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  1. 34件ヒットしました

  2. 「もっと仲良くなってからが良かったかな
    ごめんね」

    勇気を出して告白したのに、ホワイトデーであるこの日に私は失恋した。
    お互い良い感じだったのに、私の何がいけなかったんだろう…。

    もう″好き″じゃない。
    いさぎよく諦められたら、どんなに心が楽になるのかな?

    もしかしてこれは夢…?!

    でも一つだけはっきり言えるよ!


    私は、君を好きになれて幸せでした。
    ありがとう。

    本当に大好きでした。

    きゅん

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  3. 放課後になるといつも思う。
    好きな人が帰っちゃう。さっき会ったばかりなのに、好きな人の背中を追いかける度、涙が出そうになっちゃうんだ…。

    泣きたいくらい好きになるってこのことなんだって、改めて気づかされたよ。
    好きな人を後ろからギュッってしたい。
    好きな人と手を繋ぎたい。

    でも、後少しで手が届きそうなのに、越えられない壁がある。

    恋って正解がないから難しい。


    「なんで泣いてんの?」

    そんなことを考えていたら、優しく包む声がした。

    「工…帰ったんじゃないの?」

    「忘れ物!
    それより、なんかあった?」


    工のことで泣いてたなんて絶対言えない。
    今話してるこの瞬間が嬉しくて、涙がまた溢れそうになる。


    「今嬉しくて泣いてる
    さっきは寂しかったのに、何でだろうね…」

    「無理すんなよ!」

    優しく言った工は、私の頭をぽんぽんした。

    ずるいよ、工。
    どんどんあなたを好きになる。

    きゅん

    2

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  4. 今すぐにでも会いたい。
    君を目で追いかける度、胸がドキドキするんだ。
    好きな人いないって言ったけど、本当は少しずつ惹かれ始めてる。

    話すとき素っ気なくてごめんな。
    目見て上手く話せないから。話すとまたドキドキするから。

    もっと早く君に出会えてたら、人生変わったのかな…。


    好きだよなんて、こんな恥ずかしいこと言えるかよー。
    照れるんだよ、バカ。


    「あのさ、けんとって私と話す時いつもどこ見てるの?」

    「えっ、なんで?」

    「なんか、目合わせてくれないから嫌われたのかと思った」

    「それは絶対ないよ!」

    「それなら良かった!!」

    唐突の質問だった。
    そんな風に思われてたなんて・・・
    俺、バカじゃん。そろそろ素直になれよ。


    「あのさ、こんなこというのすっげー恥ずかしいけど、好きだよ?」

    「えっ!?」

    頬を赤らめた彼女は、照れくさそうに笑った。
    俺は彼女を優しく抱き締める。

    きゅん

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  5. あの頃はまだお互い幼くて、好きっていう感情はあまりなかった。
    だんだん年を重ねて、会う機会も話す機会もなくなったよね。
    またいつか偶然が訪れたら、私はきっと君に恋をする。

    だって君は、努力家で優しくて、とても魅力的だから。


    これって運命・・・!?
    同窓会で会ったきりなのに、同じバイト先で働くことになった。
    連絡先もちゃっかりゲットして、幸先良いかも。

    でも、1年振りに会ったし、さすがに好きな人くらいいるよね?
    どんな子がタイプなんだろう?やっぱり可愛い子とかかな?

    「かけるは、好きな人っているの…?」

    「なんで?」

    「結構皆気になる質問だけど、、、」

    「いや、いないよ!」

    「そうなんだ…」

    本当は私にも聞いて欲しかった。
    ″そういう亜衣は好きな人いないの?″って…


    まだ私の恋は始まったばかり。
    いつかかけるが振り向いてくれるまで、私頑張るからね。

    好きだよ。

    きゅん

    4

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  6. また君に出会えるよね…?
    前世でも、来世でもまた君に会って恋がしたい。

    ガラス工芸家を目指してる悠輔は、いつも一生懸命で、自分の夢を叶えようとしていたよね。

    残された時間の中で、私は恋がしたくて偶然出会った悠輔に、突拍子もないことを言っちゃったけど、本当はね・・・

    運命の相手はこの人だ!って、ビビビッと来たんだよ。

    それからどんどん悠輔のことが好きになった。

    好きになっちゃいけないのに、、、
    そんなこと自分でも分かってた。

    でも、今諦めたら二度とこのチャンスは訪れない。一生後悔するってそう思った。

    病気のことを隠すのは正直辛いよ。
    いつか悠輔に話して、自分の気持ちを伝えたい。

    悠輔が好きだって伝えたい。

    私の気持ち本当は気づいているのかな?
    もしかして気づかない振りをしてる?


    1ヶ月は本当に短くてあっという間だったけど、幸せな時間をありがとう。


    また会おうね。

    きゅん

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  7. 人を好きになっちゃいけない。
    私は人を好きになる資格あるのかな?

    病気が分かってからは、人との関わりを遠ざけるように過ごしてきた。

    でもあの日、私を助けてくれたあなたに出会って、一目惚れして、もう一度会えたら声をかけようと思ったの。

    再会できた時、これは神様からの贈り物。
    最後に恋愛してみたい私の願いが叶ったんだって、そう思った。

    「100万円渡すので、1ヶ月だけ私の恋人になってください!」

    普通だったら断るはずなのに、あなたは受け入れてくれたよね…。
    1ヶ月だけ。たったの1ヶ月。

    短かったけど、あなたと過ごした日々はとても幸せだったよ。

    もっと欲を言えば、悠輔とずっと一緒にいたい。

    こんなわがままばかり言っていたら、悠輔は私のこと嫌になるのかな?


    最後の私の願い。
    悠輔、幸せになって。
    私は悠輔と出会えて、とても幸せでした。

    ありがとう。

    きゅん

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  8. 私の声、ちゃんと君に届いていますか?


    いつまであなたの傍に居れるか分からない。
    もし願いが1つだけ叶うなら、あなたの隣にいたい。

    本当は…
    ずっと病気を隠したまま一緒に過ごすのは辛いよ。
    いつ発作が起こるか分からないし、せめてあなたの前では、綺麗な女性でいたい。

    自分に自信がなくて、いつも恋することを諦めていた。


    病気が分かってからは泣きたい毎日だったけど、今しかできないことをしなきゃ!前向いたらきっと良いことがある!

    そう思うようにしていた。

    だからなのかな?
    自分が大切に想える人にようやく出会えたの。

    悠輔、私はあなたに出会ってから、毎日笑って楽しい日々を過ごせたよ。


    例え仮の恋人だとしても、私はとっても幸せでした。
    いつか本当の恋人になりたいって、そう思ったよ。




    ありがとう。悠輔が大好きです。

    きゅん

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  9. 貴方の前では素敵な女性でいたくて、眼鏡を外しおしゃれした。
    フィンランドでエスコートしてくれた時、まるで白馬の王子みたいだったよね。

    優しくされる度に、どんどん貴方のことを好きになってしまう。
    近づく度に、叶わない恋だと分かっていても、傍にいたいって思ってしまう。

    1ヶ月限定の恋人。それが過ぎたら、初めて出会った日にまた戻ってしまうのかな…

    "奇跡"が起こるなら、もっと早く貴方に会いたかった。でも再会できただけでも、"奇跡"なんだよね。

    貴方は私のことをどう思ってるんだろう?

    "俺達恋人なんでしょ?"

    嘘でもいい。貴方が私を例え好きじゃなくても、一緒にいれるならそれでいい。

    貴方と一緒に過ごした1ヶ月・・・
    私、本当に幸せだった。

    病気が分かって、心が辛くて、ずっと泣いていた。
    でも残された時間笑顔で過ごしたくて、貴方にわがままも言っちゃったよね。

    だって大好きだから。

    きゅん

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  10. 私はずっと夢見てた。
    いつか大切に想える人が出来て、一緒に人生を歩んでいく。
    笑い合って、"幸せ"この人と出会えて良かった!
    そう思えることが"奇跡"だと思っていた。

    ようやく心から"貴方の傍にいたい"って思える人が現れたのに、私はもうじきお別れをしないといけない。

    「100万円出します!1ヶ月だけ私の恋人になってください!」

    自分でもビックリする事を言っちゃったけど、戸惑いながらも受け入れてくれたよね。
    あの日再会出来たのは、神様からの贈り物だったのかな…?


    「俺達恋人なんでしょ?」

    嘘でもいい。いつか本当の恋人同士になりたいって、そう思ったよ。


    私は誰が何と言おうとも、"貴方のことが好き"
    ずっと貴方の声を傍で聞きたい。

    最後は素直になって、ちゃんと自分の気持ちを伝えます。

    「貴方のことが大好きです!」

    きゅん

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  11. たくさん泣いても、どれだけ願っていても"奇跡"が起こるのは限りなくゼロに近い。
    残された時間の中で私は、悠輔といっぱい思い出作って、1日1日を過ごしたいなぁ。

    「もうすぐクリスマスだね!悠輔は何かするの?」

    手がかじかむ12月。息を吐けば、白い息が宙に舞う。

    「俺は特にないなぁ…」

    「クラッカー鳴らしたりとかしないの?」

    悠輔は笑いながら、私の方を向いた。

    「さすがにそれは………
    そういう美雪はどうなんだよ?」

    「私も今年は予定入ってない」

    また今年も一人ぼっち。悠輔に100万円渡して恋人なってもらったけど、さすがにクリスマスは一緒に過ごしてくれないよね。

    「俺達恋人なんでしょ?
    せっかくのクリスマスだし、ツリーに飾り付けしよう」

    「え!?いいの?」

    「聞くまでもないじゃん、だって俺達は恋人なんだから」


    そう言った悠輔は、下を俯きながらも頬を赤く染めていた。

    きゅん

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  12. 美雪に出会えて本当に良かった。
    ひょんなことから、"100万円渡す代わりに1ヶ月恋人になってください!" と言われた時、こいつバカなんじゃないかって、そう思った。

    でも美雪と一緒に過ごして、次第に自分の気持ちに気付いたんだ…。

    「美雪…」

    「えっ!?」

    「美雪とここで話すのも幸せだなーって」

    「私も幸せだよ!」

    でも私には残された時間が少ない。
    ようやく二人の距離が縮まってきたのに、やがて別れが訪れる。

    悠輔の笑った顔を見る度に、元気づけられるし、その反面悲しくなる。

    私は後どのくらい、悠輔の笑顔を見れるのかな?


    「赤いオーロラを見ると幸運が訪れるんだって」

    「じゃあ、俺は美雪とずっと一緒にいたい」

    「私も悠輔と同じ気持ちだよ。」


    もし願いが叶うのなら、私はこれ以上わがままは言いません。
    悠輔と少しでも長く一緒にいたいです。
    他愛のない会話をして、笑い合いたい。

    きゅん

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  13. また今年も寒い冬がやって来た。私には残された時間がないのに、叶うなら大好きな人の傍にずっといたい。

    揺れ動く自分の気持ち。
    最初は単純に恋がしたかった・・・。
    でも、どうしてこんなに好きな気持ちが押さえられないの?
    これ以上好きになったら私、絶対笑顔でお別れできない。
    きっとまたすぐに泣いちゃうよ…


    「大丈夫だよ!
    辛い時は俺がすぐに駆けつけてやるから」


    そう言った悠輔の横顔を、ダイヤモンドスノーのようにキラキラ輝く。
    奇跡が起きて、また一緒にオーロラが見たいな。


    「ありがとう」

    私はただその一言しか言えなかったけど、下を俯いた悠輔も泣きそうな顔をしていた。

    少しでも長く悠輔と一緒に居られるなら、悠輔の隣で一緒に笑っていたい。


    雪の華のように、ずっと大好きな人のことを見守ってる。
    悠輔が幸せなら私も幸せだよ。

    きゅん

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  14. 好きだけど、好きな気持ちをいつも俺は隠してる。
    いつかこの気持ち届くのかな・・・

    俺に勇気があったらって、何度も思った。

    誰もいない教室で、俺は一人作詞していた。
    オレンジ色の光が窓からさし込む。

    もうこんな時間か…

    彼女を想う気持ちを、いつか大好きな歌で伝えたい。

    「好きになった瞬間から、もう止められない
    高鳴る鼓動、君の笑顔が目に映る」

    サビを歌っている時、誰かに声を掛けられた。

    「素敵な歌だね!」

    教室の入り口を見ると、そこには好きな人が立っていた。

    もしかして聞かれてた?
    俺の頬が次第に熱をもち、赤くなっていることに気づく。

    「ありがとう
    あ、あのさ…」

    「うん、何?」

    「この歌が完成したら聴いてくれますか?」

    「私でいいの?」

    「はい!お願いします」

    少し話せただけでも大きな成長。
    俺、頑張って君にこの歌を届けるよ。


    だって、大好きだから。

    きゅん

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  15. まさか先生を好きになるとは思っても見なかった。
    理想と現実、叶わない恋が今ここにある。

    お昼休みになって友達と、職員室に行くのが毎日の日課。
    職員室のドア越しから、先生の姿が見えるだけで十分。

    「こっち見たよ!こっち来るよ!」

    友達の声を聞いて、ふと我に返る。
    いつも気づかれないようにしてるけど、気づかれた時はラッキー。

    「おい、どうした?」

    「い、いや
    友達と話してただけですよ」

    「職員室の前でわざわざ?」

    「はい」

    絶対に好きだからとは言えない。
    いつも職員室の前にいる私達を見て、どう思ってるんだろう。

    一言喋っただけでも胸がドキドキする。
    笑顔を見るだけで、自分も幸せな気分になる。
    授業を教えてる優しい先生が好き。
    先生の科目だけは頑張って勉強するよ!

    時には怒ることもあるけど、それも魅力的。


    "後から職員室に来い!"

    それは私の憧れです。

    きゅん

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  16. 悠真の黒のタキシード姿は、いつも以上に大人っぽくて、何だか別人みたいにきまっていた。


    「美莉亜、綺麗だよ」


    私のドレス姿を一通り見た悠真が、照れくさそうに私の顔を見て、そう呟いた。


    「ありがとう!
    悠真だってカッコいいじゃん!」


    悠真はくしゃっと目を細め、微笑むと…


    「美莉亜、これ受け取ってくれますか?」


    手の甲にキスをする白馬の王子様と同じポーズをした悠真が、赤いバラの花一本を手渡してきた。


    どこに仕込んでいたんだろう。


    「私なんかでよければ」


    私が照れ隠しをしながらバラの花を受け取ると、悠真は私の手の甲にキスをした。

    「俺は、好きだよ
    今でもずっと………」


    ボソッとギリギリ聞こえるくらいの声で呟いた悠真は、私をエスコートするように、私の手をとる。


    p.436

    きゅん

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  17. 「俺、何も思い出せないんだ…
    記憶を無くしたあの日から君のことを。
    でも俺、君の温もりだけは覚えてる」

    そう言った私の好きな人が、後ろから優しく抱き締めてきた。
    彼には後ろめたい過去があった。
    だからその過去を忘れる為に、記憶を閉ざしてるらしい。
    だから突然発作みたいに苦しむ時があるの。

    彼が私のことを、例え忘れていたとしても、私は彼のことが好き。

    「無理して思い出さなくていいよ。
    今は私との時間を大切しよ?」

    抱き締めていた彼が体を離す。
    私と彼は、頬を真っ赤に染めた。
    急に照れくさくなった私が下を俯いていると・・・

    「こっち向いて?」

    そう言われた私は、しぶしぶ彼を見た。

    「あのさ、俺
    君の事が好きなんだ
    記憶を思い出せなくても、君と一緒にいたい
    俺じゃダメかな?」

    「こちらこそお願いします♪
    私も大好きだよ♡♡」

    きゅん

    12

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  18. 「美莉亜、何してんの?俺と一緒に帰ろ?」

    「別に何も…
    今日は一人になりたいから、先に帰ってて?」

    「えぇー!何で?俺のこと嫌いになっちゃった?」


    悠真は子供のように拗ねた口調でそう言う。
    嫌いになったとか、私はまだ悠真と付き合ってさえいないのに・・・

    悠真のことは大好きだよ?でも、お姉ちゃんと約束しちゃったから。
    クリスマスの日に姉妹で彼氏交換するって。

    「そうじゃないけど…私にだって一人になりたい時があるの」

    「行こ?」

    私の手をグイッと掴んだ悠真が、そのまま私の手を引いてどこかに連れて行った。
    着いた場所はパンケーキ屋さん。

    「今から甘いことする?美莉亜にあーんして、食べさせてあげるよ!」

    そう言った悠真が私にあーんをした。
    私の頬は一気に紅潮するばかり…
    やっぱり私は悠真が好き♡

    【好きとスキが重なった日】

    きゅん

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  19. 「そんな顔しないで…せっかくのクリスマスなのに、どうしてそんな悲しい顔をするの?」

    私には付き合って二年半になる先輩がいる。
    今日はクリスマスデートだと言うのに、いつもより様子がおかしい。

    公園に着くと、綺麗なイルミネーションが辺り一面を光に包んでいた。

    「今年で、ゆきと一緒に見れるの最後だと思う。」


    「どうして?私のこと嫌いになっちゃったの?」

    「ゆきを嫌いになれるわけないだろっ」

    泣きながらそう言った先輩は、優しく私の体を包み込んでキスをした。


    「じゃあ、何で?」

    「ここのイルミネーション、今年で最後らしいから、何だか寂しくてさ。」

    「もうっ、先輩ったら」

    そんな先輩は陽気な笑みを浮かべて、私に問い掛ける。


    「ずっとゆきと一緒にいたい
    もう少し大人になったら、俺と結婚してくれますか?」

    「はい//」

    きゅん

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  20. 私が宙に舞う白い息を見ながら、カップルが行き交う公園の大きなツリーの真ん前で、かじかんだ手をこすりあわせた。

    はぁーと、ため息ばかりが込み上げる。

    そんな時、後ろから見覚えのある声が聞こえる。

    「俺もまたぼっちなのかな…」

    「く、久隆くん?」

    「あ………篠崎さん」

    久隆くんは、私の同級生で同じクラス。
    クラスでは唯一のイケメンなのに、彼女がいないと噂。

    驚いた顔をした彼は、頬を真っ赤に染めた。

    「久隆くんもクリスマス一人なの?彼女いないって、噂だけど」

    彼はため息をついて、白い息が宙を舞う。

    「俺は、篠崎さんがずっと好きだったから
    だから彼女を作らなかった。
    俺が君のサンタクロースじゃ、ダメかな?」

    彼はそうぼやくと、後ろから優しく抱き締めてきた。

    「私もずっと好きだったよ…
    じゃあ私は久隆くんのトナカイだね」

    きゅん

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  21. 「美莉亜?美莉亜~」

    ほら、また寝てる。声をかけても反応なし。
    それにしても美莉亜の寝顔、本当に可愛いな。

    俺は美莉亜の隣の席に座って、机に突っ伏し、美莉亜の寝顔を横から見た。
    あまりにも音沙汰がないから、ポケットから携帯を取りだし、美莉亜の寝顔を思わず撮る。

    カメラのシャッター音に気付いた美莉亜の頬が真っ赤に染まる。


    「悠真?何してるの?」

    "ん~"と寝起きの声を出した美莉亜が俺に問い掛けた。


    「それは美莉亜が可愛いからだよ?」


    本当は好きな時に、美莉亜の寝顔をずっと見ていたい。


    でも・・・
    俺には恋をする資格なんてない。
    俺は大切な人を沢山傷付けた。

    だからもう、後悔なんてしたくないんだ・・・。

    だって、大好きだから。美莉亜の事が…
    もうすぐ告白するから待ってて?

    【好きとスキが重なった日】

    きゅん

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