ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「なんかいいよね。ロマンチックで」

    7月7日、七夕の今宵
    夜空の星を見上げながら
    隣で寝そべる幼なじみに
    声だけを向けて呟いた。

    「全然ロマンチックじゃねーよ。だって一年に一度だろ?」
    「だからいいんじゃん。会えない時間が愛を育てるって言うでしょ?」

    真っ暗で、なにも見えなくて
    風の音しか聞こえない。

    そんな中、私の左指に
    彼の右手が重なった。

    「…え?」
    「だったら俺らの愛情は、少しも育ってねーのかよ」

    呆れるくらい一緒にいる。
    今までも、きっとこれからも
    なのに一つも進展しない。
    今日までは、だけど今日からは…

    「一年に一度きりなんて、俺は絶対耐えらねー。幼なじみでもダチでもいいから、見える範囲にいてほしい」
    「…バカ」

    奪われたかった唇は
    自ら差し出すことにした。

    全然ロマンチックじゃないけど
    こういう恋も悪くない。

    きゅん

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  3. 片想い歴10ヶ月
    同じクラスになって4ヶ月
    話せるようになってから2ヶ月
    友達になれたのは最近

    少しずつ、ほんと少しずつだけど
    なんとか前進してきた恋
    なのにどうして、どうしてなのよ
    このタイミングで夏休み

    遊びに誘えるほどの仲じゃない
    あくまでもただのクラスメイトで
    たまたま隣の席になったから
    前よりは喋れるってレベルで

    友達だと思ってるのも
    私だけかもしれないし
    こうして無防備に見せる寝顔を
    じろじろ見ちゃうのも、私だけだ

    「なんで、そんなに見つめるの?」

    うっすら瞼を開けながら
    彼が小声で訊いてきた
    びっくりしたけど、授業中だし
    なんとか気持ちを静めて答える

    「私たち、友達だよね?」
    「俺は思ったことねーよ」
    「え?」

    彼は私のノートを奪うと
    殴り書きして、また眠る

    私も机にうつ伏せになった
    残されたノートを抱えて

    【夏休み、祭り行かね?全然会えないのはしんどい】

    きゅん

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  4. 職員室に日誌を届けて、玄関まで急いで向かう。
    2・14、バレンタイン。
    今日こそ【告る】と決めていた。

    今まであげてたハートのチョコは、毎年『義理』って書いていた。
    今年は好きって書いてある。でっかく『好き』って書いてある。

    下駄箱に着く最後の角を曲がりきった瞬間だった。
    誰かと衝突してしまい、気づいた時には転んでた。

    「・・いたたた」

    鞄の中から飛び出したチョコは、ちょうど真ん中で割れていた。

    ・・・告白、するなってことかな。
    瞼がだんだん熱くなる。

    「大丈夫か?」
    驚きながら振り返ると、一番会いたい人がいた。

    「好きって誰にやるつもり?」
    彼は、真顔で問いかける。
    「別にいいでしょ?誰だって。つーか、割れたから・・渡さない」

    「良かった」
    「・・え?」
    「まいこが誰かに告白するのを、阻止できたってことだろう?俺とお前がぶつかったのも、偶然なんかじゃないからな」

    きゅん

    9

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  5. 「みい」

    渋谷駅前の交差点。世話しなく人が歩く中【みい】って言葉に反応し、思わず立ち止まってしまう。
    私の名前は松本あゆみ。みんなには【あゆ】と呼ばれてる。だけど初恋のあの人だけにはなぜか【みい】って呼ばれてた。

    「気のせいか」

    見ているだけで幸せだった。最初で最後のそういう恋を、未だに時々思い出すのは、好きだと言えずに終わったせいだ。

    「みい」

    交差点を渡り切ったところで再び【みい】って声が聞こえて、同時に私の目の前に初恋の人が現れた。

    「あ」

    ビビビと電流が走って、運命だと確信をする。だってそうでしょ?こんな人込みで、地元じゃないのに再会してる。

    「やっぱりそうだ!久しぶり」

    そう言いながら肩に触れる。その左手には銀色に光る結婚指輪がついていた。

    「…あ」

    初恋は初恋のままで。
    誰かが言ってたような気がする。だけど私は三十路の私は…

    「先輩、飲みに行きません?」

    きゅん

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  6. 神様はいた。ちょうど一週間前、たまたま通りかかった神社で、なんとなくお願いをした。
    会いたい人がいる。会わせてほしいと…

    【綾花・あやか】東京で働くOL
    【慎也・しんや】合コンで綾花と再会する
    【和也・かずや】慎也の双子の弟

    小さい時に同じ町で過ごした三人。突然の転校で綾花と双子の兄弟は、離れ離れになってしまった。

    それから十年以上の時を経て再会。止まってた時計が再び動き始めた。

    《どっちか選べよ?約束だろ?》
    意地悪でクールな兄の慎也

    《俺は会いたいと思ってたから》
    ひたすら優しい弟の和也

    迫られる選択に綾花が出した結論は?!

    【無邪気な約束】衝撃のラスト

    「神様なんていないんだよ」
    「ずっと綾花を騙してた」

    きゅん

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  7. 神様はいた。ちょうど1週間前、たまたま通りかかった神社で、なんとなくお願いをした。
    会いたい人がいる。会わせてほしいと――

    【綾花・あやか】東京で働くOL
    【慎也・しんや】合コンで綾花と再会する
    【和也・かずや】慎也の双子の弟

    小さい時に同じ町で過ごした3人。突然の転校で綾花と双子の兄弟は、離れ離れになってしまった。

    それから10年以上の時を経て再会。止まってた時計が再び動き始めた。

    《大きくなったら結婚しよう》
    ほのぼのとした過去の想い出

    《どっちか選べよ。約束だろ?》
    仲良しではいられない現実

    迫られる選択に、綾花が出した結論は?

    【無邪気な約束】衝撃のラスト
     
    「神様なんていないんだよ」
    「ずっと綾花を騙してた」

    きゅん

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  8. 俺の名前は【長谷川かずや】、高校2年の春に出会った【青井】に一目惚れをした

    色素の薄い茶色い髪、透明みたいに白い肌

    まるで天使みたいな奴――

    だから思わず手が伸びる

    触ってしまう、キスしてしまう

    青井は抵抗しなかった

    ――だけど俺には彼女がいる

    別れようと何度も思うが、【青井】がそれを許さない

    「一瞬の気の迷い」だと、そう言って必死に止めた

    だけど俺は別れることに――

    なのに青井は姿を消した

    探し続けること5年――そこから物語がはじまる

    過去の記憶と現在が交互に描かれていく中、ようやく青井に会えた時、全ての謎が明らかに――

    「別れないで」と言った訳は?
    突然青井が消えた理由は?

    続きは【俺が愛した青井の話】

    ちょっと切ない純愛です

    きゅん

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  9. 「これ、やるよ」

    わざわざ私の教室に幼なじみがやってきた

    家に帰れば隣近所、ほとんど毎日会ってるのに…

    「なに?」首を傾げて手を差し出すと、飴玉を1つだけ渡す

    「え?」と思わず笑った私を、真剣な顔で見つめてた

    「もうすぐ学校終わるんだから、帰ってからでも良かったじゃん?」

    「今じゃなきゃダメだったんだ。お前放課後呼ばれてるだろ?」

    今朝学校に着いた時、下駄箱に紙が入ってた

    《放課後屋上で待ってる》差出人は先輩だった

    「終わったら普通に帰るよ」
    「お前どうするつもりなの?」

    私が好きなのはコイツだ
    だけどきっと叶わない恋

    こんなにいつも一緒にいるのに何もされない
    、言われない

    「考え中」

    こんな駆け引き意味がない
    それでも言ってみたくなる

    「俺の気持ちは伝えたからな!帰ったら返事聞かせろよ」

    飴玉にふと目を向けた

    小さく《好き》って書いてあった

    きゅん

    8

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  10. 「おめでとうございます」

    高校3年卒業式

    そう声をかけてくれたのは、1つ年下の山田くん

    同じテニス部に所属していた

    【王子様】と呼ばれる存在

    こうして2人で話をするのは、引退してから初めてだ

    忘れようと思ってたのに、まさか会いに来てくれるとは……

    「ありがとう!わざわざそれを?」私が首をかしげると「ボタンもらいに来たんです」そう言ってにこりと笑った

    「え?」と一瞬驚いて「ブラウスの?」って聞き返す

    すると「無理っすね」と笑い、だんだん距離を詰めてきた

    「え?!なになに?どうしたの?」

    戸惑う私を捕まえて、耳元で小さくつぶやく

    「だったら外す権利を下さい。ブラウスのボタン全部です」

    きゅん

    27

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  11. 「誰か待ってんの?」下駄箱で声をかけてきたのは幼なじみの拓也である

    2年ですでにバスケ部エース、自慢の男友達だ

    「まーね」
    「なになに?まさか告白とか?」

    腹を抱えて笑いながら、なんだかとても嬉しそう

    こんな姿を見るたびに、いつも思い知らされる

    【幼なじみ】だ、私達

    今までもずっと……これからも

    「まーね」
    「お前……本気で言ってんの?」

    急に真面目な顔を作って、白々しいにもほどがある

    なんとも思ってないくせに、焦った素振りは必要ない

    ほんとは拓也を待っていたんだ

    部活がないって噂で聞いた

    「ちょっと来い!」私の腕を引っ張って、人気のないとこへ連れてく

    「なに?」と驚く私を無視して「いいよ?」と背筋を伸ばしてる

    「え?」

    「お前が告白する相手なんて、俺以外にはいないだろ?」

    「はぁ?」

    「違うの?……だったら止めとけよ。つーかそんなの許さない」

    きゅん

    32

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  12. 放課後――日誌を出しに職員室に向かう途中で担任と行き合った

    「はえーよ」先生はそう言いながら私の元へ歩み寄る

    好きな人だ――完全なる片想い

    「頑張って早く書いたんです!」

    そう言って押しつけた

    いつもならこのタイミングで頭をポンポンしてくれる

    だけど今日はしてくれない

    その為に頑張ったのに

    「教室行こうと思ってたんだ」

    「……忘れ物ですか?」

    ガッカリしながら質問した

    「お前がいると思ったから」
    「……え?」

    「教室にお前がいると思ったから!」

    照れくさそうに2回言った

    聞こえてますよ、聞こえてます

    聞こえたうえで聞き返した

    「な……なんで?」

    「言えねぇーから……察してよ?」

    そう言ってにこっと笑った

    「言ってくれなきゃ……分かりません」

    するとドン――私を壁に押しつけた

    「だったら態度で示そうか?」

    きゅん

    12

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  13. 徒歩20分の道のり――毎日家まで送ってくれる

    校門を出ると手を差し出す

    私はその手を無言で握る

    犬を散歩するお婆さんに、「お似合いねー」声をかけられた

    「そうなんです!すげー好きなんです!」

    隣で《タクト》が笑顔で答える

    誰から見てもラブラブな2人

    だけど私達は………【ニセモノ】

    「いちいちドキドキしてんなよ?」

    「それはこっちの台詞です」

    【恋愛ゲーム】の真っ最中

    「あやのが絡むと気になるんだよ!」

    《山崎タクト》VS《田中あやの》

    「タクトは落ち込むことないよ?」

    プライドをかけた真剣勝負

    つづきは……

    【ドキっとしてはいけません!】

    きゅん

    5

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  14. 「夏希!」

    帰ろうとした瞬間に、クラスメイトに呼び止められた
    彼の名前は【大地】
    私の好きな人であり、友達の好きな人でもある

    「どうしたの?」

    「……好きなんだ」

    知ってるよ、ずっと見てきた
    今まで死ぬほど目があった

    「ごめん」

    「分かった」

    「ちょ……ちょっとあっさりしすぎじゃない?」

    「だって期待してなかったし」

    「そっか」

    これで終わってしまうんだ、大地の恋も私の恋も……

    「夏希……好きなんだ」

    「なにそれ?さっきも聞いたけど」

    私は思わず吹き出した

    「これは来年の分だから、返事は1年後に聞くよ」

    「好きな人なんて……変わるよ」

    「オレは絶対変わらない。もし来年もフラれたら、また告白して1年待つ」

    「……うざい」

    すると大地も笑ってた

    「うざいよな、でも好きだよ」

    きゅん

    16

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  15. 同じクラスの佐原くんに、屋上に呼び出され告白された

    返事は後でいい――

    そう言って去っていった彼の背中を見送ると、すぐに達也が現れた

    「モテる女は辛いね?」

    幼なじみだ

    そして私の好きな人

    「盗み聞き?」
    「ちげーよ!オレがいたら、お前らが来たの!」
    「あっそ!」

    私が告白されたのに、顔色ひとつ変えてない

    友達なんだ

    分かっているけど、腹が立つ

    「好きだなんて、簡単に言ってほしくないよな?」

    「簡単に言ったわけじゃないと思うけど?」

    思わずムキになる

    断るつもりでいたけれど、付き合っちゃおうかな?って気持ちにもなる

    佐原くんには悪いけど……

    「15年片想いしたら、告白していいって法律があればいいのに!」

    意味不明だ

    「なにそれ?さすがに長すぎでしょ?」

    「だったらオレは、もうすぐだ!」

    「は?」

    「もうすぐ、お前に告白できるよ!」

    きゅん

    12

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  16. 「元気ないっすね?」

    そう声をかけてきたのは、後輩の林くんだった

    「そう?」

    本当は当たってる

    1週間前に別れたばかりだ

    「オレ、分かるんすよ。そーゆーの!」

    「へー、ってなにもないから!」

    だけど話すつもりはない

    口に出したら涙腺崩壊

    きっと止まらなくなってしまう

    「別れたんすか?」

    「だから!違っ」

    あまりのしつこさに、背中でも叩いてやろうと手をあげた

    だけど呆気なくブロックされ、逆にその手を握られた

    「ん?」

    いつも優しい林くん

    強引な感じは初めてだった

    「別れてないなら、別れろよ。」

    「は?あはは、なに言ってんの?」

    突然のタメ語と真剣な表情

    私はただ、笑うしかなかった

    「待ちますよ、気持ち変わらないんで!フラれても、ずっと好きっす!」

    フラれても好き宣言

    こんなに嬉しい告白は、きっと最初で最後だろう

    きゅん

    16

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  17. 「遅い!」

    放課後、下駄箱で待っていたのは幼なじみのトオル

    私達は毎日一緒に帰ってる

    別に特別な理由なんてない

    家が隣同士で、小さい時からそれが当たり前だった

    だから疑問に思った事なんてなかった

    今日までは

    「もう待たなくていいよ?」

    「はぁ?」

    「すっごい噂になってる!告白されたんだって?」

    「あぁ……」

    「もちろんオッケーしたんでしょ?」

    「してねぇー。」

    「なんで?可愛いって言ってたじゃん?」

    「……なんともないんだな!お前!」

    「どうゆう意味?」

    「オレが告白されても!」

    何ともない

    わけがない

    「うん。」

    すると……ドン

    私を壁に押しつけた

    「気づけよ!バカ!」

    「……こっちのセリフだ!」

    私達は、その日初めて手を繋いで帰った

    きゅん

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  18. 「これ、ありがと!」

    教科書を持って私の元へやって来たのは幼なじみの健

    昔っから忘れっぽくて、年中借りに来ては返しに来る

    そのたびにクラスの女子がザワザワする

    「取りに行くから来るなって言ったでしょ?」

    「いいじゃん!別に!」

    「よくない!」

    健はかなりモテる

    だからここに来るたび、いいなと言われて紹介して頼まれる

    今までなんとか誤魔化してきたけどさずがに限界だ

    「ねぇ、番号教えてよ!」

    ほらね、直接聞かれてる

    「あぁ、ゴメン!無理!」

    「なんで?彼女いないんでしょ?」

    聞き耳をたてながら返してもらった教科書を開き、読むフリをして見せた

    「今日できる!」

    なんだと?

    もうすでに他の女子にコクられたのか?

    そんなの一言も聞いて…

    「65ページ!」

    その時、私を見ながら突然呟いた

    訳の分からないまま言われたページを開く

    【いい加減、彼女になれよ!】

    きゅん

    21

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  19. 運動神経の悪い私はちょっとした段差で転ぶ

    そのたびに手当てをしてくれるのは幼なじみの陽介だった

    「お前はさー、昔っから変わらねぇよな!」

    そう言って傷口を叩いた

    「痛!なにすんのよ?!」

    「ちょっとは気をつけろよ?! 毎回毎回オレがいたから良かったけど……」

    私が転ぶ時、いつもそこには陽介がいる

    「素晴らしい偶然に感謝!」

    「偶然なんかじゃねーよ!」

    「え?」

    「見てんだよ!いつも!」

    「なんで?」

    「なんでって……お前に触れていいのはオレだけだから!」

    小さい時からずっと一緒にいた

    なのに初めて見る表情だった

    「なに言ってるの?」

    「お前はさー、昔っから変わらねぇよな!ドジで鈍感で……可愛くて、たまらねぇー。」

    「……陽介も変わらないね!」

    「オレ?」

    「私に負けないぐらい鈍感!」

    私が転ぶのはいつも、陽介の元に走っている時だ

    きゅん

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  20. 私の幼なじみは、かなりモテる
    何をやっても小さい頃からいちいち格好いい

    「よし!決まった!」
    パスが回ってくれば必ずシュートを決める

    「見た?」
    そして絶対、私に聞いてくる
    見てるよ
    当たり前じゃないか

    私が笑顔で頷くと、彼はウインクしながら
    手をピストルに見たてて撃ってくる

    昔からそうだ
    彼のくせ
    私はこれが、たまらない

    「あんたはいいよね?あんなに格好いい子と幼なじみで!」

    クラスの女の子にひがまれる事もしばしば…

    でも全然平気だ
    彼の幼なじみで本当に幸せだ

    「あのくせ…私にもやってほしいな。」

    なんだと?
    それはダメだよ!それだけはダメ!

    そう思ったけど言えるはずもなく
    女の子は幼なじみを呼びつけた

    「ねぇ、私にもあれやってよ?」
    彼は誰にでも優しい
    だから断るわけがない

    「あれは無理!俺がハートを撃ち抜きたいの
    コイツだけだから…」

    撃ち抜かれたよ、完全に

    きゅん

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  21. 高校卒業間近の3月に
    私は今の旦那に告白した

    その勇気をくれたのは
    クラスメイトで1番仲の良かった男友達
    春馬だった

    「ずっと好きだったのに言わないつもり?」
    「…」
    「フラれるのが怖いから?」
    「…」
    「このまま卒業したら、どっちにしろ会えないよ?だったら言っといた方がよくね?」

    私の好きな人は東京に行くと言っていた
    フラれても気まずくなることはないし
    偶然会うことも絶対にない

    でも…

    「大丈夫だよ!お前可愛いから…」
    そう笑って、私の頭を軽く叩いた

    「ありがと…私、行ってくるよ!」
    春馬が可愛いと言ってくれたから自信がついた

    「もしフラれたら戻って来い!俺はここいるから…」

    私は頷き、好きな人のに元に向かった
    そして屋上には戻らなかった

    それから数年後…
    春馬が私を好きだったと知った
    私が結婚するまで諦めなかったと聞いた

    あの時戻ってたら
    どんな未来が待ってただろう

    きゅん

    18

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