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  2. 彼女はいつも偽りの表情を浮かべる

    表情が乏しい

    そう言ってしまえば簡単だ

    「関係ないから。」

    そう突き放す言葉を放ち、人を寄せつけない

    でもその言葉に傷つき、悲しんでいるのはキミ自身だ

    自ら孤独を選ぶキミは、俺にはいつも孤独に怯え、苦しんでいるように見えた

    「俺は、夏音を一人になんてさせない。」

    俺の言葉に戸惑い、少しだけ安心したかのような顔をするキミは、俺にしてみれば誰よりも感情豊かだ

    うっすら涙を浮かべたキミは、強がりなのか涙を見せまいと俺に背を向ける

    ゆっくりキミに近づき、震える肩を包み込むように腕を回す

    抱きしめずにはいられなかった

    「責任…とりなさいよ…。」
    「俺は嘘はつかないよ。」

    その後2人は向き合い、キミは本物の笑顔で俺に微笑んだ…

    きゅん

    4

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  3. キーンコーンカーンコーン

    放課後の始まりを告げるチャイムが鳴り響く学校
    誰よりも早く教室から出ていく彼女は俺の大事な子だった

    俺が高校で出会った彼女は、笑顔がとてもかわいく、誰にでも優しい、そんな人だった

    でも、どうしてしまったんだろう…
    ある日をきっかけに彼女は変わってしまった
    笑わなくなってしまった…

    そんな彼女の後ろ姿を見て「はぁ…」とため息をつく

    話しかけても冷たく突っぱねられ、彼女の笑顔を奪ったのは自分なのではないかと日々考えてしまう

    また、いつかあの明るい笑顔を向けてくれる日は来るのかな?
    そのとき、俺は君の隣にいることはできるのかな…?

    俺はこんなにも君のことを大切に思ってるのに…
    どうして伝わらないんだろう…

    「大好き…」

    俺はそんなやるせない気持ちを、暗くなり始めた空を仰いで自分の愚かさを噛み締めることしかできなかった…

    きゅん

    7

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  4. 七夕祭りの帰り道

    隣にいる幼なじみの結弦を、もう幼なじみとして見れない
    好きなんだもん

    お祭りで書いた短冊に
    “幼なじみをやめれますように”
    って書いてきた
    だけど、お互い何を書いたかは話していないから、これからも幼なじみのままなんだろう

    『なぁ瑞季。』
    『なに?』
    『幼なじみやめたいの?』
    『えっ…。』

    まさか、見られた…?

    『俺、瑞季になんかした?俺といるのつまんなくなった…?』

    違う…そうじゃない…
    この想いを伝えたら離れていっちゃうかもしれないけど、伝えないとね

    『幼なじみはもう嫌…。 ごめん。好きになっちゃった…。』

    そう話すと結弦は一瞬驚いたような顔をして、私を抱き締めた

    『バカ…。先に言うんじゃねぇよ。俺も好きだよ。』

    その言葉に涙が溢れ、再び帰路についた私たちの手は家に着くまで離れることはなかった…

    きゅん

    7

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