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  1. 10件ヒットしました

  2. 今日もまたギリギリ。
    この電車の乗り換えは、接続が悪い。
    私はまだ開かない電車のドアの前でそわそわとさせた。

    遅れてはいけない。
    一本あとの電車に乗ることは考えていない。

    ほら。
    ドアが開いて、私は駆け出した。

    改札を出て、階段を駆け上がり、
    次の改札を通って、また階段を下る。

    電車は発車寸前。

    階段の一番近くのドアから電車の中に駆け込むと、今日も見えた。


    「おはよう」


    目の前で大好きな人が微笑む姿。


    「おはよう、ございます…」


    前髪はもうぐしゃぐしゃだし、スカートを整える余裕もない。
    毎朝恥ずかしくて、真っ赤になった顔のまま、うつむく。


    「真っ赤。りんごじゃん」


    それはあなたのせい。
    そんなこと、あなたは知らないんだろうな。

    そう思った直後、不意に聞こえるあなたの声。


    「俺、りんご、けっこう好きだよ」

    きゅん

    2

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  3. 「へぇ〜、チョコ、結構いっぱいもらってんじゃん」

    「…まぁ好きな子からはもらえてないけど」

    「えっ、好きな人いたの…!?」

    「…まぁ」

    「なんだ、そっか…。まぁ、私も好きな人には渡せてないんだけど…」

    「え…好きな奴いたんだ…」

    「…まぁね」

    「…あの、さ。…俺、もらってないんだけど。…お前からのチョコ」

    「なにー、それだけたくさんもらっといてまだほしいのー?」

    「…その本命チョコ、好きな奴に渡さないなら、くれよ…」

    「…そん、なの、…本命チョコになっちゃうじゃん、」

    「…え?」

    「…好きなの」

    きゅん

    2

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  4. 「ちょっと!なんなの!こんなとこに連れ出して…!」

    私は幼なじみの雅人に連れ出されていた。

    さっきまで同じクラスの友達と盛り上がってたのに。

    「お前、マジでむかつく」

    「はぁ?わけわかんない。雅人が連れ出しといてむかつくってなによ。
    だいたい、私のこと嫌いなら近づかなけりゃいいじゃん!」

    「嫌いじゃねーよ…!」

    「じゃあなによ。なんでむかついてんの」

    「…お前がっ…他の男と仲良くしてるからっ…!」

    …え…?
    なにそれ…やきもち…??

    「あーっもう!お前のこと好きだから!
    妬いてんだよ!わかんねーの⁉︎」

    そんなの…、言ってくれなきゃわかんないよ…!
    だいたい今までそんな素振りなかったし…。

    でも…

    「…私も、好きだから」

    きゅん

    9

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  5. 「なぁ藤野、わかんねーんだけど」

    「…私にそんなこと言われてもっ」

    数学の授業中、隣の席の高岡隼人が私に質問してきた。

    できることなら教えてあげたい。

    だって相手は私の好きな人。

    だけど私だって数学は苦手だ。

    「なぁ、おしえて?」

    「いや、だからっ、私も数学は苦手でっ…」

    「…数学は俺、結構得意」

    はい⁉︎じゃあなんでっ…⁉︎

    「教えて欲しいのは藤野の気持ち。
    さっきからずっと、俺のこと見てるだろ?黒板の方向反対なんですけど〜」

    へ⁉︎⁉︎///

    ば、ばれてたの⁉︎///

    「み、見てなんかっ…」

    「ふぅん?じゃあ俺は失恋ってわけだ?」

    「へ?///」

    「俺は藤野のこと、好きなんだけど?」

    きゅん

    15

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  6. 今日はバレンタイン。
    毎年私はクラスメイト全員に友チョコとして手作りチョコを渡している。

    …ただ…、
    好きな人には渡せなかった…。

    というか、受け取ってもらえなかった。

    やっぱり私からのチョコなんて、いらないよね…。


    「…中嶋くんのは、みんなとは別で、中嶋くんの好きなホワイトチョコにしたのになぁ…」

    放課後、誰もいなくなった教室で、しょぼくれてた私はそう呟いた。


    ガタッ!

    その時教室のドアの方から音がした。

    そこには…

    「え⁉︎な、中嶋くん⁉︎」

    「……忘れ物取りにきただけ。」

    「そ、そっか…」

    さっきの、聞こえてないよね…?

    「…」

    「…中嶋くん…??」

    「……やっぱりチョコちょうだい」

    「え、え?で、でも、さっきいらないって…」

    「…俺だけ特別ならほしい…」

    「中嶋くん…それって…///」

    「…俺は友チョコじゃ嫌だからね」

    きゅん

    14

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  7. 「な、ゲームしない?
    俺の言ったことを10回連続でマネして、間違ったらお前の負け。
    間違えなかったら、お前の勝ち。」

    『はぁ?何で?』

    「いーじゃん。負けた方は勝った方の言うこと聞く、な。よーいスタート。」

    ったく強引…。
    でも、そんなの簡単じゃん。

    「ばーか」
    『ばーか』
    「あーほ」
    『あーほ』

    なにこの子供っぽいゲーム。笑

    「お前」
    『お前』

    「スキだよ」
    『は⁉︎⁉︎///』

    「あー、お前の負け〜」

    『んなっ⁉︎///ずるいっ!」

    「負けたから俺の言うこと聞けよ?」

    『なによ、ジュースおごり?』

    「そんなのいらない。お前をちょーだい?付き合ってください」

    ///!
    答えは私も『付き合ってください』だ。

    きゅん

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  8. 「好きなんだけど?」

    「は?」

    「だから…好き」

    「な、なんの冗談よ…。私ら幼馴染でしょ…?」

    「幼馴染が恋したらだめなわけ?」

    「…い、いや…だって…、今までそんな風に…」

    「見えなかったって?当たり前じゃん。言ったらお前、俺のこと避けそうだし…。我慢してたんだよ!けど…」

    「が、我慢ってなによ…」

    ちゅ…///

    「んなっ…!///なにすんの!///」

    「お前モテすぎ…。妬かせてんじゃねーよ…」

    「なによ…///それじゃあまるで私があんたのこと好きみたいじゃん…」

    「どーせ、好きになるんだからいーんじゃね…?」

    「…それ、間違ってるよ」

    「…お前は俺のこと好きにならないって?」

    「…それも間違い。だって私…もうあんたのこと好きだもん…」

    きゅん

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  9. あ、裕翔先輩だ!

    裕翔先輩は中学の頃から、私が憧れている先輩。
    どうしても同じ高校に通いたくて、この学校に入学した。

    「裕翔先輩ー!」

    「あぁ、えっと、確かキミは一年生の…」

    名前も覚えてくれてない…泣
    …しょうがないよね。私はあまり関わりのない後輩だもん…。

    「裕翔先輩、誰か待ってるんですか?」

    「え、あぁ、うん。…彼女」

    か、彼女⁉︎
    …先輩、彼女いたんだ。

    「…じゃあ私は帰りますね」

    「まって!…つまりその…彼女っていうのは…予定で…。キミ…心愛ちゃんを彼女にしたいんだけど…。ダメかな?」

    「せ、先輩、私の名前…知ってたんですか⁉︎」

    「当たり前。…好きな子の名前だもん。忘れるわけないだろ」

    きゅん

    41

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  10. おかしいなぁ…。
    午後から雨っていう予報のはずなんだけどな…。
    もう昼休みだっていうのに、全然降る気配がない。

    「なに窓の外ばっか見てんの?好きなやつでもいんの?」

    「海くん!…ううん、今日は雨っていう予報なのに、降らないなーと思って」

    「ふーん。雨の日が好きなの?」

    「…ちがっ…/////」

    「え⁉︎なんで赤くなるの⁉︎照れる要素、あった⁉︎」

    「…だ、だって…/////
    …海くん、傘持って来ない…って言ってたから…/////」

    そう。
    私は海くんがいつも傘を持ってこないことを知ってからずっと、折り畳み傘を常に持ち歩いている。

    「…それって、俺、期待してもいい?」

    「…え?」

    「…雨が降ったら必ず入れろよ?
    …それから俺以外のやつ入れるの禁止っ!/////」

    次の雨の日が待ち遠しい♡

    きゅん

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  11. 「光ちゃん!五時間目、体育だよ!着替えに行こう?」


    「うん!」



    私、光はクラスメイトと体育の更衣に行こうとしていた。

    あれぇ…。
    おかしいなぁ。

    体操服がない…。

    朝、ちゃんと入れたと思ったのに。


    他のクラスの子に借りに行くかぁ…。




    と、その時、



    バサっ…



    「うひゃっ!」


    頭に何かが被さった。


    「お前、体操服忘れたんじゃねーの?俺、2枚持ってるから貸してやる!」


    幼なじみの俊だった。


    「あ、ありがとっ‼︎/////」



    「おうっ!言っとくけど、貸すのはお前だけだからな!感謝しろよ⁉︎/////」




    「う、うんっ/////」



    私の頭に被さった体操服からは、大好きな幼なじみの香りがした。

    きゅん

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