来ないようにしたくて…」
    「僕のパソコンなんだからハッキングなんて出来るわけないじゃん」
    「それでも…依月(いづき)のパソコンには誰も探られたくない…」
    「…僕と同等のハッカーは弥那だけだよ」

    次の日、依月のパソコンから他の族へのハッキングが分かり襲撃を受け原因が弥那だというのはまだ依月は知らない…

    きゅん

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