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  1. 21件ヒットしました

  2. 「あー、想像通りに描けない!」

    私は机に突っ伏した
    私自身も私の周りも絵の具だらけだが、片付ける気にもなれない

    「根を詰めすぎ、休憩しようぜ?
    お前の好きなカフェオレがあるぞ」
    「そろそろ休憩しませんか?
    君が好きなドーナツ、ありますよ」

    声がする方を見ると、同級生がカフェオレを、先輩がドーナツを持って立っていた

    「なんであんたがいるんだよ」
    「それは此方の台詞です」

    同級生と先輩の周りの空気が少しピリッとした気がする

    「先輩、忙しいんじゃないですか?」
    「君こそ、今度のコンテストに出す絵は描き終わったのかい?」

    同級生と先輩はニコニコしながら会話している
    カフェオレにドーナツ、早く食べたい
    そう思った私は行動した

    「先輩に同級生くん」
    「何?」「はい?」

    2人が此方を向いた瞬間、私は2人の手を取る

    「3人で休憩しましょ」

    私がニコリと笑うと、2人は少し顔を赤くした

    きゅん

    5

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  3. 「ねえねえねえ!」

    私は目の前にある背中に抱きつく

    「うわっ!」

    不意打ちだった為か、私に抱きつかれた彼氏はふらつく
    だが男の子だ、倒れない

    「ちょっと、危ないでしょ」

    彼は呆れながら言うも、耳は少し赤い

    「だって君が大好きなんだもん!」

    私は彼をより、ぎゅうぎゅう抱きしめる

    「ちょっ、ここ、は、公共の、場…!」

    彼はさらに顔を赤くさせ、私を離そうとする
    でも私は意地でも離れない
    だって

    「今日、告白されてたでしょ」

    彼はピタリと動きを止める
    私はもっと抱きしめた
    彼が私から離れないように、ぎゅっと

    「…隠し事して、不安にさせてごめん
    でも僕は君が大好きなんだ
    どうしたら、いい?」
    「手を繋いで、頭撫でて、もっと好きって言って」

    ワガママなのは分かってる
    でも、今日は甘やかされたいんだ

    「大好きな君の為ならいくらでも」

    そう言って彼は私の手を握った

    きゅん

    3

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  4. 「ねぇねぇ」

    幼なじみは私の顔を覗きこむ

    「手、繋ご?」

    幼なじみは私の手をそっと握る

    「暖かいね」

    幼なじみはへらりと笑う

    「飴、食べる?」

    幼なじみは綺麗な飴玉を私に見せる

    「食べたい?」

    幼なじみははにやにやしてる

    「はい、あーん」

    幼なじみの顔が近づく

    「ふふっ、美味しいでしょ」

    飴玉を口の中で転がす私を見て幼なじみは嬉しそう

    「顔、林檎みたい」

    幼なじみは私の頬を撫でる

    「可愛いよ」

    幼なじみはそっと私に口づける

    「飴、貰っちゃった」

    幼なじみはころりと口の中で飴を転がす

    「その怒った顔も可愛い」

    幼なじみはくすりと笑う

    「やっぱり甘くて美味しいな」

    幼なじみは私の手を引いて歩く

    「飴も、君も」

    幼なじみの耳は真っ赤だった

    きゅん

    8

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  5. 「ねぇ、横抱きって憧れない?」
    「女の子らしく、お姫様抱っこっていいなよ。」

    幼なじみは呆れながらそう言う。
    同じ意味なら別によくないか?
    そう思いながら、私は幼なじみを見る。

    「だから、横抱きして。」
    「…仕方ないな。」

    幼なじみはため息をつきながらも了承してくれる。

    「じゃあ、いくよ。」
    「ひぎぃ!?」

    その言葉と共に私の体はふわりと浮く。
    私は思った以上に怖くて、変な声が出る。
    周りは珍しげに私達を見る。

    「君の願いを叶えたから、次は僕の願いを叶えてよ。」

    いきなり幼なじみが耳もとで言うから、体がビクリと動く。

    「ねっ、願いって…?」

    私た吃りながらもそう言う。
    すると、幼なじみはニヤリと笑ってこう言った。

    「僕の彼女になって。」

    その瞬間、唇に柔らかいものが当たる。

    「公開告白、憧れてたんだよね。」

    そう言った幼なじみの言葉は周りの声に掻き消された。

    きゅん

    20

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  6. 「あいつと何してたの?」
    「話してただ、いっ…!」

    放課後の廊下。
    後ろには壁、前には彼氏。
    両手首を彼の手によって、壁に押し付けられる。
    それが痛くて、涙が出る。

    「その顔、ゾクゾクする。」

    そう言って、彼は私の頬を伝う涙をペロリと舐める。

    「んっ…。」

    私は思わず声が漏れる。

    「その声も、最高…。」

    彼は顔を少し赤くさせながら言う。
    そして、彼は私の唇を強引に奪う。
    彼からの口づけの雨が私を襲う。

    「…はぁ、……やめ…。」
    「本当は君……に近づく男は……ん。
    全員……殺したいけ…ど、駄目。」

    私は苦しくなってきて少し抵抗する。
    でも、口づけの雨はやむどころかより激しくなる。

    「殺してたら…はぁ、切りが…ない。
    だから…、監禁さ……せて?」

    彼は妙に熱っぽい瞳で私を見る。
    私は言われるがままに頷く。

    嗚呼、また私は彼の狂った愛に溺れていく。

    きゅん

    18

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  7. 「ねぇ。」
    「やっぱり、格好いい…。」
    「ねぇってば。」
    「2次元最高…。」
    「この、おたんこなす!!」

    その言葉を聞いて私は顔をあげる。

    「あれ、なんであんたがいるの?」

    確か、さっきまで誰もいなかったはずだ。

    「迎えに来たんだよ、この間抜け!!」

    幼なじみは私を叩く。

    「何回も呼んだのに気づかないなんて…。」
    「ごめん、乙女ゲームに没頭してた。」
    「ほんと、宇宙で1番可愛い僕を無視するのは君くらいだよ!」

    幼なじみはぷくーと頬を膨らます。

    「っていうか、ゲームをなんで学校でやってるの?」
    「早く攻略したいから。」

    私は帰る準備をする。

    「…攻略対象って2次元だけなの?」

    幼なじみは俯いて言う。
    その表情は読み取れない。
    すると、いきなり幼なじみは顔をあげて私の唇を塞ぐ。

    「たまには3次元の宇宙で1番可愛い僕でも攻略してみろ、ばーか!!」

    その顔は真っ赤だった。

    きゅん

    13

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  8. 「誰ですか、あの人。」

    幼なじみは私を睨む。
    逃げたいが、世にいう壁ドンをされているので逃げられない。
    私はなんだか面倒臭そうなので黙り込む事にした。

    「………。」
    「告白されましたよね。」

    黙り込む私を無視して、幼なじみは次の問いを投げつける。
    今日、クラスメイトから告白をされた。
    幼なじみが好きだから断ったけど…。
    でも、偶然それを幼なじみが見ていたのだ。

    「黙り込むつもりですか。」
    「………。」
    「いいでしょう、君が口を開けないのなら無理矢理にでも開けるまでです。」

    そう言って、幼なじみは私の首筋を指ですっと撫でる。

    「にぎゃ!?」

    私は恥ずかしさのあまり声が出る。

    「ふふっ、やっと口を開きましたね。」

    幼なじみはクスクス笑う。

    「…なによ。」

    私は赤くなった顔で幼なじみを睨む。

    「いや、改めて君が好きだなって思いまして。」

    幼なじみは満面の笑みで言った。

    きゅん

    21

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  9. 「先生、眼鏡掛けて下さい!」
    「やだ。」
    「先生、眼鏡は萌えの象徴で…。」
    「うるさい。」

    先生は何回も言った私の願いを叶えてくれない。
    私はぷくーと頬を膨らます。

    「じゃ、5秒以内に俺をきゅんとさせたら掛けてあげる。」

    先生もそろそろ本気で鬱陶しいのだろう。
    無理難題をニタニタ笑いながら言う。

    「5…4…。」

    先生はカウントダウンを始める。
    どうする、どうする私…。

    「3…2…。」
    「えいっ!」
    「うわっ!?」

    私は先生を押し倒した。
    巷で噂の床ドンというやつだ。

    「どっ、どうですか…?」

    先生と視線が絡まる。
    そして、顔が近い。
    鼓動が速くなる。
    顔も赤くなる

    「……完敗。」

    そう言って、先生は自分の方へと私の頭を押し付ける。
    そして、唇が重なった

    「今日から、俺の眼鏡を掛けてる姿を見れるのはお前限定。」

    先生は大人な笑みでそう言い、もう一度私にキスをした。

    きゅん

    39

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  10. 「あー、後輩くんの馬鹿野郎!!」
    「誰が馬鹿なんですか。」
    「ひぎぃ!?」

    いきなり後ろから頭をグリグリとされるので変な声が出る。
    後ろを振り返ると後輩くんがいた。

    「スポーツ万能イケメン野郎に答える筋合いはない!」
    「それ、誉めてるんですか。
    それとも、貶しているんですか。」

    後輩くんは私のほっぺをむにーと伸ばす。

    「………くくっ、あはははは!」

    後輩くんは私の顔を見て、盛大に笑う。
    私は後輩くんの反応を見て、むすっとする。

    「……で、なんで俺を馬鹿なんて言ったんですか。」

    後輩くんはほっぺから手を離して、優しい笑みで言う。
    そんな目で見られたら答えるしかないじゃんか。

    「………だって、後輩くんの格好いい姿を女子に見られてるから。」

    その瞬間、私は抱きしめられる。

    「そんなの先輩に見られたいから格好つけてるに決まってるでしょ。」

    後輩くんの耳は真っ赤に染まっていた。

    きゅん

    55

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  11. 「本当にありがとう!
    「あぁ、感謝しろよ?」

    私は今、絵を描いている。
    幼なじみはイケメンだから、モデルを頼んだ。

    「次はこのポーズ!!!」

    私は少女漫画を見せる。
    水も滴るいい男風のポーズだ。

    「…今回だけだぞ。」

    なんだかんだで優しい幼なじみ。
    だから、好きなんだ。

    「しかし、いつも他の部員もいるのになんで今日はいないんだ?」

    幼なじみはふと、思い出したように言う。
    しまった、言い訳を考えておくんだった。
    他の部員は私に気を使って私達を2人きりにしてくれたのだ。

    「あの、えっと…。」

    焦る私に対して、幼なじみは何故か私に近づいてくる。

    「時間切れ。」

    次の瞬間、幼なじみによって私の唇は塞がれた。

    「なっ…!?」
    「いい加減、俺を好きって言ってもいいんじゃない?」

    幼なじみは余裕の笑みで言う。
    だから、私も返事の代わりに幼なじみにキスをした。

    きゅん

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  12. 「会長、なんであいつにあんな事されたの。」
    「すいません…。」

    私は今、壁ドンをされている。

    「だから、いつもあいつには気をつけろって言ったでしょ。」

    あいつとは副会長のこと。
    会議中、私は副会長に不意を突かれてキスをされた。
    書記兼彼氏様はばっちりそれを見ていた。

    「ばーか。」

    彼氏様は私の顎を持ち上げ、私の唇を指でなぞる。

    「んっ…。」

    私は思わず声を漏らす。

    「…あーもう、会長可愛すぎ。」

    その瞬間、彼は照れを隠すように私の唇を塞いだ。

    ガラッ

    「えっ、会長、書記と何してるの。」

    ドアの先には副会長。
    彼氏様が彼の唇を離した瞬間だった。

    「会長は僕のものなんで、当たり前の事をしているだけです。」

    彼氏様は私を抱きしめる。

    「……じゃ、奪い取るまでだ。」

    副会長は不適に笑った。

    「僕と会長の間に隙なんてないから。」

    彼氏様の言葉に私は顔を赤くした。

    きゅん

    63

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  13. 「さぁ、練習も終わった事だし帰るか…。」

    先輩は欠伸をしながらそう言った。
    そんな姿も格好いい…。
    いやいや、今日こそやってみせる!

    「先輩、待って下さい!」
    「………ん?
    あぁ、後輩ちゃんじゃない。」

    先輩は振り返りそう言う。
    私は先輩が好きだ。
    でも、いつも告白しようとしては恥ずかしくて何も言えないまま失敗する。

    「あっ、あの…。」
    「どうしたの、後輩ちゃん。」

    先輩の顔を見るといつもみたいに恥ずかしくてなにも言えなくなる。

    「なっ、なんでもないです…。」
    「そう?」

    先輩はそう言って歩き出す。
    でも、やっぱり今日こそは…。

    「先輩!!
    す、好き……好きです!!!」
    「………えっ?」

    私はついに言った。
    でも、恥ずかしくて頭が真っ白で。
    すると次の瞬間、私の唇は塞がれた。

    「俺も後輩ちゃんが大好きだよ。
    だから俺の彼女になって?」

    先輩はとびきりの笑顔でそう言った

    きゅん

    11

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  14. 「君は馬鹿、本当の馬鹿、世界一の馬鹿。」
    「ごっ、ごめん…。」

    私は運んできてくれた同級生に謝る。
    熱があるのに無理をして部活に参加したら倒れたのだ 。
    保健室に先生はいなかった。

    「なんで、こんなになるまで無理するの?」

    同級生は切ない顔でそう言う。

    「だって、私下手くそだからみんなの足引っ張らないように沢山練習しなきゃいけないし…。」

    私は練習が出来ないのが悔しくて涙が出てくる。

    「だからって無理して自分の体を壊したら元も子もないよ!」

    同級生は私を強く抱き締める。
    私の涙は止まらない。

    「…お願いだから、もうこんな事しないで。」

    同級生は震える声でそう言った。

    「本当にごめ…。」
    「君は馬鹿だから仕方ないけど、1回だけ見逃してあげる。」

    同級生は私の唇を塞ぐ。

    「次、こんな事したら…。
    これだけじゃすまないから。」

    同級生は耳もとでそう呟いた。

    きゅん

    11

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  15. 「本当、先輩は格好いいよね。」
    「わかったわかった。」

    私は幼なじみに先輩の写真を見せる。
    この会話は何回しただろうか。

    「っていうか、幼なじみの弁当美味しい。」
    「君のも食べれない事はないよ。」

    私達はいつも互いの弁当を交換して食べる。
    ちゃんと2人共、手作りだ。

    「でも、先輩の手作り弁当も食べてみたい。」

    この台詞も何回も言った。
    今日もいつも通り“はいはい。”って幼なじみが言うのかと思った。

    「…先輩、先輩ってそんなに先輩が好きなら告白しなよ。」

    幼なじみはむすっとする。

    「別に先輩は憧れであって、好きじゃないもん。
    本当に好きなのはあんただもん。」

    私はニコニコ笑って言う。

    「あぁ、もう。
    かわいすぎでしょ。」

    その瞬間、幼なじみは私の唇を塞いだ。

    「僕も大好きだから。」

    幼なじみは顔を真っ赤にさせて言った。

    きゅん

    13

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  16. 「せっ、先輩がしゅきです!」
    「……はっ?」

    しまった、噛んだ。
    私は気を取り直してもう一度言う。

    「しぇんぱい!」
    「……君って馬鹿?」

    また噛んだ…。
    私は恥ずかしくなって俯く。

    「すっ、すいません…。」
    「でも可愛いと思う。」

    先輩は私の顎をくいっと持ち上げる。
    私は慌てて目を逸らそうとするが先輩は逸らさせてくれなかった。

    「ねぇ、最近の僕はおかしいんだ。
    君を見てるとドキドキしたりする。」

    先輩は更に顔を近づける。
    私の顔は茹で蛸状態だった。

    「しかも、君に好きと言われて喜んでる。」

    その言葉と共に、先輩は私の唇を塞いだ。
    私の顔は茹で蛸以上の赤さになる。

    「こんな事もしたいって思う。」

    先輩は熱っぽい目で私を見る。

    「ねぇ、この気持ちは何なの?」
    「……好きって気持ちじゃないですか?」

    その瞬間、先輩は少し笑って私の唇をまた塞いだ。

    きゅん

    15

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  17. 「本当、後輩くんは背が高いよね。」
    「先輩が小さすぎるんです。」

    後輩くんは笑いながら私の頭をポンポンとする。

    「私もいつかは主役を演じたいなー。」
    「先輩は小さすぎるから、やっぱり主役より妹役などの方が似合いますからね。」

    私達は演劇部。
    今は昼休み。
    私達は購買で偶然会ったのでいっしょに食べる事にした。

    「でも、僕は先輩の演技に惚れてこの部に入ったんです!」
    「褒めても何も出ないよ。」

    私は素っ気なく返すがこれは照れ隠し。

    「あっ、先輩の顔が赤くなってる。
    可愛いですね!」
    「……この天然タラシが。」
    「先輩何か言いました?」
    「いや、何も。」

    私はもう赤くなった顔を見られたくないのでそっぽをむく。

    「あっ、先輩!」
    「今度はな…ん。」

    その瞬間、私は彼に唇を塞がれる。

    「隙ありです。」

    彼は悪戯っ子の笑みで言う。

    嗚呼、彼には一生勝てない。

    そう思った。

    きゅん

    9

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  18. 「先生、大好きです!」
    「うわっ!?」

    私がソファに座りまったりしていると急に後ろから物体が抱きついてきた。

    「ちょっ、生徒が先生に抱きついたりしたら変な噂が流れるでしょうが。」
    「大丈夫ですよ、先生。
    僕達は学校公認の仲なんで!」

    私は彼を離そうとするがさすが男子高校生。
    力では全然敵わない。
    彼は満足したのか私から離れて私の隣に座る。

    「っていうか、先生は年上の人がいいの。
    君みたいなお子ちゃまとは付き合いません。」

    そう言った瞬間、彼は私を強く抱きしめた。

    「ちょっ、いい加減に…。」
    「いい加減にするのは先生です。」

    彼と目線が絡む。

    「先生はいつも僕の告白をおふざけととらえる。
    でも、僕は本気です。
    僕を男として見れないなら今ここで振って下さい。」

    彼の真剣な目に私は戸惑う。
    顔もどんどん熱くなる。

    「その顔、反則ですよ…。」

    その瞬間、彼は私の唇を塞いだ。

    きゅん

    5

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  19. 「さっすが幼なじみ、愛してるー!!!」
    「ハイハイ、僕も愛してる。」

    降水確率100%だったのに、傘がない私は偶然鉢合わせた幼なじみの傘に入れてもらった。

    「ったく、僕とたまたま鉢合わせたから良かったけど…。」

    そう言いながらも入れてくれる幼なじみ。
    ふと、幼なじみの方を見ると左肩がかなり濡れていた。

    「ちょっ、肩が濡れてるじゃん!
    私はいいから…。」
    「君、僕より自分の事を心配したらどうなの?」

    幼なじみは私を見る。

    「いつもいつも人の心配ばかりで自分の事は後回し。
    今日だって、君は雨が降ってるのに傘を友達に貸すし…。」

    あっ、知ってたんだ。

    「でも、そんな君だから僕は好きなったんだろうね。」
    「……へっ?」

    私は一瞬、思考が停止した。

    「“へっ?”じゃないよ。
    好きでもなきゃ、僕は君と相合い傘なんてしてないから。」

    その言葉と共に繋いだ手はとても暖かった。

    きゅん

    8

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  20. 「先輩は真面目だなー。」
    「後輩くんがサボってばかりだからでしょうが。」

    私達、放送部は2人1組でいつもお昼の放送をしている。
    だが、後輩くんは私を眺めているだけで手伝おうともしない。

    「じゃ、私はクラスに戻るから。」
    「えー、もう少し喋りましょうよ。」
    「私は忙しいの。」

    そう言って放送室を出ようとした。

    「先輩って本当に鈍感ですよね。」

    その瞬間、私の体が止まる。

    「不思議だと思いません?
    放送のペアは毎回替わるのに何故か先輩は毎回僕といっしょって。」

    確かに言われてみたらそうだ。

    「先輩が好きだから部長に頼み込んでるんだけどさ。」

    “好き”という単語に私は顔を赤くする。

    「だから、いい加減気づいてよ…。」

    その言葉と共に私は後輩くんに抱き締められた。

    お昼の放送室。

    学校全体にこの告白が放送されていると気づく3秒前の出来事。

    きゅん

    5

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  21. 「もう、また音が違う!」
    「すいません…。」

    今、私は片想い中である先輩に歌の指導をしてもらっている。
    理由は1つ。
    私が合唱部なのに、音痴だからだ。

    「君ねぇ、ピアノはプロ並みに上手いのになんで学校で一番を争うくらいの音痴なの?」
    「すいません…。」

    そう、私はかなりの音痴だ。
    だから、発表会やコンクールではいつもピアノを弾いている。

    「別に、僕は謝ってほしい訳じゃないの。
    っていうか、なんで君は合唱部に入ったのさ。」

    音痴なのに、と最後に呟きながら先輩は私に聞く。

    「そんなの、先輩の歌声に惚れたからに決まってるじゃないですか!」

    私は笑顔でそう答える。
    すると、先輩が無言で近づいてくる。

    「そんな可愛い顔で言われたら、期待しちゃうよ?」

    そんな声と共に先輩は私の顎をくいっと持ち上げられる。

    「期待してもいいんじゃないですか。」

    その瞬間、唇が重なった。

    きゅん

    20

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