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  2. 2人が初めて出会った屋上。


    あの頃よりは少しずつだけど距離が縮まってきたような気がする。


    「~♪~♪」


    いつものようにベースを弾きながら歌を口ずさむ朝陽くん。


    「なんか最近ベースでも何の曲弾いてるのか分かってきた!」



    「お?マジ?じゃあこれ当ててみー」


    アンプに繋がれていないベースがベベンっと鈍い音を奏でる。


    「んーと。こないだの文化祭で演奏してたやつ!」



    「おっ!ピンポーン」




    朝陽くんはニッと笑って自然に私の髪をクシャっと撫でた。



    うわっ…これは…反則級…///


    「朝陽くんってさクラスの女子にもこんな感じ?」



    「え?何が?」


    「え、頭なでたりとか!」


    「んー。しねぇかな。する意味ないし。」


    ……朝陽くんその言葉の意味は分かってる?



    「…っそ、そーですか!」



    「?」


    __今日も平和な2人でしたとさ♡

    きゅん

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  3. 「セーンパイ!」


    「遅ーい。先帰ろうと思った。」


    「すみません、待たせちゃって。委員会長引いたんですよ~」



    付き合って半年になる私と先輩。



    最近は素の自分を出せるようになってきた。



    「あ!そういえばうちの委員長がさっき面白くて!」



    私はさっきあった出来事を先輩に話す



    「それで委員長1人でコントみたいなことしててお腹抱えて笑っちゃいました!」



    「ふーん。」



    先輩は頬杖をついたまま私を見つめてきた。



    やばっ!つまんなかったかな!?


    待たせたうえにどうでもいい話しちゃって…



    「あ!行きますか!お腹すいてないですか?なんかおごっ」



    喋り終わる前に後ろからギュと抱き締められる。


    「先輩…?」



    「他の男の話とかすんなよ。なんか妬くから。」



    「えっ///あ、はい…。」




    やっぱりかなわないです。先輩。

    きゅん

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  4. 「ねぇねぇ、今日はいい夫婦の日らしいよ」



    「へぇ…興味ねぇな」




    「え~、こんな日に結婚とかしたらなんか素敵じゃない?」



    まったく興味なさげに机に突っ伏している大和の顔を覗き混む。




    「何?」



    パチッと整った顔と目が合う。



    「反応薄いから」




    「ふっ」




    私の言葉にイタズラそうにけど嬉しそうに笑うと





    「じゃあ、俺らも数年後の今日結婚式する?」




    と言って大和の顔を覗き混んでいる私の頭を優しく撫でた




    まさかの返しに硬直していると




    今度は私のほっぺをプニッと引っ張って




    「無視かよ」




    「え、ちがっ」





    私の言葉を遮るように大和は優しくキスをした





    私も言葉で言えなかった答えを返すように大和の首に手を回し、




    誰もいない教室で、数年後の誓いを交わす。



    今日はいい夫婦の日。

    きゅん

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