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  2. ちょっと俺様だけど、時々優しさを見せるコウキ。

    密かに彼を好きだった私は今回の席替えで偶然にも隣の席になったことに内心ガッツポーズをした。

    「あ、教科書忘れた。悪い、見して。」

    さらっと言ったコウキは何でもないように机をくっつけた。

    「うん、いいよ。」

    緊張と嬉しさで心臓がバクバクいってる。
    でもコウキは何とも思ってないことが切ない。

    隣の机をチラッと見ると、ノートの端に何か書いている。

    "好きな奴とかいるの?"

    も、もしかして私に聞いてる?しかも本人から聞かれた…!

    手が震えるのを抑えながら書いた。

    "いるよ"

    "それってさ"

    そこまで書いてコウキの手が止まり、小さな声でぼそっと言った。

    「俺じゃね?」

    動揺しながらばっとコウキの顔を見ると、赤くなりながらこっちを見ていた。

    「その顔は期待していいんだよな?」

    机の下、手が重なったのは2人だけの秘密。

    きゅん

    10

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  3. 私の彼はとってもキザ。最初は軽い人かと思ったけど、どうやら甘いことを本気で言っているらしいから、最近では耐性がついてきた。

    ホワイトデーの今日だって、

    「おはよう。今日もほんとかわいい。」

    なんて歯の浮くようなセリフを素で言っていたけれど、ホワイトデーのことなんて一言も言わなかった。

    彼でも忘れることなんてあるんだな。

    少し残念だけど、それくらいはあるよね。

    「待たせてごめん!帰ろう。」

    彼が放課後に教室まで迎えに来てくれた。

    「ううん待ってないよ。」

    「いや、そっちじゃなくて。」

    え?

    彼は何かカバンから取り出した。

    「バレンタインありがとう。」

    それはかわいいハートのチャームのついたネックレス。彼が首につけてくれた。

    「不意打ちすぎるよ…」

    顔が熱い。

    「そんなにかわいい顔してくれるの?それオレ期待するからね。」

    それから彼は甘い甘いキスをくれました。

    きゅん

    12

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  4. 「ふ〜、今日の作業はここまでかな」

    生徒会長をしているわたしは毎日放課後に仕事がある。ちょっと大変だけど、メンバーはいい子たちばかりだし、やりがいもある。

    「先輩、お疲れ様です!」
    「お疲れっすー」

    「みんなお疲れー。また明日ね」

    戸締りは会長の仕事だから、みんな先に帰って行く。

    ガチャっ

    「先輩!」

    鍵をかけたところで一個下の後輩くんに声をかけられた。彼は可愛い顔と明るい性格でうちの学年にも人気の子。

    「あれ、まだいたの?鍵は返しとくから、帰っていいんだよ。」

    「先輩、おれと帰りませんか。」

    「え?」

    「おれ、先輩に憧れて生徒会に入ったんです。遠くから見ててもカッコ良かったけど、近くで見ると、さらにかわいいって気付いちゃいました。

    他のヤツに取られる前に、おれのこと好きになってもらいます。」


    そこまで一気に言った彼は、見たことが無いような男の人の顔をしていた。

    きゅん

    8

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  5. バレンタインデーから1ヶ月。

    憧れの先生に勇気を振り絞って、手作りチョコと
    「好きです」
    と書いた手紙を渡してから、何も音沙汰がない。

    先生は理系には珍しく人懐こい雰囲気で人気があるからって、
    「好きです」
    の言葉をスルーして欲しくはなかった。

    先生の教科係である私に雑用を言いつけた先生は、今日がホワイトデーだってこと以前にホワイトデーの存在も知っているのかも怪しいところ。

    雑用が終わり、見回り途中の先生に渡す。
    「ごくろーさん」
    あっさりと去っていった先生に、耐えられなくなって、

    「好きです!
    手紙の返事、してください」

    つい、言ってしまった。
    と、同時に腕をぐいっと引っ張られた。

    「せ、せんせ‥‥?」

    「あと1年、ガマンできそーにねえよ‥‥
    お前が可愛いすぎて歯止めきかない‥‥」

    先生は熱い吐息でささやいた。

    きゅん

    16

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  6. ユウタside

    俺の幼なじみは結構モテる。
    かなりモテる。

    バスケ部のマネージャーやってて、気がきくし、何より学年1可愛い。

    だから俺は、部活中ですら気が気じゃない。

    「いつもサンキュな」
    「たすかるよ」

    前のマネージャーには、そこまでまめに礼言ってなかっただろ。

    お前も、
    「いえ、そんな」
    なんて、照れて赤くなった顔なんて見せてんじゃねーよ。

    家が隣の幼なじみで、この中の誰より早く見つけたんだ。
    とられてたまるか。

    「お前は俺だけ見てればいいだろ」

    その赤い顔、やばいくらいかわいいんだよ。
    本人は自覚ねえけど。

    そのやわらかそうな髪に、頬に、少しでも触れたくて。
    でも、どうしたらいいか分からない。

    先輩みたいにかっこよくはないけど、
    いつかは俺だけのものになってよ。

    きゅん

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  7. 私はバスケ部のマネージャー。
    部のマネージャーは私1人だから、結構忙しい。

    「なあ、ドリンクどこ?」

    幼なじみであり、部員であるユウタは何かと私に構ってくる。
    初めは周りにからかわれたりしたけど、今ではもう日常茶飯事。

    「んー?…ちょっと待って、先輩が先だよ」
    そう言って、先輩にタオルを渡した。

    「いつもサンキュな」
    優しくてみんなに慕われている先輩。
    こんな人が彼氏だったらなーなんて、思ってしまう。

    「おい」

    あ、忘れてた

    「ごめんごめん、ドリンクね」

    素早くユウタに手渡す。
    すると、ユウタはいつもの仏頂面で、

    「お前は俺だけ見てればいいだろ」

    そう言って、髪をクシャっと優しく撫でて、練習に戻っていった。

    きゅん

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  8. 放課後、私は掃除当番で他の子より少し遅めに教室を出た。
    さっきよりは空いてるけど、まだ人はちらほらいる。

    「佐藤さん」
    部活に急ぐ私に、聞き覚えのある声をかけられた。
    「先輩…」
    私に声を掛けたのは、入学したばかりの1年生でさえ知らない人はいないという、かっこいい先輩だった。

    成績優秀で生徒会長も務めてて、いつも落ち着いた雰囲気の先輩が、なんだかそわそわしている。

    「…何でしょうか?」
    どこにも接点のない私に、どうして声を掛けたのかな?
    不思議に思っていると、
    「入学式の日から可愛いなと思ってて…
    びっくりするかもだけど、付き合ってほしい。」

    みんなの視線を浴びながら、先輩は小さな紙切れを渡して、
    「初めての、本気だから」
    と囁いて、真っ赤な顔で走って行った。

    その後、紙に書いてあった番号に電話して、先輩と付き合うことになりました♡

    きゅん

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  9. 私は運動部だけど、今日は体調不良で欠席。
    どうやら熱があるみたい。

    「あれ、今日部活は?」
    突然片想いの彼から声をかけられた。
    「今日、熱あるから…」

    私は内心ドキドキしながら平静を装って返事をした。

    「ああ、午後から元気なかったもんな。」
    「えっ、気付いてたの?」

    男子の中ではよく話すほうだけど、今日はあまり接点がなかったような…

    「そりゃ、いつも見てるから分かるよ」
    「え…」
    「かなり前から好きなんだけど。
    付き合ってください」

    普段クールな彼が、顔を真っ赤にして私を見つめてきた…

    きゅん

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